弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第1回 Jatco富士クリテリウムチャンピオンシップ

大会名

第1回 Jatco富士クリテリウムチャンピオンシップ

開催日

2022年3月19日(土),20日(日)

結果

【予選】 入部 正太朗 6位,中島 渉 16位,五十嵐 洸太  21位,細川 健太 22位,岩田 聖矢 25位,津石 康平   49位

【決勝】中島   渉 20位,五十嵐 洸太 34位,細川 健太 54位,入部 正太朗 64位, 岩田 聖矢 65位            

使用機材等   

フレーム               :AR FRD DISC,AR FRD DISC

ホイール                       :VISION METRON40SL DISC チューブラー

タイヤ・チューブ      :Vittoria Corsa Graphene2.0

サイクルメーター     :WAHOO BOLT,ROAM 

サイクリングウェア        :ekoi

ヘルメット             :OGK AERO-1 CV,IZANAGI

シューズ         :GAERNE カーボンG-STL

ケミカル               :和光ケミカル

サプリメント        :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

バイクスタンド     :リッカルアルミサイクルスタンド

入部 正太朗レポート

【予選】自己評価: 60点

予選は15周の27km、60名で行われた。

決勝進出25名まで。

今シーズン初戦という事もあり予選は今の身体の状態を確認する良い機会なった。

久しぶりの集団の感覚、心臓や脚への刺激、やはりレースは練習よりも負荷がかかる事を改めて感じた。

しかしながらその中でも逃げにチャレンジできるタイミングがあったので脚を使って飛び出してみた。正直かなり踏んだのでダメージも大きかった。

苦しみながらもなんとか集団を振り切り6位でフィニッシュして決勝へ駒を進めた。

とても良い刺激が入ったので決勝に向けて状態を上げる事が出来た。

【決勝】自己評価: 75点

決勝は30周の54km。

JBCF、JCL、そして学連JICFから予選を勝ち抜いた25名ずつ、計75名で行われた。

決勝は予選の結果により各チームの出走人数に差がある事や風のあるコンディション等も考慮し、激しい展開になる事を予想して臨んだ。

予想通りレース直後からスピードも速くアタック合戦が繰り広げられた。僕としても「逃げを形成して逃げきり」を今回の目標としていたので、警戒しながら立ち回り何度か攻撃もしかけた。

確か3回目あたりの攻撃で集団から上手く飛び出す事が出来て最終的に10人程の逃げグループが形成された。

この人数なら逃げ切りも可能だと思ったがぶりブリヂストンやスパークルによる集団牽引による逃げグループは吸収されてレースは振り出しに戻った。

脚もかなり使っていたので、吸収された後は中島選手のスプリントの為に位置取りなどアシストができればと考えた。

しかし実際には中島選手をサポートする事は出来なかった。反省点である。

集団スプリント濃厚かと思われたがラスト3kmを切ってから6名程が飛び出しているのが見えた。

なのでなんとか先頭に上がって最後の力を振り絞りラスト2.5km〜1.8kmぐらいまでの700mを牽引して離脱し64位でレースを終えた。

中島選手は20位だった。

チームとして終盤に彼をもっとサポート出来れば良かったがこれが今のチームの実力として受け止めて今後に生かせるようにしていきたいと思う。

チームメイトは勢いのある将来が楽しみな選手が集まっている。

彼らと共により良いチームを目指す。

スポンサーの方々、大会関係者の方々、応援してくださる方々、スタッフの方々、ありがとうございました。

中島 渉レポート

【予選】自己評価: 70点

予選は15周の27kmで行われ、25名が決勝進出となる。合宿の調子的に決勝へ上がることに対して不安は無かったものの、緊張はかなりしていた。逃げに乗れれば乗りたいと思っていたが、津石選手と入部選手の逃げなどチームの動きとして潰してしまう展開が多かったため、無難に集団スプリントを選択した。最終コーナーを15番手くらいで入って5人ほどまくり集団の10位でゴールした。総合16位で危なげなく決勝進出することができた。

【決勝】自己評価: 75点

今回は多くのチームが逃げに乗せたいと考え、上手く噛み合えば最後まで逃げ切れると踏んでいた。そのため逃げに乗ることを目標としレースに臨んだ。

最初の考えでは前半は少し抑えて行こうと思ったが、わりとBSと愛三の選手が積極的に動いていたので前半から足を使って動くことにした。集団前方で入部選手などのチームメイトが乗っていないアタックには反応し、後手に回らないようにした。30分程アタック合戦が続いたが、その後入部選手の乗った逃げが決まり10人程の大きな逃げ集団となった。自分も集団前方でジャンプの動きに反応するも上手く噛み合わなかった。後半は抑えの動きもしたがBSのコントロールにより逃げは吸収された。残り5周程で振り出しに戻り、力のあるチームが位置取りを始めだした。ラスト1周に入ったところで愛三の動きをマークするも自分しか居らず、激しい位置取りに負けて最終コーナーを15番前後で入る。ロングスプリントがかかるも、位置をあげるために足を使ってしまっていた為、スプリントができず20位での集団ゴールとなった。

昨年よりも明らかにフィジカルがついていることが1番の成長だと思う。だが、逃げに乗るという目標を達成出来なかったのがとても悔しい。やはり、入部選手の嗅覚とフィジカルをもっと身近で見て、今期のJPTで活かせるよう成長していきたいと思う。

シーズン初戦を怪我なく無事に開幕することが出来て良かった。来週のJPT開幕戦の播磨ロードレースに向けてしっかりと調整したいと思う。

今回も沢山の応援サポートありがとうございました!

