第2回 JBCF 南魚沼クリテリウム
大会名
第2回 JBCF 南魚沼クリテリウム
開催日
2022年9月18日(日)
結果
【JPT】 中島 渉 4位,香山 飛龍 5位,細川 健太 6位,入部 正太朗 18位,内田 宇海 19位
【JFT】 唐見 実世子 2位
使用機材等
フレーム :AR FRD DISC,AR FRD DISC
ホイール :VISION METRON40SL DISC チューブラー
タイヤ・チューブ :Vittoria Corsa Graphene2.0
サイクルメーター :WAHOO BOLT,ROAM
サイクリングウェア :ekoi
ヘルメット :OGK AERO-1 CV,IZANAGI
シューズ :GAERNE カーボンG-STL
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
バイクスタンド :リッカルアルミサイクルスタンド
入部 正太朗レポート
自己評価:75点
約2ヶ月ぶりのレース。
天候は雨時々曇り。
距離は1.24km×40 周=49.6kmで行われた。
今回のレースはチームとしても逃げ狙い組と待機組に分かれて臨んだ。
逃げ狙い組は、入部、香山、内田。
待機組、中島、細川。
レースが始まると序盤からアタック合戦が始まり香山、内田が立ち回る。
僕も様子を見ながら中盤手前でアタックしたが、単独飛び出しになりそのままスプリント周回だけ獲得して集団に戻った。
そして入れ替わるように香山含む3人が飛び出しに成功するが、それも数周のうちに吸収される。
集団はスプリントにしたい愛三がコントロールしていた。
このままでは面白くないので攻撃のタイミングを伺っていた所、シマノ風間がアタックしたので反応したら2人逃げになった。
強調しながら逃げ続けるが残り距離も長く厳しい状況。
結局ラスト6kmぐらいで吸収されてレースは集団スプリントの流れへ。
僕はそこそこ脚を使ってしまっていたので、集団にいたチームメイトの為に位置取り等のアシストに切り替えた。
どれだけ役に立てたかは分からないがラスト700mぐらいで香山、中島、細川が愛三トレインの後ろを確保しているのを確認して離脱した。
チームとしては4位中島、5位香山、6位細川という結果で僕は18位でゴールした。
レース中の中間スプリントを香山と僕が獲得したので2人で表彰台に上がれたのは嬉しかった。
若い選手の動きやまとまりも今年1年を通して成長を感じれたのは良かったが、この結果で満足するつもりは当然ない。
明日は長丁場のタフなロードレース。
なんとかチームで優勝をもぎ取りたい。
頑張ります。
大会関係者の方々、応援してくださった方々、サポートしてくださった方々、ありがとうございました!
細川 健太レポート
自己評価:65点
雨が降りウエットコンディションでのクリテリウムレース。
チームとして、入部さん、内田さん、香山くんが逃げ狙いのレースで、自分と渉が集団待機というレース運びとなった。
香山くんが前半積極的に走り、ポイント賞を取った。そして中盤から入部さんとシマノの選手の2人逃げが決まり集団は愛三が牽引する形になった。入部さんのおかげで、集団内の位置取りもしやすく、あまり足を使わずに終盤まで走ることができた。
ラスト4周で入部さんの逃げが捕まった。その後、ラスト一周の時に香山くんがシマノの前を取ってくれ、いい位置で最後のコーナーを曲がった。そして、そのままホームストレートでスプリントを開始したが、それまでに疲労してしまい思ったようなスプリントができなかった。
結果は4位が渉、5位が香山くん、自分が6位という結果になった。
やはり、まだまだ力不足で、思ったようなスプリントができなかったので、最後までタレずに最終局面でも最高なパフォーマンスを出せるように頑張ります。
この結果が幻とならないようにロードレースでも頑張ります。
応援ありがとうございました。
スポンサーの方々、地域の皆様、レースを支えてくれたGM佐藤さん、マッサー平川さんありがとうございました。
内田 宇海レポート
自己評価:65点
雨が降りウエットなコンディションでのレースになった。
序盤は逃げを狙い最終局面で集団なだれこみで上位に入る作戦で行った。
序盤は数回逃げへ反応したり前々でレースを運んだ。
序盤から中盤にかけて香山が逃げ、スプリントポイントを取った。逃げに送り込んでいるので集団前方で位置取る。
香山の逃げが吸収され中盤から入部さんとシマノの風間選手の2名の逃げ決まる。
自分達は足を使わないよう集団で位置取りをし最終局面に備えた。
残り4周ほどで入部さんが捕まり集団スプリントの雰囲気に。しかし残り2周で自分がアタックし最終周回で捕まった。
賢くない走りだった。走り出す前の作戦も放棄して逃げ切れると思ってしまった。
集団でチームの為に位置どり雪崩れ込んだ方が上位に入れていた可能性があった。
反省すべき点だった。
ただ足の感覚も調子も良く明日のロードレースに向けていい状態で臨めると思われる。
この反省を活かし優勝目指して走ります!
