弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第2回NTT東日本真岡芳賀ロードレース

大会名   

第2回NTT東日本真岡芳賀ロードレース

開催日  

2025年3月29日(土)

結果  

【JPT】   内田 宇海   7位

     馬場 慶三郎   13位

     竹田 天飛    16位

     佐藤 愛祈    26位

【JET】  山田 駿太郎  19位

      川田 佑   DNF

      大竹 優雅   DNF

使用機材等   

フレーム                 :FELT AR Disc    FR 

ホイール                        : Mavic COSMIC SLR 32 DISC 

タイヤ・チューブ        :Vittoria Corsa Pro

BB           :WISHBONEセラミックBB

サイクルメーター      :WAHOO BOLT,ROAM

ペダル             :WAHOO SPEEDPLAY ZERO 、AERO

ウェア          :VERGE 

サングラス        :OGK kabuto ICU、 FA-1、122PH

ヘルメット              :OGK kabuto FREX-AIR ,AERO-2

バーテープ・ボトルゲージ:OGK kabuto BT-1

グローブ        :OGK kabuto PRG-8

ケミカル                  :和光ケミカル

磁気ネックレス     :ANGEL eモデル01ネックレス

サプリメント        :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション    :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

内田 宇海レポート

自己評価:65点

天気は雨 気温は5℃

4年ぶりに走るコース、得意ではないコースだが調子が良いので逃げに乗れれば優勝の可能性があると思っている。

お腹にエマージェンシーシートやシューズカバーにカイロを入れて防寒対策はしっかりした。

レースがスタートしてからの序盤はコーナーが怖く少し位置を下げる。

アタック合戦が続くが逃げがなかなか決まらない。人数が多い逃げには乗るようにチェックする。

横風が少しある区間で集団は縦に伸びてかなりハイペースを刻む。

一瞬中切れしてしまい遅れるもずっとペースがはやい訳ではないので危なげなく人を使い追いつく。

3人の逃げができたがメンバーが微妙で集団にはBSも全員いたので容認。

集団のペースは落ち着いた。

しかしbsが前を固めてペースアップを開始。

集団が2つに割れてしまい後ろに取り残される。

全員で回し前を追いかける。1周ほど使い無事合流。

追いついたタイミングの上りで宇都宮のフェン選手がアタック有力チームが乗った逃げができる。

後ろからすぐさま追いかけたが前にいなかった分脚を使いブリッジできなかった。

寒さで脚も絶好調ではなかった。

差が広がりすぎないようにチームメイトとともに前で牽引する。

30秒差程度で留めたがチームとしてはなかなか厳しい状況で他チームも前に上がってこず苦しい。

佐藤GMが補給所で引かなくていいと指示をくれた。

前で逃げていたBSの選手がドロップしたので引く必要がなくなった。

BSのペースアップもあり一時は15秒差まで縮まった。

だが逃げもペースアップしてタイム差が再び広がる。

後ろは回っていたが逃げに乗せていたチームメイトがローテションにまじりペースがあがり切らない。

BSの牽引力に期待して脚を貯めながら最後の展開に備えたが捕まえきれず集団で最終周回へ。

補給所の上りで京産の渡辺選手がアタックしたのでそれに続きカウンターアッタク

4人ほどになりスプリントへ2番手で入ったが全員に捲られて7位となってしまった。

勝ち逃げに乗れる位置にいなかったのが本当にミスだった。

集団の頭も取れず反省が残るレースになった。

明日は晴れで少し暖かいのでしっかり走りたい。

馬場 慶三郎レポート

自己評価 :70 点

 今年も気温が低いのに加えて雨が降っていた。前日まで25度を超える日もあったので体に負担のかかる気温差だった。このレースは過去2回とも気温の低い雨だったため防寒対策とコースの危険箇所は頭に入っていた。立ち上がりで集団が伸びるので前々で走り展開に加わることを目標にスタートした。

 スタート後は予想通り縦に伸び切れてはくっつきを繰り返していた。序盤から寒さでほかの選手が千切れていく中でうまく位置取りができずに一緒に千切れてしまった。復帰できないだろうと思っていたが逃げができ、集団が落ち着いたことにより復帰できた。また展開に助けられる形になってしまった。その後も中切れにより再び集団から遅れてしまったが人数がいたため戻ることができた。中盤以降は集団前方で走り逃げを追う展開を作ったが他の選手も疲労しておりペースを上げられなかった。最後まで諦めずに動いたが逃げ切られてしまい自分は13位でゴールした。途中で無駄足を使わなければ狙えたかもしれない状況だっただけに悔しいがしっかり修正して結果に繋げたい。

