弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第21回JBCF石川ロードレース

大会名   

第21回JBCF石川ロードレース

開催日  

2023年7月16日(日)

結果  

     【JFT】 小林 あか里   優勝

      【JYT】 野嵜然新      4位

      【JPT】 内田 宇海     6位

           五十嵐 洸太  DNF

           岩田 聖矢   DNF

           青島 冬弥   DNF

           細川 健太   DNF

           藤本 元貴        DNF

使用機材等   

フレーム               :FELT AR FRD DISC ,FR FRD ,FR Advanced DISC

ホイール                      :VISION METRON40SL DISC , METRON55SL DISC

            RIM BRAKEチューブラー

タイヤ・チューブ      :Vittoria Corsa Pro, Corsa Graphene2.0

BB         :WISHBONEセラミックBB

ハンドル・ステム    :FSA SL-K

サイクルメーター    :WAHOO BOLT,ROAM

ペダル          :WAHOO SPEEDPLAY ZERO .AERO

サドル        :sellesanmarco SHORTFIT 2.0 Carbon FX

サイクリングウェア   :ekoi

サングラス      :ekoi

ヘルメット            :OGK kabuto AERO-2 ,IZANAGI

シューズ        :GAERNE カーボンG-STL,G-Sprint

ケミカル               :和光ケミカル

サプリメント      :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

小林 あか里レポート

自己評価 : 80点

今回のレースは、シーズン後半戦の初戦として臨んだレースだった。

1週間前にマウンテンバイク全日本が終わり、そこからは体と心をリフレッシュさせることに集中して、この1週間を過ごした。

そのため、このレースは新鮮な気持ちで走ることができた。

レースは全5周回、68kmで行われた。気温は35℃を超え、体感的に40℃近くあった。アップは体をオーバーヒートさせないようにし、スタート前から掛水等を行い準備した。

スタートはマスドスタート。そこから1,2周は一定のペースでレースが進んでいく。暑さもあり、大きな動きはなかった。3周目に入り、前半の登りで仕掛けると、集団は割れ3人の逃げとなった。そこから独走状態に持ち込みたかったが、脚がつっていたこともあり、3人の集団で走った。

4周目に入り、暑さも厳しく、体力的にもかなり苦しくなった。3人のペースも上がらなくなってきたことから、もう一度アタックをした。アタックの瞬間足が攣ってしまったが、ペースを刻みたかったため、我慢して踏み続けた。そして、4周完了時には1分30秒近いタイムギャップを得ることができた。

そこからは、ペースで踏むことを意識して走っていく。しかし、ラスト8㎞地点で、暑さのあまり自転車にも不具合が出てしまった。幸い自力で直すことができ、すぐにレースに復帰できた。それにより、後続とのタイムが縮まったが、結果として1分以上の差をもって優勝することができた。

今回のレースでは、暑い中でも体が慣れてくるとある程度走れることと、ロードレースでの初めてのアクシデントにも落ち着いて対応できたことは良かった点だと思う。

今後の試合でもこの経験を活かしていけるようにしたい。

応援、サポートありがとうございました。 

野嵜 然新レポート

自己評価 : 55点 

全日本がMTB終わって1週間。グチャグチャな気持ちのまま迎えてしまった石川ロード。

ここ最近のレースは自分自身にがっかりすることばかりで正直、最後まで走り切れるのか不安な気持ちだった。

レース当日は気温が高く、熱中症や足攣りなどに注意しなきゃいけないと思い、水分をとにかく取ることを心がけようと思いスタートした。アクチュアルスタートが切られたらまずは一回先頭に出る。そこからは修善寺の時のJBCFみたいにはならないよう、ローテを回して行くことを心がけ、落ち着いて進めて行こうとするが、身体と脚が凄く重い。決してハイペースで進んでいるわけではないのに凄く苦しい。とりあえず我慢しよう。と自分に言い聞かせ2周完了時の補給の掛け水でしっかり身体を冷やして3周目に入ったら少しづつ身体が動いてきた。これなら行けると思い、少しづつ登りでペースを上げて行く。

しかし、少し右足に力が入り過ぎてしまっていて、かなり疲労を感じていた。このままだと足が攣るなと思い一回落ち着いて走る事にした。そしたら周回賞のアタックと同時に平山選手に逃げられてしまい、1人単独で追走に入って行ったが自分は後ろに居たことと、脚の不安でここで動く事が出来なかった。

これは大きな反省点だったと思う。

2人逃げが出来たら集団も追う動きは見せていたが、どの選手も脚がないのかペースが上がらずに差が開いて行ってしまう。最終周回に入る時に差は40秒弱。逃げ切りにさせてしまう可能性が高くなってしまう。残り8キロ地点でバイクの方から45秒と告げられ、非常にまずい状況になってしまった。

