弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第56回 JBCF 東日本ロードクラシック修善寺大会DAY-2

大会名

第56回 JBCF  東日本ロードクラシック修善寺大会DAY-2

開催日

2022年6月19日(日)

 結果

【JPT】 入部 正太朗 9位,香山 飛龍 18位,岩田 聖矢,五十嵐 洸太,細川 健太,内田 宇海 DNF

【JFT】 小林 あか里  優勝,唐見 実世子  4位                                   

使用機材等   

フレーム               :AR FRD DISC,AR FRD DISC

ホイール                       :VISION METRON40SL DISC チューブラー

タイヤ・チューブ      :Vittoria Corsa Graphene2.0

サイクルメーター     :WAHOO BOLT,ROAM 

サイクリングウェア        :ekoi

ヘルメット             :OGK AERO-1 CV,IZANAGI

シューズ         :GAERNE カーボンG-STL

ケミカル               :和光ケミカル

サプリメント        :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

バイクスタンド     :リッカルアルミサイクルスタンド

入部 正太朗レポート

自己評価:80点

今日は東日本ロードクラシックDAY 2。

距離は110kmで前日の倍以上、天気も良く暑かった為サバイバルなレースとなった。

レースはスタートから逃げを狙う選手がアタックを仕掛ける。

僕も逃げようとしている選手達に乗れそうなタイミングがあったのでジャンプしようとしたところ、同じタイミングで香山と細川が行ってくれたので任せる形で一旦待機した。無理やり反応すれば彼らの動きを潰しかねないからだ。

そして香山、細川を含む12名の逃げ集団が出来た。チームとしては悪くない展開。

しかし細川がバッドデイだったようですぐに逃げからドロップしてしまった。

しっかり逃げにチャレンジしようとしてくれたのは良かったが、チームとしては11名の中に香山1人で立ち回りが大変になってしまった。

この時点で逃げとプロトンは49秒差がついていた。

かなり勇気が必要だったが、僕は覚悟を決めてジャンプにチャレンジした。

香山の手助けにもなるし、僕もチャレンジするしかないと思ったから。

11名の逃げ集団相手に49秒差はかなりキツかったが2周近くかけてなんとか単独ジャンプに成功した。

そこからは12名で協調して逃げる。

チームとしては香山と2人なので悪くない状況。

しかし終盤でプロトンに追いつかれてしまった。この時の心境は昨日と同じで「まじか、もう脚がかなりきてる、辛い、メンタルやられそう、終わった。笑」といったところ。

やはり逃げてて追いつかれた時は、本当に絶望感が半端じゃない。笑

そこからは粘るしかない状況になり、最終的には9位でフィニッシュした。

今日も優勝争いには全然届かない形にはなったが、調子的には上向きだと感じている。

来週は全日本選手権。

ここまで溜めてきた悔しさを全てぶつける。

最後まで絶対に諦めない。

スポンサー様、ファンの皆様、大会関係者の皆様、スタッフの方々、ありがとうございました。

岩田 聖矢レポート

自己評価: 45点

DNF

day2は5km×22lapsの110kmで争われた。

まず、今日は気温も高く湿度も高い。

暑さで倒れず、そして全日本選手権に向けて落車をせず、出し切る事を目標にした。

レースが始まると、後ろから少しずつ位置を上げた。そして2周回目辺りで逃げが出来ているのが確認できた。僕も逃げたいという意志があり、次の飛び出しに飛びつくために集団前方に位置を取った。そして、自分が予想したポイントで飛び出しがあった。しかし前には香山選手と細川選手、他チームの選手1名がいた。ここで弱虫ペダルから3名も一気に飛び出すと容認してもらえないと察知し、蓋をすることにした。あとから話を聞くと、僕は集団右側に居たので分からなかったが、入部選手も左側から同じことを考えていそうだ、アタックなどのタイミングも悪くは無いことが確認はできた。

しかし、次の周回で細川選手が逃げからドロップしているのが見えた。その状況でメイン集団と逃げ集団は49秒のタイムギャップがあった。僕は僕の力的に、メイン集団で次の展開を待つしかなかった。入部さんが3回ほどアタックをしていたが、マークもあり、なかなか難しいかと思った。しかしホームストレートでキレのあるアタックで1人で飛び出し、ブリッジを敢行した。そして追いついていた。LEOMOの寺田選手は「入部さんのアタックがキレキレすぎて付けなかった」と集団内で嘆いていた。笑

