第1回 JBCF 今治クリテリウム
大会名
第1回 JBCF 今治クリテリウム
開催日
2022年10月29日(土)
結果
五十嵐 洸太 11位
岩田 聖矢 17位
入部 正太朗 20位
香山 飛龍 22位
内田 宇海 DNF
細川 健太 DNF
使用機材等
フレーム :AR FRD DISC,FR FRD DISC,FR Advanced
ホイール :VISION METRON40SL DISC チューブラー
タイヤ・チューブ :Vittoria Corsa Graphene2.0
BB :WISHBONEセラミックBB
サイクルメーター :WAHOO BOLT,ROAM
サイクリングウェア :ekoi
ヘルメット :OGK AERO-R2,IZANAGI
シューズ :GAERNE カーボンG-STL
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
・入部 正太朗レポート
自己評価:70点
2022年JPT最終戦の今治クリテリウムを終えた。
距離は44.8kmと長くはないが小さくてコーナーだらけの1.4kmの周回を32周回という鬼のインターバルコースだった。
チームとしては最初から前々で立ち回り、激しく中切れが多発する中、レース中盤あたりには20人までに減っていた集団に4人を送り込めていた。
そしてマンセボ選手が単独で逃げて愛三工業がコントロールする形でレースは進んでいた。
チームとしては愛三工業にまとめられると勝ちは難しくなるのと、集団の後ろにいるだけでもキツい時もあったので、終盤にはチームメイトと先頭に出たりしながら走った。
しかし岩田をメカトラで失い香山も落車、僕も先頭をキープする為に脚を使ったのでゴールは五十嵐に任せる形となり五十嵐が11位でフィニッシュした。
結局マンセボ選手が単独逃げを決めて優勝した。
強い!おめでとう!
チームとしては惜しい部分もあり結果には繋がらなかったが今年一年を通してクラブチームながらしっかりと前々でチャレンジできるようにはなってきたと感じた。
そしてこれにてJPT2022年シーズンは終了となった。
<2022年 主な成績>
・経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ優勝&団体総合優勝
・群馬CSCロードレース優勝
・年間チームランキング2位
・年間個人ランキング2位
チームとしてもチャレンジ出来たことはたくさんあったし、今年は有意義なJPTシーズンとなった。
これからももっと成長して更なる高みを目指せていけたらいいなと思う。
今年のJPTシーズンを通して大会関係者の方々、応援してくださった方々、サポートしてくださった方々、本当にありがとうございました!
・岩田 聖矢レポート
自己評価: 60点
JPROTOUR最終戦であり、僕のシーズン最終戦であった今治クリテリウムが終わりました。
コースはインターバルのかかるコースで位置取りが重要になるコースだった。
逆に言えば、位置取り次第ではいい展開に持っていけると捉えられる。
レースがスタートし、パレードで1周、リアルスタートが切られた。
リアルスタートが切られた瞬間には3番手辺りに位置できており、上手く位置取りできた。
そこからは集団前方で周回をこなしていく。
集団後方は中切れが起こっており、気づけば集団は20人くらいしかいなかった。
マトリックスのマンセボ選手がアタックし、逃げ続ける、愛三工業の牽引が始まった。
次の動きに備えて集団前方で待機したかった自分は、シマノレーシングと競り合っていた。すると他の選手と接触したのか、ディレーラーが動かなくなってしまった。
ニュートラルを使い、ケーブルを差し直すと、正常に動いたがニュートラルの規定でバイクを乗り換えざるを得なかった。
内田選手のバイクに乗り換え集団に復帰したが、身長が10センチ近く違う選手のポジションでは上手くコーナーなどもこなせず、集団最後尾に位置するしか出来なかった。
僕が、本来の動きをできていれば、入部選手、香山選手、五十嵐選手ともっといい動きが出来ていたのかもしれない。
チーム総合のことも頭にあり、何とか走り切り17位でゴールした。
弱虫ペダルとしても悪い展開でなかっただけに悔しい。ただ、9月にベルギーへ遠征を行かせていただいたのもあり、位置取りが出来るようになっている手応えもある。
来季はフィジカルも強化し、リザルトを求めながら攻めの走りをしていきたいと思います。
スポンサー様、サプライヤー様、チーム関係者様、今シーズンはお世話になりました。
多大なるサポートにとても感謝しております。
引き続き精進して参りますので、何卒よろしくお願い致します。
・細川 健太レポート
自己評価:30点
天気は晴れ風もあまり吹いていなかった。
試走して思ったのが、かなりコーナーが狭く、危ないコースで、さらに後ろにいるとすぐ千切れて終わってしまうと思った。
今シーズンレースがスタートし、パレードランがあり全チームが位置どりを始めたためすごく怖かった。そしてレーススタートし、もがき合いが始まり、自分は集団の真ん中くらいにいることができた。そして、ホームストレートで少しずつ位置を上げる事ができ、自分が集団の最後尾となり20数名のメイン集団となった。しかし、10周目に入る所で実力不足で集団からドロップしてしまった。あと2、3周我慢できれば集団が落ち着き、残るチャンスがあっただけに悔しかった。
応援して下さった皆さん、地域の方々、レース運営の方々、スポンサーの方々、そして、GMの佐藤さん、唐見さんありがとうございました。皆さんのおかげで充実したシーズンを過ごすことができました。
まだまだ力不足なのでオフシーズンのトレーニングにしっかり取り組み来年は活躍できるようにします!
