JCXシリーズ第4戦幕張クロス24-25
大会名
JCXシリーズ第4戦幕張クロス24-25
開催日
2024年11月10日(日)
結果
WE 小林 あか里 優勝
ME2 竹田 天飛 優勝
ME3 阿見寺 俊哉 優勝
ME1 内田 宇海 82位
ME Junior 山田 駿太郎 DNF
使用機材
フレーム : Bianchi ZOLDER PRO
ボトムブラケット :WISH BONEセラミックBB
ホイール : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム
ALEX RIMS RXD2
タイヤ : Vittoria A DUGAST 小林 あか里:TYPHUUN
山田 駿太郎:TYPHUUN
内田 宇海 :TERRENO MIX
竹田 天飛 :TERRENO MIX
阿見寺 俊哉:TERRENO MIX
バーテープ :OGKkabuto BT
サイクルコンピュータ :WAHOO RIVAL
ウェア :ekoi
サングラス :OGK kabuto ICU
グローブ :OGKkabuto RPG-7
ヘルメット :OGK kabuto FREX-AIR、 AERO-R2、
ケミカル :和光ケミカル
磁気ネックレス :ANGEL eモデル01ネックレス
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
小林 あか里レポート
今回はフルメンバーがそろい、全日本選手権のメンバーがほぼそろうレースとなった。今シーズン、まだ一緒に走ったことのない選手も複数いたため、いつもより緊張感のあるレースとなった。
スタートはクリートキャッチのミスをすることなく、ホールショットを取ることができた。スタート直後はコーナーが多く続く芝セクションになる。コーナーを立ち上がるごとにダンシングで加速し、できる限り早い段階でトップスピードへ乗せ後続を離しにかかる。
そのあとのテクニカルセクションへ入る前に、渡部選手が追いついてきたため2人パックでの走行となった。
幕張のコースは急勾配の坂を駆け上がるセクションとコーナーが多いコースレイアウト。そのためパックでの走行の際は、トップを走るほうが有利となる。今回もトップでテクニカルセクションへ進入し、そこで渡部選手と5秒ほどのタイムギャップを得ることに成功した。
昨年まで苦手としていたシケインも、今年はスムーズな乗降車ができ、シケインでタイムを縮められることなく、得られたタイムギャップをキープしたまま1周目を終える。
2周目からは独走状態となったが、ラップタイムを一定で刻むこと、ハイペースでレースを進めることを意識した。
周回を重ねるごとに後続とのタイム差は広がっていったが、会場がとても乾燥していたことと、少しほこりっぽかったため、最後15分ほど呼吸が苦しくなりラップタイムが落ちてしまった。
しかし、後続とは最終的に1分30秒近い差をつけてゴールすることができた。
次戦はUCIレースになるが、そこに向けていい感覚をつかむことができたと思う。
次戦もベストで臨めるよう、準備していきたい。
応援、サポートありがとうございました。
竹田 天飛レポート
土浦、わたりと昇格し、いよいよME1に昇格できるME2クラスにまできた。
コースも難しい場所がほとんどなく、スピードコースだと予想した。
レース当日の天気は快晴だったが、朝はとても寒かった。体を冷やさないように朝の試走をした。
そしてレーススタート時間となり、昼の試走で体を暑くなるまで暖め、スタートラインに並んだ。
思っていた以上に出走人数が多く、最後尾スタートの自分は少し焦りを感じた。
だがレース時間も40分と過去二戦よりも多かったため、落ち着いていけば先頭に行けるだろうと思った。
レーススタート後は集団で渋滞が起きたが、空いたところにうまく入り、徐々に位置を上げた。
テクニカルな箇所で抜こうとすれば自分がミスするだろうと思い、そこでは抜かずコース幅が広い芝生区間まで足を溜める作戦にした。
作戦が思った以上にハマり、気づけば先頭集団が見えていた。ついに先頭を走ることができ、芝生区間で少しの差だが引き離すことができた。ここからはお互い気持ちの勝負だと思い、差を縮まらせないペースで走った。全六周回のうち後半2周からちょっとずつ差が開き始めたので、もっと差を開けようと芝生区間を全力で踏んだ。他の区間は踏むというよりテクニックでカバーできたので自然と足を回復することができた。
ラスト一周に入り、さらにペースを上げたがコース後半のシケインで落車してしまった。
すぐに立て直すことができたことや先頭に立ってから差を開いていたこともあり、ギリギリで優勝できた。
焦りやプレッシャーに押しつぶされてしまったこともあり、走りがナーバスになってしまってとても悔しい。
次戦はUCI琵琶湖。初ME1で厳しいレースが予想されますが、日本最高峰のクラスで走れる楽しみもあるので全力で頑張ります。
日頃からサポートしていただいている佐藤GM、渡辺監督。