その後、僕は集団の先頭付近で走れたり、少し余裕を持ちながらレースが進んだ。

しかし、その余裕を持っている時にもっとエネルギーを摂るべきだった。

少し経つと、LEOMOが先頭を固め牽引が始まった。そのペース自体がジワジワとキツく消耗が激しくなってくる。補給食をとる余裕が無く、力が入らなくなってきて、余計キツくなるという悪循環だった。

そして、15周回辺りの何もないポイントでちぎれてしまった。

ベース不足と、補給を怠った結果が原因だと考えている。

しっかり走れていても完走できるかのギリギリのラインにいたのは承知だが、もう少し出し切れれば良かったと思う。

スポンサー様、サプライヤー様へ、いつも御支援、御協力、ありがとうございます。

全日本選手権でいい報告が出来るよう、しっかり準備していきます。

よろしくお願い致します。

細川 健太レポート

自己評価:0点

1日目とは違い、暑い日になった。

前日の反省を活かし、前々で位置取る事を意識した。序盤に数名の逃げがあり、香山くんがブリッジをかけ、そこに自分も付いて行き追いついたが、自分が弱いせいですぐに逃げ集団からドロップ、チームに迷惑をかけてしまった。

その後に集団に着くことすらできずにドロップ。レースが終わった。

自分が1ミリも走れないがためにチームに迷惑をかけてしまった事は反省します。弱いので強くなれるように努力します。

サポートしてくださった皆さん、スポンサーの皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。

内田 宇海レポート

自己評価:25点

今日は晴れて暑い日になった。

試走してる時すでに調子が悪いのがわかった。

レースが始まって前に上がり逃げの動きに反応出来るように走った。

2人が飛びでていたのでブリッジをかけたが力不足で追いつかずそのあとのカウンターにも反応し追いかけたがすぐに遅れてしまう。

そこで力を使い果たしDNF。

もう少し前で動けていたら逃げに乗り切れていたかもしれないのが悔しい。

次は全日本なのでコンディションを整えて出来ることをやっていく。

2日間サポートありがとうございました。

香山 飛龍レポート

自己評価:75点

目標

前日マリノ選手(matrix)らの強さを生で実感したので、今回は100%逃げる覚悟で挑んだ。

展開

序盤から数人の抜け出しがあり、先行している形だったが集団が一瞬緩んだのでブリッジをかけ、それが逃げとして成り立った。

坦々とローテーションを進め、40秒前後のタイムギャップが続いたが、入部選手が単独ブリッジで追いついてきてくれた時には1分以上離れていた。

10人ほどの逃げにチームからは2枚乗せることに成功したので、無駄足を避けつつ行けるだけ前を目指した。ペースアップがあっても余裕を持って対応する事が出来、終盤に備える事が出来た。

終盤に差し掛かるとマリノ選手を筆頭に縮小したプロトンが合流。逃げの選手は全員疲弊していた部分もあったと思うが、何とか耐える時間が続く。

ペースアップにも何とか食らいつき、ドロップしないように全力を尽くした。しかし、キンテロ選手を中心としたアタックには反応出来ず、あくまで集団で耐える形であった。

マリノ選手らの抜け出しで、自分の位置する集団が、第二集団としては成り立ったものの余裕はない。

残り2周までのペースアップやアタックにはしっかり反応出来たものの、脚の攣りを含めて限界は来ていた。残り2周のホームストレート後のアタックでドロップしてしまい、単独で走って18位でフィニッシュした。

考察

正直に今やれる事はやったと感じている。昨日程戦術のタラレバは無く、諦めずにプッシュし続けた。

落車しなかった事、身体含めトラブルなく追い込めた事は良かった。良いイメージを持って全日本に挑みたい。

サポートありがとうございました。

五十嵐 洸太レポート

自己評価:45点

2日目は修善寺のコースを22周する110キロのレース。距離は長く、気温も高いことからサバイバルな展開となった。

有力選手のアタックについて行くことは実力的に難しいため、前待ちすることが必要である。前々で展開し、逃げに乗ることを目標とした。

スタートから逃げを狙った動きがあり、反応していった。すぐに集団と繋がるが、心肺に余裕がなくなる。回復させようと集団内で位置を下げてしまい、逃げの動きに反応することができなかった。

