JBCF 群馬CSCロードレース 9月大会 DAY1
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大会名
JBCF 群馬CSCロードレース 9月大会 DAY1
開催日
2022年9月23日(金)
結果
【JPT】 入部 正太朗 優勝,香山 飛龍 7位, 細川 健太 12位,内田 宇海 14位,五十嵐 洸太 DNF
【JFT】 小林 あか里 2位,唐見 実世子 DNF
使用機材等
フレーム :AR FRD DISC,AR FRD DISC
ホイール :VISION METRON40SL DISC チューブラー
タイヤ・チューブ :Vittoria Corsa Graphene2.0
サイクルメーター :WAHOO BOLT,ROAM
サイクリングウェア :ekoi
ヘルメット :OGK AERO-1 CV,IZANAGI
シューズ :GAERNE カーボンG-STL
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
バイクスタンド :リッカルアルミサイクルスタンド
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入部 正太朗レポート
自己評価:90点
群馬3連戦初日はお馴染みの群馬CSC 6kmコースを25周の150kmで行われた。
天候は雨でタフなレースとなった。
弱虫ペダルは5人出走だったが、五十嵐は怪我明けだった為サポートに徹してもらった。
他は入部、香山、内田を中心とし、細川にはサポート重視で立ち回ってもらった。
レースが始まると激しめのアタック合戦が繰り返され18人の大逃げが生まれた。
チームからは入部、香山、細川の3人が乗った。ここまでの動きとしてもチームとしては連携は取れていた。
後続との差はみるみる開いていきレース中盤時点では既に逃げ切りは濃厚となっていた。
残り60kmを切ったぐらいから逃げ集団内での駆け引きが始まり、マンセボ選手、金子選手、佐藤選手が積極的に仕掛けてきた。
僕はチームメイトの香山と細川が心強くて終始冷静に走らせてもらう事ができた。
しかし個人的には最低でも残り20kmを切るまでは攻撃は有効ではないと判断し、強めのアタックは控えていた。
そしてレースは残り15kmを切り始めてアタック合戦が本格化してきたので、攻撃のスイッチを入れた。
攻防戦を得て残り6kmを切ったところで単独抜け出しに成功し10秒程のアドバンテージを得た。
このまま逃げ切れれば良かったが、ラスト1.5km地点ぐらいで難しい距離感になり集団に捕まってしまった。
こうなると死ぬ気でスプリントするしかない。
そして、最後の力を振り絞ってスプリントに参加したら勝つことが出来た。
正直あの状況でまさか勝てるとは思っていなかったのでビックリした。
結果的に2連勝を飾る事ができ良かった。
香山が7位、細川が12位、内田が14位と若手も奮闘してくれて嬉しい。
もっと経験値をつけて高みを目指して欲しい。
後2連戦もチーム一丸となって戦う。
大会関係者の方々、応援してくださった方々、サポートしてくださった方々、ありがとうございました!
細川 健太レポート
自己評価:65点
逆走の6km✖️25周の150kmでレースが行われた。
今日の僕の仕事は、南魚沼で調子のよかった入部さん、香山くん、内田さんのサポートをする事だ。まず、レースが始まって前半の頃は、前の方に位置取りをしアタックにチェックを行くなどしていた。その後、チェックをしに行っていたら18人くらいの逃げに乗ることができた。その後、入部さんがジャンプして来て、逃げには入部さん、香山くん、自分の3人が乗ることができ、主力チームもいる事からメイン集団との差がみるみる開いていった。
しかし、まだまだ力不足の所もあり、2回千切れて戻るを繰り返した。そして、残り4周のところで、登りでペースアップがかかり、ちぎれてしまった。そして、最後の上り坂で内田さんを含む3人がメイン集団から追い付いて最後スプリントでフィニッシュした。
結果は入部さんが優勝!
