弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

山陽建設広島三原ロードレース

大会名 

山陽建設広島三原ロードレース

開催日 

2025年7月5日(土)

結果  

【JPT】   内田 宇海    6位

            馬場 慶三郎  27位

            佐藤 愛祈   DNF

            竹田 天飛   DNS    

      【JET】   川田 佑    DNF

            山田 駿太郎  DNF            

使用機材等   

フレーム                 :FELT     FR 4.0 

ホイール                        : Mavic COSMIC SLR 32 DISC SLR 45

タイヤ・チューブ        :Vittoria Corsa Pro

BB           :WISHBONEセラミックBB

サイクルメーター      :WAHOO BOLT,ROAM

ペダル             :WAHOO SPEEDPLAY ZERO 、AERO

ウェア          :VERGE 

サングラス        :OGK kabuto ICU、 FA-1、122PH

ヘルメット              :OGK kabuto FREX-AIR ,AERO-2

バーテープ・ボトルゲージ:OGK kabuto BT-1

グローブ        :OGK kabuto PRG-8

ケミカル                  :和光ケミカル

磁気ネックレス     :ANGLE eモデル01ネックレス

サプリメント        :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション    :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

内田 宇海レポート

自己評価:65点

天気は晴れ 気温が高く暑さ対策が重要になる天候。

あまりの暑さのため距離が短縮され160kmから123kmほどになった。

スタートしてオープン参加の今村選手が積極的に動き逃げを狙っていた。

下り区間で抜け出したタイミングで付いていき少し抜け出したが吸収された。

気温が高いので序盤はあまり自分からは動かず前で様子見で待機。

3段坂後の下りで今村選手含めた3名逃げができて集団はひとまず落ち着いた。

だが3段坂前に有力チームが動きそうな気配があったので後手にならないように前で上りに入る。

レース中盤補給地点で中ぎれが起こり集団が割れた。

馬場選手は前に乗ったが自分は後ろに取り残された。

前にメンバーがいるチームが集団のペースを落とし出したので急いで抜け出して数名で追いかけた。

後ろから数名ブリッジしてきて10名ほどで先頭集団を追いかけた。

意外と差が広がっていて追いつくまで1周半かかった。

残り3周の3段坂で山本元喜選手がアタックして集団が分裂、人数を減らしつつ逃げを吸収して最終局面へ。

キナン新城選手が1人で抜け出し視界に入る範囲で進む。

単騎で残っている選手は後ろで勝負所まで備えていた。

自分も脚を貯めながら3段坂でのペースアップに備えた。

しかし3段坂麓でアタックが起こり集団が中切れして後ろに取り残されてしまう。

なんとか追いつこうとペースアップして追いかけるも先頭の金子選手ははるか遠くに行ってしまった。

4位集団で下りに入り集団スプリントで上位を狙う方向に変えた。

宇都宮沢田選手はスプリント力が強いので番手に入りなんとか耐えようと最終コーナーを抜けたがつき切れしてさらにレバンテ高梨選手にも捲られて6位に沈んだ。

最後の登り手前で後ろに行ってしまったのが大きなミスだった。

前で入っていれば3位争いができる感触はあった。

7月末からフランス遠征が控えているので仕上げてしっかり結果を残せるよう頑張ります。

 暑い中サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、竹田選手のお父様、スポンサー様、サプライヤー様ありがとうございました。

馬場 慶三郎レポート

自己評価 :60 点 

 三年ぶりの広島森林公園。天気は晴れ、気温も湿度も高くサバイバルなレースになると予想した。暑さ耐性には自信があったので前半は集団で待機し中盤以降積極的に走ることを目標にスタートした。

 3周回減った事により序盤からスピードが速く、集団前方に位置をとりたかったが前に上がれなかった。三段坂の一段目で前の選手が落車したため止まり集団最後方まで下がってしまった。その後は逃げが出来たことにより集団は落ち着いた。レース中盤三段坂で左脚ハムストリングスが攣ってしまい集団から遅れたが焦らずに対処し、下りで集団復帰したがかなり脚がきつかった。レース終盤、三段坂でアタックがかかり集団が分裂し、後方集団に取り残されてしまった。そこからブリッジをする余裕もなく周回を消化し27位でゴールした。三段坂で集団前方にいる事ができればトラブルや中切れに巻き込まれることはなく良い順位で終われたと思う。 JPT前半戦が終了し中々上手くいかないことが多かったがこれからの欧州遠征、JPT後半戦に向けて一歩ずつ確実に進んで行けるようにトレーニングに励みたい。

