JAPAN CUP 2018 オープンレース男子
大会名
JAPAN CUP 2018 オープンレース男子
開催日
2018年10月20日(土)
結果
前田 公平 3位,織田 聖 8位,岩崎 昌雲 30位,江越 海玖也 33位,長塚 寿生 46位,赤荻 秀弥56位
使用機材等
フレーム :FELT FR1,AR FRD
タイヤ・チューブ :Panaracer RACE Evo3 Series,RACE EVO 3.0 TEAM
クランクセット :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン :KMC X11SL
サイクルメーター :GARMIN Edge820J,520J,EDGE130
ブラケット フード部 :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア :Champion system
アンダーウェア :CRAFT
ヘルメット :GIRO SYNTHE MIPS,Vanquish MIPS
シューズ :FACTOR TECHLACE
グローブ,ソックス,シューズカバー:GIRO
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルスタンド :リッカルアルミサイクルスタンド
前田 公平レポート
今季のロードレース最終戦として出場したジャパンカップオープンレース。昨年は大雨のレースだったが、今年は天候にも恵まれ暖かく、いつも湿っている古賀志林道も乾いていた。今回のレースは新たな試みとしてフロントシングル仕様にして参戦した。結果としては、あらゆるスピードレンジに対応する必要のあるレースユースとしては時期尚早という結論に至った。
さて、今回のレースのエントリーは166名と非常に多く、かなり早い時間から招集場所に陣取る選手がたくさん。だが、最初の登りで前に上がればいいのでそんなことは意に介さず自分のペースで準備を進めた。後方スタートとなったが、予定通り最初の古賀志の登りで集団の先頭に出て下りに入る。1周目なので様子を見ながら余裕をもって下る。下りきってからは集団でやり過ごし2周目へ。どうやら既に3名ほど逃げているらしい。古賀志で先頭から1人遅れ、レオモと鹿屋の選手が前に見えたので集団から抜け出しそこに合流。3人で先行するも田野町交差点を過ぎたあたりで捕まってしまう。捕まった後も何度か動きがあるもののどれも中途半端で決まらずにいたところ、レオモの米谷選手と鹿屋の冨尾選手が飛び出していった。少し様子を見たが誰も追う気配もなく、先行している2選手も強力なので飛び乗った。この時は、これが最後まで続くロングトリップの始まりなどとは思わなかったが、3人で協力しつつ集団とのリードを築いていった。後にイナーメの選手が1人追いついて4人の逃げに。順調に広がったタイムギャップは最終周に入る頃には2分に。逃げ切りが濃厚になり迎えた最後の登り。米谷選手のアタックでバラバラに。途中まで付いていったものの遅れてしまい、下りで詰め切れない差がついてしまった。下った後の平坦を過ぎ後ろは3人にまとまり牽制状態に。2位争いのスプリントも伸びずに3位でゴールとなった。
捕まった場合のために織田選手を後ろに待機してもらっていただけに、この展開で勝てずに申し訳ないという気持ちが大きい。序盤から積極的に動けていたのは良かったが、「ロードレース」での勝つシミュレーションに頭を使わないといけないと強くかんじた。来シーズンはもっと展開に絡む走りをして、そういった部分の感覚を研ぎ澄ませていきたい。
長塚 寿生レポート
コースは登りの勾配もきつく、下りもテクニカルでロードレースの全てが試されるようなコース。
試走の時は路面が濡れていたが、スタート時には気温も上がり、コースは完全にドライに。
定刻になりレースがスタートする。参加人数が多いのでスタート位置も前の方で、そこから最初の登りに突入する。登っている感じも悪くなく、下りに入る。苦手の意識のある下りではあるが先頭付近で入れたので、下り切った時点でも、そこまで番手を下げずに済んだ。
次の周回の登りでチームメイトがアタックする。綺麗に抜けて行き、結果として勝ち逃げになる。
私はというと、4周目までは調子良く走っていたのだが、徐々に先日から気になり始めていた箇所が痛み出して、集団からドロップ。完走のみという結果になった。
結果は散々なものであったが、感触としては良かったので早く完治させ、来年に向けて質の良いトレーニングに取り組んで行きたいと思う。
関東圏という事もあり、多くの応援を今回も頂きました。また、こんな私にも声をかけて頂き本当に力になりました。
来年に向けて一層厳しいトレーニングを積んでいこうと思っておりますので、今後もどうか宜しくお願い致します。
