弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第56回 JBCF 東日本ロードクラシック修善寺大会DAY-1

大会名

第56回 JBCF  東日本ロードクラシック修善寺大会DAY-1

開催日

2022年6月18日(土)

 結果

【JPT】 入部 正太朗 6位,香山 飛龍 22位,岩田 聖矢 25位,五十嵐 洸太 30位,内田 宇海 36位,細川 健太 41位

【JFT】  小林 あか里  2位,唐見 実世子  3位

使用機材等   

フレーム               :AR FRD DISC,AR FRD DISC

ホイール                       :VISION METRON40SL DISC チューブラー

タイヤ・チューブ      :Vittoria Corsa Graphene2.0

サイクルメーター     :WAHOO BOLT,ROAM 

サイクリングウェア        :ekoi

ヘルメット             :OGK AERO-1 CV,IZANAGI

シューズ         :GAERNE カーボンG-STL

ケミカル               :和光ケミカル

サプリメント        :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

バイクスタンド     :リッカルアルミサイクルスタンド

入部 正太朗レポート

自己評価:75点

久しぶりの伊豆CSCでのレース。

距離は50kmと短い距離に設定された上に天候も雨だったので激しい展開となった。

レースはスタートからアタック合戦が始まるがチームメイトの岩田が立ち回ってくれたので冷静に走れた。

そして岩田の動きが吸収された後のカウンターで僕は他チームの4名の選手と抜け出す事が出来た。この時点で2周目。

メンバーはマトリックスのホセ選手、シマノ中井、横山、愛三の渡邉の計5名。

メンバーも良いし良いペースを刻みながら逃げる。

途中で横山がドロップして4名で逃げ続けるが終盤でプロトンからリーダージャージのマリノ選手やキナンのトマルバ選手を含む精鋭部隊に追いつかれた。

この時点での正直な心境は「これは厳しい、辛い、終わった」的な絶望感。笑

僕自身も脚に結構来ていたが、ホセ選手など有力選手が積極的にアタックを仕掛けるので反応してチャレンジし続けた。

最後は力尽きて6位でフィニッシュした。

レースのNPは5.5倍。

優勝争いには加わる事は出来なかったのは悔しいが、まだ明日もレースはある。

挽回チャンスをものに出来るように頑張りたい。

スポンサー様、ファンの皆様、大会関係者の皆様、スタッフの方々、ありがとうございました。

岩田 聖矢レポート

自己評価: 70点

day1は、5×10lapsの50kmで争われた。

僕は、ツール・ド・熊野で落車したことなどから来週行われる全日本選手権に向けてはベース不足(充分な練習ボリュームが積めていない)が課題に感じていた。そのような事から前日、前々日も100kmずつ程(tssは200.170.)の練習をして挑んだ。

正直に言うと、レースを走るまでは自分のコンディションは分からなく、不安だった。

まずは1周目、先頭付近に位置取りが出来た。

マトリックスのキンテロ選手のファーストアタックが見えた。僕の1つ前にいた香山選手が反応しようとしていたが、少し前が詰まっていたのが見えたので、横から僕が反応した。

結果的にその逃げは1周完了時に吸収されたが、そのカウンターで入部選手を含む逃げができた。

入部選手が逃げに乗ってくれて、有力チームがほとんど含まれていることもあり、僕は集団内では落ち着いて位置取りすることが出来た。そして、まだ集団内には有力選手が居たので次の展開に備えた。

そして、逃げを吸収しそうになる時にペースアップがあった。マトリックスの小林 海選手やキナンのトマルバ選手は入部さんの集団までジャンプしていた。僕も前の方に位置取りは出来ていたが、その2人には全くついていけなかった。その後も何名かブリッジをかけて追いついていたが、そこにも反応できなかった。

しかし、その後、下りを使って単独でアタックをした。そして登りの途中で第1集団に追いついた。その時に入部さんが声をかけてくれた。しかし僕は追いついた時点でキツく、なにも返答出来なかった。その後に少しペースアップがあり、すぐに遅れてしまった。