 長時間の運転、サポートしていただいた佐藤GM、竹田選手のお父様。日頃より応援、ご支援くださる渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様ありがとうございました。

佐藤 愛祈レポート

自己評価 : 30点 

  広島中央公園でおこなわれた今回のロードレース。暑さが厳しく、13周から10周に減らされてのスタートだった。はじめて走るコースで、テクニカルな下りと3段坂に恐怖心を抱きつつスタートした。

 周回が減らされたことにより、最初からアタック合戦だった。最初の位置どりはよかったが、3段坂の最後でオーバーヒートしそうになってしまい、きつい中で消極的になってしまった。

 4周目には、コーナー間の中切れがあり、第3集団で完走を目指す集団になってしまった。 5周目に広島、静岡の選手が登りで飛び出したが位置が悪く、乗っかることができなかった。6周目に集団が緩くなったこともあり、登りでペースアップ。第2集団に追い付きたかったが、下りで吸収されてしまった。

 そのあたりからフロントホイールから空気が抜け始め、集団から遅れてしまった。約8km走らないと、交換することができず脚を使ってしまった。無事、交換はできたが交換で降りた時に脚を攣りかけてしまい、最後の完走パックから遅れてしまった。

パンクがなければ第3集団に残れたとは思うが、勝負に絡める走りではなく、完走するだけでは意味がない。

 3段坂のような短くパンチ力が必要な登りが苦手なため、この夏で強化しなければならない。次のレースまで期間が開くため、後半戦に向けてしっかり練習を積んでいきたい。

 

 暑い中サポート、長距離運転をしていただいた佐藤GM、渡辺監督、竹田選手のお父様、スポンサー様、サプライヤー様ありがとうございました。

竹田 天飛レポート

自己評価 : 0点 

石川クリテリウムでの怪我が骨挫傷と判明したため、戦線を離脱しています。

不本意ながらも、広島ロードではチームのサポーターとしてレースに向けて準備している選手たちを全力でサポートした。

次戦は新城ロードレースなので、進化して臨めるようにパワーアップを図っていきます。

佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつも本当にありがとうございます。

自分を見直す良い機会でもあるので、時間を無駄にせず、事前に向けて突き進みます。

ありがとうございました。

川田 佑レポート

自己評価 :10 点 

広島中央森林公園での98.4kmのレース。

自分が想像していたよりもアップダウンがあって、暑さもありきついレースになると予想していた。

前回のレースで補給ミスをしてしまったので、ミスがないように、また前々で展開できるように意識しようと考えてスタートラインに立った。

1番先頭に整列したのだが、クリートキャッチを上手くできず、焦ってしまい一気に後方に下がってしまった。

山田選手と二人で逃げに反応しようと話していたので、申し訳ない。

前に上がれない間に逃げができてしまった。

前半、強力な逃げができてしまったが強豪チームのコントロールにより、集団のペースは落ち着き気味。

登りでペースアップは多少あるものの、キツイペースではなかった。

自分は余裕をもって走れていて、徐々に前に上がれる場面も多くなる。

4周目の三段坂の前の下りで、前にいた六本木の選手がおそらくメカトラ?で中切れができてしまう。下りのコーナーだったので少し追い始めるのに時間がかかり、ギャップができる。すぐ後ろにいたのが自分だったので、登りまでには追いつきたいとかなり足を使った。

集団に戻って登りに入り、前の方でペースが上がる。一気に心拍が上がりきってしまい、あと2.30秒の我慢ができず、集団からちぎれてしまった。

余裕があったはずなのに、ペースアップに対応できない。あまりにパンチ力がなさすぎる。ロードレースをやるには致命的。

今後ここを重点的に鍛えていかなければならない。

なんの成果も出せずに前半戦が終わってしまった。次のレースはかなり先になる。

乗り込んでベースアップを行い、そしてインターバルでパンチ力をつけて、万全の準備をして後半戦に挑む。

サポートして頂いた佐藤GM、山田選手のご両親、スポンサー様、サプライヤー様ありがとうございました。

山田 駿太郎レポート

自己評価 : 10点
 広島県中央森林公園サイクリングコースに作られた12.3kmの周回コースで8周回で行われる98.4kmのレース。前週の全日本ジュニアロードに続いてとても暑い中でのレースが予想された。

