弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

UCI Cyclo cross World Championships Bieles

聖世界戦2

大会名

UCI Cyclo cross World Championships Bieles

開催日

2017年1月29日(日)

結果

エリート男子 前田 公平:53位
Under-23男子 織田 聖:49位

使用機材
フレーム : BH RX Team evo
タイヤ : Challenge  LIMUS TEAM EDITION(前田、織田)
ホイール      : PROFILE DESIGN
クランクセット   : ROTOR 3D+ QCX1 42T 172.5mm
ブレーキローター : BRAKING
ハンドル、ステム、シートポスト、シューズ、バーテープ : Fizik
チェーン : KMC X11SL
ペダル : crank brothers エッグビーター3
ウェア       :Champion system
ヘルメット     :Giro Air Attack
ケミカル      :WAKO’S
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

 

公平 世界戦1

 

前田公平レポート

激下り、激キャンバー、路面は雪、凍土、氷と今まで走ったことのないようなコースの世界選手権。公式練習がはじまった日は凍結激下り、凍結キャンバーとの闘いで恐怖心をいかにおさえられるかに注力してしまった。
レース日は少し上がった気温と雨により、凍結した路面が泥となり全く違うコンディションとなった。さらには尖った石が流れ出てきていてパンクの危険性も高くなっていた。
スタートは後ろから2列目。数回落車があったものの上手く躱すことができポジションをあげていく。しかし重くなった泥と全く異なるコーナーに変化したコースに対し中々リズムが掴めず、悶々としながらレースを進めることになってしまった。流れが掴めてきたところで、ピットから遠い位置でパンクさせてしまい、その周で80%適用となってしまった。
フィジカルに限らす、どんな路面にも対応できるスキルと、より高い次元でのバイクコントロールを身につけないといけないと思いました。
応援ありがとうございました。

 

織田 聖レポート
去年の世界選手権後からこの日の為にトレーニングを積んできた。
コースはアップダウンが激しく、今まで走ってきたどこのコースより怖い、難しいと感じた。
木曜日からの公式練習で何周もして恐怖心を徐々になくしていった。
前日の同時刻のレース(土曜日のジュニアカテゴリー)では地面が凍ってツルツル滑っていた。自分のレースも同じような感じになるだろうと想像したが、実際は違った。夜に雨が降り、そこまで気温も下がることなくチュルチュルのマッドコンディション。朝の試走時にゴール前の大きなキャンバーの下りで転倒して胸と頭を打ってしまい、すぐに立ち上がったが、苦しくて3分ほどコース脇のマットに寄りかかり動けないでいた。
スタートコールは37番目で前から5列目。前日に走った選手から「スタートは右側の方が良い。」というアドバイスをもらったので右側から2列目でスタートした。スタート後の混雑もあまりなく徐々に前にあがる。しかし、スタートしてすぐのフライオーバーでの落車に巻き込まれてしまい少し順位を落としてしまった。そのあとは順調に前の選手をパスしていき40番前後で1周目完了。2周目の途中にパンク、ピット後に気づき、後半のピットでバイクチェンジ。しかし、そのバイクもパンクしてしまい、またバイクチェンジ。
最終的にはシケインの後の下りでスリップして、ディレラーハンガーを曲げてしまい、チェーンが外れて担いで後半のピットまでランニング。階段前後の激下りは「怖いな」と思いながらも我慢しながら下った。ラップされてしまったが、80%のラインの所まで走ってゴール。
全力で走ったものの、満足することができない結果になってしまった。しかしこれもレース。良かった点、悪かった点、をしっかりと復習してこれからの練習に生かしていこうと思います。
沢山の応援、サポートありがとうございました。

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