弱虫ペダルスーパークロス野辺山day2
大会名
弱虫ペダルスーパークロス野辺山day2
開催日
2023年11月19日(日)
結果
ME1 織田 聖:優勝
岩田 聖矢 :DNF
MJ 野嵜然新:優勝
WE 小林 あか里:2位
使用機材
フレーム : FELT FX FRD,FX Advanced+
ボトムブラケット :WISH BONEセラミックBB
ホイール : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム
ALEX RIMS RXD2,VISION METRON 40 SL DISC
タイヤ : Vittoria 織田 聖:terreno mix
岩田 聖矢:terreno mix
野嵜然新:terreno mix
小林 あか里:terreno mix
バーテープ :OGKkabuto
サイクルコンピュータ :WAHOO RIVAL
ウェア :ekoi
サングラス :ekoi
ヘルメット :OGK kabuto AERO-R2,IZANAGI
ケミカル :和光ケミカル
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
織田 聖レポート
昨日とコースレイアウトの変更はないが、コースコンディションは変わり、昨日よりも泥セクションがツルツルで難しく感じた。
試走でもしっかりとウエアが汚れるほどの泥でこうなると竹之内選手が速いんだろうなとコースの途中で止まりコース脇で竹之内選手が来るのを待つ。
やはり竹之内選手だけ泥セクションのスピードが違い、走るラインも面白いので同じところをトレースしてみたりと色々と試した。
レース時間は昨日よりも遅かったものの昨日に比べ暖かく指切りグローブで出走できた。
スタートもうまくいき3番手で第1コーナーを曲がる。
1周目はスローペースで進み、沢田選手、柚木選手と副島選手の4人で1周目完了。
このままだともっと大人数になりそうだなと思い、2周目のシケインで自ら仕掛けた。
気がつくと後ろには柚木選手のみになっていたので舗装路の登りをスピードアップして揺さぶってみると独走状態に持ち込むことに成功。
テクニカルセクションではあまりアドバンテージを得ることができないので踏めるところでしっかりと踏むことを意識して走り独走状態を維持。
周回を重ねるに連れてタイム差を稼いだが、泥セクションで転倒してしまい一気に10秒縮まり15秒差になった。
少し焦ったものの余力も残しながら走っていたので残り2周しっかりと走りタイム差を20秒まで開けてフィニッシュ。
2日連続独走優勝。そして今シーズン初UCIレースをしっかり勝利で飾れてよかった。
次週の琵琶湖も頑張ります。
たくさんの応援、サポートありがとうございました。
岩田 聖矢レポート
初めてのシクロクロスuciレース。
2日目は104人出走、104番出走となった。
前日に比べて暖かく、フルラップ完走するべく、意気込んでスタートした。
最後尾スタートだったが、スタートして半周程で50番辺りまで上がることが出来た。
そこからも少しずつ前の選手をパスしながら走行する。前日に比べて調子もよく、からだもうごいてくれていた。
しかし、1周目完了辺りのコーナーで綺麗に滑ってしまい、落車。体は何ともなかったのだが、機材が動かず半周ほどランニングし、PITに入った。機材を直してもらい再スタートするも、大幅にタイムロスしており、次の周回で降ろされてしまった。
調子が良かっただけに悔しく、勿体なかった。
いつもサポートしていただいている、スポンサー様、サプライヤー様、チーム関係者の皆様、ありがとうございます。
引き続きシクロクロスにも全力で取り組んでまいります。
よろしくお願い致します。
野嵜 然新レポート
自分にとって初めてのUCIレースとなる野辺山2日目。
自分の今シーズンの目標を達成するためにはまず今回のレースで優勝してUCIポイントを確実に取ることが大切。
前日の疲れは残っておらず、レースをするのが楽しみで仕方なかった。
朝の試走は走るかどうか悩んだが気温が低いと自分の身体は相当な時間アップにかけないと動きが悪いため、コンディションは参考にならないが試走を行う事にした。
時間とレースが増すにつれ、路面状況が悪化してマッドコンディションになってきた。
だが、泥区間の捌きには自信があったので空気圧は前日より0.1barだけ上げてセッティングした。
前日よりアップを入念に行いスタートに向かう。レースプランとしては昨日争った成田選手と早いうちから2人の勝負にして行きたい。スプリント勝負にはしたくないのでどこかで独走する事を考えスタートに立った。
しかし、スタートの反応に遅れ、なおかつクリートキャッチに失敗して8番手くらいで第1コーナーを曲がってしまう。焦って順位を上げようとするが中々前に行きづらい。
舗装路の登りで成田選手がペースを上げたのが見えたので、全力でペースアップしてピット前の泥区間に3番手で入る。
泥区間に入ると先頭の成田選手が落車。
2番手に上がるがここで成田選手が復帰に少し手間取ってるのを見てチャンスだと思い前の選手をパスして一気にペースを上げた。
こうなってしまったらもう独走するしかないと思い、全開で進めていく。
1周目終了時点で独走状態になりつつあり、成田選手とも20秒ほどタイム差をつけたが、2周目の泥区間で自分もコーステープに絡まってしまうミスをして2位の選手に詰められる。落ち着けと自分に言い聞かせて、レースを進めていくが3周目に成田選手が順位を回復させ約20秒程で追って来ている。
だが、大きなミスをしなければと思うが成田選手の勢いはかなり強力なもので泥区間やその他のセクションでミスをしてしまう。
4周目のバイク交換直後に8秒差まで詰められてしまうが次の周回でなんとか持ち直し、15秒ほどまでリードを戻し、最後はミスをしないように走り、なんとか優勝する事ができた。
初めてのUCIレースで優勝する事が出来たのは良かったが、レース後、佐藤GMにも言っていただいた通り、フィジカルでは負けていたと思う。今週末の琵琶湖でもう一度対戦すると思うので、しっかり優勝出来る様に調整していきたい。
サポートしてくださったチームの皆様、スポンサー様、そして沢山の応援が凄く力になりました。ありがとうございました。
小林 あか里レポート
2日目は、1日目と打って変わって、泥のコンディションとなった。
コース上の至る所に、水たまりが見受けられ、泥セクションも乗車をするか、ランをするかの判断が余儀なくされる状況であった。
2日目は、午後からの試走、そして本戦に向けて、午前中は軽くローラーを回して過ごした。
スタートは、1日目の反省を活かすことができ、トップでスタートラップに入る。そして、本ループに入ると渡部選手が一気に加速して追い上げてきた。そこではあまり慌てず、さらに、コンディションも1日目より良かったため、渡部選手の後ろに着いた。
タイムギャップをつけずに前半を走り、後半で一気に仕掛けようとしたが、バイクを担ぐ場面が1日目より多かった2日目は、テクニカルセクションで少しずつ離されてしまう。そのタイムギャップを埋めようと、登り区間で踏み、少し差を縮めるがそれ以上の差をテクニカルセクションでつけられてしまう。
さらに、レース後半に入ると、会場が標高も高いこともあり、酸欠の症状が少し出始める。登りで思うように踏めなくなり少し失速してしまう。すぐにリカバリーをするがトップとのタイム差を逆転することはできなかった。
テクニック不足を補うために脚を使ってしまい、レース後半への勝負をもっていくことができなかった。シクロクロスで必要なバイクの乗降やランスキルをもっと磨き上げる必要があると感じた。
全日本に向けて2か月、弱点を強化してトレーニングに励みます。
応援、サポートありがとうございました。