第1回 JBCF まえばしクリテリウム
大会名
第1回 JBCF まえばしクリテリウム
開催日
2016年9月24日(土)
結果
E1 岡 篤志:優勝, 織田 聖:3位, 長塚 寿生:26位, 西島 優太郎:56位
岡 篤志レポート
先週も体調があまり芳しくなかったが、疲れのためか中々復調せず、微熱が続く日々で今回のレースも迎えてしまった。
今戦は前橋市役所の近く、街中の平坦コースを利用したクリテリウム。
1周3.5㎞×7周の24.5㎞。コースの特徴としては、Uターンが2ヵ所と、2車線から1車線に道幅が狭まる区間があり、最終コーナーからゴールまでは150m。
今回の作戦としては、自分の調子がイマイチな上、コース的にも逃げに有利なコースでもなく、スプリントの可能性が高い。その場合また競輪選手の渡邊選手が強敵となるので、織田選手とうまく連携して勝利を狙う。
そしてレーススタート。E1のレース時間のみ雨が降り、路面はウェット。
最初の1周はニュートラルとなり、実質レースは6周回に。リアルスタートと同時に、ペースを上げ、他のチームの出方を見る。今日は湾岸サイクリングチームが積極的に動き、LinkTOHOKUもアタックしてくる。今回はあまり逃げたくない自分はチェックと潰しに動き、途中でゲロを吐きつつ耐える(笑)
そしてラスト1周でスプリントが濃厚になり、位置取りを開始。LinkTOHOKUチームのアシストが先頭を牽く形で、2番手に違う選手を挟み渡邊選手、織田選手、自分の順。そしてラスト500m、指示通り織田選手が後ろから一気にアタック!
1テンポ遅れて渡邊選手が追い、その後ろに自分が付く。濡れた路面のコーナーで後輪を滑らせながらギリギリを攻める3人、渡邊選手は織田選手を捉えそのまま加速、最終コーナーを曲がる。自分もうまく立ち上がり、後ろからスプリント開始!ゴールギリギリで差し込み、優勝することができた。
今回は作戦通り、スプリント時間の延長と、自分の温存という2点を織田選手の協力により成功させ、スプリント力で勝る競輪選手を破ることができた。
今シーズンは独走での優勝が殆どだったが、スプリントでの優勝は非常に気持ちがよかった。
チームに感謝です。
織田 聖レポート
先週に引き続きクリテリウム。連続入賞記録を伸ばそうと思って臨んだ。1周約3キロのコースを7周。スプリントになるだろうとスタート前に予想した。今回は省エネ。アタックはしなくていいと言われていた。
1周目はニュートラル。2周目からレース開始。一気にペースが上がり集団は伸びる。今回のコースは前のほうが楽なのでずっと10番手くらいにはいた。アタックも何回もあったがやばいと思うものはなかった。
逃げも決まらないまま最終周へ。ゴールスプリントへ備えはじめる。ホームストレートも短く位置取りが重要になる。ゴールまで500m。ペースも次第と落ちる。そこを狙って得意の早掛け。自分でもビックリするスピードでカーブを抜ける。でもあと1つカーブがある。後ろを見ると篤志選手ともう1人。カーブの前でまくられてしまいましたが、しっかりと3位でゴールすることができた。
うまく連動できたと思う。勝ってくれた篤志選手に感謝。それと目標の連続入賞記録も伸ばすことができました。笑
たくさんの応援、サポートありがとうございました。
長塚 寿生レポート
前橋で初めて開催された今回のレースは、県庁の前を周回するオールフラットなコースだ。
前回から落車が続いてしまっており、特に雨で濡れた路面に対しての恐怖心が拭えないでいた。しかも自分たちのクラスのみ雨になるという・・・しかし天候も含めてのレースであり条件は皆同じなのだ。
乾いていた路面に雨が降り出した頃と同時にレースがスタート。
直後から、やはり恐怖心があり集団最後尾まで下がってしまう。だが「これでは自分の為にもならない」と思い徐々に前方へ位置を上げていく。雨は変わらず降っているが、チームにサポートして頂いているタイヤ「Panaracer Race Evo3 Series」のグリップ力には、私も絶対の信頼を置いており、ブレーキングを必要最低限にし、コーナーをクリアしていく。
結果的には集団ゴールで終わってしまったが、最終的には集団先頭まで上がることができ、以前に比べ濡れた路面に対しての恐怖心も、少しは克服できたのではないだろうか。
過去の自分と比較しても確実に力はついてきているが、気持ちの面で負けていては何の意味も無くなってしまう。チーム全体も波に乗っている今、今後のレースも個々の力が必要不可欠になるだろう。
そのような意味でも、一歩先に進んだ練習に取り組んでいきたい。
西島 優太郎レポート
テクニカルな3.5㎞のコースを7周回するクリテリウム。レース直前に雨が降り出し路面はウェット。一度下がってしまうと前に上がりにくいコースであることは試走で把握していたが雨のコーナーで徐々に番手を落としてしまい、180度コーナーからの立ち上がりに毎回脚を使わされるという素人のようなレースをしてしまった。しまいには濡れたマンホールでスリップしペダルを外してレースは終了。チームに全く貢献することができなかった。