弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

JCX第5戦UCI琵琶湖グランプリ

大会名

JCX第5戦UCI琵琶湖グランプリ

開催日

2024年11月17日(日)

結果 

ME1 織田 聖   優勝        

   竹田 天飛  45位

   内田 宇海  47位

WE 小林 あか里     優勝  

ME Junior  山田 駿太郎 3位

M19−39    阿見寺 俊哉  10位            

使用機材

フレーム               : Bianchi ZOLDER PRO

ボトムブラケット      :WISH BONEセラミックBB

ホイール            : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム

             ALEX RIMS RXD2

タイヤ               : Vittoria A DUGAST  織田 聖          : TYPHOON 

                     内田 宇海    :TERRENO MIX

                     竹田 天飛   :TERRENO MIX

                     阿見寺 俊哉:TERRENO MIX

                     山田 駿太郎:TYPHUUN  

                     小林 あか里: TYPHUUN                  

バーテープ                     :OGKkabuto BT

サイクルコンピュータ    :WAHOO RIVAL

ウェア            :ekoi

サングラス       :OGK kabuto ICU 

グローブ        :OGKkabuto RPG-7

ヘルメット          :OGK kabuto FREX-AIR、 AERO-R2、

ケミカル        :和光ケミカル

磁気ネックレス     :ANGEL eモデル01ネックレス

サプリメント        :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

織田 聖レポート
今シーズン唯一の国内UCIレースということもあり落とすことのできないレースという位置付けで臨
んだ今回。
前回の土浦シクロクロス後も毎週ロード、シクロクロスと遠征が続いており体力的な面で不安もあ
った。
しかし先週の沖縄がレースキャンセルとなりもちろん残念だったが、身体を休めることができシクロ
クロスシーズンのことを考えると良かったのかもしれない。

事前の天気予報では雨予報だったが、当日は半袖で過ごせるほど暖かく雨はぱらついた程度で
ほとんど降らなかった。
エリートの時間のコースコンディションはドライすぎてバフバフという感じ。
タイヤはタイフーンとスモールバードで悩んだが、今回は前後ともタイフーンをチョイス。
スタートは最前列からで第1コーナーを5番手でクリア。
やはり他の選手は毎週シクロクロスレースしているだけあってスタートから速い。
そんなことを思いながら自分のペースで先頭に追いつく。
1周目を終えホームストレートに戻ってきた時にペースが落ちたので先頭に出る。
キャンバーの後にペースアップをしたところ少し差がついた為平坦でスピードアップ。
その後はジリジリと後ろとの差が広がっていった為、踏むところは踏んで休むところは休むとメリハ
リを意識して独走を続け無事優勝。
土浦で2位になってから真面目にシクロクロスと向き合い、イタリア遠征でバイクにも乗り慣れ、よう
やく思うように走れるようになってきた。
これからも毎週レースが続きますがしっかりと体調管理をして、さらに調子を上げていけたらと思
います。
たくさんの応援、サポートありがとうございました。


・竹田 天飛レポート
ME1初戦となるUCI琵琶湖。
最後尾スタートということもあり、とにかく勝負に絡める位置まで行きたかったため、スタートから必
死に踏んだ。
思っていた以上にME1の集団後方は荒れていて、横から突っ込まれたり、選手とのぶつかり合い
が多く、とても危険だった。その中で最後尾ということもあり、状況を見てすんなりと抜くことができ
たので良かった。そこからは集団はバラバラになり、とにかくテクニカル区間で置いてかれずに平
坦区間で抜かしていく作戦でレースを進めた。
しかし、先頭を走る聖選手との差は歴然で、そもそも展開にすら加わることができずにDNFとなっ
た。
勝てる土俵に行くためにまずはポイントを獲得し、勝負に絡める位置でスタートできるように精進し
ていきます。
サポートしてくださった佐藤GM、渡辺監督、山田さんご家族、スポンサーの皆様ありがとうござい
ました。
次戦は東海CX。砂セクションが加わり、難しいレースとなりますが全日本に向けて気合を入れて
頑張ります。


内田 宇海レポート
天気は晴れ 路面コンディションはドライ

試走した時は少し濡れていてグリップがあったが当日はドライで少しスリッピーになっていた。
57番ゼッケンで前回より良いポジションで並んだ.、スタートも大きなミスをせずかけることができ
た。
第一コーナーの混雑をうまくかわし35番手ほどで抜けられる、しかしその後のテクニカル区間で転
倒などのミスをしてしまい番手を落としていく。
単独になり落ち着いて走ってからミスは減ったが乗れない区間でバイクを担ぎ体力が奪われてな
かなか平坦の踏むポイントも疲れからかスピードが乗らない。
下ろされる前の周に竹田選手にも抜かれてキャンバー区間で置いていかれて
しまう。
その後はそのままの位置で-5rapでラップアウトになった。
昨年よりは走れるようになったが無駄な部分が多すぎてポジションを上げられないことが多い。
来週の愛知で行われるワイルドネイチャーは砂が多く自分にとって苦戦を強いられることになるだ
ろう。
サポートしてくださった佐藤GM、渡辺監督、山田さんご家族、スポンサーの皆様ありがとうござい
ました。
来週もがんばります。


