弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第22回石川ロードレース

大会名   

第22回石川ロードレース

開催日  

2025年6月8日(日)

結果  

【JFT】    山下 歩希      2位

      【U19】  山田 駿太郎  3位

             大竹 優雅     DNF 

       【JPT】   内田 宇海     15位

          馬場 慶三郎  27位

          佐藤 愛祈   DNF

          竹田 天飛   DNF

        【JET】  川田 佑      51位

使用機材等   

フレーム                 :FELT AR or    FR 

ホイール                        : Mavic COSMIC SLR 32 DISC 

タイヤ・チューブ        :Vittoria Corsa Pro

BB           :WISHBONEセラミックBB

サイクルメーター      :WAHOO BOLT,ROAM

ペダル             :WAHOO SPEEDPLAY ZERO 、AERO

ウェア          :VERGE 

サングラス        :OGK kabuto ICU、 FA-1、122PH

ヘルメット              :OGK kabuto FREX-AIR ,AERO-2

バーテープ・ボトルゲージ:OGK kabuto BT-1

グローブ        :OGK kabuto PRG-8

ケミカル                  :和光ケミカル

磁気ネックレス     :ANGLE eモデル01ネックレス

サプリメント        :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション    :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

山下 歩希レポート

自己評価:75点

 群馬以来の石川ロードレース、久しぶりなのでやや緊張していた。コースは緩やかな登りと流れるような下りで、自分に合ったコースだと感じた。

 前日に到着し、コースの試走をして、準備は完璧だった。レース当日の朝は足の疲労感がなく、全力で走れるのが期待出来るようなコンディションだった。

 天気は曇りだったが、気温が高く、水分補給と栄養補給が結果に響くと感じた。距離が短めなレースだが、水や栄養をこまめに入れるのを意識した。

 前回の群馬でのレースは前半でエネルギーを使いすぎて逃げに乗れなかった。その反省点を生かしたく、今回のレースは最後の登りフィニッシュを意識し、全体的に無駄な体力を消耗しないように走った。

 後半は二人の逃げに乗る事ができ、そのままスプリントフィニッシュとなった。気持ちと足の力的には勝てると思ったが、僅差で優勝を取られてしまった。終了後、動画を再生してみたが、もう一枚ギアを重くした方が良かったのかもしれない。

 もう一点思ったことは自分でアタックする力がないことである。レースの展開を作る体力がないことを感じた。 

 ベースの強化は来シーズンの大きな課題だと感じるレースであった。約二週間後の全日本では今回のレースの様に適切な準備で挑みたいと思う。

 佐藤GM、藤田さん、渡邉監督、サプライヤー様、スポンサー様サポートありがとうございました。

山田 駿太郎レポート

自己評価 : 65点

 前日の石川クリテリウムに続き福島県石川郡石川町から浅川町に渡って作られた13.6kmの福島県石川町・浅川町周回コースを6周回する81.6kmのレース。前半は下り基調のアップダウンで、ラスト4kmから続く登坂が勝負の決め手となりそうだった。

 目標:着順に入ること

 当日は前日ほどではないが朝から晴れており、気温もそこそこ高かった。加えて湿度が結構あり、発汗量が増加するので水分補給に注意する必要があった。

 前日のレース後に試走を行い、コースの確認は終了していた。当日はスタート時間が早かったので、会場に到着するとすぐに準備を整え、ウォーミングアップを終えてスタートに向かった。

 今回はマスドスタートだったので、スタートの並び順が重要だと考え、割と早めにスタートに向かったつもりだったが、すでに結構に人数が並んでおり、結局前日と同じ2列目からのスタートになった。

 マスドスタート方式はロードではあまり経験していなかったが、問題なくスタートをすることができた。最初は全体的にペースがガンガン上がっていったが、ある程度するとペースも落ち着いた。

 6周80km超のレースなので、前日のクリテリウムほどガンガンアタックがかかる展開ではなかったが、それでも最初の2周ほどは、積極的にアタックがかかる展開だった。自分は基本的に強い選手をマークすることに徹したが、タイミング的に潰せそうなアタックにもブリッジしたり、集団の先頭を回してペースを上げたりなどしていた。