そこからはラスト1周でズルズル抜かれていき、第2集団から少し遅れてゴールした。

今回のレースではリザルト以上の動きが出来たと感じており、全日本に向けても悪くはない状態は確認できた。

しかし、まだ満足はしていなく、もっと先頭で戦える選手になりたいと感じた。

スポンサー様、サプライヤー様、いつも御支援、ご協力ありがとうございます。

全日本選手権ではいい報告が出来るよう、しっかり準備して挑みます。

引き続きよろしくお願い致します。

細川 健太レポート

自己評価:20点

雨の東日本クラシック。

初めての伊豆csc逆走。

マリノさんの引きで、ペースが上がり、後ろに位置取っていたため中切れが発生、それを埋めるために動いたが、足がいっぱいになってしまいドロップ。

そのまま何人かを吸収しながらゴール。

何もできず終わってしまった。悔しい。

サポートしてくださった皆さん、スポンサーの皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。

内田 宇海レポート

自己評価:40点

雨の中でのレースとなった東日本クラシック

調子が悪くあまり期待できないコンディションで臨むことになった。

後ろで走っていても何もできず千切れていく可能性があったので前々で位置取りをしていたが、マリノさんの一本引きで先頭付近にいたのに千切れてしまう。

そのあとはグルペットで完走を目指して千切れた選手を吸収しながらなんとか完走。

このコンディションで完走出来たのは良かったが早く調子を戻していきたい。

明日は厳しいレースになるが出来ることをしたい。

香山 飛龍レポート

自己評価 : 55点 

目標

短時間高強度のレースになることが想定されたので、前にいてチームとして後手に回らない事、しっかり積極的にチェックに入る事を意識。雨なので落車しないのは大前提にレースを進めたい。

展開

最初からアタックはあるものの、どちらかと言えばお見合い状態でレースは始まった。

秀峰亭を下ってからの登りでアタックが掛かり、反応するものの同時に動いた岩田選手を行かせる形に。そのままカウンターで入部選手らのアタックが掛かり逃げが決まった。

自分は先頭付近をキープする事に専念し、マリノ選手含む動きを警戒した。

何回かペースダウンさせないための、散発的なアタックはあるものの、しっかり反応していける。集団の人数はそれだけで減っていったが先頭で動きについて行く事は出来ていた。

しかし中盤でマリノ選手が逃げに追いつくためのアタックをし、反応したものの置いて行かれてしまう。

そこからは第二集団での走行となったが正直に余裕はなく、ついていく形となった。残り3周のタイミングで先頭と近づいたチャンスもあったが、自分は限界でそこから動くことは出来なかった。

下りを使って飛びだす選手やバラバラと追走の動きが連なるまま最終周回へ。秀峰亭の下から前の6人程のパックが見えたので追いつく事も視野に入れて最後の登りでアタック。

単独で下りに差し掛かったが、ホームストレートで追いつかれてしまい22位でのフィニッシュとなった。

考察

身体は良く動いてくれていると感じた。しかしシチュエーションが目まぐるしく変わる短いレースが故に自分の判断が鈍く、チャンスを逃した場面があった事も事実だ。(特に下りでの抜け出し)

実力を出し切ってオールアウトするレースにはなったものの、”脚がなくて”という振り返りよりも走り方に関しての振り返りの多い悔しいレースとなった。

サポートありがとうございました。

五十嵐 洸太レポート

自己評価:50点

距離は50キロと短く、ハイスピードな展開が予想された。序盤の逃げに乗り、有力勢のアタックを前待ちすることを目標とした。また雨も降っていた為、前々で展開し落車を避けるようにする。

レーススタートからアタックがかかる。自分は前に上がることができず、展開に参加することができなかった。チームメイトが積極的に動いていて、その後入部選手を含む5人の逃げが決まる。

メイン集団では何度かアタックがかかり、有力勢が動く場面もあった。落車を回避するためと有力勢のアタックやブリッジの動きに反応できるよう、集団前方に位置することを意識する。

