弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第48回チャレンジサイクルロードレース大会

大会名    

第48回チャレンジサイクルロードレース大会

開催日   

2025年4月5日(土)、6日(日)

結果    

【WU】   山下 歩希      優勝 

【ME】    内田 宇海       8位

      馬場 慶三郎    22位

【MU】    竹田 天飛      12位

       佐藤 愛祈      40位

          川田 佑          DNF

【MJ】     山田 駿太郎    20位

         大竹 優雅     DNF

使用機材等   

フレーム                   :FELT AR or  FR 

ホイール                       : Mavic COSMIC SLR 32 DISC 

タイヤ・チューブ            :Vittoria Corsa Pro

BB                :WISHBONEセラミックBB

サイクルメーター         :WAHOO BOLT,ROAM

ペダル                  :WAHOO SPEEDPLAY ZERO 、AERO

ウェア                 :VERGE 

サングラス            :OGK kabuto ICU、 FA-1、122PH

ヘルメット                 :OGK kabuto FREX-AIR ,AERO-2

バーテープ・ボトルゲージ :OGK kabuto BT-1

グローブ              :OGK kabuto PRG-8

ケミカル                    :和光ケミカル

磁気ネックレス         :ANGLE eモデル01ネックレス

サプリメント             :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション     :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

山下 歩希レポート

自己評価 : 70点 

 今シーズン初のロードレースは全日本と同じ会場のサイクルスポーツセンターで行われた。午後は雨予報で、濡れたコンディションで走る経験が浅く緊張した。ウォームアップをした時に足の調子が良いと感じ、気合いが入った。

 スタートラインに足を置いた瞬間、自分のスキルと足を信じ34キロと短いレースに挑む事を考えた。

 

 レースが始まり、最初の下りを雨だからといって、下りを怖がらなくて良いと思った。約2周のあたりでアタックがかかり、逃げに乗った。だが、数回登りがあり、段々足に疲労が溜まり、最初の急な登りで、加速に着いていくのが不可能になり落ちてしまった。

 

 周回を重ねていくうちに、先頭集団から落ちてきた選手と合流する事に成功した。小さいグループで走っていく中でも登りで千切れる瞬間が数回あり、毎回下りを使って追いついた。

 最終周は数週一緒に走っていたエリートの選手と一緒になり、自分にとって一番コースの中で辛いゴール前の登りの為に体力を温存させる事を考えた。

  

 残り150メートルでスプリントが始まり、前のエリートの選手についていこうとしたが、力不足で離されてしまった。総合4位でゴールを迎えた。

 

 今回のコースはとてもダイナミックで辛かった。だが、明確に二ヶ月先の全日本の課題が分かり、身のあるレースだと感じた。今後は足りない部分を伸ばし、毎日の練習に挑みたいという気持ちが芽生えた。

 

 佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもサポートありがとうございます。今回のレースの経験を生かし、次のレースも全力で頑張りたいと思います。

 

