弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第21回 JBCF 栂池高原ヒルクライム

tsugaike HC E1

大会名

第21回 JBCF 栂池高原ヒルクライム

開催日

2017年6月18日(日)

結果

E1 前田 公平:2位、長塚 寿生:9位、織田 聖:18位、赤荻 秀弥:25位、飯田 千暁:34位

F 唐見 実世子:優勝

使用機材等

フレーム     :FELT FR1
タイヤ・チューブ     :Panaracer RACE Evo3 Series,RACE EVO 3.0 TEAM
クランクセット       :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン     :KMC X11SL
サイクルメーター     :GARMIN Edge820J,520J
サドル、バーテープ   : fabric
ブラケット フード部   :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア     :Champion system
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :GIRO SYNTHE MIPS,SYNTHE
シューズ          :FACTOR TECHLACE, Empire W ACC
グローブ,ソックス,シューズカバー:GIRO
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

tsugaike F start

前田 公平レポート

あまり良いイメージのないヒルクライムレース。過去、練習では何度も登っている栂池なので地形はわかるのが救い。標高が高いので例によってOXYDRIVEとEXTRA OXYUPで酸素を取り込める準備をする。そして定刻通りスタート。スタート後の急勾配のところを踏んでいくと完全に放置され一人旅。無視してペースで登っていると温泉街のあたりでうしろから5人程抜け出してきたので合流。6人のパックで進んでいった。周りを見るとケイデンスが高く、回して登っているのに対し、自分はそれができず踏んでいる感覚が強くケイデンスも20近く低い。ペースが合わないところが多々あり辛いので前にでて踏むことが多くなっていた。中盤の斜度の緩いとこでペースを上げると3人に絞られていた。そのまましばらく3人で進んだが、残り5㎞を切ったあたりのところでのペースアップについていけずドロップしてしまった。3人はバラバラになりそれぞれ単独に。トップの選手が速く、あっという間に視界から消えてしまったが、2位の選手はそれほど離れずに見える位置。差も縮まらないが開きもしないという状況。ラスト2㎞ほどから徐々に差が縮まりだし、1㎞のところで追いつく。そこからは自分の先行でゴールへ。若干ペースを落とし脚を貯め、スプリント。思ったより掛かりがよく先着。2位でゴールとなった。
ヒルクライムレースで入賞できると思っていなかったので、自分の登坂能力の向上を感じることができました。

織田 聖レポート

今年3度目のヒルクライム。標高が高いため「OXYDRIVE」をとった。最初の3km弱の勾配がきつく、その後はだらだら登り。最初我慢すれば何とかなるかもと思いスタート。温泉街のだらだら区間を長塚選手と同じ第2集団でクリアした。しかし、垂れてしまいその集団から遅れてしまった。その次の集団でなんとか耐えた。ラスト3kmぐらいでその集団はばらばらになった。なんとか18位でゴールすることができた。まだまだ弱いが、以前よりは登れるようになったと思う。さらに成長できるように日々のトレーニングに取り組みたいと思います。
ついに来週は全日本選手権。アンダー1年目。全力で望めるように調整していきたいです。

長塚 寿生レポート

昨年はこの栂池ヒルクライムで昇格を決めた事もあり、私の中では印象の良いレースではあった。しかし最近の不調や体重を増やした事による不安要素も頭の中で引っかかっていた。
レース当日、天候は曇り、半袖では少し肌寒いか。3時間前に朝食を済ませ、スタート1時間前からアップを開始した。
9時になりレースがスタート。今年も前半の勾配がきつい区間で集団はバラバラになる。温泉街を通過した時には、前田選手の入る6人の先頭集団の次の集団にいた。その先からはコースの勾配も緩くなり、ガーミンのメーターに表示されるワットとの戦い。自分の力量はある程度把握しているので、その範囲を超えないようにペダルを回していく。温泉街まで一緒だった集団も次第にバラバラになり、ゴールにたどり着く頃には1人になっていた。
結果は9位。勝ちたいレースではあったが、2位に入った前田選手との差は明確でタイムを見ても今出せる最大限の力は出せたかな、と感じた。
しかし自分の中で一番驚いていることは去年と比較して、かなり体重を増やして臨んだがタイムが去年よりも良かったこと。何度も「体重だけ軽くて登れても意味がない」と言われてきたが、その意味がやっと理解できた気がした。改めて目先だけを見て競技に取り組んではいけない、ということを痛感することができた。
来週はいよいよ全日本です。この1週間しっかり調整して万全の状態で臨みたいと思っています。今後も応援よろしくお願いします。

赤荻 秀弥レポート

今回のレースは17キロのヒルクライムレースで前日に試走した感じでは”長い”という印象を受けました。
レース当日の朝は雲がかかっていて肌寒かったのでローラーでアップをしてからスタート地点付近でもアップを続けて身体が冷えないようにした。
スタートして10分弱、急勾配な登りが続きその後はあまり斜度もきつくなくずっと踏みっぱなしだった。自分は第2パックにいましたが中間地点手前でそのパックから遅れをとってしまい、その後は1人でペースを保てるように踏み続けた。
後ろから1人選手が来てラストまで少しペースを上げて走ることができた。
今回のレースで途中、集団からドロップしてしまいそこからその集団に追いつくことが出来ずに結果としてその集団からは大きなタイム差が開いてしまった。そこでついていければ。と思うがこれが自分の実力なのでしっかりと受け止め、2ヶ月後に迫ったジュニア全日本に向けてしっかりと練習していきます。
2日間サポート、応援ありがとうございました。

飯田 千暁レポート
ヒルクライムレースにしては長めの17km_.前日試走でもとても長く感じた。試走したことで距離感などがわかったのでよかった。距離感がわかるだけでも精神的にものすごく楽になると思いました。
レース当日は、ローラーで20分ほどアップをしスタート地点まで移動時間ギリギリまで近くの坂を登っていました。レースがスタートし最初の3kmは急勾配が続く。その区間で無駄に踏んでしまい集団から5秒ほど先行する形になってしまう。2km地点で集団に戻るが最初にかなり踏んでしまったのできつく集団最後尾まで下がる。急勾配区間が終わり平坦に入ったところで若干ペースがあがる。そのペースアップで集団から遅れてしまい前から落ちてくる選手とローテーションなどをしながら集中を切らさないように走る。中間地点を過ぎたあたりで3分後にスタートしたE2の選手に追いつかれてしまう。そのあとも後続に抜かれながら走り34位でゴール。
1時間を超えるというひどいタイムだった。 サポートに応えることができず申し訳ないです。ありがとうございました。

唐見 実世子レポート

昨年も走って、とにかく長くて我慢を強いられる印象の栂池高原ヒルクライム。標高も高く、呼吸器系も不安要素の一つ。最近お気に入りのオキシドライブは必須アイテム。前日入りして試走をする事もでき、多少なりとも高い標高に慣れる事ができた。
9時9分スタート。自分としては、まずは優勝する事が大切だったので、スタートから2㎞区間の急こう配は頑張って走ろうと思っていたので、スタートは頑張る。心拍数は思ったように上がらない。アップがあまりできていなかったかもしれない。でもスタートしてすぐに独走態勢に入ったので、そこからはペースを出来るだけ落とさないように走った。長いレースになる事は分かってはいたが、中間地点辺りですでに一杯の状態になっているのがわかった。とにかく我慢に我慢を重ねて、ゴール。何とか1時間を切る事ができました。私の今の実力はこれ以上でもないしこれ以下でもないと思う。
いくつかの課題があるので、一つ一つ克服していきたいと思いました。まずは全日本。今の力を全て出し切れるように集中していきます。

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