第57回西日本ロードクラシックDAY2
大会名
第57回西日本ロードクラシック
開催日
2023年4月16日(日)
結果
【JPT】 岩田 聖矢 5位
内田 宇海 18位
青島 冬弥 38位
五十嵐 洸太 40位
細川 健太 DNF
藤本 元貴 DNF
【E2/E3】 小林 あか里 8位(オープン参加)
・使用機材等
フレーム :FELT AR FRD DISC ,FR FRD ,FR Advanced DISC
ホイール :VISION METRON40SL DISC チューブラー,METRON40SL RIM-BREAK
ロックリング :KCNC
タイヤ・チューブ :Vittoria Corsa Graphene2.0
BB :WISHBONEセラミックBB
ハンドル・ステム :FSA SL-K
サイクルメーター :WAHOO BOLT,ROAM
ペダル :WAHOO SPEEDPLAY ZERO CLIP-IN ROAD BIKE PEDALS
サドル :sellesanmarco SHORTFIT 2.0 Carbon FX
サイクリングウェア :ekoi
サングラス :ekoi
ヘルメット :OGK AERO-2 CV,IZANAGI
シューズ :GAERNE カーボンG-STL,G-Sprint
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
岩田 聖矢レポート
自己評価 : 65点
JPROTOUR西日本ロードクラシック
播磨中央公園 7km×21周回 147kmで争われた。
コースは連続したコーナーがあり、逃げ集団有利なコース。
ミーティングでは序盤から前々で、全体的にも逃げを狙うよう話し合った。
レースがスタートし、アタック合戦が始まるが、他チームも同じ考えをした動きで、予想より決まるまでに時間がかかった。
逃げは枚数を揃えた有力チームのシマノ、キナン、愛三工業を含む6人。
弱虫ペダルとしてはミーティング通り進められず、完全に後手を踏んだ展開であった。これは自分自身の責任でもあり、今レースの最も反省すべき点であった。
逃げが容認され、シマノがコントロールを始めた、逃げに乗せられなかった弱虫ペダルからは細川選手に集団牽引に加わってもらい、追う姿勢を示す。
レースが半分を過ぎ、最大2分半程度開いた逃げとのタイム差が1分近くまで縮まったタイミングで、愛三工業のペースアップがあった。
自分としては想定していた動きだったが、少し位置を後ろに下げており少し脚を使うことになってしまったが、分裂した先頭の集団に入った。
そこから補給などをしっかり取りつつ、周回を重ねる。
残り35km地点辺りから毎周回、登りで有力選手の動きがあるだろうと考え、前々で展開した。
しかし、予想以上に周りの選手が疲弊してたのか、あまり展開がなかった。
ここで思い切って自分から仕掛けることが出来たら、もう少し集団が絞られ、変わっていたかもしれない。今回で手応えもあったので、次回からはチャレンジしていきたい。
集団はそのまま最終局面へ入り、ゴールスプリントになる。集団前方では枚数を揃えたチームがトレインを組んでおり、後ろから登りに入って閉まっては勝負に絡めない可能性が高いので、位置をあげる。少し前までは上がれたが、欲を言えばもう少し突っ込みたかった。
最後の登りではアシストを終えた選手などを交わしながら、ゴールスプリントへ。
5位だった。
今回のレースではチームとして大きな反省点があったものの、自分としては手応えも感じることが出来た。また、落車が続いていたが、慎重に走り、落車は防げた。しかし、落車に怯えていては、勝負所で突っ込めないという点がある。
今後、克服していかなければならない。
いつもお世話になっております、
スポンサー様、サプライヤー様、チーム関係者の皆様、ありがとうございます。
引き続き精進して参りますので、
引き続きよろしくお願い致します。
内田 宇海レポート
自己評価:60点
天気は晴れていたがレース中盤スコールが降り難しいコンディションの天候になった。
昨年と同じコースということで経験のある自分と岩田選手、細川選手で残りの選手にコース状況などを共有しておいた。
道が狭くテクニカルなコースのため逃げが決まると思われた。
しかし去年逃げ切っているコースのため各チームのアタック合戦が予想以上に長引いた。チームメイトと協力しながら逃げへ対応していたが誰も反応できていない逃げが決まってしまう。キナン・トマルバ選手、マトリックス・マンセボ選手が乗った6名の逃げが行ってしまった。
集団は逃げを容認しペースダウン、後手に回ってしまった。
5-6周目に自分の前輪がスローパンクしていることに気づきメカニックカーからホイール交換をしてもらいカーペーサーで戻っていくことに。
カーペーサーとの呼吸が合わずあまり楽できなかったが無事集団に復帰。
その後、集団は各チームのアシストによって一定ペースで逃げとの差を縮めていく。
自分たちは細川選手を牽引役に1枚だし集団で位置取る。
13周目愛三工業レーシングによるペースアップが起こる。
