JCX#1戦お米の田島屋 PRESENTS 土浦ステージ
大会名
JCX#1戦お米の田島屋 PRESENTS 土浦ステージ
開催日
2024年10月6日(日)
結果
ME1 織田 聖 2位
WE 小林 あか里 優勝
ME2 内田 宇海 優勝
ME4 竹田 天飛 優勝
阿見寺 俊哉 2位
M Junior 山田 駿太郎 3位
使用機材
フレーム : Bianchi ZOLDER PRO
ボトムブラケット :WISH BONEセラミックBB
ホイール : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム
ALEX RIMS RXD2
タイヤ : Vittoria A DUGAST 織田 聖 :SMALL BIRD TLR 小林 あか里:PIPISQUALLO
山田 駿太郎:TYPHUUN
内田 宇海 :TERRENO MIX
阿見寺 俊哉:TERRENO MIX
竹田 天飛 :TERRENO MIX
バーテープ :OGKkabuto BT
サイクルコンピュータ :WAHOO RIVAL
ウェア :ekoi
サングラス :OGK ICU
ヘルメット :OGK kabuto FREX-AIR、 AERO-R2
ケミカル :和光ケミカル
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
織田 聖レポート
今シーズン初戦。
昨シーズンは1月の全日本選手権でレースを終えており、例年以上にシーズン間のスパンが空いて迎えるシーズンとなった。
土浦のコースは、スピードは出るものの敷地の広さの関係でコンパクトにまとまっている印象。
今年はコーナーの数が少し減ったものの流れるコースなため勝負どころが難しくどう戦うかとても悩ましかった。
スタートは成功したもののうまくスピードに乗り切れず4番手でスタートループをクリア。
その間に先頭では副島選手がスピードを上げ2位以降を話す展開になっていた。
沢田選手が2番手だったため詰めるだろうと思ったもののそこまで調子が良さそうではなくスピードに乗り切らない印象。
沢田選手と先頭交代をしながら副島選手を2周目にキャッチし3人の先頭集団になった。
周回を重ねると沢田選手が遅れ始め、副島選手と2人での勝負になった。
ここで仕掛けられなかったのが今回の敗因だと思う。
スプリントにしたくはなかったがスプリントになってしまい、そして負けた。
スプリントトレーニングもしてきたが勝つことができなかった。
とても悔しいレースになってしまったが、悔しい思いをしてここまで這い上がってきたので、またさらに一歩前進できるチャンスと捉えて自分自身と向き合い日々過ごして行きたい。
気持ちいいスタートとはいきませんでしたが、今シーズンもよろしくお願いいたします。
小林 あか里レポート
ロードシーズンが終わり、シクロクロスシーズンへ移行することが毎年うまくいかず、初戦は勝てないことが多かった。しかし、今回はシクロクロスシーズンが4シーズン目ということもあり、うまく移行することができたと思う。
今年の8、9月にはロードでヨーロッパ遠征をし、ヨーロッパでのロードレースのスピード感が体に染みついた。帰国後の練習も、そのスピードを意識して行うようにしてきた。そのため、今回のようなフラットで踏むコースのレイアウトは、そのスピード感をシクロクロスでどれだけ活かせるかを試せる最高のレイアウトであった。
スタートから全力で行き、スピードだけを意識して走った。ホールショットを取り、そこからトップを走りつづける形になる。苦手であったバイクの乗降もあまりスピードを落とさずにできるようになった。また、バイクをクイックにコントロールできるようになったことから、コーナーも今までよりスムーズに走れるようになった。これらの小さな変化が、昨年よりもバイクを前へ進ませることができ、スピードも速くなった要因だと思う。
レース中は独走状態になる時間が長かったが、ラップタイムと常に自分より速い選手を追いかけるイメージで走り続けた。フィニッシュまで集中して走り切ることができ、大きなミスもなくレースを終えることができた。
ここから本格的なシクロクロストレーニングを行い、さらに上へ行けるよう頑張っていきたい。
応援、サポートありがとうございました。
内田 宇海レポート
天気は曇り 路面コンディションはドライだった。
昨年はC2から上がれなかったので今回のレースでなんとしても上がることを目標にした。
スタート位置は最後尾からだった。
スタート直後落車が発生して少し足止めをくらってしまう。
直線区間でペースを上げポジションを上げていく。
序盤は先頭が少し逃げていて、差が詰まっていかない。
3〜4周目に2位の選手に追いついた。
1位の選手は15秒ほど先で追いつくまでペースを維持して差を徐々に詰めていった。
無事に追いつき3人のパックとなるもシケインや階段区間で差をつけられてしまう。
脚を使いすぐに追いつくがテクニックで完全に負けてしまっていたので直線区間でアタックを打ち抜け出しを試みるも、3人パックは崩れなかった。
最終周回も3人で入るも1名の選手とアタックのタイミングが被りハンドルが接触してその選手が転けてしまう。自分は体勢をなんとか立て直し、ことなきを得た。
2名になり最後の直線までにテクニカル区間で遅れないようなるべく前を死守したが
階段区間で遅れをとってしまう。
勝負所と見たのかペースを上げていかれる、しかしロードの脚を生かし強引に踏み追いつきカウンターでペースを上げていった。
最終コーナーを抜けた頃には自分が少し先行し十分な差をつけてスプリントしてゴールした。
