第58回西日本ロードクラシック
大会名
第58回西日本ロードクラシック
開催日
2024年4月28日(日)
結果
【JPT】 島崎 将男 23位
阿見寺 俊哉 38位
内田 宇海 DNF
佐藤 愛祈 DNF
竹田 天飛 DNF
長島 慧明 DNF
【JFT】 小林 あか里 DNF
【E2・E3】山田 駿太郎 DNF
使用機材等
フレーム :cannondale System Six
タイヤ・チューブ :Vittoria Corsa Pro, Corsa Graphene2.0
ホイール :SCOM Aero lite 67
BB :WISHBONEセラミックBB
ハンドル・ステム :FSA SL-K
サイクルメーター :WAHOO BOLT,ROAM
ペダル :WAHOO SPEEDPLAY ZERO 、AERO
サドル :Prologo SCRATCH M5
サイクリングウェア :ekoi
サングラス :OGK kabuto 122、122PH
ヘルメット :OGK kabuto AERO-2 ,IZANAGI
バーテープ・ボトルゲージ:OGK kabuto BT-1
グローブ :OGK kabuto PRG-8
ケミカル :和光ケミカル
磁気ネックレス :ANGEL eモデル01ネックレス
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
島崎 将男レポート
自己評価 : 60点
今日は日本に来て以来の最長レース。140km。暑い中のレースで、予報では29℃。補給ゾーンには氷を用意して頂き、スタート前にも氷を受け取って、体温を下げることを意識した。
今日はローリングは無くよーいどんで一斉にスタート。試走から帰ってきたらみんな並んでいたので僕はほぼ最後尾からのスタートになってしまった。やはりくねくねゾーンでの苦手意識があり、そこで抜かされてしまうことが多々あり、位置を下げてしまった。このコースだと後ろにいるとかなりキツくて、コーナーが多いので集団が1列棒状になって通過するのでくねくねが終わった後の道幅が広くなるところではただでさえ先頭との距離が遠くて辛いのに、アタックが掛かったりするとたそれに拍車がかかる。
140kmという距離なこともあって、昨日のようなハイペースになる事はなかったが、普通に序盤はキツく、前に上がれず何もできずにいた。なんとか前に上がろうとちまちま安全なところで上がっていくが、すぐに抜かし返されてしまって、そこでさらに抜かし返すのも脚を使うので前に上がるのを渋ってしまう自分もいた。技術で前にいることができる様になりたいと思った。
序盤から5人程の逃げ集団ができてしまい、その中にはチームメイトの佐藤選手もいた。
中盤になるとヴィクトワールや群馬グリフィンの金子さんらが集団を牽引し始めた。金子さんの引きが結構強くて、僕は結構きつかった。タイム差は徐々に縮まっていくか、そのままだったので先頭5人はかなり踏んでいた。
終盤になるとペースが緩み楽になった。少し余裕ができたのでくねくねゾーンのコーナリングも徐々に慣れてきて、そこで大きく位置を落とす事は無くなっていた。残り2周になり、集団の雰囲気がピリつく。僕の脚は結構きていて、常に攣っていた。その周のゴール前の登りでアタックがかかり、なんとか堪えたが、その時には集団最後尾で危うく千切れるところだった。そして最終周。また最後の登りでアタックがかかり、そこで千切れてしまった。
23位でレースを終えた。
今回は順位としてはまずまずだったが、その中身は何もできずただ集団に身を任せて終わってしまったため、逃げに乗れるような位置取りと技術、フィジカルを身につけていきたい。
阿見寺 俊哉レポート
自己評価 : 25点
晴れで気温は30度とこの時期としては暑い中でのレースとなった。day2は20周140kmのレースであり、暑さへの対策も必要なレースであった。
最初の5周で逃げが発生すると予想していた。
レースが始まり2周目にBSが集団先頭付近に上がっており、私はそこで脚を使ってでも上がらなくてはならない場面だったにも関わらず、上がることができなかった。逃げが発生し愛祈選手が乗ることができていたが、私も次のブリッジに乗らなければならなかった。