・小林 あか里レポート
今シーズン国内で唯一となったUCIレース。
昨年より出走人数は少なかったが、プレッシャーは大きかった。
このコースはキャンバーセクションが多く、テクニックが多く求められる一方、フラット区間では踏み
続けるパワーが求められる。
苦手なランセクションが多かったことから、緊張感もいつもより大きかった。
スタートは少しミスをしてしまい出遅れる。しかし、スタート直後のキャンバーセクションまでに先頭
に出ることができ、キャンバーセクションは自分のペースで走ることができた。そこから次のテクニ
カルセクションまではフラット区間が続く。そこで渡部選手に追いつかれたが、そこはあまり気にせ
ずに全力で踏むことだけにフォーカスした。
その区間を終えるとキャンバーが続くセクションになる。ラン区間も多く、ランが得意な渡部選手が
後ろにいることは大きなプレッシャーとなった。ただ、昨シーズンから今シーズンにかけてバイクの
乗降車やランのトレーニングを多く行ってきたことが自信になり、その区間で後ろと差を一気につ
けることができた。
再び後半のフラットセクションに出てからは、スピード感をもって安定したリズムでペースを刻むこ
とができた。
ただ速いペースをキープすることができなかったのは、今回の反省点である。
全日本選手権に向けて、引き続きトレーニングを頑張ってまいります。
応援、サポートありがとうございました。

山田 駿太郎レポート
草津市烏丸半島に作られたコース。初見のコースだったが、時々話を聞いていた通りキャンバー
や直刀の難易度が高く、MTB系の走りを想起させるコースだった。
目標:自分が今持っているものを全て突っ込んで全力で走り切ること。
前日入りして試走を行った。高いコース難易度に手こずったが、前日試走と当日試走で難関セク
ションをなんとか攻略し、乗車が厳しいと判断した場所は後者をうまく活用するなどして対応した。
当日は曇っていたが、時々晴れ間が見えたりすると結構暑くなった。スキンスーツの着用を考え
ていたが、気温からメッシュのジャージを選択した。
スタートは、スタート前にディレイラーの調子があまり良くないと思っていたので、それに気を使い
ながら加速した。結果普段より鈍いスタートになってしまったが、それでも先頭パックに喰らい付
き、レースが始まった。
トップを走っていた成田選手とは早々に差が開いてしまい、2位パックにはタジマ選手、ナカセンド
ウ選手、マツヤマ選手、自分の4人パックで展開した。序盤から誰かがアタックし、それの潰し合い
というアタック合戦だったが、直線のペース自体はそこまで上がらず、むしろテクニカルセクション
でのミスをいかに減らせるかの勝負になった。
レース中盤、先頭に出て巡航速度でS字コーナーに突入したタジマ選手が転倒し、後方に下が
り、差が開いた。そこからは、残り3人のパックになった。その後、何度かそれぞれ遅れるシーンが
あったが、結局は全員追いついてきて、パック状態のまま走っていた。
ラスト周回に入る手前、ナカセンドウ選手が遅れて、自分と松山選手の2人になった。しかし、一
瞬ラップの処理に手間取った瞬間と、その後の松山選手がコーナリング転倒して失速した瞬間を
突いてナカセンドウ選手が追いつき、最終的に自分とナカセンドウ選手の2人になった。
ラスト周回、ナカセンドウ選手に先行された状態で展開し、差は2,3秒あるかないかといったところ
だった。まだ勝機はあると思っていたので、追い抜く機会を伺っていた…がシケインで降車した瞬
間にまさかのシケインに足を引っ掛け、大きなタイムロスをしてしまった。その後は、体制を立て直
して追撃するも、追いつくことは叶わず3位でゴールした。
今回のレースは、コースに適応しきれなかったことが大きな足枷となりました。また、アタックした
時に後ろをしっかりちぎってこられていないことは、やはり課題となっているフィジカルや爆発力だ
と考えています。今できることを精一杯やり、次戦ワイルドネイチャー、また全日本に望めるように
努力していきます。
サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもありがとうご
ざいます。
まずは次戦ワイルドネイチャーに向けて調整をしていきます。

阿見寺 俊哉レポート
気温は20度程度、快晴でドライ路面となった。前日は若干の雨が降っていたが日曜日には完全
に乾いていた。
スタート直後クリートキャッチをミスしてしまい、折角の前列からのスタートを無駄にしてしまった。
平坦区間で追ったものの全体的に琵琶湖グランプリはキャンバー区間が多く、かなり苦戦してしま
った。
1周目でキャンバーの区間で転んでしまうなど、かなり厳しいスタートとなってしまい先頭からは
かなり差ができてしまった。
そこからは焦りが大きくなってしまい、中々思うように走ることができず苦しい展開になってしま
い、後半になるにつれて落ちてくる人達を抜かしていったものの結果は10位となってしまった。
今回は圧倒的に自分が乗れる区間が少なく、そこで大きく遅れを取っていることは明白だった。
技術面でかなり負けてしまっている。
次回はワイルドネイチャー砂の多いステージであり難しいが、全力で取り組んでいきます。
サポートしてくださった佐藤GM、渡辺監督、山田さんご家族、スポンサー様、サプライヤー様の
皆様ありがとうございました。
来週のワイルドネイチャーも優勝を目指してがんばります。

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