第2回 JBCF播磨中央公園ロードレース
大会名
第2回 JBCF播磨中央公園ロードレース
開催日
2022年3月26日(土),27日(日)
結果
【JPT】 入部 正太朗 11位,内田 宇海 23位,細川 健太,岩田 聖矢,中島 渉 DNF
【JFT】 小林 あかり 2位
使用機材等
フレーム :AR FRD DISC,AR FRD DISC
ホイール :VISION METRON40SL DISC チューブラー
タイヤ・チューブ :Vittoria Corsa Graphene2.0
サイクルメーター :WAHOO BOLT,ROAM
サイクリングウェア :ekoi
ヘルメット :OGK AERO-1 CV,IZANAGI
シューズ :GAERNE カーボンG-STL
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
バイクスタンド :リッカルアルミサイクルスタンド
入部 正太朗レポート
自己評価: 75点
2022年のJPTが開幕した。
コースは7kmを20周回、140kmで行われチームからは5人出走。
天気も良く走りやすい気候だった。
レース前の試走では想定よりコースがテクニカルな事が分かり、後ろにいると取り残されてしまうような印象だったので、当初は「脚を溜めて後半勝負」のつもりだったが、「前半から逃げに乗って逃げ切りを目指す」事を目標に設定した。
レースが始まるとすぐに13名の逃げが形成された。
僕は乗る事が出来ず早くも逃げの目標を失敗してしまう。
しかしチームからは細川選手と中島選手の2名が乗ってくれたので彼らのおかげでチームとして後手は踏まなかった。
逃げのメンバーは強力でコースレイアウト的にも逃げ切りの可能性はかなり高かった。
僕は失敗してしまったが細川選手と中島選手にはしっかりとチャレンジしてもらって先に繋がる走りを期待した。
その中で中島選手が落車してしまう。
調子が良かっただけに残念で本人も悔しかっただろう。
その頃後方でも岩田選手が落車してしまう。
岩田選手も同じく調子が良かっただけに残念で悔しかったと思う。
これらの落車によってチームとしては序盤の段階で2名の選手を失ってしまった。
残りは3名。
逃げには細川選手1名で、後方集団では僕と内田選手の2名で立ち回った。
後方集団ではブリヂストンとシエルブルーがコントロールを開始した。
そしてラスト70kmあたりのところで後方集団はその2チームがペースを上げて、あっという間に15名程の人数にまで絞り込まれた。
この時点でも逃げグループは快調に逃げ続けていたので、より逃げ切りは濃厚となっていた。
細川選手もこの中盤過ぎあたりで逃げからドロップ、内田選手も後方集団のペースアップによりドロップ。
レースは終盤に入り、逃げは6名まで絞られ、後方集団も9名程に絞られた。
後方集団からはマンセボ選手が単独で逃げに追いつくとてつもない力を見せていた。
僕はその後方集団の攻防戦を経て最終的には11位でフィニッシュした。
チームとしても個人としても結果を残すことは出来ず悔しいレースとなった。
不運もあったが、その中でも序盤に若い2名の選手が逃げに乗れた部分は良かったと思うし、今回出走していないメンバーもいるのでそこはポジティブに前を向いていきたい。
そしてこの悔しさを次のレースで晴らせるようにまたチームメイトと頑張っていこうと思う。
スポンサーの方々、大会関係者の方々、応援してくださる方々、スタッフの方々、ありがとうございました。
中島 渉レポート
自己評価:15点
JPT開幕戦の播磨ロードレース。調子も良く、気合いも十分で今回の目標としてはTOP10とネクストリーダージャージの獲得。
去年とは大きく変わり1周7キロの新設コース。前半区間はクネクネとしたテクニカル区間で逃げの決まりやすいレイアウトだと考えた。その為、前半から逃げに乗ることを目標にレースに臨んだ。
スタートはローリングでマトリックスが集団前方を固めていた。雰囲気的にローリング解除からアタックがかかり、逃げが出来そうな感じがあったため前方でキープした。
予想通りファーストアタックがそのまま決まり13名の逃げができた。自分と細川選手の2名が乗ることができ、目標としていた逃げに乗ることができた。メンバーもかなり強力で集団とのタイム差も良い感じに着いたため、
逃げ切りもあると思い上手く立ち回ろうと考えた。そしてこれからという時にテクニック区間で単独落車をしてしまった。ロード競技の中で、自分のミスでの落車は初めてだった。逃げから脱落しチームにも迷惑をかけてしまった。自転車も破損してしまいSHIMANOのニュートラル車を使用して何とか集団に復帰するも、直後に岩田選手を含む落車に巻き込まれタイムロス。集団復帰してすぐにドロップしてしまい、精神的にも身体的にも大ダメージだった。岩田選手だけでも集団に復帰させようとサポートするもタイム差は縮まらずレース前半にDNFとなってしまった。
チームにも迷惑をかけ、レースも不完全燃焼に終わってしまった。そして今までにない悔しさを味わった。また、逆にこの悔しい気持ちを次戦に当てたいと強く思った。
今回もサポート・応援ありがとうございました!
