弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

UCI Class2,JCX第1戦 茨城CX取手ステージ

kokaigawa miyo

大会名

UCI Class2,JCX第1戦 茨城CX取手ステージ

開催日

2017年10月9日(月)

結果

カテゴリー1 前田 公平:2位、織田 聖:8位、江越 海玖也:DNF
カテゴリーL1 唐見 実世子:優勝

使用機材
フレーム : FELT F1X
タイヤ : Challenge  CHICANE TEAM EDITION Soft
ホイール      : INDUSTRY NINE
クランクセット   : ROTOR 3D+ QCX1
サイクルコンピュータ : GARMIN 820J
バーテープ : Silic1
チェーン : KMC X11SL
ウェア       :Champion system
ヘルメット     :Giro Air Attack,Synthe MIPS,Synthe
ケミカル      :WAKO’S
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルウェア用洗剤 : 亀の子束子 自転車泥汚れ専用洗剤

前田公平レポート

まだサマーシーズンが終わり切っていない中、JCXシリーズが開幕し国内シクロクロスシーズンも本格的にスタート。直前に体調が優れずに不安はあったが、UCIレースなので出来る限りの準備をする。使い慣れたINDUSTRY NINEハブやQRINGSのフィーリングは上々。少ない時間で少しでも多くバイクからの情報を得るために丁寧に走った。
スタートは最前列から。無難に1コーナーへ入り、流れに乗り1周目をこなす。すぐに6人のパックになり、そこそこのペースで周回をこなしていった。ペース自体は速いものではなかったが、コーナリングのスムーズさや脚のバラつきがあり、後ろに位置取ってしまったため踏まされる場面が多くあった。また、乗り降りやシケイン越えの動作が久しぶりであったため、かなりもたついてしまった。パックからは1人、また1人と人数が減っていき、最終的には小坂選手と2人に。しかし、パックでの無駄脚のツケか、これからというところでシケイン越えの際に脚を攣ってしまい、大幅にペースダウンをせざるを得ない状況に。3位の中里選手に追いつかれるも何とか誤魔化しながらペースを作る程度には回復した。2位争いは、ほぼ先頭固定のまま最終周回。バックストレートでアタックされ、付けずに離されてしまい、正直終わったと思ったが相手もキツいようでイマイチ伸びておらず、最後のシケインで追いつくことに成功。そのまま最終コーナー立ち上がりからスプリント。ゴールまで距離があったことに助けられ差して2位でゴール。
直前の状態から考えると、思ったよりは走れたという感じだが、同時にこんなもんかという思いもあったのがゴールしてからの率直な感想だった。これから始まるウィンターシーズン、ニューバイクの良さをもっと引き出せるように、コンディションと共に一体感も高めていきたいと思います。

織田 聖レポート

遂に、日本でもシクロクロスシーズンが始まった。まさか家から近い小貝川でUCIレース。
まっくろくろすけでクールなニューバイクもお披露目。
FELT F1Xのフロント三角は硬くしっかりとパワーが伝わり、リア三角はしなるのでコーナーでも安定して走ることができると感じた。
今回のレースは暑くボトルケージを付けてレースに挑んだ。ゼッケンも「3」と最前列からのスタートだった。スタートをミスしてしまいましたがなんとか前の方に上がることができ、先頭パックで走ることができた。4周目ぐらいから脚がピクピクし始め集中力も欠け始め、パックから切れてしまった。後ろまでも距離がありなんとか踏ん張りたかったが踏ん張れなかった。そのあとは重田選手とパックになったがどちらとも脚がいっぱいで切れたのでスピードは上がらず、その後ろのパックに飲まれてしまった。シケインを超えた時に脚を攣ってしまいそのパックからも遅れ単独になってしまった。その後もシケインを超えるたび、脚が攣り、少し止まってしまった。そのまま単独8位のままゴールした。
ペースもそれほど速くなかったのに切れてしまった。次回のUCIレースでは今回の課題をクリアしたいと思う。
たくさんの応援、サポートありがとうございました。

江越 海玖也レポート

今年もシクロシーズンに突入した。
今期初シクロで、初エリートクラス。
今までとは全てがガラッと変わるから課題はたくさんあった。ポイントがないため最後尾スタートだった。目標は次のレースに繋げられるよう一つでも前に上がること。スタートして左側の方が流れていたので左に入ったら前方で落車が発生した。何とか止まれたもの、だいぶ遅れてしまった。集団につまずくと足切りが近づくから二周はペースを上げ3周目からペースを落ち着かせようと考えていた。三周目に入る頃には30番手くらいまで上がることが出来たが、三周目中盤でリアタイヤがパンク。二つ目のピットに機材を置いていないと勘違いしており、ピットをスルー。一つ目の方に向かいバイク交換をしたが、シクロでパンクするのは初めてで焦ってしまった。立て直そうとしたものうまくいかず結局足切り。パンクから立ち直る可能性があったのに自分の把握不足で潰してしまった事は反省し、二度とないようにしなければいけない。それでも自分の思っていた以上に走れてはいたのでスターライトや全日本の為にもスタート位置をあげられるよう頑張ります。
たくさんの応援、サポートありがとうございました

唐見 実世子レポート

いよいよ国内でもシクロクロスシーズンに突入。ロードレースシーズンも継続している中のシクロクロスという事もあり、頭の切り替えが難しい。しかしながら、ホームでもある茨城で初戦を迎えられるのは、喜ばしい事だった。
小貝川のコースは練習で何度も走っているので、目標は優勝。それでも練習のコースとレースのコースは全く異なるため、朝7時から試走を行い、コースを把握できるようにした。
レースがスタート。クリートキャッチは昨年に比べると速くなったが、それでもすぐにはまるという訳ではなく、また、ギアが軽すぎたせいもあり、いきなり遅れる。でも
コーナーを2番手でクリアでき、そこからは先頭の今井選手のペースでコース前半をこなした。1周目の後半、抜ける場所があったので前に出て、一気にペースを上げてみたものの、2人パックのまま。そしてシケインでもたついている間に抜かれ、今井選手が前へ。
2周目に入った辺りで、何度か揺さぶりをかけて、3周目に入る頃には1人旅に持ち込めた。そこからは苦しかったが、ペースで走って、最後まで踏ん張る事が出来た。
今回のレースはロードレースさながらのスピードコースだったので、優勝させてもらう事ができたが、これから少しずつ難易度が増していくので、シクロクロスの練習も取り入れていかなければならないと実感した。
また、チームの拠点でもある茨城県でUCIレースが行われたのは、私達にとって、とてもありがたい事で、大会運営に携わる全ての方々に厚く御礼を申し上げます。
もっともっとシクロクロスが国内で注目されるように、今の自分達に出来る事をしていかなければならないと感じた一日になりました。

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