香山くんが7位、自分が12位、内田さんが14位となった。
前半より良くはなっているが、やはり登りがまだまだだという事がわかった。
大会関係の方々、応援して下さった皆様、スポンサーの方々、ありがとうございました。
内田 宇海レポート
自己評価:40点
雨が降りなかなか寒いコンディションとなった。
経産旗のいい調子を維持してきたので今日は優勝を掴む為にチャレンジする作戦で臨んだ。
レース序盤チームメイトと共に前々で展開し常に後手を踏まない立ち回りが出来た。
自分からアタックを仕掛けたり入部さんのアタックの切り離し役になったり悪くない状況でレースが進んだ。
そして入部さん香山、細川を含む18名程の逃げが形成される。自分は集団の蓋をして逃げを確定させた。
ほとんどのチームが逃げを乗せたというのもあり集団から牽引するチームはシマノのみになった。逃げにはシマノの横山さん、重光さんがいたが集団からシマノの中井さんが単独ブリッジを仕掛ける。この抜け出しはペースを上げた状態からシマノ2人挟んで中井さんを切り離し追いづらくする形で抜け出していった。
反応しようと思えば行ける場所と脚があったにも関わらず追いつくか確信が持てず見逃してしまった。ここが自分にとってこのレースのキーポイントになった。
逃げに乗れるか乗れないかの判断を誤った。
その後はどんどんタイム差が広がっていき完走すら怪しいタイム差まで広がっていった。
残り10-12周程でシマノの牽引が終わり抜け出しを図りたい選手がアタックを仕掛け合う展開に、自分はこの集団で脚がある自信があったので登りで仕掛けたシエルブルー白川さんに付いていきシマノ風間さんと抜け出す。途中シエルブルーの選手が合流したがメカトラで遅れてしまう。
3人で前を追い続けラストの登りで細川などの逃げからドロップした数名を吸収しスプリントへ、結果は14位
逃げに乗れず役割を果たせず自分のチャンスをモノに出来なかった。逃げでの攻防戦も見れず
本当に悔しかった。
チームとしては入部さんが優勝した!
雨の中サポートして頂いたGM、マッサー、唐見さんありがとうございました。並びにサポートしてくださっているスポンサーの皆様ありがとうございました。
香山 飛龍レポート
自己評価 : 80点
目標
脚を使ってでもとにかく逃げる事。今回はアジアツアー関連の兼ね合いもあって出走チームがいつもより少ないため、ベルギーのケルメスのような”逃げがメイン集団”になるレースと読んで走った。目標はtop5でフィニッシュする事。
展開
序盤から積極的にアタックに反応していく。去年同様決まりづらいと踏んでいたが雨の影響かところどころ隙があった為、力技のアタックが重なったり、アタック合戦で疲弊した時の抜け出しなどで決まるような気配があった。
チームとしても後手を踏まない展開で、自分としても何度も逃げ集団として抜け出していたが決まるには至らない時間が続く。入部選手がアタックし集団もしっかり追う動きを見せたので、吸収された後に隙をついて自分もアタック。
単独で抜けだす形になったが、前待ち狙いで力を使いすぎないように調整しながら先行する。約1周逃げたところで後ろから15人ほどの集団が迫ってきて合流し、結果的にこれが先行するグループとなった。
チームからは細川選手と入部選手も踏まれていて、タイム差を奪うまでしっかりローテーションに参加した。30秒ほどで拮抗する時間を経て1分に広がった際に逃げ切りを確信。強い選手も多数乗っているグループとなったので出来る限り脚を貯めてレースを進めた。
残り40kmを切ってからレースは本格的に活性化。金子選手(群馬)、マンセボ選手(matrix)らを中心に揺さぶりあいが続く。
自分としては危険だと判断した動きにはしっかり反応し、常に一定の余裕を持って展開。残り15kmからは入部選手もパンチを打ち始め、強度も増していく。
ここまで自分も抜け出しを狙ったが決まらず、残り一周で入部選手が単独アタック。残1.5km地点では金子選手→マンセボ選手とアタックで一気に差を詰める。自分はマンセボ選手に反応することが出来、カウンターアタックを打つか悩んだが後ろも来ていたのでスプリントに備えることに。
