弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第1回JBCF鹿屋・肝付ロードレース

大会名  

第1回JBCF鹿屋・肝付ロードレース

開催日  

2023年2月25日(土)

結果    

【JPT】     岩田 聖矢     9位 

      五十嵐 洸太  13位

      内田 宇海      42位

      藤本 元貴        47 位

      細川 健太   49位 

      青島 冬弥      57位

使用機材等   

フレーム               :FELT AR FRD DISC,AR FRD DISC

ホイール                      :VISION METRON40SL DISC チューブラー

タイヤ・チューブ      :Vittoria Corsa Graphene2.0

BB         :WISHBONEセラミックBB

サイクルメーター    :WAHOO BOLT,ROAM 

ペダル        :WAHOO SPEEDPLAY ZERO CLIP-IN ROAD BIKE

サドル        :sellesanmarco SHORTFIT 2.0 Carbon FX

サイクリングウェア   :ekoi

サングラス      :ekoi

ヘルメット            :OGK AERO-2 CV,IZANAGI

シューズ        :GAERNE カーボンG-STL

ケミカル               :和光ケミカル

サプリメント      :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

岩田 聖矢レポート

自己評価 : 60点 

今シーズン初レースとなる鹿屋・肝付ロードレース、

6.5km×20周回130kmでのレースだった。

昨シーズンの同じ時期と比較し、トレーニングでのパワー数値は良かったがレースは久しぶりだったため適度に緊張していた。

スタートして、アタック合戦が始まる、僕、内田選手、細川選手、五十嵐選手を中心に立ち回る。ほとんどの飛び出しにチームメイトが反応していて、後手を踏まずに済んだと思う。

僕が入った逃げが2周ほど先行するが、上手く強調できず捕まる。

その次の動きに細川選手が反応してくれて、レース最終盤まで逃げ続けてくれた。

集団有利のコースで逃げ切りは難しそうだと感じたが、細川選手がオールアウト直前まで逃げ続けてくれて、自分達は集団で温存できた。

この動きは本当に助かったし、感謝している。ラスト2周辺りから内田選手とコミュニケーションを取りながら、脚を確かめあった。内田選手は脚があまり残っていないらしく、集団ゴールになると予想し、僕で勝負させてもらう事になった。この時に五十嵐選手ともしっかりコミュニケーションを取れていれば、もう少し前のポジションを取れたかもしれないが、少し後方にいて見失ってしまった。

ラストのペースアップも前方でこなし、位置をキープしながら内田選手に前へ位置を上げてもらう。ゴールまで約2キロ地点で内田選手がもう少し上げるか?と聞いてきたが、僕は「まだここでいいと伝えた」。15〜20番手あたりだったが、これが判断ミスとなってしまった。ゴールに近づきながらアシストの終わった選手などをパスしていき、位置をあげれたがラスト200m地点で10番手辺りだった。

ゴール前の混沌とした場面で前から下がってきた選手がフラつき、抜きにかかった僕と接触してしまい、僕はなんとか耐えれた、しかしこれで大幅に減速してしまい、その影響で内田選手が落車してしまった。

内田選手の落車には気づいたが振り返ることはせず、最後までスプリントをし9位で終わった。

ゴール後内田選手に駆け寄ると幸い怪我は軽傷だったみたいだった。

細川選手の逃げや、内田選手の位置取りを考えると最後の自分の判断ミスが悔やまれ、申し訳ない。

自分自身のコンディションは悪くないので、新人賞ジャージを視野に入れ、明日のクリテリウムも全力で戦っていく。

スポンサー様、サプライヤー様、サポートしてくれる皆様、いつもありがとうございます。

今年度も引き続きよろしくお願い致します。

五十嵐 洸太レポート

自己評価 : 60点 

JPT初戦となる鹿屋・肝付ロードレース。

トップ10以内とネクストリーダージャージの獲得を目標とした。また、ロードレースは昨年の11月ぶりとなり、今の実力を確認していきたい。

コースは全体的に流れるスピードコースであったが、平坦区間で横風が吹いており、前々で展開していくことが必要だと感じた。

スタートからアタック合戦となり、交代で反応して行く。後手に回ることはなく、逃げには常にチームメイトが乗っている状況が作れた。5周目にはキナン、BS、シマノレーシングの選手を含む、5人で抜け出す。しかし半周ほど逃げたところで吸収。

