JCX第6戦東海シクロクロスワイルドネイチャープラザGHISALLO CUP
大会名
JCX第6戦東海シクロクロスワイルドネイチャープラザGHISALLO CUP
開催日
2024年11月24日(日)
結果
WE 小林 あか里 優勝
MJ 山田 駿太郎 優勝
ME1 織田 聖 2位
竹田 天飛 30位
内田 宇海 69位
ME2 阿見寺 俊哉 13位
使用機材
フレーム : Bianchi ZOLDER PRO
ボトムブラケット :WISH BONEセラミックBB
ホイール : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム
ALEX RIMS RXD2
タイヤ : Vittoria A DUGAST 織田 聖 :PIPISQUALLO
内田 宇海 :TERRENO MIX
竹田 天飛 :TERRENO MIX
阿見寺 俊哉:TERRENO MIX
山田 駿太郎:TYPHUUN
小林 あか里:PIPISQUALLO
バーテープ :OGKkabuto BT
サイクルコンピュータ :WAHOO RIVAL
ウェア :ekoi
サングラス :OGK kabuto ICU
グローブ :OGKkabuto RPG-7
ヘルメット :OGK kabuto FREX-AIR、 AERO-R2、
ケミカル :和光ケミカル
磁気ネックレス :ANGEL eモデル01ネックレス
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
小林 あか里レポート
2年ぶりのワイルドネイチャー。2年前よりもスキル・パワーともにレベルアップした状態で臨むことができた。
スタートはうまく決まり、クリートキャッチも成功してホールショットを取る。しかし、直後の砂セクションでバランスを崩し、後続に追いつかれてしまった。それでも落ち着いて対処し、トップのまま高速区間の森林セクションに入ることができた。
スタート直後から体の動きが悪く、踏む区間となる砂セクションでのペースアップは厳しいと判断。林間区間でできる限りスピードに乗り、アベレージ速度を上げることに集中して走った。
スタートしてから半周ほどで、後続と約20秒のタイムギャップを得ることができた。
砂セクションはコンディションが刻一刻と変化していく中、路面に合わせてバイクコントロールを調整し、ほぼ全てのセクションを乗車でクリアすることができた。そこでも後続との差をさらに広げることができた。その後はゴールまで独走という形になったが、常に自分の前に速い選手が走っているイメージを持ちながら、ゴールまで追い込み続けて走り切ることができたと思う。
気を引き締めて、全日本に向けてトレーニングを積んでいきたいと思います。
応援、サポートありがとうございました。
山田 駿太郎レポート
国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザに作られたコース。砂重視のとても足を使わされるコースだった。
目標:琵琶湖の反省を踏まえ、周りの走りに惑わされず、自分のレースを貫くこと。
前日に会場入りして試走を行い、砂のセクションを中心に、自分が苦手そうなセクションを重点的に練習した。
当日は晴れていたが、強く冷たい風が吹いており、体感温度自体はあまり高くなかった。ジャージは風の影響と、気温の上昇が見込めないことを考慮して、エアロタイプを選択した。
スタートのタイミングはうまく行ったが、加速にキレがなく、最初の砂セクション手前で2人の選手に先行されてしまった。
しばらく3番手で走っていたが、砂セクションで減速した新藤選手を松山選手と共に追い抜き2番手に、その後、砂の下り手前で松山選手を追い抜き、トップに立った。
砂の下りに関しては、試走では乗車できていたが、1周目に入った感触からスピードが落ちたらランニングのほうが早いと判断し、減速した時点で即座にランニングに切り替えた。
2周目からは松山選手が徐々に離れていき1人の展開に。自分にペースを維持するように言い聞かせて走った。タイム等の正確な目安がなかったので自分の感覚を信じるしかなかったのだが、4周目くらいまではペースを落とさずに刻めていると感じた。
ペースを刻むことも大事だが、ミスをしないようにと自分に言い聞かせて走った。砂対策でタイヤのエア圧を下げていたため、林間セクションでのパンクを防ぐ目的で特に丁寧な走りを意識した。
3周目あたりから、同じ時間帯に走っていた他クラスの選手たちが前方に現れ始めた。前方の選手に声をかけながら、1人ずつ冷静に処理していった。
5周目、6周目になると自分でも自覚できるほどペースが落ちてきた。それだけなら良かったのだが、林間セクションでもミスを頻発するようになってきたので、より一層丁寧に走ることを自分に言い聞かせた。その成果もあってか、最後まで大きなミスはすることなく、先頭でゴールした。