最後は3番手につけていたものの、最後の最後でタレてしまい7位でフィニッシュした。優勝はチームメイトの入部選手。
考察
動きや展開は自己評価としても悪くなく、しっかり動き続けた事に意味があったと思う。一番の反省点は残り2kmに集中していて、特にスプリントは酷かった。
マンセボ選手と少しでも抜け出したのだからそのままオーバーラップして勝負に出るのを狙っても面白かった。逆に逃げ続けた入部選手のカウンターアタックで自分が行く→吸収→入部選手も僕もスプリントきつい という展開を恐れた気持ちもあった。(結果的に入部選手の脚は想像の2倍あった。)
完全にタラレバの領域な話だが、中途半端な動きが今回の結果を招いたとも自覚している。また、最後のスプリントに関しては南魚沼ロードレースからの改善が見られず、時間をかけてでも良くしていくべきだと感じる。
自分は昔に比べスプリント自体に苦手意識があるわけではないのだが、避けてきたツケが今回ってきているように感じる。負けた事をしっかり受け入れ、トレーニングの最後にスプリントしたり、ハイスピードからの加速を練習して改善していこいと思う。
五十嵐 洸太レポート
自己評価:70点
初日は1周6キロのコースを25周する150キロのレース。
怪我明けのレースとなり、どこまで走れるか不安であった。チームメイトの乗っていない逃げを集団に繋げ、チームが不利な展開にならないようサポートすることを目標とした。
スタートからアタック合戦となり、集団前方に位置する。レース前は不安であったが、逃げの動きに反応することができた。
アタックが繰り返された後、入部選手、香山選手、細川選手を含む、18名の逃げが形成された。
逃げが決まった後は、シマノレーシングがメイン集団をコントロール。登り区間でペースが上がり、シマノの中井選手がブリッジをかけていった。ここの動きには脚に余裕がなく、反応することができなかった。
その後もメイン集団はシマノレーシングがコントロールするが、逃げ集団とのタイム差は最大3分半ほどまで広がる。メイン集団の完走が危うくなってきたところで、再度ペースが上がった。自分にとっては着いていくだけ精一杯であり、更に集団のペースが上がったところで千切れてしまった。完走を目指すも、残り7周を残してリタイアとなった。
レースは少人数のスプリントとなり、入部選手が優勝した。
レース前の目標としていた、チームのサポートは微力ながらもできたと感じている。
また、間近で入部選手の優勝を見て、とても刺激を受けた。勝ちたいと再認識したレースであった。
唐見 実世子レポート
自己評価:30点
予想以上にハイペースでレースが行われた。逆回りの9周回だったので、女子のレースの場合、展開を作るのは難しいだろうと考えていた。樫木選手を筆頭に細かいアタックがかかり、私としてはとても辛い状況になった。残り4周を残したところで集団からドロップしてしまい、翌日のレースの事を考えてレースを降りる事を決断した。レーススピードにマッチできないまま終わってしまった印象。ハイペースの先頭交代で疲労してしまい、実力不足を実感した。
小林 あか里レポート
自己評価:70点
1日目の天気は雨。コースコンディション、コースレイアウトともに自分向きだと感じた。
久しぶりのロードレースで、スタートして1周目を終えるまでは緊張とリズムを取り戻せず、何度か集団から少し遅れてしまうことがあった。
1周目を終えた後からはリズムを掴むことができ、いつも通りの走りができた。
1日目は距離54kmということもあり、何度もアタックがかかり動きが活発であったが、その都度すぐに反応することができた。しかし、何度か10mほどの差が開いてしまう場面があったが、コースの下りがテクニカルであったので、下りですぐに追いつくことができ、慌てずに対処できた。
ゴール200m手前からのスプリントはゴールラインまで踏み切ったが、反応が少し遅れてしまい2着のゴールとなった。
応援ありがとうございました。