第92回全日本自転車競技選手権大会ロードレース
大会名
第92回全日本自転車競技選手権大会ロードレース
開催日
2024年6月22日(土)23日(日)
結果
【WE】 小林 あか里 7位
【ME】 内田 宇海 19位
【MU23】 島崎 将男 20位
佐藤 愛祈 25位
阿見寺 俊哉 DNF
使用機材等
フレーム :cannondale SuperSix EVO Hi-MOD
タイヤ・チューブ :Vittoria Corsa Pro, Corsa Graphene2.0
BB :WISHBONEセラミックBB
ハンドル・ステム :FSA SL-K
サイクルメーター :WAHOO BOLT,ROAM
ペダル :WAHOO SPEEDPLAY ZERO 、AERO
サドル :Prologo SCRATCH M5
サイクリングウェア :ekoi
サングラス :OGK kabutoFA-1 122PH
ヘルメット :OGK kabuto AERO-2 ,IZANAGI
バーテープ・ボトルゲージ:OGK kabuto BT-1
グローブ :OGK kabuto PRG-8
ケミカル :和光ケミカル
磁気ネックレス :ANGEL eモデル01ネックレス
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
小林 あか里レポート
自己評価 :70 点
エリートとして初めての全日本。パリオリンピック代表候補選手も出ているなか、優勝が目標であった。
前日の嵐も抜け、蒸し暑い天気となった。
体をオーバーヒートさせないように、アップから氷を使用して体温を下げることを意識的に行った。
スタートはマスドスタート。スタートから3周目までは大きな動きもなく、去年よりもスローペースでレースが進む。
4周目以降、与那嶺選手が揺さぶりをかけるアタック。そこから自分がカウンターアタックを仕掛けるが、大きな動きにはならなかった。
1人の逃げを容認した後、30秒ほどのタイムギャップが生まれる。そこからは、与那嶺選手が積極的なペースアップ、アタックを仕掛け始める。
1回目のペースアップには反応しついていくことができたが、その後のアタックに着くことができず単騎になってしまう。しかし、ここで単騎になれば優勝争いはもちろんのことレース完走すらできなくなってしまう。
KOMポイント後の下りで前を追う。そこからは車列を使いながら追走を試みる。半周を使ってどうにか先頭集団に復帰することができた。ここに追いつくまでに脚をかなり使ってしまい、そのあとのアタックには反応したもののついて行くことができず、追走集団での走行となった。
昨年のレース展開が思い起こされ、絶対にここで追いつかなくてはと思い踏むが、集団自体のペースが上がらずタイム差は開いていった。
追走集団では3位争いに備えた動きが始まり、ラスト2周で石田選手がアタックをした。このアタックにはついて行けずに追走集団からドロップ。単独走行となり、7位でフィニッシュとなった。
この全日本に向けて、100%の準備をしてきたが、全く足りなかった。悔しいが、この悔しさを絶対に忘れずにまた1年、全力で準備をしていきたい。
今回、全日本選手権というスタートラインに立てたのは、佐藤GMをはじめ、渡辺監督、スポンサーの方々、マッサの平川さん、いつも応援してくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
内田 宇海レポート
自己評価:50点
天気は雨 風も強く落車が起こる可能性があるコンディションだった。
タイムトライアルは振るわなかったので土曜日はリカバリーを入れ、ロードレースに向け準備した。
平川マッサーにアップオイルを塗ってもらい、暑さもあったためアップは程々にしてスタートラインにたった。
今日まで渡辺監督、佐藤GM、平川マッサー、鈴木先生、藤田マッサー様々な方にサポートしてもらいここまで戻って来れたので不甲斐ない走りはしたくなかった。
去年のように落車で終わらないよう細心の注意を払って臨んだ。
序盤からハイペースでレースは進み、集団の人数がどんどん絞られていった。
一度だけ下を利用してアタックしてキナンの山本選手が反応し2人で逃げた。
しかし愛三の選手が集団を引いてきて捕まった。
愛三の石上選手がアタックを連発していた。
群馬の金子選手、マトリの小林選手などが集団のペースを上げていて置いて行かれそうになる。
中盤もしないほどでKOMの上りで遅れてしまう。
千切れてからもオールアウトしないよう調整しながら前を追い続けた。
先頭集団も逃げができて少しペースが落ちたので復帰することができたがペースアップに対応出来る余裕はなかった。
12周目のペースアップで千切れてしまい、しばらく1人で前を追いかけて耐えた。
その後、後ろから3名ジョインして4人でタイムアウトにならないようペースを刻み走り続け先頭から13分遅れでゴール。