 レース中盤、マークしていた選手の1人であるEQADSの新藤大翔選手が下りで単独アタックを仕掛けた。直前で集団前方に上がっていくのが見えており、アタックを警戒して真後ろについていたことが幸いして、一緒に飛び出すことができた。もう1人選手が乗ったので、3人での逃げが形成されたが、流石に競合選手を含む逃げを集団が容認せず、同じ周回のラスト4kmを切った登坂で集団に吸収された。

 その後しばらくは、集団内でレースを展開した。正直、そこまでのマークとアタックで結構足が削られていたので、先頭交代に参加せずに良い位置まで後退し、足を回復させることに専念した。

 ラスト2周に入る手前で、新藤大翔選手が再び単独でのアタックを仕掛けた。正直ブリッジしたかったが、足が回復しておらず、単独で追うことは難しい状態だった。集団も逃げを容認するようで、そのまま30〜40秒ほどの差が開いた。

 ラスト1周半ほどで、集団が勝ち逃げの危険性を悟り、追い始めた。自分もすでに先頭交代に参加して集団のペースを上げたが、なかなか差は縮まらなかった。一瞬差が縮まり、吸収できるかに見えたタイミングで群馬県立渋川高等学校自転車競技部の関口煌大選手が単独でブリッジをかけ、2人での逃げ集団が成立した。

 最終周回に入って、集団も全力で前を追っていたが、ラスト4kmを切り登坂に入っても未だ20〜30秒の差がついた状態で、コース的には前が見える状態だったが、なかなかその差を詰めることができずにいた。集団前方では、「前見えてるぞ!」と声を掛け合いながらペースを上げていたが、結局最後まで捕まる見込みは立たなそうだった。そんな中で、何人かの選手が集団で追うことを諦めて、単独で飛び出していた。自分が認識できていたのは静岡北高自転車競技部の大石哲平選手と、さらに前に保土ケ谷高等学校自転車競技部の川野鷹選手だったが、集団がすでに追うことを諦め始めており、ペースが落ち始めていたので、予定より早かったがラスト2kmから単独でロングスパートをかけた。

 すぐに大石哲平選手には追いついた。集団の方を何度か確認したが、特にペースをガンガン上げて追ってくる様子はなかったので、全力で逃げた。川野鷹選手に関しては、追いつけるかどうかは微妙なラインで、特に最後のピット前のあたりでこちらが追ってきていることに気づいてペースを上げ始めたので、かなり厳しいと思われた。しかし、最終コーナーを立ち上がった直後に川野鷹選手に追いつき、そのままの勢いで追い抜いて、3番手でゴールに飛び込んだ。

 今回のレースは、新藤大翔選手を逃してしまったことを除けば、かなり良い展開で走れていたと思います。ラストのロングスパートが上手くハマったので、それを伸ばしていくことと、今回の反省点である、前半の余計な動きを削除して強い逃げに乗れるようにすることを、今後の課題としていきたいと思います。

 サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもありがとうございます。次戦はいよいよ全日本選手権なので、最高のパフォーマンスで臨めるように、トレーニングと調整を重ねていきます。