岩田 聖矢レポート
自己評価: 50点
今回はJプロツアー開幕戦で、家族が応援に来てくれているという点もあり、いいリザルトを残したいと考えていた。レースまでの調整で、ある程度練習ボリュームを保ちつつも、コンディションも良いように感じることもできた。それに、エンネスポーツマッサージ様の大竹さんに、レース前日の施術をしていただき、当日試走の時点で好調は確認できた。
しかし僕のレース結果はDNFだった。チーム全体としても良い結果とは言えないような結果だ。僕は3周回目の落車によりDNFになってしまった。落車の原因は下りのコーナー途中、他チーム選手の後輪がロックし、その動きを避けきれず、というようなものである。しかし、落車した位置に居たことにも原因が考えられた。まずは、僕が落車した場面では集団は落ち着いており、チームごとの位置どりが始まっていた。そこでメイン集団にいた入部選手、内田選手の後ろに他チームを挟んで自分という位置取りをしてしまっていたこと、ここで、入部選手、内田選手と同じ位置で走れていれば、落車は避けられたであろう。実際に、この2選手は、この場面で落車に巻き込まれていない。それにもう1つ挙げるとするのなら、少し結果のことを考えすぎて、構えてしまったことだ。たらればの話にはなるが、初めから最後まで逃げ切った逃げ集団に乗っていると、変わっていたのかもしれない。結果を求めすぎて、最初の逃げは自然に乗ることくらいでしか考えていなかった。これはこの育成チームである、弱虫ペダルサイクリングチームの最大のメリットと言っても過言でない事、「チャレンジできる環境」を自ら選ばなかったということにもなる。やはりこの姿勢は忘れてはいけないと痛感できた。
落車の怪我は、擦過傷程度、時速50kmほど出ていたが、この怪我で済んだことはポジティブに考えたいところではある。
今回のレースはレース前から期間のコンディション調整などは高く評価し、レース前からの思考や、レース中の動きなどの評価が低く50点という点数をつけた。
スポンサーの皆様をはじめ、応援、サポート等していただいている皆様の存在で成り立つ「チャレンジ」できる環境を、改めて大切にしていかなければならないと感じた遠征でした。
スポンサー関係者の皆様、いつも御支援、御声援ありがとうございます。
落車で痛めた体を治し、次戦4月10日、チャレンジロードレース(修善寺)に向けてトレーニングに励んでいこうと思います。引き続きよろしくお願い致します。
細川 健太レポート
自己評価: 50点
JBCF開幕戦で、少し気合が入っていた。1日前から逃げにチャレンジしたいと思っており、試走した時にかなりくねくねしたコースで、かなり逃げに有利な可能性があり、また、逃げ切りの可能性もあると思ったので、逃げに積極的にチャレンジした。レースでは、ローリングの時に後ろから前に上がることができ、レースが始まるとともに、かなり大きな集団が抜け出したのがわかり、マトリックスが集団の前で蓋をしたので、これは逃げが決まると思ったので、ブリッジをかけ逃げに乗る事ができた。まずはそこで一つ目の目標はクリアできた。
しかし、その後は、初めは順調に回れてたが、途中から、シッティングで踏むとかなり腰が痛くなり、ゴール前の登りで千切れました。足はまだ少しあった感じはあったが、自分が弱かったので、ついていけなく、遅れてしまった。その後入部さんがいる集団に戻ったが、集団がバラバラでかなりペースが速く、そこでも、千切れてしまい、その後内田さんがいるグルペットに合流したが、そこでも千切れてしまい、レースは終わってしまった。
勝ち逃げに乗ったが、自分の力が足らず、千切れ、せっかく手にしたチャンスを逃してしまい本当に悔しかった。
スポンサー様のサポートも手厚かったが、結果を残せず、本当に申し訳なかったです。
またしっかりとトレーニングして結果を残せれるよう頑張りたいです。
スポンサーの皆様、サポートをしてくれた方、応援してくださった方々、レースの全ての関係者様、ありがとうございました!これからもよろしくお願いします。
内田 宇海レポート
自己評価:30点
今シーズン初めてのレースになった播磨ミーティングでは逃げに乗り前半に動いて後半組の為に動く予定だった。
だがローリングでも前に上がれず埋もれたまま集団に取り残される。中島と細川が乗ったので結果的にチームとして出遅れる事はなかったが自分の役割を全う出来ず悔しい。
次の動きは集団に残り先頭を追う動きなど対応しなるべくいい順位で走り切る事。
しかし岩田の落車中島の落車で厳しい展開に。
細川に逃げを任せているので集団でしっかり待機して動くべき時に対応出来るようしなければならなかったがBSのペースアップで遅れてしまいグルペットでの完走となった。
終始技術や力が足りないレース運びだった。
インターバル、回復力、前半の逃げが出来るまでの位置取りが課題である。
スポンサーの皆様、レース前日からサポートしてくださった方々ありがとうございました。
小林 あかりレポート
自己評価:50 点
初のロードレースは雨のコンディションとなった。
1か月前のクリテリウムのレースで、自分の弱点(フォーム、レース中の走り方)の課題が見えた。この1か月はその課題を徹底的に修正する練習を重ねた。今回のレースでは、その成果を現時点で発揮することができた。
しかしながら、スプリントをかけられたとき反応が遅れてしまい、離されてしまうことが多かった。最後は登りでの仕掛けに反応できず2位となった。
今後の課題は、周りの選手の動きを見ながら、仕掛けに反応しついていく。これができるよう練習を積んでいきたい。
応援ありがとうございました。