津石 康平レポート

【予選】自己評価:30 点

今回のレースは富士市役所前特設コース(1周1.8km)を15周する27kmで争われた。

チームでは全員が決勝に残るために、誰かを勝たせるという作戦は決めていなかった。

個人としては決まりそうな逃げにブリッジして逃げ切ることを目標にスタートした。

レース展開は序盤から逃げたい選手のアタック合戦が始まり、5周目にJETの選手が単独で飛び出し先行。タイム差が開き初め、集団も逃げを容認するような空気になったので、ブリッジを試みた。反応したシエルブルー鹿屋の木村選手と共にJETの選手に合流し3人で逃げ切りを狙った。しかし上手く息が合わずJETの選手が脱落。後方から3人の選手が追走して来て合流。僕はそのタイミングで逃げ集団のペースがアップしたことで耐えきれず逃げ集団から脱落してしまった。その後入部選手の単独ブリッジなどを含む計3人の選手が前の逃げ集団と合流しゴールまで逃げ切ることとなった。

後方集団はその他にもなんどか飛び出しを試みる選手もいたが、全て吸収されゴールスプリントとなり僕は49位で予選落ちとなった。

今回のレースの反省点は沢山あるが共通点として、レース中の余裕の無さが原因だと考えている。

例としては、ブリッジする際に集団からある程度離れた後も全開で前のJETの選手を追走してしまったことや、最終コーナーを抜けた後に残り距離を考えずに思い切り集団の先頭を引いてしまったことである。

逆に今回のレースの良かった点としては、1つ目に今まで挑戦出来ていなかった逃げに挑戦できたこと。

2つ目に狙っていた決まりそうな逃げへのブリッジを成功させることが出来たこと。

3つ目にこれまで苦手としてきたゴール前での位置取りだったが、今回は最終コーナーをほぼベストなポジションで通過出来たこと。

以上が挙げられる。

今回は僕の根本的な改善点が浮き彫りにされたレースとなった。この失敗を後々の成功に繋げ、この失敗は必要な失敗だったと言えるように頑張りたいと思う。

最期になりますが、スポンサーの皆様、大会関係者の皆様、応援してくださった皆様、スタッフの方々、沢山の応援とサポートありがとうございました。

次戦のJPT開幕戦も頑張ります!

五十嵐 洸太レポート

【予選】自己評価:70点

今回のレースは予選決勝方式。予選は15周の27キロで行われ、上位25名が決勝に進む。2月上旬の怪我と体調不良によりコンディションの上がらない中でのレース。

予選の目標は、決勝に上がること。最終コーナー前の位置取りが大事になると考えた。またコーナーの立ち上がりではインターバルがかかるため、集団前方で展開していくことを意識した。

スタートからアタック合戦が始まる。集団内での位置取りに苦戦し、展開に絡むことはできなかった。

津石選手を含む逃げ集団が形成される。それにより集団が安定し、位置をあげることができた。集団前方に位置し、逃げが吸収された後の次の展開に備える。

津石選手が逃げ集団から脱落するが、入部選手がブリッジし、先頭に合流した。この逃げ集団はゴールまで逃げ切ることとなる。

メイン集団はゴールスプリントとなり、最終コーナーを有力チームの後ろで通過した。スプリントでは順位を落とし、21位でゴール。

決勝に進むことができた。予選では積極的にレースを展開することができなかったので、決勝レースではアタックや逃げに挑戦したい。

【決勝】自己評価:30点

決勝は30周の54キロで行われた。予選の結果から、各チームの出走人数に差があり、逃げに乗りたいチームが多いと予想。逃げ切りの可能性が高いと考え、逃げに乗ることを目標とした。

レースはスタートからアタック合戦となった。後手に回らないよう集団前方で展開したかったが、位置を下げてしまう。ペースの速さとインターバルで脚を使ってしまい、位置取りに苦戦した。

入部選手を含む10名程の逃げ集団ができる。追走の動きに反応する形でブリッジしようと集団前方に位置した。集団のペースが落ち着いたところでアタックするチャンスがあったが、自分の脚に自信がなく躊躇してしまった。