愛祈選手がパンクしてしまい、そこからはチームとしても個人としても後手に回る展開となってしまった。
残り6周程から私のリアタイヤもスローパンクが始まってしまい、ギリギリ走っていたものの実力も足らずに残り2周の最後の登りでドロップしてしまった。
今回は後手にしか回れず不甲斐ないレースとなってしまい、自分自身の甘さを痛感するレースとなった。また無理に上がろうとしてキツいラインを走ってしまっている場面も多くあったため、コーナーリング等の練習もしなければならない。
暑い中3日間サポートしていただいた佐藤GM、平川マッサー、多大なるご支援をして頂いている渡辺先生、スポンサー様、サプライヤー様、これから練習内容も変えていき良いリザルトを残せるよう努力していきます。
内田 宇海レポート
自己評価:30点
天気は晴れ とても暑い
今日はレース距離も長いので昨日よりはペースは遅いと思われる。
チームプレイが必要になるレースだと予想。
逃げには最低1人のせ、後手を踏まないように立ち回る為にサポートをしようと目標を立てた。
愛祈選手と阿見寺選手、島崎選手を乗せられるようミーティングをした。
結果的に愛祈選手が逃げに乗り最悪の状況は避けられたがブリッジの動きに誰も乗せることが出来ず反省。
逃げに乗せれていないヴィクトワールが集団を牽引していて、しばらくたつと愛祈選手が画鋲を踏んでしまい逃げから遅れてしまう。
前との差が25秒程なので牽引に加わり
阿見寺選手のジャンプの可能性を高める為牽引に加わる。
だが前で脚を使い登りで遅れてしまうも力はまだ残していたので諦めずに集団復帰を目指して走った。
ちょうど集団のペースが落ち着き無事復帰する事ができた。
だが完走出来る程の余裕はなく残ったメンバーに少しアドバイスをして氷を渡すなどして集団にくらいつく。
しかし足の限界がきて90km地点で踏めなくなってしまいレースを降りた。
先週より走れるようにはなっているので確実に戻していきたい。
佐藤GM、平川マッサー、渡辺監督、
小林さん、サポートありがとうございました。
佐藤 愛祈レポート
自己評価 : 55点
昨日とは代わり、30℃近くの中のレースになった。暑さ対策や補給が大事になると考えた。
目標 逃げに乗る
今日こそは逃げに乗る。と後のことは考えずにレースに臨んだ。どこで位置を上げればいいかは昨日わかったため、2周目に入る時には前に位置できた。
マトリックスとbsが前に上がるのを確認し、アタックがかかると思った。案の定、アタックがかかり反応できる位置にいたため、逃げに乗ることができた。集団と差をつけるため、ローテーションを回す。先頭交代したあと集団に着くタイミングがきつく、コーナーやくだりのテクニックが足りずきつい時間が続いた。ブリッチもあり、ほぼ全部のコンチチームが乗ったこともあり、逃げとの差が広がった。
集団の中では、無駄足を使わず最後まで残るために前を引きつつ、足を使わないように走った。
4周目に入るタイミングでくだり中にホイールに違和感があると感じた。パンクしてしまった。
サポートカーが集団の後ろだったこともあり、集団からも遅れてしまった。カーペーサーもコース的要因もあり、下りと直線のみしか引いてもらうことができなかった。追いついた集団も千切れた集団だったため、ローテーションも回らず、自分も気持ちが切れてしまい終わってしまった。
反省. 初めてしっかり逃げに乗れたことは良かったと思う。結果的にその逃げが勝ち逃げとなったため、判断は間違っていなかったと思う。
逃げの中でもコーナーやくだりが他選手と比べ、下手だと感じたため、テクニックがないと思った。
パンクは運的要素もあると思うが、自分の日頃の行いが悪い運を引き寄せると思う。チームからのサポートをしていただいてることや応援していただいてる人たちへの感謝を忘れずに走らなければならないと改めて感じた。
2日間、暑い中サポートしていただいた佐藤gm、小林さん、平川さんありがとうございました。そして、日々サポートしていただいてる渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、目標と良いリザルトを達成できず申し訳ないです。次のjptおんたけ後は全日本選手権と間が空くため、足らない部分を補い、良い報告と成長を見せれる様に精進します。