14周までペースがあがり集団の人数が30名前後に、逃げも捕まり振り出しに戻る。
展開が味方し逃げが捕まったが後手に回ってしまったため細川選手に負担をかけてしまった。
集団には岩田選手と自分だけになり終盤戦へ。
2名でアタックやペースアップに警戒しながら距離をこなしてゆく。
マトリックスなどがペースアップを仕掛けて来るかと警戒していたが最後まで大きなペースアップは起こらず最後の登りへ、自分は最後の最後で脚が持たず集団スプリントに参加できなかった。
岩田選手に一人任せてしまって申し訳ない。
力尽きた自分は18位。
短い坂を何度も繰り返すコースに対する耐性が足らなかった残り3周まではよかったが最後から1分ほどの坂が苦しくなってきた。
なるべく脚を温存できるよう集団でうまく走る技術も足らないと感じた。
このようなコースもしっかり対応できるよう練習を頑張ります。
急な雨のレースでサポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサーの皆様、本当にありがとうございました。
青島 冬弥レポート
自己評価 : 40点
播磨中央公園でのレース。
初めて走るコースなので試走を行いコースをチェックしてから出走した。
調子があまり良くない状態がずっと続いているので負の連鎖を断ち切る為にも、今回は何かきっかけを掴める走りが出来るよう心がけてスタートをした。
スタート直後アタック合戦が積極的に行われた。前に上がろうと何度も心がけたが、脚が無く、前に上がってもすぐに後ろに下がってしまった。程なくして、逃げが出来たが、チームからは乗せることが出来なかった。自分も速度に対応出来ず、後手を踏んでしまった。そこからはチームメイトとまとまって集団で位置取りをし、周回を重ねた。細川選手が集団を牽引してくれたため、周回をこなすことが出来た。そして、中盤から終盤にかけて集団内でのペースアップの雰囲気が出てくると同時に愛三工業レーシングチームがペースアップを行った。そのペースについていくことが出来ずに集団から遅れてしまった。ペースアップの雰囲気を察知した時に、脚を使ってでも前に上がらなくてはいけなかった。あと一歩我慢できる実力をつけなくてはならないと感じた。ペースアップに対応出来る実力をつけなくてはならない。その後はグルペットで諦めずに積極的にローテーションを行い、なんとか完走をすることが出来た。
今回のレースでは完走をすることが出来た。目標であった、きっかけを小さくはあるが掴むことが出来たと感じた。これを皮切りに更に練習を積んで強くなっていきたい。
しかし、まだまだ実力不足である。序盤のアタック合戦に参加することが出来ない、ペースアップに対応出来ない。など課題が山積みである。早い速度域での立ち回り、アタックに反応する力、ペースアップ。やることはとにかく練習を積んでフィジカルを鍛えていくしかない。ベーストレーニングを基本に、メニュー等でしっかりとレース強度に耐えれる身体を作っていきたい。今回のレースで掴めた感触を大切に自信をもってトレーニング、レースに取り組んでいきたい。
サポートしていただいた佐藤GM、多大なるサポートをしてくださる渡辺監督、スポンサーの皆様、ありがとうございました。
五十嵐 洸太レポート
自己評価 : 30点
西日本ロードクラシックは播磨中央公園で行われた。7キロのコースを21周する147キロのレース。
コーナーが連続し、逃げに有利な展開になると予想した。チームとしても、序盤から逃げに挑戦するように話し合っていた。
スタートからアタック合戦が続き、各チームが逃げを狙った動きをしていく。序盤は前々で展開でき、有力選手のアタックに反応するようにした。
逃げは予想よりも決まらず、4周目にシマノ、愛三、マトリックス、キナンなどの有力チームを含む6名の逃げ集団が形成された。逃げができた時は集団中盤まで位置を下げており、先頭付近にいた内田選手に対応を任せっきりにしてしまった。チームからは誰も乗せることができず、後手を踏むことになる。
逃げ集団とのタイム差は最大で2分30秒まで広がり、メイン集団は愛三、シマノ、群馬グリフィンが主にコントロール。チームからは細川選手に集団牽引に加わってもらい、逃げとのタイム差を縮めていった。
逃げとのタイム差は1分程までに近づき、吸収される前の次の展開に備え、前に上がろうと考えていた。メイン集団のペースは安定していたが、コーナーでの立ち上がりや登り返しで踏まされ、集団内にいてもきつく感じていた。
13周目に登り区間で愛三工業がペースアップをした。予想よりも早く展開が起き、集団後方からの対応となる。また脚にも余裕がなく、ペースアップに着いていくことができなかった。その後、遅れた選手8名のグループで復帰を目指すも、タイム差は開いていった。完走することはでき、40位でゴール。
4周目にできた逃げに乗ることができず、後手を踏む展開となってしまった。結果として吸収されたので良かったが、チームとして反省していきたい。