数人の逃げにブリッジする形で香山選手、入部選手が合流し、10人ほどの逃げ集団が形成される。メイン集団は落ち着き、逃げに乗せることができなかったチームがコントロールを始めた。逃げが吸収された後の展開に備えて、脚を貯めていく。しかし、コントロールのペースでも次第に余裕がなくなってきた。

逃げ集団が目視で確認できる距離まで詰めると、マリノ選手や有力選手たちがペースを上げ、耐えきれずに集団から遅れてしまった。

そこからは数名で完走を目指すも、力が入らずリタイアとなった。

2日間を通して実力不足を改めて実感した。

また逃げに挑戦する意欲も足りていなかったように感じる。気持ちを強く持ち、積極的に展開できる選手になっていきたいと思う。

最後になりますが、スポンサーの方々、大会関係者の方々、スタッフの方々、また応援してくださった方々、ありがとうございました。

唐見 実世子レポート

自己評価:70点

昨日の悪天候の中でのレースの疲労が全く取れていない。さらにはここ数年抱えている不整脈が昨日のレースの序盤に出てしまっていたので、胸のあたりもだるくなっている感覚もあって、もうどうにもならなかった。

day2の今日の天候は晴れ。蒸し暑くてジメジメとして、汗がまとわりつく。でもやるしかなかった。幸いフェミニンのレースの時間帯は少し涼しくなり、JPTの時間帯に比べると走りやすかった。

ペースは植竹選手の出場する昨日のよりも遅く、平和な展開。それらは全て予想できていて、トラブルがなければスプリントで小林選手が勝てる可能性が非常に高かった。

私は身体が全く動かず、2周目の上りで集団からドロップ。でもただではドロップできないので、一人連れて千切れる。

その後、少し元気になったので、単独で踏んで前の集団に追いつく。その後は息を潜めて、集団についていくしかなかった。ラスト3周の上りで大堀選手のペースアップがあり、そこでまた一人連れてドロップ。前のペースが落ち着いたので、また集団に復帰しようとして踏んだが、一緒に千切れた選手も反応してしまい、引き連れてジョインするのはよくないと思ったので、踏みやめた。ゴールまでできれば連れていきたくない選手と踏んでの行動だったのだが、レースを終えた後に冷静に考えると、その選手を一緒に引き連れて集団復帰しても良かったな、と思った。

千切れてからは付き位置させてもらって2人ゴールを目指したが、ラスト2周で一緒に走っていた選手にメカトラブルがあったので、ラスト1周は頑張って踏んでゴールした。

チームとしては危なげない走りで小林選手がJFT初優勝をきめてくれた。私は4位でのゴールとなった。

気持ちのコントロールがとても難しく厳しい日々が続きますが、たくさんの方々からアドバイスや激励をいただき、自分自身を奮い立たせる事ができています。いつもたくさんの応援ありがとうございます。

この年齢でも世界を目指す選手達と走る環境がある事に感謝して、今後も希望を捨てずに頑張ってみます。

小林 あか里レポート

自己評価:90点

2日目は、1日目と打って変わって蒸し暑い天候になった。

1日目の疲れはあったが、自分のレースに向けていつも通り準備ができた。

コースの路面が乾いていたのもあり、1日目より先頭集団が大きいままレースは進んだ。集団の動きも途中何度か活発になり、それに反応するたびに体の感覚が重くなっていくような気がした。だが、ラスト2周目から体の反応がよく、仕掛けをして1人で逃げる作戦を立てた。しかし、なかなか逃げることができず残り1キロ地点へ。作戦を変更し、ゴール手前でスプリントをすることにした。前日の反省を活かし、スプリントの仕掛けが始まるまで脚を温存し、周りの様子を見ながらスプリントを行った。

スプリントゴールになったが、ラストは出し切って優勝することができた。

スプリントに対して苦手意識を持っていたので、そのスプリントで勝負できたことは自信になった。

結果に満足せず、より強くなれるよう頑張っていきたい。

ありがとうございました。

ホーム チームへの思い プロフィール スケジュール