大竹 優雅レポート

自己評価 : 10点 

長い登りと下りしかない石川ロードレース。

昨日と引き続きジュニアレースに出走しました。

6周回81kmのレース。前々回の群馬cscロードより短いが、登りが長いせいか例年かなり完走率が低いレース。

まだベースの力が足りておらず、無理せずに

まずは集団についていくことを目標にしました。

当日のレース前、お腹を壊してしまいました。朝に冷たい飲み物を沢山飲んだせいか、昨日食べたものが良くなかったのか。

トイレに入りっぱなしになってしまった。

次からは口に入れるものには細心の注意を払いたい。

幸い、少し余裕を持って来ていたのでスタートには間に合った。

なんとかレーススタートしたが、ジャージが汚れる事態となってしまう。

なんとか気にしないように走り、1周目の登り。

強度は遅くもなく速くもなくなペース。

先頭交代をしながら頂上へ。

コーナーの立ち上がりで後ろにいては脚を使ってしまうので要所要所で前に上がり、脚をセーブしながら走った。

単発のアタックがかかるものの、登りの途中か下りで吸収される展開が続く。

2周目の登り、逃げが発生していて集団としては頂上までに捕まえたそうな雰囲気。

中腹まではスローペースだったが住田選手が追走したことにより急にペースアップ。

なんとか耐えようとしたが集団から振り落とされてしまった。

そのまま埼玉ユースの選手と回しながら4周目に入る所でタイムアウト。

今回のレースは前日の体調管理含め、知識・力不足だった。今は練習をして先輩方にくらいついていくしかない。これからも体のペースアップに励んでいきます。

サポートして頂いた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、山田選手のお父様、お母様、ありがとうございました。

内田 宇海レポート

自己評価;65点

天気は曇り

昨日より暑くないのでそこまで過酷にならなそうな天気。

前日壊れたサドルを山田選手のお父さんから借りてバイクをセッティングし直した。

ポジションが変わり不安があるが無事出走できることに感謝。

スタートして何名かの選手がアタックしていく。

マークしている選手がいなかったので様子を見ながら集団で待機。

下りで位置を下げてしまいコーナーの立ち上がりで脚を使ってしまっていた。

上りで位置を上げ直して集団前方をキープ。

2周目あたりで5名の逃げが決まり集団は落ち着く。

チームメイトが誰も乗れなかったのは痛かったがメンバー的に吸収されて有力選手たちのペースアップが起こるだろうと予想。

脚を貯めることに集中、補給もしっかり取りエネルギーも十分のはずだった。

だがサドルが変わったことで大腿四頭筋をかなり使ってしまっていて筋肉てきに疲労が早くなっていた。

心拍的にはかなり余裕があったが脚的に厳しくなり始める。

金子選手がアタックしたのを皮切りにペースが急激に早まる。

2番手でアタックを追いかけるも少し離されてしまい集団で追う。

上り前に3人逃げてしまいそれにブリッジした。

しかしうまく回らず吸収。

アタック合戦は続き、集団はどんどん数を減らす。

下で金子選手が飛び出し京産の森田選手のみ着いていった。

上りに入った頃には秒差が25秒まで広がっていてかなりまずい状況。

だが人数を残していたチームがアシストを使って詰めようとはしていたのでアタックしてもエースの足は温存されるのでもう少し待ってから抜け出す計画を立てた。

最終周回の上りで集団が緩んだタイミングでアタック。

2名で飛び出し集団と差を広げる。

ラスト1kmで自分の足が限界に来てしまい遅れる。

集団になんとか着くがもう足がなく集団最後尾でゴール。

落車やサドルの変更がなければもっと余裕を持ってレースを進められることができたと思う。

悔しいが実力は付いて来ているので全日本は万全な状態で挑むよう準備します。

暑い中サポートしていただいた佐藤GM、藤田さん、渡辺監督、スポンサー様、ありがとうございました。

馬場 慶三郎レポート

自己評価 : 50点 

 登りと下りがメインの1周13.6kmのコースを10周で行われた石川ロードレース。自分では苦手意識のあるコースだったため序盤から前々で走り逃げ切りを狙うつもりでスタートした。

スタート後の登りからアタックがありなるべく無駄足を使わずの逃げに乗ろうと試みるが中々決まらない。レース中盤金子選手のアタックでペースが上がり何とか耐えていたがコントロールライン後の登りで遅れてしまった。前が見えるところで下りに入ったが追いつくことはなく遅れた選手たちで完走を目指して走った。なんとか完走出来たが、またしても勝負に絡むことはできなかった。

 今回のレースは、無駄足を使って展開に対応できなかったわけではなく単純に力不足で千切れてしまった。2週間後の全日本はどこまで出来るかは分からないが全力で挑みたい。

 2日間サポートしていただいた佐藤GM、藤田マッサー。日頃より応援ご支援いただいている渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様ありがとうございました。

 

佐藤 愛祈レポート

自己評価 :30 点 

  昨日に引き続き福島県石川町で行われたロードレース。登りと下りがほとんどのコースでサバイバルな展開になると考えた。序盤の逃げに反応し、前待ちや勝ち逃げに乗ることを目標に走った。

