弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第2回 JBCF 仙台クリテリウム

sendai award e

大会名

第2回 JBCF 仙台クリテリウム
開催日

2017年8月13日(日)
結果

E1 織田 聖:優勝,前田 公平6位,赤荻 秀弥12位,長塚 寿生:17位,,江越 海玖也:DNF

F 唐見 実世子:優勝
使用機材等
フレーム     :FELT FR1
タイヤ・チューブ     :Panaracer RACE Evo3 Series,RACE EVO 3.0 TEAM
クランクセット       :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン     :KMC X11SL
サイクルメーター     :GARMIN Edge820J,520J
サドル、バーテープ   : fabric
ブラケット フード部   :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア     :Champion system
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :GIRO SYNTHE MIPS,SYNTHE
シューズ          :FACTOR TECHLACE, Empire W ACC
グローブ,ソックス,シューズカバー:GIRO
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

sendai F

 

前田 公平レポート
真夏の仙台クリテリウム。東北地方で涼しさを期待したものの、気温は高くまた前日の雨の影響もあり湿度も高くまとわりつくような暑さ。コースレイアウトは直線往復の右回り。左側通行の日本でサーキットは左回りが多いからか、試走の段階で右180度が危なっかしい人が多い。どうしても怪我の出来ない今、単調だからこそ集中して走らないといけないと思った。前回のロードから、チームの連携もかなり良くなったという手ごたえも強く感じ、誰でも勝負ができるという自信があった。
江越、赤荻両選手に号砲とともにスタートアタックをしてもらう。集団内は慌ただしい雰囲気。この空気間は絶えることがなく、試走で感じた事は合っていたようで180度ターンの侵入で何度も落車の音を聞いた。目の前でやられる分には侵入の動作から避けられるが、内側から飛んでこられると厳しいので常にインに位置取りして曲がるようにした。スタートアタックは2周半ほどで捕まってしまったが初手を撃ったことでこのレースは常に先手を取れたように思う。何度もアタック、逃げを試みる動きがあるものの常に誰か1人は乗っている状態。長塚選手が幾度となくトライするも、しかしどれも決定的なものにはならずレース終盤。残り3周となる直前、単独抜け出したLinkTOHOKUの半澤選手に織田選手がブリッジし2人逃げに。すかさず集団の先頭にでて抑えに入る。前半から動き続けた長塚選手はさすがにキツそうだ。集団のペースを抑え、飛び出そうとする動きはすべて潰した。ラスト1周に入る頃には諦めてくれたようだ。しかし油断は禁物なので微妙なスピードで先頭固定。最終コーナー立ち上がりで織田選手のガッツポーズを見ながら6位ゴール。
しっかりレースを動かして勝つことができたので良かったと思う。これからも、もっと先を見据えレベルアップしていきたいと思います。

織田 聖レポート
昨年、スプリントで負けた仙台クリテリウム。
昨年はT字のコースだったが今回は約1.2kmのオーバルコース。チームオーダーは「レースを作り勝つ」との事だった。
赤荻選手、江越選手のスタートアタックでレースが始まった。2人は全力で2周ちょっと逃げてくれた。集団のペースが上がり捕まってしまったがおかげで次の動きにつなげることができたと思う。次に長塚選手を含む数名の逃げができそれが捕まったタイミングで自分が発射。しかし、すぐに捕まってしまった。その後も何回も逃げができるものの決定的なのは出来ず。逃げには必ずチームメイトが乗っていた。ラスト3周でLinkTOHOKUの半澤選手が1人で飛び出した。少し様子を見たが集団は追う気がなかったように感じられ、半澤選手の勢いはある。「これは行ける」と思い1人で集団を飛び出した。
少しして後ろを見たら前田選手が集団コントロールしているのが見えた。これは「勝たないとまずいな。」と思い半澤選手に追いつき2人で回して最終コーナーをアウトから先頭で入りそのまま逃げ切り。やっと今シーズン3勝目。チームメイトが完璧に仕事をこなし、きっちりとそれに答えることができた。
そしてオーダーの「レースを作り勝つ」はできたと思う。
たくさんの応援、サポートありがとうございました。