ありがとうございました。
・内田 宇海レポート
自己評価:30点
天気は晴れ良いコンディションでの開催となった。
コースはテクニカルでポジションを上げれるポイントも限られており位置取りが重要なレイアウトだった。
スタートラインでは最前列から一つ後ろでスタートしポジションはよかったのだがパレード走行でのポジション争いが激しく度々接触しかけポジションを落としていってしまう。
パレードが終わり2周目に入る頃には集団後方になってしまった。
岩田選手も後ろにいたのだがホームストレートで左に開いたスペースを利用して先頭付近までいった。自分は真ん中から上がろうとしたりしていたので無謀だったと反省。
レースが始まり集団は一列になりホームストレートで中切れが頻発。
自分はホームストレートで数人追い抜き中切れを埋めたりしていたが先頭には全く届かない。
コーナーで遅れたり立ち上がりでの加速が遅く他の選手と比べコーナーのこなし方が下手だった。
その後DNFとなりレースを降りた。
応援して下さった皆さん、地域の方々、レース運営の方々、スポンサーの方々、そして、GMの佐藤さん、唐見さんありがとうございました。
来年に向けて準備を重ねて妥協なく日々を過ごして強い選手になりますので今後ともよろしくお願い致します。
・香山 飛龍レポート
自己評価 :30 点
目標
シーズン最終戦はシクロクロスのようなテクニカルレイアウトなので、落車しないこと。そしてチーム総合2位を守るためにもtop10を意識した。
展開
上記の通りシクロクロスのようなレイアウトなのでスタートから逃げ集団というよりも、先頭パックが形成されると読んだ。
スタートからリスクを取らずに先頭に位置し、約20人の先頭パックに入ることは成功。チームとしても入部選手、五十嵐選手、岩田選手、自分と4枚残す事に成功。
5周目からマンセボ選手(matrix)が逃げると愛三工業がコントロールを開始。スタートから高強度のインターバルが続いたが、ここからは少し落ち着きをみせた。
愛三工業は現在チーム総合3位と意識しなければならない位置にいるので、残り5周辺りから弱虫ペダルとしても主導権を握りに動き始める。
残り2周のタイミングで入部選手を先頭に一気に先頭に出てマンセボ選手との差を詰める。そして道幅が自転者3台並べるかどうかの最終コーナー手前でアタックし抜け出す事に成功。
しかしそのコーナーで判断を誤り、フロントが滑って単独落車してしまった。砂利と砂が浮いているコーナーだという事は30周もしていたので把握していたのだが、無謀にも攻め過ぎてしまった。
すぐに乗車したもののRD不調で完走者1番下の22位でのフィニッシュとなった。
考察
展開に関しては良かったと思う。愛三工業のレースに完全に任せてしまうと、1,2,3フィニッシュ&総合逆転されてしまう可能性は充分にあったので終盤攻めれた事まではよかった。
しかし、落車は論外だった。言い訳はなく、判断を見誤ってしまった。ロードレースでは3年間落車しておらず、心の中に慢心はあったかもしれない。どちらにせよ良いリザルトを手に入れる可能性も失ったし、今後より一層気をつけなければいけない。
レースが活性化したコーナーでの落車となったので、他選手を1人も巻き込まなかったのはせめてもの救いだった。
今回もスポンサー様、佐藤GM、たくさんのサポートありがとうございました。オフシーズンもしっかり計画を立ててトレーニングしていきます!
・五十嵐 洸太レポート
自己評価:70点
今治クリテリウムがJPT最終戦となる。チーム総合2位を守り、良い形でシーズンを終えることを目標とした。
1周1.4キロのコースを32周回する44.8キロのレース。コースはインターバルが多くかかり、位置取りが重要となる。前々で展開することを意識した。
スタートから位置取りが激しく、ポジションを上げるのに苦戦する。また集団後方はバラバラとなり、中切れを埋めながらなんとか先頭に残ることができた。
5周目からマトリックスのマンセボ選手が逃げ、メイン集団は愛三工業がコントロール。集団のペースは少し落ち着き、余裕を持って走ることができた。
マンセボ選手は逃げ続け、タイム差をキープしたまま終盤に入る。集団コントロールをしている愛三工業はチーム総合3位であり、このままの展開では逆転の可能性もあった。残り5周から入部選手を中心に先頭に上がったり、動きを見せることができた。
残り1キロまで入部選手に先頭をキープしてもらい、最後は任せてもらう形となる。しかし、良い位置を保つことができず、11位でゴール。
メイン集団に残り、チームとしてチャレンジできたのは良かった。一方で序盤や最終盤における位置取りの悪さは、経験が足りていないと感じる。また最後にもがける脚を残せていないのは実力不足であった。
今治クリテリウムが終わり、オフシーズンに入る。来期に向けてしっかりと準備し、結果が残せるようにしていきたい。
最後になりますが、スポンサーの方々、大会関係者の方々、スタッフの方々、また応援してくださった方々、ありがとうございました。来シーズンも宜しくお願い致します。