コースが自分向きだったので優勝したがコースによっては難しいので安定して走れるようにテクニックを磨いていきたい。
ひとまずC1に上がれて一安心できたが次戦のレースは苦手なキャンバーが多くあるので少しでも上位で完走出来るよう頑張っていきたい。
サポートしていただいた佐藤GM、渡辺先生、そしてスポンサー様、サプライヤー様ありがとうございました
阿見寺 俊哉レポート
人生初めてのシクロクロスのレース。前日に雨が降り湿った状態でのレースとなった。
ほぼ最後尾からのスタートし、ホームストレートで先頭に出たかったが上手くいかなかった。右コーナー後の芝生のストレートで竹田選手を追いかけるような形で前に出た。
ここから一気に追いつこうとしたものの、シケインや細かいコーナーでどんどん置いて行かれてしまい、竹田選手とも後続とも離れて一人旅になった。そのまま2位でフィニッシュした。
シケインや階段では明らかにタイムロスしていて、脚では埋められないほどになってしまっていた。写真で見返すとシケインで高く飛びすぎてしまっていたり、クリートキャッチに時間が掛かっていたりとスキル面で改善点が多かった。
次回は、わたりラウンドに出場するため、練習をして早くC1に上がれるよう頑張ります。
朝早くからサポートしていただいた佐藤GM、渡辺先生、スポンサー様、サプライヤー様、本当にありがとうございました。
竹田 天飛レポート
初めてのシクロクロスレース。
天気は曇りとなり、コースコンディションは前日の試走よりもドライの状態だった。
万全な試走を済ませ、スタート位置に並んだ。
スタートしてからはすぐに道が狭くなるため、スタートのスプリントで前に上がった。
5番手で通過することができ、舗装路へ突入。
前の2人を抜かし、芝生コースに入った。ストレートですぐに先頭に出て、そのままシケインに入り、なんとかクリア。緊張しており、一周目は走りが堅い状態であったが、後ろとも離れてることを確認し、一旦落ち着いて集中し直した。バイクを降りたのは、シケインだけであったため、後ろの選手ともどんどん差を開くことができた。
レース時間が30分の為、走れるのは4周と予想していたが、5周と聞いてからは1区間ずつのペースは無理に上げずに全体のペースを上げることを意識した。
そのまま5周を終え、後ろと1分半の差をつけゴールできた。
今シーズンギリギリで勝てなかったことや走りきれなかったことが多かった為、少しでも悔いを晴らせて良かった。
次戦はME3のわたりラウンド。
コースが難しくなるため、自信を持って臨んでいきます。
朝早くからサポートしていただいた佐藤GM、渡辺先生、そしてスポンサー様、サプライヤー様ありがとうございました。
山田 駿太郎レポート
自己評価:20点
土浦リンリンポートの周辺に作られた特設コース。例年より若干簡単でスピード系のコースになっていた。自分にとっては今シーズンJCXの初戦。
目標:積極的なレースをすることと、野嵜 然新選手にできるだけ喰らいつくこと。
何日か前まで雨の予報だったが、当日は曇りで湿度が高く、蒸し暑かった。アップはいつも通り行ったが、若干体が回ってない感覚があった。
スタートはうまくいき、当初から狙っていた通り先頭に入るつもりだったが、同じくスタートが早かった松村選手に前に入られてコーナリング…と思った途端に松村選手が転倒し、自分が先頭でコントロールラインを通過した。
コントロールラインを超えてすぐのコーナーで野嵜選手が上がってきた。そのまま先行を許してしまい、追撃したものの3コーナーの間に3,4秒ほどの差をつけられてしまった。
離されはしても、野嵜選手は見えていたので、諦めずに追走した。聞こえてくるタイム差は広がってはいたが、ガンガン離れていく感じではなかった。自分の特性はフィジカルよりもスキルにあると思っていたので、コーナリングの一つ一つを丁寧に最速でこなせるように意識しながら走った。
5周目までは自分が2番手で追撃していた。3周目後半で周回数が発表され、全8周回というのを聞いた。
4周目くらいから、2番手にいた中山道選手の姿が見えなくなり、代わりに松村選手が上がってきた。詰めてきているのは見えていたので、逃げてはいたが松村選手の方がペースが速く、5周目に入ったところで追いつかれた。
追いつかれてすぐにパスされ、3番手に交代した。ストレートはなんとかギリギリついていけるペースだったので、松村選手の後ろに入った。コーナリングは自分に多少余裕がある感じで、シケインの手前で前に出た。自分はシケイン降車だったので、その先のコーナーでまた3番手に後退してしまった。
松村選手に抜き返されても離されはすまいと踏み込んだが、その瞬間に右足のふくらはぎがつった。一瞬出力が鈍った瞬間に松村選手に差をあけられてしまい、そこからはジリジリと離される展開になった。
その後の周回も、追走のペースは緩めなかった。6周目で松村選手の速度が少し鈍ったように感じたので、差を詰めようと意気込んだが、シケイン直後に今度は両足がつり、さらに差が広がる結果になった。
最終的にはトップから1:05、2番手から0:42差での3位となった。順位もそうだが、自分にシクロクロスのフィジカルが足りていないことを痛感した。
今回のレースは、色々な原因があると思っていますが、何よりもフィジカルが足りていないことが最も大きな課題であると感じました。この課題は、この先のレースで大きな足枷になると思うので、次戦亘理、また全日本に向けて、全力で強化に努めたいと思います。
サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもありがとうございました。