弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

宇都宮シクロクロスろまんちっく村day2 UCI-2

utsunomiya2 miyo podium

大会名

宇都宮シクロクロスろまんちっく村day2 UCI-2

開催日

2018年12月16日(日)

結果

男子エリート 前田 公平:4位,織田 聖:5位,江越 海玖也:DNF
女子エリート 唐見 実世子:3位

utsuunomiya2 hijiri miku

使用機材等

フレーム : FELT  FX FRD,F1X
タイヤ : Challenge 前田:CHICANE(1.6bar),織田:GRIFO(1.8bar),江越:CHICANE,唐見:BABYLIMUS(1.5bar)
ホイール      : INDUSTRY NINE
クランクセット   : ROTOR 3D+ QCX1
バーテープ : Silic1
チェーン : KMC X11SL
サイクルコンピュータ :GARMIN 820J
ウェア       :Champion system
ヘルメット     :Giro Air Attack,Synthe MIPS,Synthe
シューズ     :NORTHWAVE EXTREME XCM(前田,織田), SCORPIUS2 PLUS(江越)
ケミカル      :WAKO’S
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルウエア用洗剤  :亀の子束子 自転車泥汚れ専用洗剤
サイクルスタンド    :リッカルアルミサイクルスタンド

前田公平レポート

同じレイアウトでの2日目はコースに降りた霜の影響でかなりスリッピーなコンディションになった。だが、タイヤは平坦の転がり重視で前日同様CHICANEを選択。この日は特に何もなくいつも通りのアプローチで余裕をもってスタートラインに立てた。
スタートから海外2選手が速い。すぐに間が空いてしまい、後ろから抜け出すも単独3位の状態が続いた。程なくして後ろからオーストラリアチャンピオンのクリス選手が合流し、パックを形成。お互い決め手に欠け、勝負は最終周までもつれ込んだ。タイヤの転がりに重点を置きすぎてしまい、どうしても苦手なキャンバー区間で差をあけられてしまい、その差を埋めきれず4位でゴールとなった。
落ち着きのない走りをしてしまった前日に比べ、内容は良かったと思う。しかし、日本人として表彰台に乗れなかったのは非常に悔しい結果となってしまった。

織田 聖レポート

前日とメンバーコースともに同じだが、キャンバーや森林区間は少しマッドだったため、GRIFO をチョイスした。
スタートラインはフェリペ選手の隣。フェリペ選手、スティーブ選手ともにChallenge tire のライダーなのでタイヤを見てみると
フェリペ選手はフロント LIMUS /リア GRIFO
スティーブ選手 フロント LIMUS/リア BABY LIMUS
だった。転がり抵抗よりグリップ重視のタイヤチョイスだと感じた。
自分はメインがGRIFO でサブがCHICANE と転がり抵抗重視。タイヤチョイスも人それぞれで面白いなとスタート前に思った。
今回はスタートでうまく捌けず埋もれてしまった。慌てずに直線でパスして昨日と同じく沢田選手と小坂選手とパックになる。今回はクリス選手も調子が良く前の見える位置で公平選手とパックになっていた。追いつきたかったが追いつくことができずケビン選手と5位争い。残り2周で単独5位になりそのまま5位でゴール。昨日より順位を落としてしまいましたが、しっかりと最後まで集中して走ることができ、欧州遠征前最後の日本のレースを良い形で終えることができた。
今回来日した選手との差はまだまだありますがリザルトを見ると去年よりタイム差が縮まったので少しは成長できていると感じた。
たくさんの応援、ありがとうございました。

江越 海玖也レポート

1日目とコースは変わらないがドッグラン奥のキャンバーなど数箇所がヌメる滑りやすい泥となっていた。
スタートが思いのほか上手くいき、行ける所まではこのまま行こうと思ったのだが、ピット奥の180度コーナーでふくらみ過ぎ杭にヒットしかけた。かわしたものそれで番手を下げてしまったが、砂のセクションで他選手とは大きくラインを外し空いてるルートを選択した甲斐があり10番手ほどで森林区間を抜けれる事ができた。前日同様なるべくペースを落とさないよう走っていたが、30分ほど走ったとこで後輪をパンクさせてしまう。直ぐに空気がぬけきる事がなかった為走ってピットイン。セカンドバイクに変えるが、空気圧が少し高くキャンバーが上手く乗れなくロスが出てしまった。対応出来れば良かったのだがそういかず。ファーストバイクがOKとの事なのでもう一度乗り換える。半周してラスト2周に入り直登する3段キャンバーでリアギアをローに入れたとこチェーンをホイールとスプロケの間に落としてしまい、復帰する事は出来ずそこでDNFとなった。前半は昨日より走れていたと感じていたのだが最後にこの失態。振り返ってみればこれを回避できた点はいくつもあるし、把握できてない部分やギア変換の下手さ、色々な悪い面が形になった。しっかりと原因を明らかにし、対策していこうと思います

唐見 実世子レポート

初日と同じコースレイアウトだったが、気温がマイナスまで下がってしまって、キャンパー部分などに霜が降りてしまい、前日より少し難しくなってしまった2日目。試走の時に苦手なキャンパー区間を何度も練習。最初は全く乗れなかったが最後には少しだけ形になって、あとはレースの時にしっかり走れるように祈るのみ。
体調は昨日よりさらに悪化。だが、たったの40分のレースなので大丈夫。
スタートは前日よりは良くて、少し余裕を持って砂セクション、3段坂をこなす。3位争いグループでそのまま走るがキャンパー区間が本当に最悪で、致命的に下手。だがそれでも試走の時に練習していなかったらもっと大変な事になっていたので、これは仕方がなかった。他のセクションは初日よりは少し上手にこなせたが、砂のセクションも本当に遅い。
途中3位争いで少し抜け出せるのだが、苦手な忍者返しやキャンパー区間での自爆などで、簡単に追いつかれてしまう。ずっとそれを繰り返してラスト周回。自分のテクニックのなさに半分嫌気をさしつつ、集中力も欠けてしまって、2人パックの先頭を譲ってしまい、そのままズルズルと後退。おそらく10秒もないくらいの差を詰められず、そのままゴール。途中で2位だった選手がメカトラに見舞われてしまった事もあって表彰台はゲットできたが、納得のいくレースからは程遠かった。
シクロクロスではレース展開などあまり考えていなかったが、もう少し頭も使って走る事もするべきだとも思った。また、せっかくのレースも、技術がなさ過ぎれば、コースにのまれてしまい自分自身を追い込む事が出来なくなってしまう。なので、今後もシクロクロスを挑戦したいのであれば、スキルを身につける練習もしないとレースを走る時間がもったいないと思った。
ただ、いろいろとかみ合わない中、最後まで怪我もなく走り切れた事は良かったと思うので、この経験を来年に活かしたい。
今回もたくさんの応援、ありがとうございました。

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