19位で最終完走者となった。
内容としては耐えるだけのレース展開だった。実力をもっと上げて来年は戦えるレベルにまでフィジカルを上げてレースに参加していきたい。
雨の中、サポートしていただいた渡辺監督、佐藤GM、平川マッサー、サプライヤー様、スポンサー様ありがとうございました。
島崎 将男レポート
自己評価 :10点
最初からスローペースで、集団の中はかなり楽だった。序盤には6人ほどの逃げ集団が形成され、そこには有力選手は乗っていなかったため、見送った。
中盤にかけて集団のペースが上がってきて、2分以上あった逃げ集団との差はみるみる縮まっていき、捕まえた。そのペースアップの要因は鎌田選手、林原選手などの有力選手によるものや、その他の選手も登りでアタックしたりしてペースが上がった。僕も何度か彼らの動きに乗ったり、自分から仕掛けたりしたが最終的に集団から逃げ出すことはできなかった。
そして8周目の登りでアタック。逃げ集団を追い越し、自分が単独で抜け出す形になった。そこに佐藤選手がブリッジしてきて、2人になった。
逃げて1周目はそこそこいいペースで回ることができたが、佐藤選手がキツくてドロップしてしまった。ここからは一人旅で、淡々と踏んでいたが11周目で追いつかれてしまった。その時にはすでにセレクションがかかり、10人ほどだった。
僕もなんとかついていこうとしたがここまで逃げてきた疲労からか全く踏めず寺田選手のアタックについていくことができなかった。
そこでレースは終わり。それ以降はどんどんパワーが低下していき、20位で終わった。
わざわざ僕までサポートしてくださった佐藤gm、平川さん、ありがとうございました。いい結果は残せなかったですが、腐らず頑張ります。
佐藤 愛祈レポート
自己評価 : 50点
昨日とは正反対な天気な晴れで、かけ水や氷が必須となるレースになった。最後に人数が絞られ、そこからの勝負になると考え、前半は耐えて後半の展開に備えた。
最初からスローペース。逃げが決まり気持ち的にも体的にも余裕があった。逃げが捕まり、アタックがかかるが、くるとわかりきついがちぎれるほどでもなく調子の良さがわかった。 更に逃げができるがすぐ捕まり、次の展開に備えた。
1番きつい登りでアタックがかかり、くだりも詰まることなく早いスピードだった。そのまま上り返しのところでef島崎選手がアタックをかけ、集団が追う気配もなく、後ろも離れていたので自分もついていく。すぐに1分差のタイム差ができるが、島崎選手についていくことができず、ゴール後の登りで千切れてしまった。後ろから追走の選手がきたためついていくが、集団もきたため戻る選択をするが、すぐに登りでアタックがかかり、千切れてしまった。そこが今日のレースの1番重要な場面であり、そこで最後まで行った7人が決まった。
そこからはできるだけ良い順位を目指すが、力が入らず反省点を考えながら悔しいままゴールをした。
島崎選手やtopの選手たちとの力の差。勝負が決まるタイミングを間違え、結果に絡めない動きをしてしまったこと、タイミングなど反省点しか見つからなかった。ペース的には余裕もあったが、意味のない動きをしても無駄でしかなく、動いた後に耐えなければならないと感じた。
また1から自分の反省点を見直し、練習を積み重ね、来年チャレンジします。
次は7月の広島とjプロツアーでも、目標を達成できるようにしていきます。
雨の中、暑い中、サポートしていただいた佐藤gm、忙しい中マッサージ、補給していただいた平川さん、応援してくださる渡辺先生。サプライヤー様、スポンサー様ありがとうございます。
良い報告はできませんでしたが、また一歩ずつ成長していきますので、よろしくお願いいたします。
阿見寺 俊哉レポート
自己評価 : 5点
天気は晴れ、気温は25度程度で路面はハーフウェットの中でのレースとなった。
朝8時スタートと早いため、金曜日は9時に寝て出来る限り回復に専念した。
昨日の落車の影響なのか2周目くらいから胃が飲み物を受け付けなくなってしまった。しかし、晴れで気温が上がる中でのレースであるためなんとか流し込んだ。
序盤はスローペースだったため、脚自体には余裕があったものの時間が経つにつれて身体の余裕が無くなっているのを感じた。普段ならそこまでキツいとも感じないペースでも身体が痛く感じ、なんとか付いていくだけで何もできないレースになっていた。
後半になって逃げが捕まりレースが動き始めると、そのままジリジリと下がっていってしまい、9周目の登りで完全に踏めなくなり千切れてしまった。TTの落車によって全てが狂ってしまった。
まずは怪我を治し、7月のJPTのレースに向けてまた練習を積んでいきます。3日間サポートして頂いた佐藤GM、平川マッサー、多大なご支援をして頂いている渡辺先生、スポンサー様、サプライヤー様、本当にありがとうございました。