第52回JBCF西日本クラッシック広島大会/第7回JBCF女子ロードチャンピオンシップ
大会名
第52回JBCF西日本クラッシック広島大会/第7回JBCF女子ロードチャンピオンシップ
開催日
2018年6月30日(土)
結果
JPT 織田 聖 8位,長塚 寿生23位,岩崎 昌雲,江越 海玖也 ,赤荻 秀弥DNF
F 唐見 実世子:優勝
使用機材等
フレーム :FELT FR1
タイヤ・チューブ :Panaracer RACE Evo3 Series,RACE EVO 3.0 TEAM
クランクセット :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン :KMC X11SL
サイクルメーター :GARMIN Edge820J,520J,EDGE130
ブラケット フード部 :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア :Champion system
アンダーウェア :CRAFT
ヘルメット :GIRO SYNTHE MIPS,SYNTHE
シューズ :FACTOR TECHLACE, Empire W ACC
グローブ,ソックス,シューズカバー:GIRO
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
長塚 寿生レポート
JPROツアー第11戦となるレースが広島県の中央森林公園にて行われた。
コースは1周12.3kmで常にアップタウンを繰り返すコース、このコースを9周する。
当日は朝から豪雨で午前中は雷も鳴る荒れた天候であった。レーススタート時間が近くなる頃にも雨は降り続き、コース全体が霧に覆われている。
レースがスタートすると、いきなり下りに入る。下りが苦手な私はここで遅れをとらない為にも前々に位置を取る。1周目の段階で集団は1列棒状、周回を重ねるうちに集団の人数も減っていく。
エースである織田選手を少しでもアシストするために、なるべく近くで走る事を心がける。常に前で走る織田選手は私より年下ながら、色々な事を教えてくれる頼れるチームメイトである。
残り4周目の三段坂に差し掛かった時に逃げに乗るように指示があり乗るが、決定的なものにはならない。
その後動きがあったのはラスト2周目の三段坂。先頭でアタックがあり一気にペースが上がる。ここで私は集団からドロップしてしまい、他の選手と回しながら23位でのゴールとなった。
安定して先頭で走る事が出来るようになったが、私の目標は入賞すること。コーチやチームメイトからもアドバイスを頂いたが、レース中の無駄な場面が多く目立っている。
苦手な下りでも他の選手よりも足を使ってしまい、大事な局面で力を発揮する事が出来なかった。
不足部分は明確なので、練習を重ね不足部分を埋めていく事に今後も集中していきたい。
今回も応援ありがとうございました。
織田 聖レポート
広島の中央森林公園で行われた西日本ロードクラッシック。朝から雨が降ったり止んだりで、JPTのレースが始まった13時半頃から強くなり霧も出てきて3つ前の選手は見えなかった。
前日にコースを試走したところ集団が縦伸びしそうだと感じたので、どうしても前の方で最初の下りに入りたかった。なので、早めにスタート位置に並び前の方からスタートし少し踏んで位置を上げた。思っていた通り集団は縦伸びし周回を重ねるたびに後ろの方の選手はちぎれていく。2周目にマトリックス1人、ブリッツェン1人、シマノ2人の4人の逃げができ一気に1分ぐらい開き、その差をキープしながらメイン集団は進んでいった。ラスト2周になりマトリックスとキナンが追走を始め最終周のフェンストンネルの後に捕らえ集団は1つに。三段坂でアタック合戦になりちぎれてしまった。そのあとは一緒にちぎれたブリッツェン1人とシマノ2人と回してなんとか前の集団に追いつきましたがもう脚がなく8位でゴールした。
下りも踏まざるおえないコースだったので不安でしたがなんとかシングルリザルトを獲得することができた。さらに上を目指したい。
たくさんの応援、サポートありがとうございました。
岩崎 昌雲レポート
今回は雨が降ったり止んだり。霧によって視界が悪く、路面が濡れているので細心の注意が必要。
レースがスタートしいきなり速いペース。先頭付近に位置していたことで落ち着いて20番手ほどを維持。近くにチームメイトがいるので安心して走ることができた。安心とは言え、下りも先頭がガンガンペースを上げるため恐怖心がある。何とか耐えて三段坂へ。長くジワジワとした登りが続くが耐えることが出来た。三段目の勾配のあるところもダンシングで休みつつクリアする。その後の下りはぐねぐねと曲がるため白線を踏まないように注意。ブレーキングも強弱に気を付けて車間を空けないようにし、ホームストレートへ。