織田 聖レポート
昨年は大雨の中のレースで10位だったジャパンカップオープン。今年は天候にも恵まれ毎年ウェットだった古賀志林道の下りもドライだった。
スタートしてすぐに数人の逃げができましたが、それは決定的なものにはならず、その次の逃げがゴールまで逃げ切る決定的な逃げになった。逃げができる瞬間、行こうと思ったが前田選手も行き、後のことを考えて集団スプリントの展開のため自分は残ることにした。ここが今回のレースの一番の反省点で、今回のレースの要注意人物の1人である米谷選手が行ったのだから行くべきであった。そのあとは集団のペースも上がらず1回明治大学の野本選手と中央大学の尾形選手がペースアップを試みたが1分差までしか詰まらず、そのあとは2分近くまで開いてしまいラスト1周時には5位争いムード。ラスト3キロぐらいからレオモの才田選手が1人飛び出しそれ以降は集団スプリント。最後の最後まで我慢ができずラスト500mを切ったあたりからロングスプリント。2人に抜かれ8位でゴール。自分としては勝ちを狙っていたレースで消極的な走りで台無しにしてしまいましたが、チームとしては前田選手がなんとか3位に食い込んでくれました。
たくさんの応援サポートありがとうございました。
岩崎 昌雲レポート
久しぶりの晴れのレース。下りが怖かったが完全にドライコンディション。スタートから早いペースで、古賀志から縦に伸びる集団。登れない選手から徐々に千切れていく。後ろからスタートしたこともあり中程で下りに突入。少し前の選手が落車して中切れ。牧場の下りでギリギリ追い付き事なきを得る。
序盤から前田選手を含む逃げが出来て集団は落ち着きながら周回を重ねる。追走の動きが何度かあるものの、メイン集団がそれを逃さず最後まで集団1つで進行。
ラスト一周。古賀志の登りも若干の余裕を残しつつ下りへ。下りは前に中切れしそうな選手がいたら必ず前に出て、脚を溜めれる走りができる余裕があった。そのままにらみ合いが続きながらセブンイレブン前の直線で才田選手がアタック。一気に差が広がり逃げ切り濃厚。ラスト500m。集団にいる織田選手が才田選手に追いつけるかなと牽引するが思ったほど脚が残って無くて残り200mで完全に終了。その後集団でスプリントに加わろうとすると、目の前で大きな落車が発生。冷静に避けるが集団は先にいってしまい微妙な順位でゴール。
今回走ってJプロツアーと全くレースの強度が違うと認識した。登りでも下りでも如何に最高峰のレースは厳しいものなのかを身をもって実感した。
今回いい順位はとれなかったが、少しだけ自信に繋がった。まだまだ弱い自分には学ぶことが沢山あるので、次のレースもしっかり臨みたい。
赤荻 秀弥レポート
今年もシーズンラストレースとして挑んだジャパンカップ例年と同じく古賀志林道ののぼりを含むアップダウンのある一周10km弱のコースとなっている。いつものJPTのレースとは違い自分の今の力でもまだ耐えることのできる強度だった。
レースは11時出走でアップを開始した時には太陽も照っており少し暑く感じた。スタートは2列目に並ぶことができた。最初の古賀志は前田選手が先頭に出て行ったのでついていき下りを3番手ではいることができた。やはり集団で下るよりもペースも上げられ安心して下ることができた。その後周回を重ね5周目の古賀志で集団から遅れを取ってしまった。その後は長塚選手を含む後方の集団でゴールを目指すことにした。
結果としては完走できたが今の自分の結果がとても情けなく感じた。来シーズンから環境は変わるが結果を残せるようしていきたいと思う。
応援・サポートありがとうございました。
江越 海玖也レポート
今シーズンラストロードレースのジャパンカップ。例年と同じで、1周10,3kmを7周回のアップダウンのあるコースとなっている。毎年のように悪天候なジャパンカップだが、今年は天気が良く前日雨も降ったが、下りも乾いた路面だった。早めに並び最前列に並ぶことが出来た。スタートし、下りは15人くらいの位置で下り、平坦区間に入った。1周目少し動くがアップ不足かきつく感じた。2.3周は難なくこなしていたが、5周目あたりから古賀志できつくなり切れ、下りで集団に戻るという余計に足を使う事になってしまっていた。6周目の古賀志でも切れて、下りで追いつく形に。追いつき一息つく暇もなく数人が飛び出しそれに反応する。6人程だったが上手く強調体制が取れずホームストレートの登りに入るとこで吸収。その後古賀志のつづら折りのとこで足がつり集団からドロップ。ちぎれ組で集団を追うも届かずゴール。またしても中途半端な走りをしてしまった。いつになったらレースができるのだろうかと悔しさと、焦りを感じる。が、シクロもあるので気持ち切り替えて練習していきます。