内田 宇海レポート

自己評価:70点

天気は雨のち曇り

午前中は雨が降り路面が濡れている状況。

午後は幸いにも雨が止み、時折晴れ間が見えるタイミングもあった。

スタート前は雨が酷くなって寒くなる可能性もあったのでジャケットを着用していたが暑すぎた為3周目で脱ぐことにした。

序盤は自分から動かず有力な選手の動きについていき、後手にならないように立ち回る。

だが集団を群馬グリフィンの林原選手が牽引して逃げを許さない状況。

5周あたりでアタックに反応してスネルの湯浅選手と逃げる。

いいペースで逃げていたが後ろからジャンプしてきた選手が合流するも活性化した集団がすぐに追いつく。

その後も林原選手が牽引して集団は遅くもなく速くもなく淡々と進む。

集団の人数もまだ多く絞り込む為アタックを仕掛けるもなかなか実らない。

林原選手に声をかけて一緒に飛び出すが集団が許さない。

そのかいあり、集団の人数は少なくなったが勝つためにはここから飛び出さないといけないのでアタックを試みるもなかなか成功しない。

完全に引きちぎるペースで行くことが出来なかった。

残り2周で集団がお見合いしてペースダウンしたタイミングで4名が先行して下りで離れていく。

人数が多いチームの選手が2名乗っており集団で抑えが入り集団のペースが下がる。

このままでは行かれてしまうので登りでアタックを仕掛け続けるが全員反応してきて先頭交代しても前に出てくれず単発のアタックで終わってしまう。

下りで友達の石井選手が前を引いてくれて逃げとの差が縮まるも脚を使いすぎたのと水分不足で脚が攣りかけてしまい最後のスプリントに混じることが出来なかった。

反省としてもう少し後半に脚を使い始めていればもっと厳しい展開にして逃げ切ることが出来たかもしれない。

調子はよくレース中千切られるような場面も全くなく昨年より成長しているのでこの調子でシーズンを戦っていきたい。

雨の中サポートしてくださった佐藤GM、渡辺監督、スポンサーの皆様ありがとうございました。

次戦はJプロツアー播磨、終盤の動きで逃げ切る為賢く走りたい。

馬場 慶三郎レポート

自己評価 : 55点 

エリートカテゴリー初戦となったチャレンジロード。79kmと比較的短い距離で全日本の出場資格を得るために、30位以内が絶対条件の本レース。スタート前まで雨が降っており路面は濡れていた。

 序盤はアタックしては捕まりを繰り返し、周回を消化していった。自分からは動かず集団前方で様子を見ていた。しかし徐々に脚がきつくなってきて8周目の秀峰亭前の登りで千切れてしまった。その後は遅れた選手同士で協力してなんとか完走し、全日本出場資格を獲得することができた。現時点で最善は尽くせたが明らかに実力が足りていない。本戦まであと2か月しかないので課題をしっかりと克服して少しでも良い走りができるようにして行きたい。

 佐藤GM、早朝からサポートありがとうございました。渡辺先生、スポンサー様、サプライヤー様、応援ご支援ありがとうございました。次戦のJBCF西日本ロードクラシックではしっかりと自分の走りをして結果を求めて走れるように日々のトレーニングに励んで参ります。

竹田 天飛レポート

自己評価 : 50点  

U23カテゴリーで出場したチャレンジロード。

今回のレースも雨予報だったが、気温は暖かかったため、防寒対策はさほどせずスタートした。

レースは序盤からアタック合戦が続き、マークしていた選手も何度か動いていたため、自分もチェックしつつレースを動かした。

しかし、自分が集団に戻った際にマークしていた選手がアタックしてしまい、これが勝ち逃げとなってしまった。

ブリッジを試みた選手と一緒に追う展開を作ったが、集団が許してくれるわけもなく、後手に回ってしまった。

それでもなんとか集団の頭を取ろうと、佐藤選手が残り一周を先頭で引いたことで集団は縦に伸び、そのままスプリント態勢に入った。

良い位置でスプリントを開始したが、何人かに抜かされてしまい、結果は12位。

全日本の出場資格は取れたものの、優勝を目指して挑んだレースだったので、とても悔しかった。

全日本まで残り2ヶ月。自分がやらなければいけないことは明白なので、一日一日を無駄にせず、強くなることに専念したいと思います。

朝早くからサポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、いつもありがとうございます。

全日本は、前を向いて終われるように頑張ります。

応援・サポートありがとうございました。

佐藤 愛祈レポート

自己評価 : 50点 

 u23のみで全日本と同じ会場で行われるチャレンジロードレース。60キロと短いが、自分の今の立ち位置がわかるレースだと考える。

 朝は晴れていたが、途中から雨に変わる予報だったため、レインジェル、シューズカバーをつけてレースに臨んだ。

 スタートしてから人数の多さと、u23の荒い走りに怖さもあったが、位置取りと集団の密度は余裕があったため、最後尾スタートだったが前が見える位置に上がれた。

 最初から脚の調子は良く、今日はいける日だと思った。展開を間違えず、脚を使いすぎないようにと考えながら走った。

 3周目に前にいたのと近くの選手がアタックしたため、ゴール付近で踏んでみる。集団と離れたが序盤だったため、次の展開に備える。その後集団の中に入ってしまい、逃げができたが反応できずに埋もれてしまった。

