弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

フカヤ DeLa TRAIL presents 弱虫ペダルカップ IN 能登ゴルフ倶楽部

大会名

フカヤ DeLa TRAIL presents 弱虫ペダルカップ IN 能登ゴルフ倶楽部

開催日

2021年11月28日(日)

結果

男子エリート 織田 聖:2位,香山 飛龍:6位

女子エリート 中島 瞳:3位

女子マスターズ 唐見 実世子:優勝

使用機材

フレーム        : FELT FX Advanced+

ボトムブラケット   : WISH BONEセラミックBB

ホイール      : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム

                                        ALEX RIMS RXD2

タイヤ          : Vittoria   織田 聖: terreno dry, 香山 飛龍: terreno mix tubeless,中島 瞳: Terreno Mix,

唐見 実世子:Terreno Mix

バーテープ : OGK

サイクルコンピュータ :WAHOO RIVAL

ウェア       :RAPHA

ヘルメット     :OGK kabuto R1

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

クレンジングオイル    :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

織田 聖レポート

今回のレースは全日本選手権の前哨戦という位置付けて臨んだ。

ライバルである沢田選手の出場もあり野辺山や小貝川のようなマッチレースになることはスタート前から分かっていた。

いざスタートすると沢田選手と副島選手とパックになった。

若手の副島選手が自分達に食らいついてくるのは嬉しいと共にもっと頑張らないとな、といい刺激をもらえた。

レース中盤には沢田選手と一対一になり、お互いの得意セクションで探り合い。

最終周まで絡れ、勝負は自分のミスにより決定した。

悔しいがこれもまた実力。今回は沢田選手の方が落ち着いて走れていたということだと思います。

次は全日本選手権。

ベストコンディションを持って来れるように集中してトレーニングしていきます。

香山 飛龍レポート

目標

前回はトラブルもあり不本意な結果だったので、今日はしっかり自分の力を出しきる事。そのなかでまずはしっかりtop10に入る事を意識して走った。

展開

出走人数は少ないが、三列目のスタートだったので集中して走り始める。

数人抜きながら前を目指すが、序盤は慌ただしいのもあって、安全な区間でしかパスできない。

前も見える範囲だったので落ち着いて踏めるところは加速して選手をパスしていく。

一周目を完了するところで数名のパックになっていたものの、前を目指してしっかり踏む。今までとは違って、積極的に先頭で自分のペースを維持できたのはよかった。

後が離れる様子もないので、近づいてきた前の小坂選手へのジャンプを考え始め、パックで少しだけ息を整える。

残り5周の段階で、ペースがほんの少しだけ落ちたので一気にアタック。

そこからは単独で前の小坂選手を追いかけ17秒差まで迫るものの、ペースアップにはついていけず追い付けなかった。

そのまま後には追い付かれず、前にも追い付けない中で出しきり、6位のフィニッシュとなった。

考察など

まず、自分の力を出しきれた事は何よりも嬉しかった。前回の悔しさを少しは晴らすことが出来たし、全日本選手権にも繋がる追い込みをすることが出来た。

そしてそのなかで第一段階目の目標であるtop10に入る事が出来たのは素直によかった。

自分はまだまだテクニック不足であり、それ自体もこの競技とレースシーンに慣れていない事が一番の原因だと考えているため、前日に計2時間コースを走れた事が自分にとって良かったと思う。

中盤に砂でクリートがはまらなくなったり、残り2周で鼻血が出るなどのアクシデントもあったが、高い心拍数の中で少しは冷静に走れるようになったのは大きな収穫だ。

このまま全日本まで、楽しみながら吸収して強化していきたい。

中島 瞳レポート

11月は常にレースということもあり、XCの全日本での疲労が少し残る中のレースでした。

コースはアップダウンもありますが、スピードも出るコース。キャンバーや砂などゴルフ場の特徴を捉えたテクニカルなコースでした。

今回も、試走直後のレースということで試走でアップを兼ねてレースに挑みました。

スタートは、他3人の選手は右を選択する中自分は左を選択し、ホールショットが取れました。砂のセクションに入る前に渡部選手にパスされ2番手となりました。1周目の中盤までは渡部選手と福田選手について行くことができたが、やはり離されてしまいました。後方の、望月選手と3位パックになりました。

パックで走行している際に、望月選手のラインを確認し、最終周までパックになった場合どこで前に出るか考えました。

それまでに、何度か少し差が開く場面がありましたが、坂のエリアで毎回追いつかれるというのを繰り返しました。

最終周までパックになり、前に出れるタイミングを少し見ながら、事前に考えていた芝生エリアで前に出ました。ゴールまで接戦になり、最後のスプリントまで諦めず漕ぎ、3位に入ることが出来ました。

以前までなら、途中苦しくなり諦めてしまいましたが、今回は最後まで諦めずさらに、スプリントで勝つこともできたので、良いレースになったと思いました。次週は、信州CXに出場し、全日本CXとなります。この2週間気持ちを緩めずトレーニングに励みたいと思います。

 唐見 実世子レポート

 前日の雨やアラレで少しぬかるみができたが、それ以外はゴルフ場の起伏を利用してスピードに乗る区間も多く、少し休める所と踏む所があって、とてもメリハリのあるコース。朝の試走で路面状況を確認して、バンカーは乗車しない方向に決めてスタート。

 試走時間はとても寒く感じられたが、9時2分のスタートの時にはお日様も顔を出し、少し暖かく感じられた。

 クリートはハマらず、何回か漕いではめて、そこから前を追う。2番手でバンカーに入り、その後のコーナーで先頭に立ち、1分前にスタートしたCL2+3、さらには2分前にスタートしたC3を追う事で、自分自身を奮い立たせました。ぬかるんだキャンバーなど、苦手な区間もありましたが大きなミスもなく、最後まで踏み続ける事ができたのは収穫でした。

10月はJBCF最終戦である霞ヶ浦TTとRR,広島での全日本選手権RRや小貝川、11月は伊豆大島での全日本選手権、野辺山CX2連戦、八幡浜の全日本選手権XCO、そして今回の能登CX、秋に全日本選手権を3戦戦う中、重要な位置付けのレースを数多くこなすことは、大きなチャレンジでもありつつ、どこまで体とメンタルが持つのか試す良い機会でもありました。若ければ、レースを利用して調子をあげていくイメージなのですが、今の年齢だと、正直、体調を保ち続ける事はとても困難でした。しかし、体は常に動こうとしてくれている感じがしました。

12月11日に全日本選手権CXが行われて、それで長かった全日本月間が終了します。地元なので遠征しなくて良いし、落ち着いてレースに挑めると思います。最後まで気を抜かずに頑張ります。

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