そしてスポンサー様、サプライヤー様。
応援していただいているファンの皆様。
本当にありがとうございます。
恩を仇で返さぬよう、精進してまいります。
ありがとうございました。
阿見寺 俊哉レポート
天気は快晴、気温は15度程度の肌寒い中でのレース。朝若干雨が降っていたものの、路面はドライのままで比較的走りやすいコンディションとなっていた。
コースは序盤に芝生の平坦区間、中盤に少しテクニカルになり、また芝生平坦区間を挟んで終盤に忍者返しがいくつかある構成だった。
集団の中間くらいからレースがスタートし、序盤は上手くかわせず埋もれ気味になった。まずは落ち着いて脚を活かして上がれる平坦の芝生区間で着実に前に上がっていった。
忍者返しは試走の時に上手く行かず不安があったものの、レースの時には苦戦せずに突破することができたので2周目には先頭に追いつくことができた。
先頭を抜いた後は、パンクなどの大きなミスをしないよう余裕を持ったペースで周回を重ねていった。
しかし、最終ラップの最終コーナーから2つ手前の砂利の区間で転倒してしまった。すぐにバイクに乗って1位でゴールすることができたが、後ろが追い込んできていたので少し危なかった。
今回もサポートして頂いた佐藤GM、奥さん、カメラマンの皆さん、ご支援をしてくださっている渡辺先生、スポンサー様、サプライヤー様、本当にありがとうございます。
次戦はシリーズ5戦目の琵琶湖グランプリ、年代別カテゴリでの出場となりますが全力で頑張ります。
内田 宇海レポート
天気は晴れ 路面はドライコンディション
試走した感じは踏んでもすぐにコーナーが来るのでなかなかテクニックが求められるコースに感じた。
スタートは67番目で後ろから2列目だった。
スタートした直後、密集状態の集団で落車が発生。
ギリギリで止まれたものの後ろから追突される。バイクに異常はなかったのですぐ再スタートし少しでもポジションをあげるため追い上げていくが、前の選手がスリップして巻き込まれる。その後もコーナーでインから強引にラインをねじ込んできた選手が目の前でスリップしたりと思うように走れない。
その後ホームストレートの段差でチェーンを落としてしまう。
すぐに復帰できず、さらに順位を落としてしまう。
その後もリズムを取り戻せず先頭とのタイム差は広がるばかり。
30分ほどでレースを降りた。
落車にまきこまれないポジションどりを意識して序盤をこなさないとスタートした時より悪い位置になってしまうのでこれからは慎重にラインを選択していきます。
サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、ありがとうございます。
次戦は琵琶湖CX、昨年はうまく走れなかったコースですが少しでも速く走れるようがんばります。
山田 駿太郎レポート
自己評価:10点
幕張海浜公園に作られた特設コース。昨年とはコースが変わり、ガンガンスピード系のコースになっていた。
目標:全日本選手権の関東側のメンツはほぼ揃うので、現状の自分の実力を確かめるために、全力を出し切ること。
もともと雨予報だったが、当日は曇り時々小雨で、コースはドライだった。ここまでのレースより寒かったので、アップを念入りに行った。
スタートは、ペダルを若干踏み外したもののとりあえずは悪くなく、右から上がっていたタジマ選手と争ったが押し負け、後ろに入った。平地では何度か前に出ようと試みたが、うまくいかないまま林間のテクニカルセクションに入った。
テクニカルセクションのニンジャ返しの手前で、タジマ選手のインをついて前に上がった。そこからニンジャ返しをこなし、テクニカルセクションを抜けて、また平地エリアに戻ってきた。
平地エリアのピットの手前で、ノザキ選手が前に出てきた。それ自体は想定通りだったので、後ろについていった。そのままシケインに突入し、2人でシケインを飛んだところ、二枚目で自分が勝手にバランスを崩し、前転してしまった。衝撃が入ったためしばらく辛かったが、とりあえずその時は問題なさそうだったのでレースを再開した。
その週は自分に落ち着くよう言い聞かせながら走った。前との差も見たが、まだ追いつける範囲だったので追撃を始めた。若干出力の上がりにくさを感じたが、構ってられないのでその考えは頭から追い出した。
2周目の途中から、上半身右側に痛みが出てきた。しばらくは気のせいだろうと思っていたが、そのうち走りに支障が出てきた。レースを降りることを考えたが、とりあえず次のピットまで行って判断しようと思って走り続けた。
3周目のコントロールラインを越えるころには、本格的にダメな感じがしてきた。ピットまで行ってその場でDNFをした。
今回のレースは、意気込んでいただけに、一つのミスが大きな痛手になりました。全日本にもその後に向けても、全力で努力をするために、一刻も早く回復させます。
サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様いつもありがとうございます。今はとにかく一刻も早い回復に努めます。