寒い中サポートして頂いた佐藤GM、渡辺先生、スポンサー様サプライヤー様ありがとうございました。

竹田 天飛レポート

自己評価 : 65点 

Jプロツアー二戦目となる宇都宮2days。

初日は120kmのロードレース。

前日とは打って変わって、低い気温と大雨の中でのレースとなった。

鹿児島から一ヶ月も空いたことで、どこまで勝負できるのかワクワクと不安が交差する中でレースがスタート。

気温が低かったこともあり、各チームは序盤から猛烈なアタック合戦を繰り広げた。

中切れなどがあったものの、しっかり集団に復帰し中盤へ。

何度か有力どころのアタックをチェックしたが、自分が少し疲弊したところで、最終的に勝ち逃げとなるアタックについていけなかった。

さらにチームメイトが1人も乗ることができなかったため、差が広がる前に内田選手と馬場選手とまとまり、先頭で交互にローテーションを組んだ。

しかし、このタイミングで勝ち逃げに入っていた他チームの選手がドロップしたことで、他チームもローテーションに加わり、差を縮めることに成功。

自分はここで脚をほぼ使い切ってしまい、集団最後尾でひたすら温存に徹した。

結局、最終周回に入っても何もできず、最後尾でラストの登りを迎えた。

それでも少しでも過去の自分を超えたいと思い、必死に踏み、最後は16位でゴール。

初のベスト20入りを果たし、嬉しい気持ちもあったが、他チームのU23カテゴリーの選手は自分よりも早くゴールしていたため、悔しさも残った。

次戦はチャレンジロードになるため、ここで優勝し、全日本に向けて一矢報いる走りをしたいと思う。

雨と寒い気温の中、サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、いつもありがとうございます。

明日のクリテリウムに向けてしっかりリカバリーし、結果を残せるよう精進します。

ありがとうございました。

佐藤 愛祈レポート

自己評価 : 50点 

  鹿児島から約1ヶ月空き、2戦目となった真岡芳賀ロードレース。昨年も走ったレースプロファイルで、立ち上がりと中切れが頻発し位置取りが大事となると考えた。昨年同様雨が降る中で、昨日までの春模様とは違う天気となった。

 位置取りは前から20番以内を目指し、チームはbs、ブリッツェンを中心に動くと考えマークした。

 黄砂による影響で平日は風邪のような症状で過ごし、当日も万全の状態では望めなかった。ただ、チーム練習では登りのタイムはベストを更新し、足の状態は良いと感じた。体調管理を実力の内なのでこの時期はしっかりと準備をしなければとレースが始まる前から反省点がでた。

 レースは雨と寒さにまず勝つことが大事になると考えた。スタートからコーナーはゆっくりペース。だが立ち上がりは激しかった。決まるような逃げやアタックも特にはなく、反応できる位置取りを意識した。

 5週目になると集団は一気に少なくなり、逃げもできたため集団が落ち着く。しかし、bsが前を固め始め、攻撃がくると準備をした。

 前々にはいたつもりだが、中切れにあってしまい千切れた組でローテーションを回す。3周ほどしたところで追いつくが、またもbsが前を固め始めていた。馬場、竹田選手の後ろにいたがコーナーでインに入ってきた選手を前に2人入れてしまった。その2人が中切れをおこし、1人で追うも追いつかず終わってしまった。

 ただ足がなくなったわけではなかったため、ちぎれた選手でローテーションを回し、完走を目指す。段々と人が減っていったがブリッツェンの選手が前から落ちてきてくれたため、最後はタイム差がついたが地元チームのおかげで完走にこぎつけることができた。

 反省点は、位置どりと寒さに負けたことだと考える。最後の方は心拍があがらなくなっていたため集団にいても残れていたかどうかわからない状態だった。位置どりもコーナーは攻める必要はなかったが人を入れずチームのトレインにつくべきだった。

 足の状態も良く、良いリザルトを残したかったが完走しただけという結果に終わってしまい悔しかった。明日のクリテリウムもあるが、来週はu23のチャレンジロードレースがあるため、足の状態を更にあげ、体調を治し優勝を目指す。

 

 雨と寒さの中サポートしていただいた佐藤GM、竹田選手のお父様ありがとうございました。渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、日々応援していただきありがとうございます。まずは明日のクリテリウムを予選通過し、本戦では自分の目標と向上のため、アグレッシブに動いていきたいと考えています。

山田 駿太郎レポート

自己評価 : 75点
 栃木県真岡市に作られた7.2kmのコースを8周する57.6kmのレース。E1のレースとしては昨シーズンの群馬CSCに続く2戦目のレースとなった。

目標:できるだけ前で展開すること。

 レース当日は朝から雨天で、気温もあまり上がらない予報だった。少しでも耐水性の向上を期待してジャージはエアロを選択し、アームウォーマー、レッグウォーマー、レインジェルのフル装備に加えて、カイロも貼ってスタートに向かった。

 スタート前に上着を脱いで待っている時からすでに体が冷えてくるくらい気温が低かった。それでもスタートしてから体が暖かくなるだろうと思っていたが、結局耐寒装備は前半4周しか持たなかった。

 スタートはローリングだったので、その間にうまく集団前方に上がるつもりだったが、ローリングの期間が短かったのと、コーナーでうまく割り込んでいけなかったことが合わさり、結局スタートとあまり変わらない位置で本スタートを切った。

 リアルスタートが切られてから集団のペースが一気に上がった。集団についていくことはできたが、位置を上げることは難しい状態だった。結局1周目はあまりポジションを上げることができないまま終えた。

