弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第1回 JBCF 仙台クリテリウム

大会名

第1回 JBCF 仙台クリテリウム

開催日

2016年9月19日(月)

結果

E1  織田 聖:2位, 岡 篤志:4位, 前田 公平:7位, 長塚 寿生:12位

F 唐見 実世子:優勝

使用機材等
フレーム     :KUOTA KOM
タイヤ・チューブ     :Panaracer Race Evo3 Series
クランクセット       :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン     :KMC X11SL
サイクルメーター     :GARMIN Edge520J
ブラケット フード部   :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア     :Champion system
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :MET リヴァーレHES
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

織田 聖レポート

試走もせずにいきなりレース。まあ、轍があるわけじゃないから何の問題なく走れた。
1周目は試走がてらのんびりと入りました。
4周目から公平選手が頑張って逃げてくれていたので前半は集団でサイクリング。サイクリングしていると周回数がよく分からなくなりますね笑。
でも我慢できなくなってしまい篤志選手の許可を得て集団を飛び出す。1キロぐらい走って後ろを見ると、なんと追走3人。仕方ないから回して追いかけようとするも回ってくれない。なんとか一人引きで逃げ集団に追いつくことができました。そこに第2便で飛び出した篤志選手たちが到着。大きな逃げ集団になりました。何本かアタックがありどんどん人数が絞られて行く。その逃げ集団からさらに逃げ集団ができる。「Link東北」×3 vs 「弱ペダ」×2 。まるで総北対箱学⁉
すぐに集団に吸収されました。いろいろありましたがついにラスト1周。結局集団スプリント。「あー落車祭りだ」と思ったので最終コーナー手前で早駆け。
逃げ切りを計ったものの、ゴールまであと30mぐらいでさされ2位。負けた。
今回のレースは気持ちに余裕があり、落ち着いて楽しく走ることができた。しかし、負けてしまったのでしっかりとスプリントの練習をしようと思う。
たくさんの応援、サポートありがとうございました。

 

岡 篤志レポート

いわきの翌日は仙台クリテリウム。
初開催のこのレースは1周2.15km×17の36.5km。3箇所のUターンと直角コーナー2つがあるものの、道幅が広くまっすぐで、後ろにいても楽なコース。
今回もライバルはLinkTohokuチームの渡邊選手。
作戦としては今回もいわき同様逃げを作って集団スプリントにならない様な展開にしたい。
そしてレーススタート。
1周目から前田選手含む7人程が飛び出したので、集団の2番手程で抑え役。
暫くして差が開き、15秒差程度で進む。
この後の作戦としては、他の選手を引き連れずに先頭にジョイントする事。問題はタイミング。
ライバルの渡邊選手は集団最後尾にいたので、自分も様子を探るべく後ろへ。
逃げグループは次第に数を減らし、4人になっている。そろそろ行くかと思い前に上がると、織田選手からブリッジして良いかと聞かれたので、OKする。自分はその後にしようと思い、織田選手のアタックを見送る。
無事追いついたので、今度は自分がアタック!
しかし渡邊選手ともう1人LinkTohokuの選手に追い付かれる。幸い協力的で(むしろ速い)、1周かからずに20秒近い差を詰めて合流。
11人の先頭集団には弱ぺ3人、LinkTohoku3人、湾岸2人他数名。
その後もLinkTohoku対弱ぺのアタック合戦になるが、常にLinkTohokuが数を揃えており、独走に持ち込んでもアシストに潰される展開。迂闊に単独にはなれない。
ラスト2周で渡邊選手と2人になり、一旦決まったかに思われたが、後ろも抑える雰囲気はなくラスト半周程で吸収。
ゴールスプリントの流れになる。この大事な局面で、あろう事かこの周でゴールであることを完全に忘れており、皆がスプリントを開始したことで目が覚める。
慌てて踏んだが遅く、まさかの4位。
キャリア史上最低レベルの凡ミスでレースを終え、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。
思い出すと自己嫌悪しかないが、集中力が切れていたのも余裕がなかった証拠である。
引きずり過ぎても難なので、切り替えて次週の前橋を頑張ります。
ありがとうございました。