有力勢の動きにも反応していき、前方で対応することができていた。

しかし、レース中盤に小林マリノ選手や有力選手のアタックがかかり、メイン集団から遅れてしまった。

そこからは完走を目指し、トップから4分10秒遅れの30位でゴールした。

目標としていた逃げに乗ることはできず、実力不足と序盤での位置取りに課題が残った。明日も逃げに挑戦していき、序盤から前々で展開していきたい。

唐見 実世子レポート

自己評価:70点

 全日本の1週前。大きく崩していた体調もようやく整い、最近は体力も戻ってきていて、自分自身のパフォーマンスに期待をしてスタートラインに立った。

今回はチームメイトの小林選手と一緒に戦う初めてのレースとなり、そういった意味でも楽しみだった。

フェミニンクラスタの時間帯は雨も強く降っており、1周目の下りで優勝候補の植竹選手が落車してしまう。すぐ後ろにいた私は、巻き込まれる事はなかったが、そのこともあって雨の下りをとてもびびってしまうことになった。

1周目の上りで早くも弱虫ペダルの2人になってしまい、このまま終わるのかと思ったら、植竹選手がすごい勢いで追ってきて、私たちにジョイン。3人グループになった。その時私はすでに足がいっぱいでごまかしが効かない状況。植竹選手は本当に強かったが、落車の影響もあって下りで離れてしまうのだが、私自身も下りでびびってしまっているので、小林選手の下りにベタ付きできず、3番手で下るしか選択肢しかなくなってしまう。植竹選手と一緒に下って、その後の上りで植竹選手に足を使わせて小林選手に追いつく、という周回が何度か繰り広げられ、これを繰り返して入れば、そのうち植竹選手の足が削られていくのではないか、と予想したが、周回を重ねていくうちに植竹選手も下りに慣れていって、下りのアドバンテージがなくなっていった。そろそろ別の展開に持っていきたいところだが、私の足はなくなっていくのがわかった。なので、いつもの周回よりも多めに先頭を引き、あとは小林選手に任せる形になった。

その後は後方集団は追ってこないとのことだったので、単独でゴールを目指した。

走り方次第では小林選手の優勝の可能性もあったが、今回はチームとしては2位と3位を獲得する形でのフィニッシュとなった。

私としては今回はもう少し展開に絡めるのではないかと予測していたが、今の実力だとまだ上位の選手達の実力にリンクしていない事がわかり、全日本選手権を直前に控え、とても残念な気持ちになった。

ポジティブな要素としては、体調不良でレースをほとんど走れていないので、今回の2daysで、上手くレース強度の刺激が入って、来週はもっと良い状態でレースに挑める可能性がある事くらい。でもスタートラインに立つという事は、可能性が秘められているという事なので、気持ちを立て直して、もう一度頑張ってみようと思う。悪天候の中たくさんのサポートと応援ありがとうございました。

小林 あか里レポート

自己評価:70点

修善寺のサイクルスポーツセンターは自分がとても得意とするコースである。

そのため今回はどのような状況になっても、冷静に対応できる自信はあった。

初日は雨のレースになった。

前日入りをして、当日は余裕をもって会場に到着した。

コースが順路とは逆回りであったので、試走を1周行った。

印象としてはコーナーが滑りやすいことと、リズムがつかみづらいなという印象であった。

マスドスタート。落ち着いて、前方に位置取りをした。

下りは自信があったので、先頭で入る。その後フラット区間で先頭交代を行う。しかし、そこからの下り区間で先頭選手が落車をし、少し動揺した。だが、そのあとすぐに、自分の走りに集中することができた。

そこから1周目完了までは、チームメイトの唐見選手と2人でペースメイクをした。落車した選手がその時点で合流したため、そこからは3人でのレース展開となる。

周回を重ねるごとに激しくなる雨で体力が消耗されていき、辛くなったがラスト4周で植竹選手と一騎打ちになり、スプリントの掛け合いになる。なかなか決まらない状態のまま、ラスト300mに入る。私は先頭でスプリントを始めたが、ラスト100mで足が回らなくなり2位でのフィニッシュになった。

久しぶりのロードレースで、サバイバルレースであったが、最後まで自分の力を出し切ることができた。

ありがとうございました。

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