2週目。15番手ほどで下りに入り、更に視界が悪くなる。しばらく下り、ブラインドコーナーで左側に落車している選手が目に入る。急いで避けようと右に回避するが、前走者と落車した選手に挟まれてしまい、フロントが暴れる。そのままコース脇に突っ込んでしまった。後ろの選手も巻き込んでしまう。体を強く捻り何とか復帰するも、首に激しい痛みを感じレースを降りる。
今回の落車は、前走者と間隔を少し空けて早く障害物に気付けていれば回避可能であった。しっかり反省し、同じ過ちを繰り返さないようにしたい。
赤荻 秀弥レポート
広島2daysの初日は広島中央森林公園で行われた。コースは前半は下り基調で後半に三段坂を含む上り基調のコースとなっていた。昨年のエリートツアーで走った際もこのコースはきついという印象を持っていた。レース当日は安定しない天気で雨が降ったりやんだりという天気だった。プロツアーが始まるときにはぱらつき始めレース中は前が見えないほどの大雨になった。スタートしてすぐに下りに入るがスタート位置が中ほどからのスタートで最初の下りですぐに集団がばらけてしまった。前を追おうとするが路面も濡れており下りでもなかなかペースを上げられない、周回を重ね前の大きな集団が見えてきたがあと少しのところで追いつくことができずに終わってしまった。その後は6名ほどで前を追うが追いつかずにDNFとなってしまった。このレースではコース終盤の長い登りで切れてしまったらなかなか追いつかずに追いついてもまた上りでドロップしてしまうという状況が続いた。
次回の石川でも長めの登りがあるのでそこまでにしっかりと修正していきたいと思う。
応援・サポートありがとうございました。
江越 海玖也レポート
広島森林公園で開催された第11回西日本ロードクラシック。一度走った事のあるコースだが、レースで走るのは初めてだった。当日は天候がコロコロとかわる悪状況だった。
スタートしてすぐ下りに入るが、侵入する際の位置が悪く少し下がってしまう。そのせいでペースのアップダウンが大きくなってしまい、三段坂で集団から切れてしまう。ちぎれ組みの集団でしばらく走っていたが、5周目の最初の下り、1つ目の小さな橋を越えたところでフロントを滑らせ落車。他人までも巻き込んでしまった。自転車も壊しレースをおりることに。落車してしまった原因は考えれば止まらないだろうが、アップ中に落車して悪いイメージを持ってしまったのも原因のひとつ。数少ないレースをこういった形で終わらせてしまうのは、自分としても情けない限りです。皆様にご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳なく思います。このような走りをしないよう心掛けていきます。
唐見 実世子レポート
全日本選手権で思うように走れず、またJフェミニンツアーとしても前回の那須ロードレースで大敗してしまい、手探りながらも自分なりに何が原因だったのかを考えながら過ごした1週間。全日本明けなので、トレーニング自体は大したことはないが、良い時間が過ごせた。今回のレースは女子チャンピオンシップという事もあり、Jフェミニンツアーの中では一番格式が高い。また地元広島でのレースという事もあり、絶対に落とせないレースである事は間違いなかった。
当日は結構な悪天候。また、3周と距離もあまりにも短く、難しいレース展開になる事が予想された。
スタートしてすぐの下り。西選手が落車を恐れてか、先頭で勢いよく走る。そのかいあってか何のトラブルもなく、下り区間を終える。フェンストンネル手前辺りで一人の選手がスルスルと抜け出す。誰も追わず、前に飛び出す形となる。
フェンストンネルを越えた短い上りで少しペースを上げてそのままの勢いで下る。下りきって後ろを振り向くと下山選手しかついてきていない。そのまま前を行く選手をキャッチし3人でいこうと伝えるも、3段坂までのストレートは一本引き。
後ろから集団が必死に追いかけているのが見えたので、そのままペースを落とさないで3段坂へ。2段目を過ぎたあたりで後ろを振り向くと合田選手しかいない。池の周りは合田選手に引いてもらって、3段目の坂を上っていたら1人になった。一人で走っていたらタイム差を伝えられ、このまま逃げ切れると思ったので、残りは淡々と走りました。地元のレースで勝つ事はプレッシャーもあり、本当に難しい事だと思いますが、それ以上に雨の中でのたくさんの応援が力になりました。これで女子チャンピオンシップは昨年に引き続き、2連勝を飾る事が出来ました。最近はずっと負けが続き、自信喪失していましたが、今回の勝利で少し気持ちが楽になりました。後半戦もこの勢いで戦っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。