そこからは集団に付いていくだけできつく、精一杯であった。最後は中島選手の位置を上げようとするもうまく行かず、集団後方でゴール。

目標であった逃げに乗ることはできず、チームのためになる動きも出来なかった。

今回のレースで1番反省するのは、アタックのチャンスがあったのに、躊躇してしまったことである。集団で完走できたのは良かったが、勝つためにはどうしたらいいかを再度考えていきたい。また終始スピードが速く、レベルの高さと実力不足を痛感した。コンディションを上げるとともに、フィジカルを強化していきたい。

スポンサーの方々、大会関係者の方々、スタッフの方々、また応援してくださった方々、ありがとうございました。

次戦はJPT開幕戦である播磨中央公園ロードレースです。応援の程、宜しくお願い致します。

岩田 聖矢レポート

【予選】自己評価: 70点

JBCF ,JCL,学生連盟、この3団体から予選で25位以内の選手が決勝を走る。

僕は集団中盤ゴールの25位だった。本当にギリギリでゴールした時点では自分では25位以内には入れてないと思った。放送で25位ということを知り、正直なところ安心した。レースの内容としては、序盤に集団前方で動くことができ、津石選手が逃げに入ってくれたのもあり、体力を温存できた。

しかし津石選手が逃げ集団からドロップしてしまった。入部選手と僕は集団前方でそれを確認でき、会話することはなかったが、入部選手がコーナーの立ち上がりからアタック。僕はその動きに乗ることもできる位置には居たが、集団の蓋をする動きをすることにした。理由は同チームの2人が抜け出す動きには集団が繋がるだろうと思ったからだ。入部選手はそこから単独で逃げ集団に追いついた。

僕は次の動きに備えた。すると残り3周に入るところでマトリックスのキンテロ選手が集団からアタック、少し間が空いてしまったが僕も集団からアタックをした。

すると、シマノレーシング横山選手と2人になり、入部選手のいる逃げ集団までブリッジすることができた。しかし次のコーナーの立ち上がりですぐに遅れてしまった。逃げに合流した時点で脚を使い切っていたのが反省点だ。

そこから残り2周(残り3~4km)集団に戻り後方で耐えてそのままゴールまで流れ込んだ。

逃げにチャレンジもでき、ギリギリではあるが決勝に駒をすすめることができた。

【決勝】自己評価: 55点

決勝は、各団体の25名×3の75名によって行われた。

自分は序盤にできるであろう逃げに乗りたいと考え、レース開始から集団前方でアタックに反応した。しかし、逃げは簡単には決まらず、集団の落ち着かない状態が続いた。

僕は序盤に少し動いただけで、そこからは集団の中盤で周回をこなすのが精一杯だった。その次に動いたといえば、ラスト1周に入る前にチームメイトが乗っていない6人ほどの逃げが先行していたので、集団の先頭に出て追う流れを作ったことくらいだろう。本来であればスプリントになった場合、中島選手の位置取りなどに力を使うべきだった。何もチームのための動きはできなかった。

今回のレースは、今まで体験したことのないくらいのスピード感だった。これからこの中でもしっかり展開を作っていけるような選手になっていかなければならない。これからもっとフィジカル面の強化もしていきたい。

スポンサーの方々、大会関係者の方々、スタッフの方々、ありがとうございました。

次戦は3月27日播磨中央公園でのJprotour開幕戦です。引き続き、ご支援、ご声援の程、よろしくお願い致します。

細川 健太レポート

【予選】自己評価: 70点

予選は22位とギリギリの通過で決勝に上がれた。地元で開催されるレースなのでかなり緊張していた。さらに決勝に上がらないといけないと言うプレッシャーも感じ、かなり気合が入っていた。

予選では、合宿の疲れなどが少し残っていたが脚は回っていて状態は悪くはないなと思った。ペースもそんなに上がらず安全策をとって動きすぎず集団で走り、予選を通過出来たのはよかったと思う。ゴール前では、位置取りが上手くできず、ギリギリの通過になってしまった。

【決勝】自己評価: 50点

決勝は、30周の54kmで行われた。結果は54位だった。

自分は、逃げ切りの可能性があると思っており、逃げに乗ろうと動いたりしたが、何も出来ずに終わってしまった。レースの半分くらいで脚が攣ってしまい、前に行くにも行けず、ただただ周回を消化しただけになってしまった。良い場所に位置取りができなかったというのが1番の原因だと思っている。また、最後の方はかなりキツく、後ろに位置取っていたが、入部さんから渉君のために仕事をしようと言われ、前の方に上がったが、何も出来なかった。さらに、ラスト一周で入部さんが逃げを捕まえる動きをして、自分は番手に着いていたが、千切れてそこでオールアウトしてしまいこのレースは終わってしまった。

まだ自分にはレースの嗅覚がなく、脚がやはりトップ選手たちと比べると無いのでそこは今年1年間で色々なことにチャレンジし、たくさん学びたいと思う。

スポンサーの方、応援してくださる方、大会運営の方、スタッフの方、本当にありがとうございました!

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