次に細川選手を含む7名の逃げ集団が形成された。逃げ集団はメイン集団から最大で2分差をつけ、先行していく。細川選手が乗ってくれたお陰で、集団内で足を休めることができた。

愛三工業の集団コントロールによって、残り1周で逃げが吸収され、スプリント勝負となる。足が攣りかけており、ペースの上がった集団についていくので精一杯であった。

内田選手に位置を上げてもらったが、最後のスプリントは脚が残っておらず、13位でゴール。

他のチームも仕上がっていないことはあるが、去年に比べると余裕を持って走れるようになっている。一方で終盤で勝負できるようになるには実力が足りておらず、更に練習を積んでいく必要があると分かった。

明日は平坦のクリテリウムとなるが、前々で展開し、チームに貢献できる走りをしたい。

内田 宇海レポート

自己評価:75点

天候に恵まれ晴れでのレースとなった。

事前のミーティングでは全員逃げへチャレンジし自分の成績を狙う方針で、かつチームとして後手を踏まない立ち回りをするよう動いた。

レース序盤は去年からJPTを経験している自分と岩田選手、五十嵐選手、細川選手を筆頭に逃げへのチェックに動いた。序盤は自分が積極的にアタックへ反応していった。シマノの入部選手のアタックに反応し有力チームの実力者の逃げに入る事が出来たがメイン集団が許してくれず吸収。その後岩田選手を含む逃げが1周ほどいくがほどなく吸収。中盤、細川選手を含む逃げが出来て最終周回まで逃げる。細川選手はドロップしてしまったが逃げが吸収されて集団スプリントへ。

自分は脚があまり残っておらず岩田選手を連れていきなるべくいい順位で帰ってくる事を目標に位置どり。

最終コーナーへ10-13番手で入りスプリントをしようとした時前から下がってくる選手を避けた岩田選手に接触し落車してしまう。

落車してしまい申し訳なかった。

怪我も機材も比較的軽症で走り出し42位でゴール。

序盤の逃げへの対応、最終スプリントへの位置取りは悪くない中での落車でとても悔しかった。

サポートしていただいたGM、監督並びにスポンサーの皆様ありがとうございました。

明日のクリテリウム は怪我もありますが精一杯頑張ります!

藤本 元貴レポート

自己評価 : 48点 

今季からJプロツアーと言う新しいステージで今年初のレース、鹿屋•肝付ロードレースは今出来ることを全てやる。と言う気持ちで挑みました。

レース前からワクワクと緊張で落ち着きませんでしたが、チームメイトと会話をして緊張感を解してました。

レースは始まり私は他選手の覇気に押し負そうになり序盤は集団の中にいもる事しか出来ず、序盤から動かれていた内田選手、五十嵐選手、岩田選手、細川選手任せになってしまいました。

中盤から集団の動きなどが分かり自ら積極的に動くことが出来ました。集団がついて来て逃げは出来なかったのですが、Bellmare Racing Teamの才田選手が一回飛び出した時に少し遅れてしまったのですが、着いていけたのが今回の成長点なのかなと思います。

終盤から足が少しづつ重たくなってしまい、集団の1番後方まで下がってしまいラスト一周で集団からドロップしてしまいました。

19/20までついていけただけに最後千切れてしまったのが悔しすぎてよりフィジカル強化、練習が必要だと強く思いました。

明日は志布志クリテリウムで時間も今日より短く強度が上がると思うので、位置取り、アタックの反応、判断をテキパキと出来るように走ります。また、本日の意気込みは忘れることなく常に意識して走りたいと思います。

本日も無事にレースを終えることが出来ました。この様な機会を与えて下さっている、

佐藤GM、渡辺監督、また機材提供していただいているスポンサー様、ありがとうございます。明日も闘ってきます。

ご応援の程、宜しくお願い致します。

細川 健太レポート

自己評価:65点

天気は晴れ、少し風が強かった。試走を終えた感想は、登りはあんまり斜度がなく、平坦基調なコースだったが、横風が吹いており、横風分断があり得る可能性があったのでそこには気をつけた。

