弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

JCFシクロクロスシリーズ第3戦 ワイルドネイチャープラザ GISALLO CUP

大会名

JCFシクロクロスシリーズ第3戦 ワイルドネイチャープラザ GISALLO CUP

開催日

2022年11月27日(日)

結果

男子エリート 織田 聖: 優勝,香山 飛龍: 9位

男子U23 : 五十嵐 洸太:5位,中島 渉:   9位

使用機材

フレーム        : FELT FX FRD,FX Advanced+

ボトムブラケット   : WISH BONEセラミックBB

ホイール      : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム,ALEX RIMS RXD2

タイヤ          : Vittoria   織田 聖: terreno dry,香山 飛龍: terreno mix,中島 渉:terreno dry,五十嵐 洸太:terreno mix

バーテープ : OGK

サイクルコンピュータ :WAHOO RIVAL

ウェア       :ekoi

ヘルメット     :OGK kabuto AERO-R2

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

 織田 聖レポート

全日本選手権と同会場の大会で、テストイベントという位置付けで臨んだ。

金曜日に会場入りしてからは時間ギリギリまで毎日試走。

たくさんの方にアドバイスをもらいながら何回も何回も練習。

レース前の試走ですら時間いっぱい試走した。

たくさん試走したのでウォーミングは軽めにしてレースに。

ブリヂストンの沢田選手に続いて2番手で森林区間へ。

落ち着いてこなし、シケインの前にトップに立ちシケインを使い独走状態に持ち込んだ。

砂区間でのミスが多くタイム差が思うように開かず苦しい時間が長かった。

タイム差が開いてからは落ち着いて走ることができ2位に1分差をつけてフィニッシュ。

テストイベントで優勝できたのはとても嬉しいが課題も多いのでしっかりとクリアにして全日本選手権に臨みたい。

たくさんの応援、サポートありがとうございました。

香山 飛龍レポート

砂が中心となるドライなコース。一周が約6分と短く、80%ルールの適用がいつも以上にシビアになる為集中して挑んだ。

スタートは2列目、ストレートまでは10番手辺りで抜けたものの砂のコーナーでラインを奪われて失速してしまう。その結果15番手辺りのスタートとなってしまった。そこからは踏めるところは全力でミスしたら即座に降車をチョイスして位置をあげていく。

序盤には10番手争いの位置まで復帰する事が出来、前も見えていたのでひたすら踏み続けた。

砂のセクションは基本的に乗車していくものの、終盤の登り左コーナーは逆にロスが多いと判断し降車、最後の下りは勢いが消えた段階でランに切り替える事によりタイムロスを最小限に抑える事が出来た。

人生初の砂レースは戸惑うこともあったが、多くのアドバイスのお陰で自分の実力を出し切る事は出来たと思う。

今回もサポートありがとうございました。貴重な経験値になりました。

中島 渉レポート

砂区間や森林区間とテクニカルかつ、フィジカルも重要になるコース。全日本選手権もこの会場で行われる。

久しぶりの砂ということで、前日試走ではいつも以上に入念に行い、レースを想定して走行した。

序盤から、自分のペースを刻み相手のペースではなく、自分のペースでレースを進めることが重要であると考えレースに臨んだ。最初の砂区間でラインを外し出遅れ、先頭の2人から離れ単独で追走した。10秒程度のタイム差で1周を完了し、2周目に入る。左のブラケットがグラグラになってしまい、操作性を失って転倒。ハンドルが折れたと思ったが、結果的にはボルトが緩んでしまったことが原因だった。

マシントラブルにより、かなりのタイムロスを起こしてしまい、一気に2分近く差ができてしまった。12番手ほどからの追走となったが、ペースも上がらず80%カットのマイナス1周でレースを終えてしまった。

コンディションもあまり良くなく、マシントラブルがなくても臨んだ結果には繋がらないと考える。一旦レースも開くので、練習に打ち込み宇都宮CXに調整して臨みたいと思う。

今回のレースでも沢山の応援、サポートありがとうございました。

・五十嵐 洸太レポート

テクニカルな砂コース。砂丘を下るなどコースの多くが砂であり、テクニックが必要となる。前日の試走から砂を中心に練習したが、技術面には不安が残った。

出走順は11番で2列目からのスタート。

スタートし、舗装路から未舗装路に入る段差でチェーン落ちをしてしまった。止まらずに復帰することができたが、集団の最後尾付近まで下がる。コーナーが連続する区間では前を抜かすのは難しく、一方の先頭はペースを上げていき、タイム差がついてしまった。

直線では全力で踏み、砂やコーナーではロスの少ないように走る。たれてきた選手を抜いていき、4位の選手まで追いつくことができた。

しかし、砂丘を下る区間ではテクニックの差から大きく離されてしまう。そのまま追いつくことはできず、5位でゴールした。

砂でのテクニックが大きな課題となった。今回のコースは1月に行われる全日本選手権と同じであり、砂での技術を改善させていく必要がある。一方で平坦や踏める区間での脚力の差はあまりないと感じた。

全日本選手権に向けてコンディションを上げていき、上位でゴールできるようにしていきたい。

最後になりますが、沢山の応援とサポートをありがとうございました。

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