今回のレースは、前回の琵琶湖の反省を活かして、周りの走り方に関係なく自分の走りを貫くことが、結果につながったと思っています。毎回このようにうまくいくとは限りませんが、次戦以降のレースに向けて大きな経験を積めたと考えています。
サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもありがとうございます。全日本まで1ヶ月を切っているので、全日本に向けて全力で努力していきます。
・織田 聖レポート
初めて全日本選手権を取ったコースでもあるワイルドネイチャープラザ。
森林区間も流れるイメージの強いコースだったが、今回はコンパクトなコーナーも多くスピードを乗せるのが難しいレイアウトに変更されていた。
レース前から体調も良くなく、レース当日も出走しようか悩んだが、どこまで走れるのか挑戦して、全くダメだったら降りようと考えていた。
思いのほか走れたが、やはりもう一段ギアを上げれずアタックしてもキレがなく苦しい展開だった。
2周目から攻め続けたが最後の最後に抜かれてしまい2位でフィニッシュ。
とても悔しい結果になったが、この体調でここまで走れることがわかった。
今度は本調子でない時も展開で勝てるような選手になっていきたい。
たくさんの応援ありがとうございました。
竹田 天飛レポート
ME1 二戦目となるワイルドネイチャープラザ。
砂セクションのあるコースは初めてだったが、前日に試走をして「これは大きくポイントを獲得できるチャンスだ」と感じた。
レース当日はしっかりと食事を取り、再度試走を行い、万全の状態でスタートラインに立った。
そしてスタート。
最初の砂セクションで落車が起きることを予想していたため、焦らずに位置をキープ。予想通り最初の砂で落車が発生し、多くの選手が降車する中、自分は乗車を選択した。これが功を奏し、思っていた以上にスムーズに進むことができ、一気に20人ほどを抜かすことに成功した。
そこからはひたすら前のパックや選手を追い続け、なんとか30位でゴール。
しかし、上位陣の選手たちとの力量やテクニックの差を痛感し、非常に悔しい思いをした。
次戦は松伏シクロクロス。
ロードレースのようなコースで、SNSや動画を通じてコースの特性を把握済み。次こそは上位でゴールできるよう、攻め続けたいと思う。
サポートしていただいた渡辺監督、佐藤GM、山田さんご家族、あかりさんのお父様、そしてスポンサーの皆様、ありがとうございました。
内田 宇海レポート
天気は晴れ。愛知県にあるワイルドネイチャープラザでのレース。
コースはドライコンディションで、ふかふかの砂場が特徴的だった。
当日は風が強かったものの、木や丘のおかげでコース内にはあまり風が吹き込んでいなかった。
スタート位置は59番手と後方で、さらに真ん中のポジションに案内され、動きづらい位置だった。
スタートダッシュではクリートキャッチをミスし、早速順位を落としてしまう。
試走では乗車できていた砂場も、レースの密集状態では乗れず、ランニングに切り替えることに。
しかし、位置をキープするのが精一杯だった。
コーナーが多い林間セクションでは道幅が狭く、前の選手を抜くことができない状況が続いた。
前方の選手に追いつこうとペースを上げたものの、オーバースピードでコーナーに入り、出口で失速。その結果、前との差がさらに広がってしまった。そこで無理に踏み込まず、良いテンポでコーナーを曲がることを意識して走ることにした。
その後も砂場でのミスを減らすことができず、後方を走り続ける展開となった。
わずか2〜3周を走ったところで降ろされてしまい、レースを終えることに。
砂場をうまくこなせず、ランニングで体力を消耗してしまい、非常に苦しいレースだった。
次戦の松伏町でのレースは登りが多く、ロードマンに有利なコースなので挽回したい。
サポートしていただいた渡辺監督、佐藤GM、山田さんご家族、スポンサーのみなさま、ありがとうございました。
阿見寺 俊哉レポート
昇格がかかっているME2初戦のレース。今回のコース「ワイルドネイチャー」は、コースの半分が砂地で、これまで体験したことのない路面だった。
レースがスタートし、序盤の砂場はかなり混雑しており、ランニングに切り替えた。一気に抜こうと試みたもののスペースがなく、なかなか思うように前に出ることができなかった。森林区間を抜けて再び砂場のエリアに入り、前方で落車が発生して混み合っている隙にランで抜くことに成功したが、想像以上にランの時間が長引いてしまい、かなり体力を消耗してしまった。
その後は、次第に混雑が解消され乗車可能なポイントも増えたものの、砂場の狭い登り区間などで再びランを強いられ、次第にペースが落ちる展開になってしまった。
レース後半になるにつれ集中力が切れ、砂場でのライン取りをミスしてタイムロスを繰り返してしまい、前方の選手になかなか追いつくことができなかった。
次回は松伏シクロクロス。松伏のコースはスピード重視のコースであるため、脚力を活かして優勝を狙っていきたい。
最後に、サポートしていただいた渡辺監督、佐藤GM、山田さんご家族、小林さん、スポンサー様、サプライヤー様、ありがとうございました。