 2周目は、ポジションを上げることに尽力した。直線の立ち上がりに慣れるまで時間がかかったこともありまだなかなか厳しい状況だったが、それでも自分の加速の速さを利用して、集団中程くらいまでは上がることができた。それでもいまだに集団のペースに翻弄されていたが、そこからはその手前よりも余裕を持ってレースを走れるようになった。

 3〜6周目は、自分の周りで特に大きな動きはなかった。途中で、逃げ集団が形成されていたが、中切れを必死でブリッジしていたり、視界不良だったこともあり、リアルタイムでは感知できていなかった。4周目を終了したあたりから、耐寒・対雨装備の効力が切れ始め、寒さがで始めた。最初は指から始まり、シフトチェンジを始め細かい操作が難しくなり始めた。6周目を超えたあたりから、腕と足の感覚が無くなり始め、ダンシング等もなんとかできるくらいの感じだった。

 7周目を超えてくると、同じ集団の選手たちにも、寒さの影響が見え始めた。それでも相変わらずペースは早かったので、振り落とされないように全力で集団にしがみついた。

 8周目は、特に大きな動きもなく進行していたが、ラスト2コーナーで落車が起こり、3,4人の選手が巻き込まれていた。自分はなんとか回避することができ、そこから2人ほど抜いてゴールした。

 今回のレースは、ロードレースにおいては初めてのかなりの悪天候のレースで、耐寒対策等のノウハウが足りていなかったこともあり、なんとか集団内で完走するという結果でした。同じようなコンディションのレースは今後もあると思うので、しっかりと対策できるようにしたいと思います。

 サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもありがとうございます。明日のレースにもしっかりと臨めるよう、回復に努めたいと思います。

 

川田 佑レポート

自己評価 :10 点 

jbcf2戦目、真岡芳賀ロードレース。

短く登りが全くないコースで、スプリントがない自分は逃げ切るしか勝ち目がないコース。VC福岡がどこかで逃げてくると思っていたので、それを逃さず乗りに行く計画だった。

当日朝、試走開始時間が交通規制の影響なのか遅れて、ギリギリにスタート地点に着いたので最後尾スタート。

スポンサー様のロゴが見えるジャージが半袖ジャージしかなかったので、インナーに半袖ジャージの状態でスタートした。

前での動きに反応する為に前に上がろうとするが、濡れた路面と集団の密集度でなかなか上がれない。

前に上がるタイミングを伺ってると、2周目にして足が痺れてきて力が入らなくなった。

シューズカバーを付けてなく、雨で足が冷えて動かなくなってしまっていた。

なんとか集団についていこうとするも、3周目でドロップ。その後は全身の震えが止まらず、ブレーキもまともに握れない状態になってしまったのでリタイアした。

ウェアの選択肢ミス。レースの準備の問題で、全く自分の力を発揮できなかった。

自分の準備不足で1レースも無駄にしてしまった事が悔しいし、本当に情けない。

 サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様ありがとうございました。

次戦は必ず自分の力をすべて出し切れるように、しっかり準備して臨みます。

ここからは登りのある、自分向きのコースが続くので、結果を追い求めて頑張ります。

大竹 優雅レポート

自己評価 : 10点 

 弱虫ペダルサイクリングチームに加入して最初のレース。

先々週から風邪のような症状が1週間続き、自転車に乗れない状況が続いたため、体力が落ちていないか心配だった。

緊張と不安もありつつスタートラインに並んだ。ジュニアのリーダージャージを着用していたので1番前からスタート。

今年も真岡芳賀ロードはあいにくの雨模様。

いくつかのコーナーにグレーチングがあり、必然的にブレーキがかかるコースなので前々で展開しないとかなりキツイのでなるべく

前方にいようと考えた。

考え通り最初は前に位置。

自分は立ち上がりとスプリントが得意なので今回のコースは位置取りさえ上手くいけば

有利に走れる。そんな面持ちで走っていた。

しかし、1周目が終わった途端に手の末端に

違和感を覚え始めた。

スタートした頃はまだ暖かく、あまり防寒対策は必要ない(ジャージの下にインナー、ジャケット2枚は着ていた)と考えたのが完全に裏目にでた。

その違和感の正体は低体温症の前兆だった。

しだいに手が膨れ上がり、ギアチェンジできない状態になってしまった。

そのまま2周でDNF。全力を出せず、とても悔しかった。

これは完全に寒さを甘く見ていたのと自分の経験不足からくる大失敗であった。

あの寒さなら厚いグローブとレインウェアは必須だった。

これも一つ大事な経験になったと考え、これからのレースに生かしていこうと思った。

この失った体力を4月19日の西日本ロードレースまでには完全に元に戻していきたい。

内田キャプテンからもご指摘がありましたが焦っても仕方ないので体を壊さないように慎重にトレーニングを積んでいこうと思います。

渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、いつも応援頂きありがとうございます。

この度新しく加入しました、大竹優雅と申します。今季はU19の2年目になります。

得意分野はスプリントですが、これからは登りも強化していく所存です。

この前高校を卒業し、これからはアルバイトをしながら自転車競技に真剣に取り組むつもりです。

サポートしてくださる周りの方々に感謝して、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。

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