弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

Rapha Super Cross Nobeyama Day2

大会名

Rapha Super Cross Nobeyama Day2

開催日

2021年11月14日(日)

結果

男子エリート 織田 聖:優勝,香山 飛龍: 39位

女子エリート 中島 瞳:4位

女子マスターズ 唐見 実世子:優勝

使用機材

フレーム        : FELT FX Advanced+

ボトムブラケット   : WISH BONEセラミックBB

ホイール      : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム,ALEX RIMS RXD2

タイヤ          : Vittoria   織田 聖:Terreno Dry,香山 飛龍:Terreno Mix,中島 瞳:Terreno Mix,唐見 実世子:Terreno Mix

バーテープ : OGK

サイクルコンピュータ :WAHOO RIVAL

ウェア       :RAPHA

ヘルメット     :OGK kabuto R1

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

クレンジングオイル    :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

 織田 聖レポート

前日は2位で今日こそはと思い臨んだDay2。

コンディションは昨日とほとんど変わらず、ドライ。コースの取り回しが少し変わっていたが大した問題ではなかった。

前日の反省を踏まえて、前半から積極的に攻めてパックで周回をこなすというよりかは、1対1の展開に持ち込み力と力のバトルをするという作戦。

1周目はパックでこなし2周目で勝負。

たまたま沢田選手のメカトラブルと重なり、差をつけることに成功。

そのまま鬼ごっこのように周回を重ね、逃げ切ることができた。

Wタイトルスポンサーレースで今年の初戦UCIレースを優勝することができ、嬉しいです。

たくさんの応援、サポートありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。

香山 飛龍レポート

目標

前日は細かいミスもあり、-lapで終わってしまったので、目標はフルラップ完走。

展開

スタートは比較的うまく行き、20番手前後でコースにはいる。昨日の反省を活かして落ち着いてパックを組み、踏めるところでしっかり踏んでいく。しかし、最初の渓谷セクションでみんな乗車なのに加え、自分の処理が下手で差がついてしまう。

そういった形で次のパック、次のパック…と位置をさげていってしまう。転倒や大きなミスこそないものの、砂利区間をはじめ慎重すぎてペースが上がらない。序盤は位置を下げながらも集中力を保てたが、中盤に向けて小さなミスが増えてくる。

ペダルのキャッチミスや、スリップしないように脚を付いた時にハンドルに昨日ダメージを負わせてしまった太ももを打ってしまう。痛みもあり集中力を欠いた状態で走っていると、凸凹しているところで雑に変速してしまいチェーンを落としてしまう。

ピットまでランで走りバイク交換をしたが、ここからは酷い走りで-3lapフィニッシュとなってしまった。

考察など

今までのcxで一番うまく行かないレースとなってしまった。慣れて物にしていくにはこういう経験も大事だとは理解しつつも、情けなさを強く感じてしまう。

・小さなミス=初歩的な練習を最低限人並みににマスターしなければならない

…ペダルキャッチ、降車時のスピードアップ(ロスカット)

・恐怖心をなくす=練習で何回も走って行けるようにするしかない。もっと経験値を増やす。

・安定して走る=ロードレース同様に自信が持てるまでトレーニングもレースも積んでいくしかない。そのなかで反省を疎かにしない。メンタルをcxという競技になじませていかないと、安定して1hプッシュする事は難しい。崩れても落ち着いて立て直すことがまずは大切かもしれない。

と課題は山盛り。寧ろ、一か月で上を目指しすぎなのかもしれない。これだけ課題があるのは当たり前で、どれだけ課題を潰していけるかの勝負と捉えている。

まだまだ鳥丸半島、能登、全日本とレースは続くので、ひとつでも得るものがあるように引き続き練習を重ねます。まだ未熟な走りにも関わらず、サポートして頂けることに感謝しております。ありがとうございました。

中島 瞳レポート

試走では前日にミスをしてしまったセクションを確認することを重点的にし、2周しました。

2日目は試走後ひとつレースを挟んで自分の出走するL1のレースでしたので、ローラーでアップをしました。1時間ほど心拍をあげることを意識しながら行い、10分間は実走で脚を回しました。前夜に前日のレースの疲労を取りましたが、脚を回した感覚では背中やハムストリングス、太ももに多少の疲労を感じました。

スタート位置は前日とほぼ同じ場所。

スタートで前に出過ぎず、後ろに行きすぎず、の2番手を狙いました。スタート後はなんとか2番手をキープすることができ、1周目が1番の勝負所だと思い、苦手としていた舗装路の坂でも離されまいと食らいつきました。

1周目でバイク1台分ほどの差がありましたが、一日目よりもいい位置にいることが出来ました。2周目に入りまだ前にはトップ2の選手が見えていましたが、やはり舗装路の坂でみるみるうちに差が開いていました。それと同時に後方の選手に先に行かれてしまい反応出来ず先行させてしまう形になりました。

前日エリート男子をピットで見学しながらお手伝いした際に少しの差が周回を重ねる毎に広がり追いつけないと分かっていたのに、ついていけない自分の実力のなさ、体力のなさがあからさまになりました。

その後も、3位選手との差は1度少し縮まったものの6周目のとき、砂利のコーナーで転倒してしまいチェーンが落ちて30秒ほどロスしてしまいました。最終周に入りミスが目立ち始め追いつくことも無く単独4位でゴールしました。一日目の反省点を生かし、レースをし改善すべきだったのですが、自分の実力のなさにより対応しきれず不甲斐ないレースとなってしまいました。来週にはXCOの全日本を控えているので残り1週間ですが、諦めず練習励みます。

唐見 実世子レポート

昨日より少し難易度が増したと感じた野辺山2日目。W-upの時から疲労を感じていたが、せっかく2日間のレースを走れるので、自分なりのベストを尽くそうと思ってスタートラインへ。

 スタート時間が前日より1時間早かったので、寒さを感じる。クリートキャッチをミスしたものの、3番手で芝の区間へ。その後すぐに2番手まで上がって、後続は見えなくなってしまう。キレはなかったが、2日目だからか、コースへの慣れがあって、比較的スムーズに走る事ができた。レース後半は苦手意識の強いセクションで集中力がキレてしまう時があったので、今後は気をつけたいと思った。

 レースは無事に優勝できたが、シューズのクリート位置はまだしっくりきていないので、来週末のレースまでに煮詰めていこうと思った。

たくさんの応援、サポートありがとうございました。

 また、今年の野辺山もとても盛り上がって、とても楽しい2日間になった。レースを開催してくださった皆様、盛り上げてくださった皆様、一緒に走ってくれた選手の皆様、ありがとうございました。 

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