 昨日よりは暑くはなく、少し曇りがかっていて走りやすかった。宇都宮、広島、シマノがいく逃げに絶対に反応しようと思った。スタートからすぐにアタックが始まり、自分が反応するチームがいたため反応して行った。 下りで吸収され、次の展開に備えた。他チームがアタックをするが、泳がされていたり捕まえられるだろうと思い、待機した。3周目のスタートゴール後の登りで群馬の選手がアタックをかけた。反応できる位置にいたため、追走をかけるが登り手前でつききれなかった。脚を使ってしまい集団に戻った。そこからはその逃げを捕まえるための動きが集団で始まり、また次の展開に備えた。逃げが吸収され、アタック合戦が始まった。集団は縦に伸びる。少し緩んだと思ったら、次のアタックとなり脚が削られていき、心拍も落ちることがなかった。

 スタートゴールでは身体は限界に近かった。その後の登りでも緩むことはなく、集団から離れてしまった。

 

 フィジカル、ベースの弱さが際立った。前半は集団で下がることはあっても、前に出るタイミングがわかり前に上がれる状況だった。もっと脚があれば楽に走れたが、今の自分では脚を使う場面が多かった。長い登りは耐えることができるが、アップダウンの中である、インターバルも鍛えていかなければならない。

 全日本まで残り2週間。弱い自分だが少しでもフィジカルを上げ、くらいつき、チャンスを取りにいかなければならない。

 暑い中サポートしていただいた佐藤GM、藤田さん、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様ありがとうございました。

 

 

竹田 天飛レポート

自己評価 : 0点 

前日と同様、プロツアーで走るのは初めての石川ロードレース。

前日よりも体がとても痛く、DNSも考えたが、スタートすれば良くなると思い、熱中症対策もしてレースに臨んだ。

ダメージがひどかったが、スタートからのハイペースになんとかしがみついたが、踏めなくなってしまい、一周でレースを降りることになった。

今は回復に専念し、二週間後の全日本にこの悔しさをぶつけたいと思う。

ダメージを負ったものの、走り出させていただいた佐藤GM、ENNEの藤田さん、チームの皆様、ファンの皆様、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、いつも本当にありがとうございます。

とにかく回復に専念し、勝負できるよう精進します。

ありがとうございました。

川田 佑レポート

自己評価: 20点

アップダウンを繰り返す力の差が出るコース。数日前に試走でコースを確認して、jbcfのレースの中ではかなり自分向きのコースで、課題の下りもそこまで遅れることなく走れそうだと感じていたので、なんとか勝負に絡みたいと思っていた。

また、自分の一番の課題は、前々で走ってまともにレースをすることだと思っているので、勝負できる位置で走ることを意識して走った。

レースがスタートし、序盤はやはり下りで少し後ろに下がってしまい、登りで前に上がるのを繰り返して無駄足を使ってしまう。

いつものように1人で周回練習をやってる感じになりかけたが、少しずつスピード感に慣れ、徐々に前に上がれるタイミングが増えてきた。

後ろにいる時よりも前にいる時の方がパワー的にも気持ち的にも楽で、位置取りの重要さを改めて感じた。

調子はいい感覚があって、割と余裕を持って走れていた。

ただ4周目終わりのタイミングで大きなミスをしてしまう。

自転車の重量が重い分、ボトルがなくなりそうになってから補給を受け取りたいと思っていたのだが、補給地点で補給をして頂く予定の山田選手のご両親を見つけられず、ボトルを受け取れなかった。

自分はかなり水分を多くとるタイプで、その後すぐにボトルを飲みきってしまいオーバーヒート気味に。

次の周回でボトルを取ればなんとかなると思っていたが、最後の4キロの登りで一気に集団がペースアップし、15番手くらいにいたのだがつききれず離れてしまった。

他の選手の話でも、あそこの場面が圧倒的に一番きつい瞬間だったらしく、勝負どころでつききれない自分の弱いところが出てしまった。

1.2分高強度は苦手なので、しっかり鍛えていかないといけない。

暑い中サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、ありがとうございました。

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