 目標:しっかりとレース結果を残すこと。

 前日に会場入りして試走を行った。初めて走るコースだったので、しっかりとコースの特徴を確認した上で体に刺激を入れるために短めのインターバルも行った。

 当日朝一は曇り気味で気温がそこまで高くはなかったが、太陽が出るとすぐに気温が上がり始めた。全日本選手権の反省を活かしてアップやスタート前の時間に体温が上がりすぎないようにしっかりと体を冷やした。アップに関しては、今回のレースも前半の激しい展開が予想されたのでいつも通りしっかりと体に火を入れた。

 スタート位置はチームランキング1位のVC FUKUOKAの選手のすぐ後ろの2列目に陣取ることができたので、その後も積極的に集団前方に陣取ってレースを展開していく算段だった。

 今回はローリングスタートだったので、しばらくはそこまでペースは上がらなかった。自分は最初の位置どりが良かったこともあり集団前方に位置することができており、アクチュアルスタート後も、集団前方4分の1程までに位置どりをしたまま1周目が展開していった。

 すぐにアタックが発生した。今回優勝を狙っていると思われるVC FUKUOKAが1人で仕掛け、そこに後ろから選手たちが順繰りにブリッジをかけていき、10人前後ほどの逃げ集団が形成され始めていた。自分も集団から前に出て逃げ集団に参加しようと考え飛び出したが、すでに集団本体が反応しており群馬グリフィンレーシングチームの選手などと先頭交代をしながら先頭集団までの距離を詰めた。

 集団が反応したのであれば、自分が積極的に先頭交代に参加する必要はないと考え、3回ほど参加したところで集団後方に下がった。だがタイミングが悪く、その瞬間に消耗した足が回復し切る前に三段坂に突入してしまい、三段坂の後に続く坂で集団からドロップしてしまった。

 ホームストレートに戻るまでに、集団からすでに10秒あるかないかほどの差が開いていた。もちろん単独で追撃してはいたが下に入らないと追いつく見込みは薄そうだった。ホームストレートで後ろから来た追走集団に合流することができ、その後の下りで集団に合流することができた。
 集団に合流したのち、1周目の反省を活かし、早めに集団中断に上がった。その後しばらくは集団に大きな動きは見られなかった。しかし、自分の体が暑さによって思うように動いておらず、なんとか耐えてはいたものの、毎周回三段坂のたびにポジションを落として、それを他のセクションでカバーするというレース展開が続いた。

 4周目まで同じような展開が続いたが、4周目の三段坂で堪えきれず集団から再びドロップしてしまった。その後は単独での集団追走となった。
 今回は、全日本選手権の反省を活かして暑さ対策と補給に関しては、万全の準備を整えてレースに臨んでいた。しかし、自身の暑さ順応が追いついていなかったことが原因となり、暑さにやられてしまった。

 5周目以降は、ほぼずっと単独での追走だった。集団との差はわからなかったが、前からパラパラと選手が落ちてきていた。ただ、一緒に前を追えるほど足が残っている選手はおらず、集団からちぎれたのち1周ほど一緒に追走していたチームメイトの川田選手もちぎれてしまったので、7周目までは単独での追走が続いた。

 7周目に入って半周ほど行ったところで、後ろからバルバサイクリングチームの2人の選手が追いついてきたので、そのパックの後ろにつかせてもらい、コントロールラインまで戻った。しかし、そこでタイムアウトで切られてしまった。

 今回のレースは、前述もしましたが、全日本選手権の反省を活かして暑さ対策をしっかりとしていたにもかかわらず、自身の体の暑さ順応ができていなかったことが原因で、レース展開を考える前にレースが終わってしまいました。今後のレースに向けて、確実に暑さに順応できるように、しっかりと対策をしていきます。

 サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもありがとうございます。不甲斐ない走りとなってしまい申し訳ありませんでした。ここからのレースがない期間、自分の体を暑さにならすことと、自分の実力を伸ばすことに全力を注いでいきたいと思います。 

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