竹田 天飛レポート
自己評価 : 30点
2日目は140kmの長丁場のレース。
目標は序盤に起こるアタック合戦でできる逃げに乗り、前待ちか上位に食い込むプランで臨んだ。
前日とは変わってマスドスタートということもあり、
集団のペースはまずまず早かった。前日よりも前に上がれたこともあり、アタック合戦に参加できそうな位置まで来れた。しかし、カーブが連続する区間で位置を落としてしまい、集団の中央に位置してしまった。
そしてアタック合戦が始まってしまい、自分は逃げに乗ることができなかった。悔やんではいられないので
まずは切り替えてチームメイトが乗った逃げを確認し、位置取りを上げた。しかし、逃げに乗っていたチームメイトがパンク。追走をかけようと内田選手と共闘して前方に出たが、自分の足が足りずドロップ。
明らかにレースで戦える足ではなかったと痛感した。
ドロップしてからは単独で集団を追走したが赤旗を振られてしまった。
反省点
序盤のアタック合戦に加わりたいならもっと前に位置取るべきだった。
内田選手がチャンスをくれたのにも関わらず、自分の練習不足で不意にしてしまった。
猛暑の二日間サポートしていただいた佐藤GM、マッサージをしていただいた平川さんそしてチームをサポートしていただいてる渡辺監督、サプライヤー様やスポンサー様には不甲斐ない結果を見せてしまった。
5月のレースまで茨城で日々トレーニングを積み、良い結果が出せるように努めてまいります。
長島 慧明レポート
自己評価 :0 点
天気は晴れで、距離は140kmでした。結果は残念ながらDNFで、レースはきつかったです。路面は乾燥していましたが、序盤のペースが速かったです。昨日よりは感じが良かったものの、レースは依然としてハードでした。
小林 あか里レポート
自己評価 : 0点
今回のフェミニンは人数は少なかったものの、メンバーはツアーリーダーなど濃いメンバーであった。
全9周のうち2周目ですぐにレースが動く。コース後半に入るところでアタックがかかる。しかし、全く反応できず先頭集団からすぐに後れを取ってしまう。全く力が入らない。2周目のフィードエリアでレースを降りた。
最後まで何があっても戦わなければいけなかった。
必ず強い自分に戻ってきます。全日本へ向けて残り2か月、自分と向き合いトレーニングを積んでいきます。
応援、サポートありがとうございました。
山田 駿太郎レポート
自己評価 : 0点
前日と同じ播磨中央公園のおよそ7kmのコースを8周する56kmのレースで、前日とは異なり雨は降っておらずドライコンディションでコースの中で濡れているところはなかった。
目標:前日の反省を活かし、集団前方に位置どり自らアタックをかけるか、かかったアタックに反応して逃げに入ること。
レース当日は朝から快晴で6時の時点ですでに気温が高く、暑くなることが予想されたので、ジャージは半袖短パンを選択した。
スタートはペダルキャッチミスで少し加速が遅れたものの、致命的な遅れではなくすぐに復帰して集団の前1/4くらいの位置に入ってレースが始まった。アクチュアルスタートまでに少し位置を上げたが、なかなか前方10人くらいに割り込むことはできず、それ以上上がるのはテクニカルセクションを抜けてから出ないと厳しそうだった。
下り区間でブレーキをかけた瞬間にフロントブレーキ付近から異音がした。ブレーキをかけるたびに異音がしていたのでヤバいと判断し、2周目でレースをリタイアした。
レースを降りた後に確認したところ、ブレーキワイヤーがブレーキをかけた際に内側に入り、ホイールに干渉して音を上げていた。レースを降りるほどのトラブルではなかったので、レース内で気づけなかったことが悔やまれた。
反省 スタート前のチェック不足とレース中の分析の甘さで、防げたはずのリタイアをすることになった。機材に関しての知識の強化と、冷静な状況分析をできる力をつけていく必要があると感じた。
前日の反省を活かして勝負に積極的に参加していくはずが、自分の些細なミスの積み重ねで、たった2周でレースを降りることになってしまいました。サポートしていただいた皆様には不甲斐ない結果をお見せしてしまいました。2度と同じことが原因でトラブルを引き起こすことがないよう、次回以降にこの教訓をつなげて行きます。