 散発的なアタックの中で見極めながら走っていたつもりだったが、勝ち逃げが決まってしまった。人を揃えているチームと先頭をまわりつつ、集団から飛び出してみるがすぐに集団に戻ってしまい1人では追えないためうまくいかなかった。

 残り1周のゴール前でアタックをして1周逃げ切ろうと考えた。アタックをし、集団から離れることができたが繋がってしまった。諦めずに下りから登り返しも先頭で引くが、人数を絞っただけで飛び出すことはできなかった。ゴール前ではスプリントする力は残っていなかったため、ながれのままゴールした。

 

 脚の調子はよかっただけに、展開を間違え、逃げに乗れなかったのが1番の敗因と考える。逃げが決まってからも、追いつつ集団を小さくする動きを積極的に行うべきだった。

 順調に調子も上がってきているため、jptのレースに向け更に調子を上げ、チャレンジしながらリザルトを残していきたい。

 展開に乗れない甘さは後になって後悔しても意味がないため、もっと考えながら後のことを考えずにチャレンジしていかなければならないと思ったレースとなった。

 次戦の西日本、東日本も常に全力で後悔しない走りをしていきます。

 日々サポートしていただいている皆様、ありがとうございます。次こそは良い結果と内容を報告できるように頑張ります。

川田 佑レポート

自己評価 :10 点 

全日本の資格がかかる重要なチャレンジロード。1週間前に吊って数日間痛みがあったハムストリングが少し不安だったが、しっかりテーピングをして、必ず全日本の資格を取るという気持ちで臨んだ。

初の修善寺。登りが多い得意なコース。平坦系のレースが続いていた分、登りで足を試せるのが楽しみだった。

今までの反省を生かし早めに整列するが、横幅が広すぎてあまり意味がなかった。

スタートして下りに入り、恐怖心でどんどん位置を下げてしまう。以前はそこまでなかったのに、今年になって下りと集団で走ることへの恐怖心が出てきてしまった。

下りが終わる頃には集団から離れ1人に。

登りで追いつけると危機感を持っていなかったが、登りに入って全く踏むことができない。ギリギリ1周目の登りは追いつけたと思ったが、大集団の最後尾で後ろはもう既にバラバラになっていたため、前とはかなり距離が空いてしまっていた。

その後の下りでまた離れてしまい追いつけずそこでレースが終わってしまった。

ここまで踏めないことも、下りであそこまで距離を空けてしまうことも誤算だった。

タイムアウトになった後、しばらく何がなんだか分からず放心状態だった。

いくら練習出来てないにしても、2日前のメニューの感触は悪くなかったし、ハムストリングの痛みがあったわけでもなかった。

次の西日本ロードクラシックまでたった2週間。今の状態でどれだけ走れるのか不安だが、2週間しっかり乗り込んで、ベストの状態で臨みたい。

サポートして頂いた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様いつもありがとうございます。

次戦の西日本ロードクラシック、体のコンディションも精神状況も万全の状態で臨み、今度こそ良い報告が出来るように最善を尽くします。

山田 駿太郎レポート

自己評価 :45点
 伊豆のサイクルスポーツセンターを右回りに回る5kmのコースを7周半する39kmのレース。昨シーズンのチャレンジサイクルロードレースは2レース目だったこともあり惨憺たる結果だったので、今年はしっかりと走れるように意気込みを持って臨んだ。

目標:短いレースなので、積極的に展開すること。

 レース当日は快晴で、気温も割と高くなる予報だった。と言ってもそんなに暑くなる予報ではなかったので、ジャージはエアロを選択した。レースが昼の時間帯だったので、朝食、昼食をしっかりととり、最初からハイペースであることが予想されたので、アップもしっかりと行ってスタートに向かった。