レースをサポートしてくださったGM、マッサー、スポンサーの皆様ありがとうございました。
香山 飛龍レポート
自己評価 : 85点
目標
今回の作戦は逃げを狙う動きをメインに、終盤レースがまとまるようであればスプリントに参加するという事にした。自分は爆発的なスプリントを持っているワケではないが、位置取りは得意なのでどこまでいけるか試したかった。
展開
レースは常にウェットコンディションで、最初の2周はローリスクでグリップとラインをしっかり確かめた。そんな中でも逃げの動きはスタートから活発で、自分も合わせていく。10人ほどで先行したり展開にばらつきはあったものの、決定的な動きは無いまま周回賞のラップに突入。
自分は路面のグリップレベルも把握できていたので最終コーナー手前でアタックし、1位通過することに成功。当初は狙っていなかったが、ほぼ力を使わずに周回賞を取れたことはよかった。
そこからはチームメイトの入部選手含む逃げが先行する。自分はブリッジの動きに警戒しながらしっかり集団前方を位置取った。レースは愛三コントロールのまま進み、入部選手らがキャッチされたタイミングで自分がカウンターアタック。
風間選手(shimano)、當原選手(aisan)と共に逃げるが主導権を握るチームを逃がしたくないブリヂストンのけん引によって吸収。
そのあと間もなく入部選手が再びアタックし風間選手と先行。終盤はこの二人vs集団という構図になった。
残り4周ほどで逃げは引き戻される。ここからは自分が行く意思をもって動き、優勝候補である岡本選手(aisan)の番手を積極的に取りに行く。
残り1周に入る直前で入部選手のトレインに乗り換え、集団前方で再び岡本選手の後ろに乗り換える。ラスト2コーナーでは3番手につけており、完璧な形であったがラストコーナー手間でアタックがかかり軽くシャッフルがかかってしまう。
最終コーナーは6番手ほどでクリアする結果になってしまい、スプリントの末5位でフィニッシュとなった。
考察
計画通り逃げを打つことは出来たし、入部選手と交互に行くチームの積極的な展開に持ち込むことが出来たのは非常に良かったと思う。チームの結果(渉選手4位、自分5位、細川選手6位)としては悔しさも残るものの、決して悪いものではなかったと振り返る。
自分はスプリンターではないので逃げ切りを狙うことが常ではあるが、全ての展開にチャレンジしたいのでスプリントに参加できたことは良かった。
今年は今まで避けてきた集団スプリントでTOJ stage4 6位、ツールド熊野 stage1 9位とtop10には入り続けてきた。
今回は5位だったので次のチャンスはtop3を目指し、諦める事無く挑みたい。
中島 渉
自己評価:80点
体調の面で調子が悪く、クリテリウムと言うこともあり高強度のレースに耐えることができるか不安要素がとても大きかった。
コースレイアウトは「ロ」型で、スピードも長くとても流れるコースである。展開によっては最終スプリントで流れ込み、良い結果に持って行くことができる可能性があると考えていた。
レース前半から、前方で展開し大きく集団が割れる場面もあったが吸収される。逃げにチャレンジしようと思ったが、すぐにオールアウト気味になってしまい集団待機の選択を取ることにした。チームとしては入部選手、香山選手、内田選手が逃げにチャレンジする形になっていたため、集団でも落ち着いて走ることが出来た。レース中盤から入部選手がシマノの選手と2人逃げとなり、チームにとってとても有利な展開に運んでくださった。愛三がコントロールを開始し、残り周回5周あたりで入部選手の逃げが吸収されてしまった。チームとしては人数も揃えていたため、位置取りも有利に運ぶことができた。
最終周かなり激しい位置取り争いとなり、最終コーナーを4番手で曲がった。結果そのまま曲がった順でゴールとなり、4位でのゴールとなった。
実力としては、かなり低下していたがその中で最善を尽くすことが出来たと思う。だが、あの位置にいるのなら表彰台に立ちたかった。目の前で見たからこそ、まだまだ表彰台の壁は高いのだと感じることが出来た。今治クリテリウムが残っているため、リベンジしたいと思う。
唐見 実世子レポート
自己評価:98点
今シーズンは体調不良が続き、Jフェミニンのレースも3レース目。思うように走れない日々が続いており、メンタル的にもよくない状態が続いている。
9月に入り少し涼しくなってきたり、状態もよくなっている実感もあって、少し自分自身へ期待して会場入り。
当日は台風の影響もあって、30度を超える暑さ。湿度も高い。でもレース時間は30分程度である事と、ゴール勝負になる可能性が高い事などから、天候からくる体への負担は少ないだろうと予想した。
フェミニンは1周約1.2kmの四角いコースを15周回で争われた。川を挟んだコースなので、1周のうちに橋を2回渡る事になるので、足を削られるとしたら、橋を渡る時だった。またフェミニンの時間帯は風が強めに吹いていたので、できるだけ足を使わないように風を読む事もポイントとなった。
序盤から逃げが決まる時もあったが、基本的には危険な匂いがする感じではなかった。また、周回を追う毎に少しずつ集団も小さくなり、レースも読みやすくなっていった。
ラスト周回に入り、最終コーナーを回るまでは全てが予想の範疇だった。最終コーナーを回ってすぐに植竹選手が踏み出した。自分としてはまだ早いと思っていたので、ここから行くのか、、、と思った。一瞬の爆発的なパワーが出せない私は、そこで完全に付き切れしてしまった。力の差をまざまざと見せつけられての2位でした。
久しぶりのレースではありましたが、勝つ事に執着して走り、最後の最後まで集中できた事はよかったと思いました。