だが、ここから集団のペースが上がったのか、前がスローダウンしたのか分からないが残り4キロ地点で逃げの2人の背中が見え、差はおそらく30秒ほど、もう行くしかないと思い集団を飛び出す。自分の後ろに2人いて回しながらでもあったが、なるべくマイペースに登ろうと思い、追いつくまで引き続けた。残り3キロで逃げに追いつき少し牽制したのもあって先頭は6人になる。残り500mでオープンの選手が1人飛び出す。これを追う選手はいなかったので、自分が1番最初に追った。3番手で最終コーナーに入ってスプリントしたが、もう脚が攣ってしまっていて、もがき切れず4番手でゴールした。

決して良いレースが出来たとは言えないが、今日出来る走りは出来たと思う。しかし、脚を攣る癖があるとこや、逃げに乗れないところは反省しなきゃ行けない。全日本ロードから自分にとって最も苦しい1ヶ月弱だったがこの思いや経験は後半戦やその先に繋がってくると思う。

今回も万全の体制でサポートしてくださった佐藤GM、チームの方々、スポンサー様本当にありがとうございました。

倒れ込む野嵜然新選手

内田 宇海レポート

自己評価:70点

天気は晴れ、気温が高く熱中症になる可能性がある暑さ。

氷や掛け水を意識して走ることが重要なのでしっかり対策した。

総合top10なので先頭からスタートしてファーストアタックにチャレンジ

シマノレーシング入部選手が被せてアタックして一緒にいこうと思ったがペースが早く置いて行かれてしまった。

なので次の展開に備えて前で待機。

集団前方では五十嵐選手、岩田選手でアタックに対応していく。

上りでのアタックは極力反応して前に前に動いていった結果

4人の逃げに乗ることができた。

しばらくは25秒差で先行していたが後ろから20名ほどの集団が追いついてきてそれが勝ち逃げになった。

五十嵐選手もいたのでチームとして2枚揃えれたことはよかった。

残り50kmまでは落ち着いて進んでいたが流石に人数が多いこともありキナンレーシングがふるいにかけ始めた。

すると集団にいたキナンとシマノとBS以外の選手が次々千切れていってしまう。

五十嵐選手もこの動きに対応できず遅れてしまう。

自分とBSが単騎となり苦しい状況でアタックに対応しきれず先頭から遅れてしまう。

残り3周からシマノ中井選手と2名になり前を追い続けた。

前でのアタック合戦で脱落してきた選手を拾いながら前を目指して走った。

最終的に4位の位置まで上がってくることができた。

だがシマノ風間選手、中井選手と一緒にいた為2対1になり交互にアタックをされて2名に行かれてしまった。

ペースでずっと引いてきた為脚もあまり残っておらず対応できなかった。

結果は6位

序盤の展開は悪くなかったが後半のアタック合戦で後手に回ってしまうとどうしようもないので遅れを取らないようアタックに対する練習をしていきたい。

来週からはフランスでレースを走る機会をいただいたのでしっかりと経験を積んで帰ってきたい。

暑い中サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、野嵜然新選手の親御さんありがとうございました。

メカニック五十嵐選手

五十嵐 洸太レポート

自己評価 :60 点 

石川ロードレースは13.6kmのコースを9周する122kmで行われた。

気温は35度を超え、危険な暑さであった。暑さには苦手意識があり、レース前から掛水や氷を使用し、体を冷やすようにした。

スタートからアタック合戦となり、有力選手の動きに注意しながら展開していく。

2周目に入り、内田選手を含む4名が先行する。4名の逃げで決まるかと思われたが、登り区間で有力選手がブリッジをかけ、抜け出していった。更に追走の動きがあり、反応していく。先頭に追いつき、22名の逃げ集団が形成された。

逃げには多くのチームと有力選手が乗っており、この集団での勝負になると感じた。比較的落ち着いたペースで周回を重ねていく。しかし暑さで力が入らず、余裕がなくなっていった。