 昨年はスタートの際にすでに後方に位置していて苦労をしたので、今年はスタートの際にできるだけ前に出るように心がけた。その甲斐があって最前列に陣取ることができ、本スタートの時点でも悪くない位置に入ることができていた。


 スタートの手前の第1コーナー後方で落車が起こった。幸い前方にいたおかげで巻き込まれることはなかったが、第1コーナーの危険度を改めて確認した。


 いつも通りスタートが切られると集団が活性化したが、位置取りが悪くなかったこともあり、あまり苦労することなく最初の登坂を終えた。その後の秀峰亭の登坂で若干位置を下げてしまったが、その後のゆるい登坂で一気に前に上がり、集団の前1桁でホームストレートに戻った。

  2周目に、松村選手が飛び出した。自分も反応して後ろについたが、すぐに振り落とされてしまい、集団に戻った。松村選手を含む先頭集団は、しばらく見える位置にいたが、しばらくすると見えなくなった。

 3〜5周目は特に大きな動きはなかった。自分は、集団中段で進行していたが、途中何度か掛かったアタックは集団がそれ以上逃すことはなく、後方は一つの集団のままレースは進行していた。

 ラスト2周を切ったところで、秀峰亭の先の登坂前で3人の選手が飛び出した。自分もそれに乗り、ホームストレートまで下ったが、ホームストレートを過ぎた第1コーナーで後ろから野崎選手が後ろから上がってきて合流し、集団も合流して結局その逃げは決まらなかった。


 合流してから一度集団中程まで下がったが、ラスト1周に入って第1コーナーを抜けたところで集団前方まで上がり、そのまま下りを下って最後の秀峰亭の登りに入った。

 最後の登坂では、当然ながら集団のペースも上がっていたが、半分までは集団前5分の1ほどで粘っていた。しかし、最後の最後に周囲が加速したところで踏ん張り切れず、集団に飲まれてしまい、20位でゴールした。


 今回のレースは、昨年のチャレンジサイクルロードレースやここまでのレースの反省を活かして、前々で展開することができましたが、アタックに反応できても振り落とされてしまったり、最後の登りで踏ん張り切れなかったりと、大事な場面で後一歩届いていない部分がありました。今回のレースで自分に不足しているところをしっかりと洗い出し、次戦以降のレースで改善していけるよう、頑張ります。

 サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもありがとうございます。次戦は再来週の西日本ロードクラシックなので、まずはしっかりと体を回復させ、今回足りていなかった部分を少しでも改善していけるよう、努力します。

 

大竹 優雅レポート

自己評価 :20 点 

去年ぶりのチャレンジサイクルロードレース。

例年ジュニアの参加人数が多く、去年はスタートで埋もれてしまって先頭に行くのにかなり脚を使ってしまいDNFとなった。

また、ローリング中に落車も毎年発生しているのでスタートは前で切りたいところ。

チャレンジサイクルロードレースは普段私が走るE1よりもレベルが高く、ジュニアトップとのレベル差を痛感し、去年はボコボコにやられたのが悔しくて初心者ながら揚げ物やジャンクフードを食べないという明確な目標を立てたり練習増やしたりと、ある意味成長できた思い出のあるレース。

当日はローラー台を持ってきていなかったので試走でアップ。

しっかり心拍を上げた。

リアルスタートは落車回避のため、1番先頭でスタートした。

案の定今年も後ろの方で大きな落車。ここの判断は正しかった。

しかしリアルスタート直後からかなりのハイペース。なかなか緩まずかなり脚を消耗して先頭からドロップしてしまった。

脚が重く、全然走れないままDNFとなった。

佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、いつもありがとうございます。

次のレースは西日本ロードクラシックです。

このコースはE3時代にE2との混走レースで昇格を決めた得意なコースでもあるので今度こそ、胸を張って報告できるように全力で走ります。

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