中盤の愛三のペースアップで遅れてしまったのは、実力不足を痛感した。また、位置取りも悪く、展開を読む力も足りていない。もっと次の展開を考えてレースを走る必要があると感じた。次戦では修正していきたいと思う。
最後になりますが、天候の不安定な中、サポートや応援を頂いた方々、スポンサー様、サプライヤー様、ありがとうございました。
細川 健太レポート
自己評価:30点
天気は晴れ。少しだけ風が強かった。今日のレースはコース幅が狭く集団の後ろに下がると集団が伸び、かなり苦しくなるため、みんな逃げを狙っていた。
レース序盤逃げのアタック合戦が始まり、逃げができているのが見えたがなかなか集団の前に上がることができず、そのまま行かせてしまった。逃げに弱虫ペダルの選手を送り込めず後手を踏んでしまった。さらに誰も逃げに乗ってないところから、集団の中でも位置取りがし辛くなった。
そこで、チームで話し合い、集団の牽引に誰かを送り込もうとなった。そこで自分が何もせず完走あるいは集団から遅れると意味がない、さらに、少しでも多くそういう経験をしてみたいということで、集団の牽引に自分が行く事にした。
3周くらいはいい感じで集団を引けたものの、その後の下りで、群馬の選手から少しだけ離されその差を埋めようとしたがどんどん離れ、なんとか追い付いたがそこでかなり足を使ってしまい、下り切ったところでも足は休まらず、登りに突入してしまった。その後は先頭から1番後ろまで下がってしまい、ゴールラインを過ぎたくらいで一回集団に追いついたが、カーブが連続する区間に入り後方だと前方よりスピードが速くそこに着いていけずに千切れてしまった。
集団の前を引いている選手もいる中で自分は途中で千切れてしまい、レースを降りてしまったのでまだまだ弱いなと痛感しました。まだレースも続くのでしっかりと練習して頑張ります。
佐藤GM、マッサーの平川さん、小林さん、スポンサーの方々、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。
藤本 元貴レポート
自己評価 : 5点
今年の西日本ロードクラシックは昨年の開幕戦の会場となり、昨年はエリートカテゴリーで雨の中出走し、私の中では少し恐怖感があった為、今回の試走は注意箇所などをチェックしつつ念入りにコースを走りました。
今回の目標はレース前に佐藤GMと話、序盤から起きる有力な逃げに必ず乗ること。また自分の目標としては、毎回判断が遅れ後手を踏むことがあったり逃げ遅れたりと判断が遅く悪い方向に流れてしまうことがあったのでそれを無くすレースにすると意気込み整列しました。
レースはスタートし、整列も前でいることができリアルスタートしたタイミングでも前におりいつでも逃げに乗る体制でした。
スタートし半周過ぎたあたりで数名の逃げができ私も乗りに行こうとしたが圧倒的パワー不足で逃げとの距離を縮めることができず私が集団を引いて逃げと集団を繋げてしまいその後ローテーション回る頃には自分の体力が限界に近く集団にいても休むことが出来ませんでした。
2周目の登りで体が動かなくなり集団からドロップ。集団から落ちてしまった数名の選手と少しでも前に追いつく姿勢で走りましたが9周目に入ったところでレースから降ろされてしまいました。
今回のレース前に挙げていた目標はどれひとつ達成することができず、自分で行くべきところ、行かないところの見極めも出来ずレースを終えてしまい、悔しくて自分に腹立たしくなります。
今回は序盤から行くと決めていたのなら試走を入念にチェックするのも大事ですが、なによりローラーなどのアップに時間を使いしっかり体を温め体をほぐすことが大切だなと感じました。
レースでしか出来ない挑戦をする為に日々の練習を頑張ります!
最後になりますが、
今回遠方の遠征になりますが運転からサポートしてくださった佐藤GM、マッサーの平川さんありがとうございました。そして渡辺監督を始め、スポンサーの皆様ありがとうございました。
小林 あか里レポート
自己評価 : 80点
今回はE2/3の混走カテゴリーに参加した。
集団の大きさ、レースのスピードはいつもとは全く違う環境であった。
落車や中切れでの集団からドロップを回避するために、スタートから意識的に前の方へポジションを取ることを行った。
2,3周目では集団が活発に動き、ペースもかなり速い展開であった。上りでは集団からちぎれないことを意識し、そのほかの区間ではできる限り足を使わないよう走った。
先頭の逃げが確定すると、集団はスプリントに向けてペースが落ち着いた。その間はある程度リラックスして走ることができ、何度か起こった落車にも冷静に対応し、回避できていたと思う。
そして、ラスト周回の上り区間からアタック合戦が始まり、自分はそれに反応し残り800mあたりから踏み出した。その時点では着は意識していなかったが、沿道からのシングルにいるという声掛けで、ゴール手前では着を意識。スプリントをした。オープン参加ではあったものの8位フィニッシュとなり、手ごたえのあるレースになった。
E2/3で走らせていただきありがとうございました。
応援ありがとうございました。