弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

【JCX#8宇都宮シクロクロス第1戦】レースレポート

大会名

JCX#8宇都宮シクロクロス第1戦

開催日

2025年12月6日(土)

結果

ME1   織田 聖    優勝

    ME1   竹田 天飛   38位

    WE1   山下 歩希   8位

         M Junior  山田 駿太郎  2位             

使用機材

フレーム               : Bianchi ZOLDER PRO

ボトムブラケット      :WISH BONEセラミックBB

ホイール             : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム

タイヤ                : Vittoria A DUGAST  織田 聖:Typhoon

                      竹田天飛:TERRENO MIX

                      山下歩希:Small Bird

                      山田駿太郎:Typhoon

バーテープ                    :OGKkabuto BT-06

サイクルコンピュータ     :WAHOO ELMENT BOLT

ウェア            :Chanpion System

サングラス       :OGK ICU FA1 122

ヘルメット          :OGK kabuto FREX-AIR、 AERO-R2

ケミカル        :和光ケミカル

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

・織田聖レポート

ここ2シーズンは全日本開催だったため久しぶりのUCIレース2日間開催。

コースに大きな変更はなく、例年通り常設MTBコースを使用した森林のテクニカルセクションとキャンバーエリア、サンドセクションとハイスピードな直線区間とバランスの良いコースレイアウト。

スタートループを2番手で抜け、森林区間に入ったところで先頭に出る。

テクニカルセクションはMTB兼任選手に比べて劣るのでなるべく自分のペースで走りたいと思いながら抜かれない程度のペースで走る。

森林セクションを抜けて平坦区間を挟み、キャンバーセクションへ。

この時点で先頭は私と副島選手、沢田選手の3人。

足が少し重くキレもないなと思ったが、先頭でペースを作る。

3周目を終える頃には副島選手との2人のバトルになり、ここからはお互い譲らずの展開に。

最後の最後まで絡れ、スプリントバトル。

なんとか勝ち切ることができた。

ハラハラな1時間でしたが最後までしっかりと追い込めた。

いつもサポート、応援ありがとうございます。

・竹田天飛レポート

今年二度目となるUCIポイントを獲得できる宇都宮CX。

松伏から休まずにトレーニングを積んできたため、疲労はあったが、去年も走っていたため、余裕を持ってスタートできた。

まだまだトップにはついていけず、中盤からスタートしたが、ここでもついていけずに抜かれてはついていきを繰り返し、レースを終えた。

今日は消極的なレースをしてしまった為、明日は最初から攻めていく。

朝早くからサポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、いつもありがとうございます。

明日こそ完走できるよう頑張ります。

ありがとうございました。

・山下歩希レポート

総合的なクロススキルが求められるタフなコース。今シーズン二度目のUCIレースとなった。

前日に試走の時間が設けられていなかったため当日の朝と昼の試走をしっかり走った。

レースが開始し、今回は先頭集団とあまり距離を離されずスタートできた。レースの中間地点までは足の調子が悪くなくペースの継続に集中したが、急に疲労を感じ、平坦な部分でも踏めなくなってしまった。その後はミスが多くなってしまい、集中力が弱まっていった。登れると思っていた三段坂でも力が入らず、降りる手段を毎周選んだ。

メンタル的にも辛いレースとなったが、諦めず足を回すことだけを考えフィニッシュした。今戦はJCX#1土浦シクロクロスを思わせるような不甲斐ないパフォーマンスだった。

一日目の結果は受け止め、二日目に向けて気持ちを前向きに切り替えた。

佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、そして遠征に連れていって下さった山田家、いつもサポートありがとうございます。

・山田駿太郎レポート

 今年2戦目となるUCIレース。昨年と一昨年の全日本選手権が行われたコースということもあり、熟知したコースだったが、それだけに個々人の技量とフィジカルが試されるレースとなりそうだった。

 当日は朝一入りして試走を行った。レース自体は昼だったのでコンディションが当てになるとは考えていなかったが、それでもコースの確認と習熟を目的として朝から試走を走った。昼の試走の際に、若干サドルが高いように感じて高さを下げたが、結果的にこれが大きな失敗だった。

 今回のレースは両日とも晴れており、キャンバーセクションを除いてさして泥なども発生してはいなかった。だがそれだけに、直線が多いことも相まってお互いのフィジカルで殴り合うレースとなった。

 かなりの高速レースが予想されたため、アップは念入りに行った。また、カロリー摂取も欠かすことなく、十分に準備を整えてからスタートに向かった。

 スタートはうまくいき、ホールショットを獲ることができた。その後も先頭を譲らず、砂セクションと三段坂を経て林間セクションへと入って行った。

 林間セクションに入ってすぐ、松村選手が前に出てきた。林間セクションの間はスキルに勝る自分がすぐ後ろに着けている形だったが、直線に出た途端、松村選手との間に少しづつ差ができる展開となった。

 自分としては全開で踏んでいるつもりだったが、どうも巡航速度の上がりが悪かった。加えてすぐに腰が痛くなり始め、さらにペースが上がりづらかった。後から気づいたことだが、レース前の試走でサドル高をいじったことが原因だったので、これについては深く反省した。

 ペースが上がらないまま、みるみる松村選手とのタイムさは開き、20秒ほどの差がついてしまった。自分は2番手争いをする展開になり、中仙道選手との勝負が始まった。

 あまり2番手争いを長続きさせたくなかった上、自分は松村選手を追いかけることも諦めてはいなかったので、1〜3周目は結構ペースを上げた。中仙道選手は2周目の林間セクションで一瞬差が開いたのち、ズルズルと離れていった。

 そこからは単独追撃となったが、松村選手との差は20秒からなかなか詰まらなかった。5周目に入った時に、腰痛がさらに増し、ペースが落ちたことで松村選手との差がさらに開き始めた。最終周回に入った際には40秒ほどまで開いており、そこからも腰痛と戦いながらペースを維持しようと努めたが、結局改善することはなく、最終的には60秒強の差をつけられて、2番手でのゴールとなった。

 今回のレースは、直前の試走でサドルを調整したことが大きく影響し、自分のパフォーマンスを阻害することとなってしまいました。この教訓をしっかりと活かし、今後同じことが起こらないよう、徹底していきます。

 サポートしていただいた佐藤gm、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもありがとうございます。不甲斐ないレースとなってしまい申し訳ありません。まずは明日のDay2に向けて、腰痛を含めたリカバリーとポジションをもとに戻すことに尽力したいと思います。

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