【JCX#6東海シクロクロス JCX FUKAYA CUP WNP】レースレポート

大会名
JCX#6東海シクロクロス JCX FUKAYA CUP WNP
開催日
2025年11月24日(月)
結果
ME1 織田 聖 優勝
WE1 山下 歩希 3位
M Junior 山田 駿太郎 3位
ME1 竹田 天飛 30位
使用機材
フレーム : Bianchi ZOLDER PRO
ボトムブラケット :WISH BONEセラミックBB
ホイール : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム
ALEX RIMS RXD2
タイヤ : Vittoria A DUGAST 織田 聖:PIPISQUALLO
竹田天飛:Typhoon
山下歩希:PIPISQUALLO
山田駿太郎:PIPISQUALLO
バーテープ :OGKkabuto BT-06
サイクルコンピュータ :WAHOO ELMENT BOLT
ウェア :VERGE
サングラス :OGK ICU FA1 122
ヘルメット :OGK kabuto FREX-AIR、 AERO-R2
ケミカル :和光ケミカル
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect

・織田聖レポート
昨シーズン2位だったワイルドネイチャープラザ。
砂丘でのレースでコースの半分以上が砂地。その他は森林テクニカル区間というレイアウト。
砂セクションでミスをすると一気に差がついてしまうので自分の持っているスキルをフルに使って試走を行いレースに挑んだ。
昨日からの連戦の疲労もありスタート前からちょっとキツイ。
スタートは昨日のミスの反省をして慌てずにこなしていく。
小坂選手、副島選手、私の順で半周を終えた。
シケインの前で副島選手が先頭に出たのですかさずチェックをする。
レース前半からいいペースを刻んでいくなと思いながら追いかけて少しペースが落ちたところで前に出ようとするも、副島選手も強く前に出れず、2周目も終える。
3周目の砂地で前に出ることができ、ここからは自分のペースで走っていく。
森林区間は試走の時にレースペースで突っ込んでいなかったので少し戸惑いながらも修正しながら周回を重ねる。
ちょうどラインを覚えてきたところで、後ろが離れたとコースサイドから教えてもらいペースアップ。
良い形でレースを決めることができ、最後まで大きなミスなく走り切ることができた。
全日本選手権も今年は砂が多いとのことなので砂のレースで勝てたのは自信になる。
引き続きレースは続くので頑張っていきます。
たくさんの応援ありがとうございました。

・竹田天飛レポート
JCX六戦目東海シクロクロス ワールドネイチャープラザ
去年もここで多くのポイントを獲得したため、砂には自信があり、余裕を持ってスタートを切った。
前半は少し位置を落としてしまい、20番手ほどでスタートした。
他選手の落車などもあり、ずるずる落としていったが、徐々にコースに慣れ、砂での走行スピードも上がり、安定したペースで走ることができた。
順位はギリギリポイント圏内でゴールすることができ、ホッとしたが、やはり同年代の選手が上位にいることは悔しいので、しっかりトレーニングを積んで、砂の全日本に挑む。
たくさんの応援、サポートありがとうございました。
引き続き、松伏、宇都宮シクロクロスに向けて、頑張ります。
ありがとうございました。

・山下歩希レポート
JCX #6 東海シクロクロス ワイルドネイチャープラザ
前日のレースの疲れが少々残っていたが、質の良い睡眠でかなり体はリカバーしていた。
朝の試走時、砂の部分が上手く走れずかなり苦労し、レースが不安に感じ始めていた。
砂は重心を後ろにするように、とチームメイトの山田くんにアドバイスを頂き、昼の試走は重心に意識を向けたら朝より砂が乗れるようになった。
スタート時いつもの如く遅れをとってしまったが、足の調子がよく、徐々に前へと上がる事が出来た。周回を重ねる毎に砂のコツを掴んでい行けた気がした。最終周まで3位争いだった。何回か4位の選手に抜かれそうだったが、なんとか森のセクションで追い抜き、距離を広げる事が出来た。しかし、最後までミスが多く、不要な大回りでタイムロスがあった。
今回のレースでは無駄な動きや雑な走り方をしてしまい新たな課題が見えてきた。
今後に繋がる学びの一日だった。
佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、そして遠征に連れていった下さった山田家、サポートありがとうございます。
引き続きトレーニングを続け、次戦の松伏シクロクロスではまた全力で頑張ります。