残り4周からキナンレーシングがペースを上げ始め、アタックがかかる。数回のアタックには耐えたものの、長い登りでちぎられてしまった。

前を追うも余力は残っておらず、後方の集団に追いつかれてしまった。登り区間でペースが上がり、この集団からも遅れる。

遅れた4名で完走を目指すが、残り1周手前でタイムアウトとなった。

先頭集団に乗れたのは良かったが、実力不足で遅れてしまった。脚は攣りかけており、出し切っての結果であったと思う。

後半戦では最終局面にも残れるように練習を積んでいきたい。また暑さにも慣れていく必要がある。

最後になりますが、多大なるサポートを頂き、スポンサー様、サプライヤー様、チーム関係者の皆様、ありがとうございました。

岩田 聖矢レポート

自己評価 : 30点 

石川ロードレース、13.6km×9周回の122kmで争われた。

気温が非常に高く、自分が今年経験した中では1番高い気温であった。

暑さ対策で氷や掛水などをして、スタートした。

レースがスタートすると、アタック合戦が始まり、ハイペースでレースが進む。

あまりコンディションも良くないと感じていたので、流れの中で上手く逃げに乗ることを考えた。

1周目は集団前方はキープ出来ており、前の動きも見えていた。2周目に入ってもアタック合戦は続き、内田選手を含む4名の逃げが先行する。

そこに何名か追走ができて、1度ブリッジしようとするが、思った以上に踏めず、届かなかった。

そのまま2周目の登りに入る、1度ブリッジでレッドゾーン近くに入ってしまい、なかなか戻ってこず。前の集団は追走に追走を重ねて、20名を超える集団となった。

自分は第2集団で耐えることしか出来ず、80km地点辺りで離れてしまい、レースを降りた。

コンディションが良くないとは言え、最低限完走し、これからのコンディションを上げて行く中で、いいポイントに出来ればと思っていたが、甘くはなかった。

来週からフランス遠征へ行かせていただく予定なので、慣れない土地ですが、しっかり取り組めるように集中していきます。

いつもサポートしてくださっている、サプライヤー様、スポンサー様、チーム関係者の皆様、ありがとうございます。

青島 冬弥レポート

自己評価 : 50点 

気温もかなり高く、炎天下でのレースとなった。全日本後、少し休養をとったものの、あまり気を抜かずに練習に取り組み、今回のレースに臨んだ。

スタートしてほどなくして大人数の逃げができ、内田選手と五十嵐選手が乗った。自分は前半のハイペースでキツくなってしまい、前に入ることが出来なかった。そこからは後方の集団で周回を重ねた。時折かかるアタックに何回か反応をし、レースを進めていった。暑さもあり、じわじわとキツくなってきたが、なんとか耐えることができた。残り4周のゴール前の登りでブリヂストンの選手が前方でペースを上げ始め、かなり人数が絞られた。自分はなんとか耐えて残り3周に入ったが、前輪がパンクしてしまった。マヴィックカーが先頭にいた為、車輪交換にかなり時間がかかってしまい復帰することができなかった。

かなり悔しい内容となってしまった。ペースアップにも対応でき、その後も余裕を持って走れていただけにパンクでレースを降りてしまったのはとても悔しい。しかし、最初から先頭集団で走っていたらスムーズにホイール交換もできたはずであり、パンクもしなかった可能性もある。そもそも先頭集団に入れなかった自分の実力不足である。自分はスタート直後から中盤にかけての前半に弱く、なかなか身体が動かない。アップをきつめに行って心拍をあげたり、練習で前半にきついメニューを行うなどをして対策していく必要があると感じた。後半にかけて動けるようになり、人数が絞れてきた中でも余裕を持って走れている感覚はあったので、これを忘れずまだまだトレーニングに励みたい。

前半戦が今回のレースで終了した。なかなか結果が出ずに苦しいレースが続いている。後半戦にむけてもう一度ベース作りから始め、しっかりとトレーニングに励みたい。

炎天下の中、長時間サポートしていただいた佐藤GM、野嵜さん、そして、多大なる支援をしてくださる渡辺監督、スポンサー、サプライヤーの皆様、ありがとうございました。

細川 健太レポート

自己評価:0点

昨日とは違い、天気は晴れ。本当に暑くて座ってるだけでも体力が削られていった。3日前くらいから水をしっかり飲み、熱中症予防に努めた。

レースが始まり、1周目の長い登りでアタックがかかり、内田さんを含む数人が飛び出した。そして2周目の登りでまたアタックがかかり、かなり多くの人数が抜け出し、逃げが形成された。その時僕は反応できそうな場所にいたが、暑過ぎて全く力が入らずに見逃してしまった。

その後は集団も落ち着き、水を飲んだりかけたりして体を冷やしたりしたが、足が攣り始めてきてしまい、登りで集団からドロップしてしまった。

今回のレースもリタイアだった。

応援して下さったみなさん、自分の不甲斐ない結果で申し訳ございません。

ありがとうございました。

藤本 元貴レポート

自己評価 : 5点 

天気は昨日の雨とは変わり、晴天で蒸し暑い気候の中、大会は進行していきました。

気温が非常に高く昨日みたいに入念にウォーミングアップをしてしまうとレース前に体温を上げ過ぎてしまうと考え、レース数十分前に会場の近くの坂を往復して軽く体を温める程度にしました。

整列も前方の方でスタート後も前方で走ることが出来ました。最初の一周はペースが上がることもなく集団で周回するペースで一周目を終えました。私はその頃には昨日のような力の入らない感覚が出始めてしまい、2周目に入ってすぐの登りのペースアップで私は集団から落ちてしまいました。

その後も全く力が入らず2周目に入る前にリタイアとなってしまいました。

先月から走れない不調が続いてしまい気持ちの面も少し落ちてしまっていましたが、

9月の経済大臣旗、群馬CSCなどもあるので、この7月後半、8月は一つ一つの練習を丁寧にこなし、今できることは全てやって挑もうと思います。

最後になりますが、暑い中サポートして下さった佐藤GM、渡辺監督、スポンサーの皆様、いつもありがとうございます。

レース後

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