BIWASE CUP(第7ステージ~第9ステージ)
大会名
BIWASE CUP
開催日
2018年3月8日(木)~16(金)
結果
唐見 実世子 :第7ステージ 6位,第8ステージ 13位,第9ステージ 28位
個人総合 2位
チーム総合優勝
山岳賞 2位
使用機材等
フレーム :FELT AR FRD
メインコンポーネント :Campagnolo RECORD EPS
ホイール :Campagnolo BORA ULTRA35,BORA ULTRA50
タイヤ・チューブ :Panaracer RACE Evo3 Series
クランクセット :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン :KMC X11SL
サイクルメーター :GARMIN Edge820J
ウェア :Champion system
アンダーウェア :CRAFT
ヘルメット :GIRO VANQUISH MIPS WF
シューズ :GIRO Empire W ACC
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
スキンケアクリーム : Aggressive Design Top Athlete Skin Care Cream Urthr
リップクリーム : Aggressive Design Top Athlete Lip Protect cream Hemere
サングラス :Oakley Rader EV (オードビー様)
第7ステージ
今日は1周2.8kmの周回コースを18周、約50kmのクリテリウムだった。途中180度ターンや直角コーナーもいくつかあり、また疲労が溜まっている選手も見受けられるので、あまり下がり過ぎないように心がけた。1周のニュートラルを経てレーススタート。すぐに位置どり合戦が始まる。アタックも頻繁に起こり始める。総合争いに絡む選手は逃してはもらえないが、それ以外の選手の逃げに上手くジョイントして、自分だけ取り残される可能性もあるので、アタックに反応出来る位置取りを心がけて走る。途中で2回のスプリント賞も設けられており、スピードが緩むことも頻繁にあるが、基本的にアタック
繰り返される。コーナーが多いので、私も出来る限り集団前方に待機。決まりそうなアタックにはしっかり反応したつもりだ。しかし、私の後ろにはしっかりとリーダーチームが控えている。表情は相当きつそうだけど、絶対に逃がさないという気持ちが伝わってくる。
ラスト3周に入り、集団スプリントを覚悟する。ラスト半周辺りで日本チームの上野選手のキレのあるアタックが決まる。集団が伸びて必死で前を追っているがなかなか追いつかない。最後の180度ターンを超えてラスト30m辺りで上野選手が捕まり、優勝はまたしてもJutatip選手。私は6位に終わった。
第8ステージ
ほぼフラットな120km。力の差が出にくいコースのため、リーダーチームをどうやって崩すかがポイントになった。リーダーチームのコントロールの元、ゆっくりとしたペースでレースがスタート。リーダーチームは下部チームも持っているので総勢10人でリーダーを守るのだが、驚くべき事に別のベトナムチームも強調体制にはいり、計3チームで集団をコントロールしている。かなり厳しい状況になってきた。30分を過ぎた辺りからアタックが開始されたがまもなく収束。まもなくして、日本、韓国、タイのアタックが決まる。総合に全く関係のない逃げなので、リーダーチームが1分前後のタイム差を保ち集団をコントロール。そして総合上位陣には厳しいチェックが入る。逃げ集団から韓国がドロップしてしまい、それを機に韓国チームが集団を強力に引き始める。少しして逃げ集団が集団に吸収されたので、チャンスが来たと思って、今日一番キレのある上野選手のアタックにジョイントして逃げを試みるが、やはり逃してもらえない。結局そのまま集団スプリントとなり、Jutatip選手に優勝を持っていかれた。BIWASEからはスプリントで2位に入った。
第9ステージ
最終ステージの今日はフラットな115km。リーダーチームは常に先頭でイエロージャージを守りながら冷静に集団をコントロールしている。私としては逃げる事はほぼ不可能に近いが逃してもらえるとしたらレースの終盤だろうと思っていた。それにはアタック合戦があって、リーダーチームが崩れる事が前提だった。スタートしてすぐに8人くらいの逃げが決まる。総合上位陣は反応させてもらえないのでまずは傍観。すぐに1分の差が開く。リーダーチームは2分くらいのタイム差で集団をコントロール。インドネシアが時々良い勢いで飛び出す
単独のため、決まらない。向かい風の時間帯もありリーダーチームに疲れ
見えた場面もあったが、アタックが頻発しないので崩すまでには至らない。ラスト10kmあたりで逃げ集団との差が2分40秒との表示。追い風という事もあり集団のペースが一気にあがる。ラストで抜け出したかったが、アタックが頻発しなかった事、集団優位のペースになってしまった事で私にチャンスが訪れる事なくゴール。優勝はポイントリーダーの韓国チームLee選手。日本からは上野選手が逃げ集団を強力に引いて2位に入った。第8ステージ、第9ステージに関しては、3チームが協力してコントロールしていた事もあり、完封なきまでにやられてしまった。
最終的にBIWASEチームとしては山岳ジャージ、チーム総合優勝を手にする事ができた。私としては、個人総合を目標としていたが12秒のタイム差を縮める事が出来ず、個人総合2位、山岳賞2位という成績に終わった。ただ、今回BIWASEチームで走らせてもらった事で学んだ事は多く、今回の経験を次回以降のレースに生かしていきたいと思った。このような場を与えてくださったBIWASEチーム、そして日本の弱虫ペダルサイクリングチーム、同じ時間を共有した全ての方々に感謝です。
最後にビワセカップはオルガナイザーを始め、参加チーム、選手、それぞれがリスペクトし合えているとても良いレースだと思います。来年もチャレンジしたいです。