長塚 寿生レポート
昨年に続き2回目の開催となった仙台クリテリウムは、大きくコースに変更があり、広い直線を往復する1周1.1kmのフラットなコース。参加人数も少なく我々のチームが完全に主導権を握り、何が何でも優勝を狙いたいところ。
レース当日は晴れで日差しも強く、気温も高い。
レースがスタートすると、赤荻選手と江越選手がアタックする。約50m程のギャップが出来ると一瞬集団が落ち着く。しかし思った程の差が開く事が無く集団は活性化し、まだスタートした直後だからか、逃げたい選手・逃げを潰したい選手が積極的な前を引く。
約3周で2人は捕まり、次は私か飛び出す。3人が追ってきて回すが他の選手と足が合わなく集団に戻り、また違う逃げに乗る。
レース途中で必ず前田選手や織田選手が前々で展開してくれて、その間に足を休める事ができた。誰も反応しない逃げには全て反応し、可能な限り、スプリントが出来る織田選手の足を温存させる事を優先する。
何周回か一人で逃げるシチュレーションがあったが、45km/h前後の一定ペースで走るのは、そこまで苦しく無く集団に泳がされているのは分かっていたが、足を貯めながら回し続けることが出来た。
ラスト3周で織田選手を含む、2名の逃げが出来ると、先頭を前田選手に託して17位でレースを終えた。
チームメイトが勝ってくれるのは本当に嬉しいが、正直自分も結果は残したい。かなり力が付いてきていると思うので自分でも次のレースが楽しみだ。
8月になりシーズンも後半ですが、今後も応援宜しくお願い致します。 ありがとうございました。

赤荻 秀弥レポート
お盆中の仙台市で行われた一周1.16㎞の180度ターンが二つの直線のコースを36周する41㎞のクリテリウム。当日の日差しは強かったがとても過ごしやすい気温となっていた。
レーススタートと同時に江越選手とスタートアタックをかけた。ローテーションを短めにして二人で逃げられるところまで逃げようとしていたが、2周半で集団に捕まってしまった。そのタイミングで長塚選手がアタックをし、集団内で脚を休めることができた。6周目に入ったときの一つ目のターンで落車をしてしまったが幸い機材トラブルはなく軽く擦りむいただけだったので一周ニュートラルを使い集団復帰することができた。その後は何度か自分からもアタックをかけることができたが集団とはあまり差が開くことなく捕まってしまった。残り3周前後で織田選手を含む2名の逃げができたので集団で走り12位でレースが終わった。
最初のスタートアタックでは一気に心拍が上がり少し苦しかった。次からはもっとアップの時点で心拍をあげておこうと思った。それと自分の得意な分野不得意なところを早く見極めてもっと積極的に動けるようになりたいと思います。
応援、サポートありがとうございました。

江越 海玖也レポート

道幅は広いものの0回りのような形で踏み直しが多いコース。
今回の役割はスタートアタック、集団に吸収されたらアタックをかけて行く事。
スタートしてすぐ赤荻君とアタックをかけ2人の逃げ状態になり、こまかく先頭交代を繰り返し、結果2周半ほどで集団に捕まった。
その後は集団で少し休み、再度アタックをかけたかったが心臓が限界で心拍が思うように下がらず集団から切れてしまい結局足切りになってしまった。
ただ悔しさが残る納得のいかない走りをして終わってしまった。自分のパワーがなく踏めないとこを回してカバーしているのも、レースを厳しくている原因の一つかなと思いました。もっと踏めるように鍛えて走っていきます。
応援、サポートありがとうございました

唐見 実世子レポート
昨年から引き続き、2回目となる仙台クリテリウム。今年はお盆真っ只中に行われました。
コースは片側2~3車線の広い道を往復し、何度も踏みなおしをしなければならないきついレイアウトでした。しかし、路面状況が良い事と、道幅が広い事からターンも緩く、流れるコースだと思いました。
女子の出走は7名。クリテリウムとは思えない出走数の少なさに、レース前はネガティブになってしまいました。
スタートして、最初は30㎞と距離もそこそこ長い事から、集団で走りましたが、2周も経たないうちに、メンタルのコントロールが利かなくなって、アタックを開始しました。レース中も展開するというよりは、力業で走る感じになってしまい、今考えたら、もっと丁寧に走っても良かったかな、とも思いました。
今回のレースは、ALEXRIMを履かせて頂いての出走となりました。いつも使用させてもらっているリムよりハイトが高いので扱いに慣れておらず、使いこなせるかどうか不安でしたが、踏みだしも思ったより軽く、回りも速いので巡行に乗せてからの走りは、素晴らしいの一言でした。レースのほとんどはシングルで風を切っての走りとなりましたが、ALEXRIMがしっかりとアシストしてくれました。お貸しくださったライトウェイ様、ありがとうございました。
それにいつもお土産を持って応援に来てくださるファンの皆さま、沿道の皆さま、ありがとうございました。
今回のレースは、E1クラスタでも優勝する事ができ、チームとしては最高の一日となりました。これを励みに更に躍進できるように頑張っていきます。

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