弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

ME Gaol

大会名

第25回全日本選手権 シクロクロス

開催日

2019年12月8日(日)

結果

男子エリート 前田 公平:優勝
男子U 23      織田 聖: 優勝
女子エリート 唐見 実世子:4位

使用機材

フレーム : FELT FX FRD,F1X
ボトムブラケット   : WISH BONEセラミックBB
チェーン : KMC X11SL
ホイール      : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム
タイヤ : Challenge CHICANE
バーテープ : OGK
サイクルコンピュータ :GARMIN 520
ウェア       :Champion system
アンダーウェア:CRAFT
グローブ:ROECKL
ヘルメット     :OGK kabuto R1
シューズ     :NORTHWAVE REBEL,REVWL2
ケミカル      :WAKO’S
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルウエア用洗剤  :亀の子束子 自転車泥汚れ専用洗剤
輪行箱    : BTB輪行箱

MU goal

前田 公平レポート

初開催となる内子町での全日本選手権。前情報ではデンマークの世界選手権に近い、ハイスピードなコースとの情報だったが、ハイスピードかつ、スピードが上がるほど難しいとても良いコースとなっていた。レースはパックで進み、勝負を仕掛けるタイミングが難しい展開になることが予想できた。コース終盤にある登り返しでは、スムーズに行かない場合等のライン、走り方含め複数パターンを用意してレースに臨んだ。
最前中央からスタート。300mほどあるホームストレートで位置取り争いが始まる。最初のコーナーへ3番手で侵入し、良い滑り出し。速いスピードで序盤は展開していき、1列棒状から人数が絞られていく展開。後ろに下がりすぎても分が悪いので、先頭で積極的にペースを作っていく。レース中盤に差し掛かるころには、竹之内選手、小坂選手、そして山本選手の4人パックとなっていた。ホームストレートの向かい風が強くなってきた影響もあり、お見合いする時間も出てきたが、誰かが仕掛ける様子もないので、バックストレートに出る立ち上がりで毎回ペースを上げ、後ろの脚を削りにいく。なかなかこの均衡状態を崩せないまま、レースは終盤へ。平坦は一番踏めているという感触はあったものの、決め手に欠いていた。そしてラスト2周の登り返し、最終周手前で仕掛ける。助走のスピードを少し落として登り返しをクリアする。頂上で一瞬ペダルを外す音が聞こえたので一気にペースを上げ最終ラップに入る。すぐ後ろに竹之内選手、数メートル空いて小坂選手、その数メートル後ろに山本選手。ここは迷わずGOで向かい風のストレートを踏み切り、2人に絞ることができた。その後も全開でペースを作るも、振り切ることはできずにコース終盤。逆に竹之内選手に前に出られてしまい、最後の階段とホームへ。階段からのリスタートで何とか後ろに付き、スプリントで捲り優勝することができた。
全日本選手権で連覇でき、また1年白いジャージを着ることが出来る事を嬉しく思います。

織田 聖レポート

愛媛県内子町で開催された今年の全日本選手権。U23カテゴリーは10時40分のスタートでチームの中で1番最初のレースだった。
スタートが決まりホールショットを取ることができ、そのまま踏み抜いて3コーナー目で後ろを振り返ると後ろをの差が少し開いたのでさらにペースアップ。徐々に差が開き始め1周完了の時には2位とは24秒差。周回を重ねると共にタイム差も広がっていくので余裕を持って最後まで余裕を持って走ることができ、2位に2分12秒差をつけて勝つことができた。
スタート1分後から独走だったので見ていてつまらないレースだったと思うが、それを全日本選手権でできたことは自分の自信になった。
あの悔しい思いをした全日本選手権から1年。
監督やGMをはじめスポンサーやサプライヤー、応援してくださる方々のおかげでしっかりとトレーニングに打ち込むことができ、再び胸に日の丸を入れる権利を得ることができたことを嬉しく思います。
本当にありがとうございました。
来週宇都宮、その後は欧州遠征とまだまだシーズンは続くのでトレーニングに励んでいきたいと思います。

唐見 実世子レポート

今年の全日本C Xは四国初上陸、愛媛県の開催となった。広島県出身の私としては、お隣の県ということもあり、友人達とも会えるので、すごく楽しみだった。レースの2日前に入って、G Mと一緒に2日かけてコースを入念に試走したが、私にとっては難しい箇所が多く、なかなか体に染みついてくれなかった。
レース前日は内子座で前夜祭が行われ、賑わいを見せた。ロードを含め、全日本の舞台をこのような形で盛り上げるのは初めての経験で、大会関係者、愛媛県の皆様の熱い思いが感じられた。
コースへの不安を抱えて迎えたレース当日。今回は遅いなりにそこそこ上手くいって、アスファルトの直線も長い事から、そこまで足を使う事なくホールショットをとる事ができた。
その後に最も懸念していたキャンパー区間に入り、上手くいかず、下り基調のキャンパーで柵の向こうに転げ落ちてしまった。
自分としてはそこまで焦っているつもりはなかったが、いつも以上に体がカチカチに固まってしまったかもしれない。前を追いたいのに、差は広がる一方。その後も2回ほど落車をしてしまって、少し気持ちが落ち着いた後も自転車を上手く走らせる事はできなかった。
全日本選手権は、日本チャンピオンを決定する大会。今年は例年よりは少し走れている感覚を持ってスタートラインに立ったが、結果に結びつけるには程遠かった。この日に感じた事を絶対に忘れないで、今後のチャレンジに生かしていきたい。
最近は、レース前の大切な時間に試走にお付き合いいただいたり、レース中も多くの方に的確な応援を頂いたりして、その度に身の引き締まる思いです。本当にありがとうございます。お気持ちにお応えできるように、もっと上手に走らせられるように、頑張ります。

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