JCX#1お米の田島屋170周年 PRESENTS 土浦ステージ

大会名
JCX#1戦お米の田島屋170周年 PRESENTS 土浦ステージ
開催日
2025年10月5日(日)
結果
M Junior 山田 駿太郎 3位
WE1 山下 歩希 7位
ME1 竹田 天飛 30位
使用機材
フレーム : Bianchi ZOLDER PRO
ボトムブラケット :WISH BONEセラミックBB
ホイール : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム
ALEX RIMS RXD2
タイヤ : Vittoria A DUGAST 竹田天飛:TYPHOON
山下歩希:TYPHOON
山田駿太郎:Terreno Dry
バーテープ :OGKkabuto BT-06
サイクルコンピュータ :WAHOO ELMENT BOLT
ウェア :VERGE
サングラス :OGK ICU FA1 122
ヘルメット :OGK kabuto FREX-AIR、 AERO-R2
ケミカル :和光ケミカル
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect

竹田天飛レポート
CXシーズン開幕戦となる土浦シクロクロス。
前日試走でコースをしっかり覚え、適切な空気圧も確かめ、試走を終えた。
当日は体のコンディションは良く、試走をした感じ、とてもドライで空気圧も高めに設定して走った。
一列目スタートということもあり、余裕を持ってスタートしたが、変速ミスにより、少し位置を下げ、10番手ほどからレースを進めた。
少しずつ位置を上げたが、段差でボトルを落としてしまい、喉がカラカラな状態で周回をこなしていた。怪我明けでフィジカルも落ちていて、加速されると追いつくことができなくなっていて、ズルズルと順位を落とした。
そのまま順位を落としていき、30位でゴールした。
想像よりも体が衰えていたが、諦めずに最後まで走ることができたのは良い収穫となった。
まだまだレースが続くので、一戦一戦ベストを尽くし、勝利に近づいていく。
朝からサポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、いつも多大なるサポートありがとうございます。
下積みを怠らず、強くなります。
応援、サポートありがとうございました。

山下歩希レポート
天気は曇り。
今シーズンのシクロクロスJCXレースがスタートした。
シクロレース会場の声援、何とも言えない会場の一体感が大好きなので、緊張もしたが、そんな雰囲気を味わえるかと思うと、とても楽しみでもあった。
前日に試走し、何ヵ所か不安のあるポイントを重点的にコースに慣れるまで繰り返した。
フラットで休める場所がないパワースピードコースだと感じた。
当日、二度試走し、前日不安を感じたポイントを克服出来るよう短い時間ではあったが自分なりに思考錯誤した。
レースの時間が迫るに連れて気温も上昇し、水分補給とエネルギー補給を入念に行いスタートラインに立った。
スタートは前に出ることだけに集中した。一周目はWE 1のカテゴリーで一位で通過できたが、二周目からペースが維持できなくなった。色々な場面でミスが多く、最終的には7位に下がってしまった。周回を重ねるごと足に力が入らなくなって行き、体力の無さを思い知らされた。フィニッシュまでは気持ちだけは諦めたくなく、漕ぎ続けた。
レース前の準備、日々の健康管理、エネルギー補給、十分な睡眠の確保等は行えていただろうか? もう一度、これらの基本的なポイントを見直し、この悔しい気持ちを忘れず、今後の練習に繋げたいと強く感じる日だった。
佐藤gm、渡辺監督、サプライヤー様、スポンサー様、いつもサポートありがとうございます。次のクロスレースに向け練習を重ね、全力で挑みます。

山田駿太郎レポート
今シーズンのJCXシリーズ開幕戦となるこのレース。毎年のことながらロードレースに似たスピードコースが予想された。
目標:優勝
前日に会場入りしてコース試走を行った。パンクに注意しなければならない段差のセクションは2箇所ほどあったが、そことシケイン以外は大きなギミックはなく、かなりの高速レースが予想された。
当日は朝から晴れており、気温も高くなる予想だった。前日の雨でコースが泥になるかとも予想されていたが自分のレースが始まる昼までには完全に乾燥し、砂埃が上がるほどだった。
暑さ対策においての失敗は今シーズンのロードレースで2度経験していたので、今回は警戒していた。フランスから帰ってきてから暑さ順応は間に合っていないものの、メイン・サブ両バイクにボトルゲージを装着し、カロリーと水分を欠かさず、アップも体がヒートアップしすぎないように注意しつつ念入りに行ってスタートに向かった。
今回のコースは陸上のトラックスタートだった。天気だったので滑る心配はなかったが、その先の細かい砂利のセクションの方が問題だった。スタートのタイミングはバッチリで、先頭を取ることができ、そのままホームストレートにでた。スタート後の細かい砂利のセクションは若干滑ったが、特に落車などはなかった。
ホームストレートにでてすぐ、若干体の違和感を感じた。あまり出力が上がらず、巡航するので精一杯という感じだった。コーナリングからの加速にも切れがなく、2本目の直線での三上将醐
選手が飛び出して行ったのにも反応することができなかった。
三上選手が飛び出していくのと同時に、中仙道侑毅選手も自分の前に出た。三上選手とのタイム差は5秒ないという感じだったが、なかなか詰まらず、2位以降はそのままジリジリと引き離されていく感じだった。
5位以降の選手は間も無くちぎれてしまい、独走体制を築く三上選手と、自分、中山道選手、蜂須賀巧真の3人で追う2位パックという展開が完成した。2位集団は時折先頭交代をしつつ前を追っていたが、お互いにあまり前を引きたがらず、前との差は開く一方だった。自分は最初の4周程は2位パックについていくのがやっとという感じで何度かちぎられそうになることもあったが、その後少し展開が落ち着いてきたのと、自分の調子が少し戻ってきたこともあって、前を引くようになった。
2位パックにおいて、自分以外の二人はすでに前を追うのを諦めている様子だったが、自分は足が回復してきたので、積極的に前を引きはじめた。蜂須賀選手は途中でちぎれてしまったが、中仙道選手は依然ついてきていた。引かされてるのはわかっていたが、このまま前との差が開き続けてしまう方が問題だと判断してのことだった。
ラスト集会に入って、一時的には45秒ほどまで開いた差を30秒割るか割らないかのところまで詰めることができたが、あと1周回で追いつくことは難しそうだった。ホームストレートを越えて2つ目の直線で、中仙道選手が先に仕掛けてきた。自分も抜かれざまに踏み直して後ろに着こうとしたが、すでに足は残っておらず、そのまま差が開いてしまった。
追撃の手を緩めることはしなかったが、結局そのままおいうつくことはなく、3位でゴールした。
今回のレースは、初戦ということもあり、様々なことがうまくいかなかったレースでした。展開的にも、序盤からの独走を許したばかりか、自分が積極的に動く余裕すらなく、ひきずられただけのレースで終わってしまいました。今後のレースに向けては、基礎フィジカルの強化、ポジションの見直し、スキルのメンテナンスなどを重要視してトレーニングを積み重ねていきます。
サポートしていただいた佐藤gm、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもありがとうございます。次戦は今年の全日本シクロクロスのコースの対策として参戦するビーチクロスなので、準備を怠らず、全力を尽くしてきたいと思います。