弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

Rapha Super Cross Nobeyama Day1

大会名

Rapha Super Cross Nobeyama Day1

開催日

2021年11月13日(土)

結果

男子エリート 織田 聖:2位,香山 飛龍:19位 

女子エリート 中島 瞳:5位

女子マスターズ 唐見 実世子:優勝

使用機材

フレーム        : FELT FX Advanced+

ボトムブラケット   : WISH BONEセラミックBB

ホイール      : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム,ALEX RIMS RXD2

タイヤ          : Vittoria   織田 聖:Terreno Dry,香山 飛龍:Terreno Mix,中島 瞳:Terreno Mix, 唐見 実世子:Terreno Mix

バーテープ : OGK

サイクルコンピュータ :WAHOO RIVAL

ウェア       :RAPHA

ヘルメット     :OGK kabuto R1

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

クレンジングオイル    :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

織田 聖レポート

毎年野辺山は標高差にやられていたので、今回は木曜日から野辺山に入り、コース設営を手伝いながら過ごした。

今年の野辺山はコロナの影響で海外勢のいない不思議なレースだったが、同時に優勝の確率も上がったと感じた。

次の日のレースもあったのでオールアウトはしない程度に攻めて、もちろん勝ちを狙って走った。レースは序盤から沢田選手と2人でのマッチレースとなった。パワー的にも沢田選手が強いのはもちろん知っているし、MTB選手ならではのテクニカルセクションの速さも知っている。大きなミスをせずにスプリントに持ち込むというプランで走っていたが、最終周のテクニカルセクションでミスをしてしまい置いていかれた。

そのまま沢田選手が優勝し、自分は2位。

悔しいが、常にアタック合戦のようなレースが走れてとても楽しかった。

次は勝ちたいと思います。

香山 飛龍レポート

目標

目標は前回の幕張cxに続きフルラップ完走。というのも幕張cxはコース特性上差がつきにくく、踏みどころが多いため自分には条件が良かった為だ。

今回の野辺山cxは路面コンディションはドライだったが、砂利や段差などこれまでのコースにはない要素が多く、苦戦を強いられた。

展開

前回15位でフィニッシュした事もあり。今回は23番手でスタートすることが出来た。ペダルキャッチもうまく行き、15位前後のパックで走る事に成功。

最初は苦手なセクションのコーナーが遅いなりにも、他で挽回し位置を保つことが出来たが、焦りと気の緩みから芝生のコーナーでスリップダウン。位置を少し下げて再スタートする。

溝の部分は飛べないのでパスされることが多く、さらにそのあとの砂利区間が苦手だったので離されてしまう。舗装路区間で追いつき、次の溝区間まではパックで走るといった具合だった。

ここからは16位~20位のパックで走り続け、-1ラップでレースを終了した。

考察など

まず苦手な区間として浮き彫りになったのが、砂利の区間。まだずるずる滑る砂利で練習を積めていない事と、恐怖心が強くある事から攻めることが出来なかった。また、地面が凸凹しているところでのペダルキャッチも難しく、何回もロスに繋がってしまった。まずはこういった初歩的な部分をしっかり克服していきたい。

それらをしっかり出来るようにし、時点で細かい動き(二段ステップを乗車でいけるようにする、恐怖心でかけるブレーキを減らす=トレーニングで慣れる)に取り組んでいきたい。

そしてもっと根本的にこの競技になれて行きたい。パックで走るときも最後尾が多く、テクニックの自信のなさが常に露呈していた。脚で離れるのではなく、完全にそういった初歩的な事からミスやローペースを生み出していたので、そこを改善するためにも連絡を積みたい。

中島 瞳レポート

今回は2年ぶりの野辺山で初めてのエリートクラス。コースにはキャニオンがあり、不安もありつつのレースでした。

試走でキャニオンは降りて越えることにしました。着地場所が悪くかなり溝が大きかったため右足首にかなり負担がかかりましたが、右端が1番着地しやすかったので右端を選びました。

そして、試走の最後の1周の時にレーススピードまであげてピット後のコーナーに入った時、前タイヤが取られてしまい落車してしまい左膝と手のひらを打ってしまいました。試走後すぐにレースだったため、救護には行かずに招集場所へ行きました。

スタートコールは3番。真ん中より左側をチョイスしました。スタートはホールショットとは行きませんでしたが、3番手で第1コーナーに入ることが出来ました。ホームストレート後の舗装路の上り坂で1位の選手に離されてしまい、その後も後続の選手にも抜かされてしました。ここで離されいようキャニオンで追いつきました。その時点で自分は3位パックで走行し、2位との差は開いていました。

2周目に入る前舗装路の坂で3位パックで一緒に走っていた選手に先に行かれてしまい、パワー不足で食らいつくことが出来ませんでした。

5位だった選手にも追いつかれてしまいキャニオン前の坂で抜かされてしまいました。

4周目あたりて4位だった選手を捕え交わしましたが、なかなか差が開きませんでした。

残りも半分。ダンシングで差を開こうとしましたが、下腹部が痛み力が入りませんでした。

4位で2人のパックとなり抜きつ抜かれつの状態で一向に差は開きませんでした。

最終周に入り、ホームストレート後の舗装路の上り坂で相手の選手がペースを上げましたが食らいつくことはできませんでした。

最後までチャンスはあると思い離されないように踏み続けましたが、相手選手も踏んでいたため差が縮まらずにフィニッシュしました。

サポートして頂いているのに、幕張に続き不甲斐ない結果で終わってしまいました。

2日目もあるので、今回の反省点である、コーナーの立ち上がり・舗装路の坂を意識して走ろうと決めました。

唐見 実世子レポート

 苦手意識の高い野辺山。今年はドライコンディションなので、テクニカルな面では少し私には分があったが、それでも砂利の区間やバギーコース、林の区間など、苦手なセクションが多く、芝やアスファルトの区間でしっかり踏もうと決めてスタートした。

 昨年までは女子エリートでの出走だったので、レースは午後からだったが、今年はマスターでの出走なので、レースは午前中。凍った路面が溶けて滑りやすくなっていて、滑って落車する選手が多くみられたので、特に1周目は気をつけて走った。

苦手なスタートは最低限のレベルでクリアして、その後の舗装と芝の区間で2番手へ。(L2の選手を含む。)しかし、今回からシューズが新しくなったためにクリートの位置が定まらず、シケインの後など、乗車後にペダルにシューズがはまらない事が多く、なかなかペースをあげる事ができない。

レース中盤からは独走になって、そのままマスタークラスで優勝する事ができた。コーナーの立ち上がりなどで上手くスピードに乗せられるようにしっかりとダンシングする事ができたが、それ以前にコーナー入り口で他の選手よりも減速してしまうので、全日本選手権までに、スムーズにコーナリングできるように練習を積みたいと思った。

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