・山田駿太郎レポート
自己評価:35点
琵琶湖からの連戦となるこのレース。前日の疲労度合いをいかに押し切って走り切るかがポイントとなりそうなレースだった。
前日の琵琶湖と同じく午前中のレースだったので、朝一に会場入りして試走を行った。昨年までのコースから改変が加えられており、砂の大きいな下りが直線的ではなく、一度左にカーブしてから大きな右コーナー、そして再び左コーナーというなかなか乗車でクリアするのが難しいコースになっていた。今年は全日本選手権の砂のコースが念頭に入っているので、試走ではどのように素直を攻略するのかに重点を置いてコースを攻略した。
当日の天気は快晴で、気温が高くなることが予想された。ヒートアップに警戒しつつアップを行い、カロリーをしっかりと摂ってスタートに向かった。
スタートのタイミングは良かったが、スタート直後の一瞬路面が砂で崩れるところで勢いを奪われ、そこから再加速となった。第1コーナーを抜けた時点で自分は4番手に位置しており、すでに前に三上選手、蜂須賀選手、中仙道選手の選考を許している状態だった。そのまま砂セクションに突っ込み、あまり差がつかない状態で4人で砂セクションを抜けた。
最初の砂セクションを終えて林間セクションに入った。前に人が胃入っている状態なのはあまり良くないと判断したので中仙道選手はパスしたが、蜂須賀選手をパスするのは難しい状況だった。その間に三上選手との差が若干開いてしまい、危機感を感じながら林間セクションを抜けた。
林間セクションの後の直線が続くエリアで、蜂須賀選手もパスして2番手に立った。三上選手との差はあまり開いていなかったが、できるだけ詰めておくに越したことはないので、全呂で前を追った。シケインはしたが砂だった上にバニホの対策をしていなかったので降車を選択した。ただ、その後一瞬のダブルトラックからの右コーナーで乗車している間に蜂須賀選手と中仙道選手に内側のラインを取られてしまい、4番手に落ちてしまった
ライン選択をミスったことを悔やんだがすでに遅かったので、次の周回から修正することにして前の二人を抜くことに頭をシフトした。砂の下りセクションでは前の二人の方が乗車がうまく、自分は刺さってしまったので即座に後者に切り替えて前を追った。中仙道選手はパスしたが、蜂須賀選手とはすでに若干の差がついていた。
まだ砂の走り方が身についておらず、荷重を後ろに落とそうとしても一瞬前に入る瞬間がで聞いてしまい、荷重移動がシーソーのようになることで減速している瞬間が何度もあった。後半に向かって修正していくことができてはいたので後半に向けて砂のスピードはどんどん上がっていったが、前半手こずったことで蜂須賀選手との差はかなり開いてしまった。
その後は基本ずっと単独走だった。蜂須賀選手も視認圏から消えてしまい、全力で追ってはいたが差はなかなか埋まらなかった。全周回5周回が確定し、残り2周回に入るあたりからラップが発生したりなどしたが、それもあまり問題が起こることなく処理していった。
結局そのまま順位は変わらず、3位でゴールした。
今回のレースは、連戦の疲労や砂のトレーニング不足なども相まって、とにかく耐えるレースでした。三上選手、蜂須賀選手との砂の習熟度やポジションやトルクの掛け方などの違いをもとに、自分の走り方を修正していきます。
サポートしていただいた佐藤gm、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもありがとうございます。次戦は今週末土曜日の松伏で、時間があまりないので、体をしっかり回復させて、パフォーマンスを発揮できるようにしていきます。