 

前田 公平レポート

東北遠征3日目、仙台クリテリウム。コースはT字の右回りのフラット。ヘアピンコーナーが3か所と直角コーナーが2か所。路面は雨が上がって乾いてきていたところに、スタート1時間をきった時に雨が降り始めウェットに。
スタートから動きが無かったので4周目に入るときにファーストアタックを仕掛けた。乗っかってきたメンバーで逃げるも、周回を重ねる度に人数が減っていってしまう。脚が揃っていないせいか、上手く回すことができず自分が引く時間が長くなってしまった。レースの中盤を過ぎたころ、2度に渡りブリッジしてきたメンバーが合流し、10名ほどの集団に。そのメンバーのまま最終周までいき、ゴールスプリントへ。最後は位置取りも悪く何もできずに7位。
平坦の弱さを痛感させられてしまったので、もっと地力をつけていきたいと思います。

 

長塚 寿生レポート

完全に落車を恐れてしまっていた。
今回のレースは、決勝のみで、コースはT字状になっており、登りは一切なくフラットなレイアウト。天候は時折強くなるものの小雨といったところか。
定刻通りレースがスタート。スタート位置は最前列だったが、ズルズル位置を下げてしまい、瞬く間に集団最後尾に。こんな所では、何の仕事も出来ないことは分かっているのだが、体が動かない。脚に余裕を感じるものの気持ちがそれを抑えてしまっている。
180度のコーナーが所々にあり、そのたびにチームメイトが逃げているのが見える。自分の中でも「何かしなくては」と考えるが、最後の周回まで集団から飛び出すことが出来なかった。
集団の先頭をとるほど脚に力は残っており、「悔しい」というよりも「申し訳ない」という気持でいっぱいであった。
今回のレースで私はその落車への恐怖心に完全に支配されてしまっていた。本当に情けない話ではあるが、スタート前から結果は決まっていたのかもしれない。
レース後の力を使い果たした選手やスタッフが、私に声を掛けてくれたことに本当に救われ、その度に「良いチームだな」と感じるが、それに甘えているだけでは、先に進むこともできないであろう。
焦っていないと言えば嘘になるかもしれないが、今後も重要なレースが続いていく。その中で自分が出来ることをしっかり見極めた上で、チームに貢献していくことが今自分のやるべきことだと考えている。

 

唐見 実世子レポート

東北遠征3日目は仙台クリテリウム。
第1回大会という事もあり、運営サイドの皆さまの多大なる努力が伺えた。選手は走る事しかできないので、弱虫ペダルサイクリングチームとしても、良い走りで、大会を盛り上げたいところだった。
私としては昨日のレースでの大失敗もあり、今日のレースは何とかして自分の走りをしたいと思って挑んだ。
レースは2,15㎞の平坦のコースを12周回、25,8kmで争われた。Uターンが3か所、直角コーナーが2か所あるが、道幅が広く、見通しも良いために、逃げは決まりにくい。本命は、日本体育大学の中村選手。昨日初めて一緒に走ったが、トラック競技の選手という事もあり、爆発力がある。そして、先日行われたいわきクリテリウムでは見事優勝を果たしている。
レースがスタートしてすこし経って、中村選手が飛び出す。しかし、レースもまだ序盤という事もあり、泳がせる作戦に。集団をコントロールしていたが、3周くらいで逃げを潰してしまった。そこからはセオリー通り、カウンターアタック。見事に4人の逃げが決まって、そのまま周回を重ねる。周回していくうちに、周りの選手の息遣いが荒くなってきたので、ラスト5周を残したところでアタック。
別に決まらなくても後からまた行けば良いと気軽な気持ちでアタックしたら、すんなりと決まってしまった。そのまま逃げ切って、ゴール。
9月になってようやくクリテリウムで勝つことができた。昨日のレースは調子自体は悪くないのに失敗を犯してしまったので、GMと何時間も話し合ってアドバイスを受けて、いろいろな意味での自分自身の弱さを受け入れて、レースに挑んだので、今回の勝利は本当にうれしかった。
次回以降のレースも一戦一戦大切に走っていこうと思った。

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