レースが始まり、自分は何回かアタックに反応して、抜け出したり、他の選手もアタックに反応し、チームとして後手を踏まないようにした。抜け出しがあっても誰かが反応していたためチームとしては良かったと思う。

中盤に差し掛かった頃、BSの選手がアタック、それのチェックに入った他の選手に付いて行き、抜け出しを図ろうとしたが愛三が集団を繋げ抜け出しができなかった。その後にベルマーレの選手が単独アタック、そこには誰もついていかなかった。BSの選手がアタックした次の周に何人かの選手がアタック、そこにはシマノやキナンなどの有力チームがいたので反応し、前を走っていたベルマーレ、BSの選手を吸収し、7人の逃げが形成された。逃げ集団は綺麗に回り、集団から2分差くらいまで離れることができた。

逃げに乗ってすぐに足が攣り始めていて、逃げた最初の方はかなりのハイペースだったため、ツキイチをさせて貰ったり、耐えるのに必死だった。そして集団から離れたためペースが落ち着き、少しは回復できたが完全には回復せず、集団が迫り、少しペースが上がった辺りで逃げ集団からドロップしてしまった。

今回はすぐに集団が来て逃げも潰れたが、それが勝ち逃げになってしまった可能性もあったのでそこは反省点で力不足だと思う。

そのあとは、集団で足を回復させようとしたが完全に攣って、ペダルが止まって集団から10〜20秒ほど遅れ、その後に踏めるようになったが集団との差を埋め切れられず完全にドロップ、悔しかった。

今回は岩田がシングルリザルトを出してくれたが、チームでポイントが取れずあまり良い成績ではなかった。自分もポイントを取れずチームに貢献できなかった。

去年よりも良くなってはいるので前向きに練習やレースなどに取り組みたいと思う。

応援してくださった皆さん、スポンサーの方々、GMの佐藤さんありがとうございました。

青島 冬弥レポート

自己評価 : 40点 

自分の競技人生で初めてのJPTロードレース。初参加ではあるが、後手を踏まず、チームメイトと協力して積極的に逃げていくことを目標に挑んだ。

レーススタート前、チームメイトと固まってスタートラインに立ったが、レーススタート後、他のチームの選手の迫力に圧倒され、どんどんと後ろに下がってしまった。自分が今までに走ってきたレースとは比べ物にならない程の気迫を感じた。自分が後ろに下がってもたついてしまっている最中、先頭付近ではアタック合戦が頻繁に行われており、内田選手、岩田選手、五十嵐選手、細川選手を中心に積極的にアタックをかけあっていた。何も出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいである。後ろに下がってしまった以降、何度も前に上がろうと試みるも、追い付いてはまた遅れの繰り返しであり、自分の走力並びに技術力の低さを痛感した。レース中盤、先頭に上がり何度かアタックをかけ合ってみるも決定的な動きにはならなかった。このあたりから脚が攣り始め、ごまかしながら走った。細川選手が逃げに乗ってくれていたこともあり、脚を休めることが出来たが、残り5周に入ったところで尖った小石を踏んでしまい、パンク。ニュートラルカーにカーペーサーをしてもらったものの、あと一歩で届かず、そのまま一人旅になってしまった。結果は57位。最終完走者から2番目の順位と最悪の結果となってしまった。

今回のレースでは、ほとんどをチームメイト任せになってしまい、自分から動くことができなかった。レースを見て、アタックに行くも加わるも先頭にいないと出来ないことである。臆せず前に行くことが重要であると感じた。また、先頭で長く走るフィジカルと走力、精神力を鍛える必要があると感じた。また、パンクをしない為にも砂利のある箇所を試走やレース中に見極め、そこを避ける努力も怠ってはならないと感じた。パンクした後に集団に戻れなかったことも自分の力の無さが原因なので更に練習を積んで強くなる必要があると感じた。

明日は志布志クリテリウム。今日の反省点を活かし、前々でレースを行い、少しでも良い順位でゴール出来るよう心がけていきたい。

最後に、今回のレースでサポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサーの皆様、本当にありがとうございました。皆様への感謝を忘れず、チームに貢献のできる走りができるよう今後も努めてまいります。

応援、ご声援ありがとうございました。

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