弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第 41 回全日本自転車競技選手権 BMX レース

会場   

大泉緑地公園 (大阪府堺市)

開催日 

2024年10月13日 日曜日

天候    

晴れ

結果 

男子エリート         深川 匠    6位 3モトシステム(Moto1:6位、Moto2:6位、Moto3:5位)

女子エリート    丹野 夏波  4位 3モトシステム(Moto1:REL失格、Moto2:2位、Moto3:6位)

男子U23              中林 凌大    3位 3モトシステム(Moto1:5位、Moto2:2位、Moto3:1位)

Boys13-14           堀江 樹    8位 (予選Moto1:1位、Moto2:1位、Moto3:1位 準決勝1位)

Girls13-14           柴田 依南   4位 3モトシステム(Moto1:4位、Moto2:4位、Moto3:4位)

使用機材等

バイク       : WIAWIS ROKON CARBON or ATOM-X CARBON

タイヤ       : IRC TIRE SIRENPRO RISE 20×1.75 or 20×1.90

磁気ネックレス    : ANGLE eモデル01or02 ネックレス

深川 匠 レポート

年に一度のタイトル戦、ここ数年間は表彰台にも手が届いていなかった為、自分なりに試行錯誤しながら練習やトレーニングを続けて臨んだ。

普段練習をしていないコースではあるがコースのレイアウトは変わらない為、特に心配することなくレースを迎えた。前日の練習で上手くいかなかった部分も当日の公式練習では修正して良い形でレースを迎えた。

全日本選手権では初めて3モトシステムとなり、1本も油断出来ない一層緊張感のあるレースとなった。

1本目:6位

8ゲートからのスタート、スタートで若干ミスがありアウト側だった為第1コーナー手前でイン側に寄りに行ったが間に合わず6位、その後は巻き返すタイミングがなくそのまま6位でゴール。

2本目:6位

1ゲートからのスタート、1番イン側で有利な位置にいたがスタートから1個目のセクションでアウト側の選手に先行されラインが無くなり第1コーナーで加速出来ず順位を落とした。その後最終ストレートで前の選手と距離を詰めたがまたしても6位となった。

3本目:5位

4ゲートからのスタート、この日1番の良いスタートを切れたが第1コーナー進入時は4位だったが抜かれてしまい5位となった。後半でどうにか順位を上げたかったが届かずそのまま5位でゴール。

3本の合計で結果は6位となった。

今シーズンは自分なりに考えを改め、全日本タイトル獲得に向けて練習を続けてきたがレースに全く絡むことも出来ず、惜しいところにもいけず非常に悔しい気持ちで終わってしまった。

来年はタイトル獲得出来るよう努力していこうと思いますが、まずは今シーズンのレースがまだ残っているので、しっかり成績残せるように気持ちを切り替えて練習、トレーニングを積んで臨みたいと思います。

多くのサポート、応援ありがとうございました。

引き続き宜しくお願い致します。

中林 凌大 レポート

1年に1度しか来ないタイトルレース。優勝者にはナショナルチャンピオンジャージが贈呈される。

ジャージが贈呈されるカテゴリーに昇格してからは1度も優勝した事がなく、昨年の同大会も2位で終えた。悔しい気持ちを1年間トレーニングにぶつけて今大会まで準備してきた。

大会前日、当日レース前に行われた公式練習は、夏の間に同会場に練習に来ていたことや、大会1週間前にも練習に来ていたこともあり、最低限の確認でレースに望んだ。

今大会は7名、3本走った合計で順位が決まるシステムにより行われた。

総合:3位

1本目:5位

毎年1本目は緊張するが、今年も緊張した。しかしそれを自然な事と捉えて受け入れる事ができた。

スタートは悪くなかったが、1つ目のセクションに入ると両サイドの選手が見えた。外側の選手が自分よりも先行しており、内側に切り込んでくる様子だったので転倒を避けるために前にいかせた。その際に内側から来ていた選手も前にいかせる形となってしまった。第1コーナーに入り、第2ストレートのプロセクションへ向かっている時にも内側の白線付近を走っていた自分よりもさらに内側からこじ開けるように選手が入ってきてしまい、さらにポジションを落とした。そのままレースは進んでいき、最終コーナーを4位で回る。最終コーナーは内側に切り込んでしまうと失速に繋がってしまうが、ラインがなく切り込むしかなかった。最終ストレートで5位を走行していた選手に最後に刺されてしまい、ゴールした。

2本目:2位

1番内側の1コースからのスタート。今回もスタートは悪くなかったが、1本目で1位でゴールした選手がやはり速い。第1コーナーを2位で回り、プロセクションへ入る。うまく1位との距離を詰めながら走り、最終コーナーに入る時には射程圏内。しっかりと外側を回ってスピードをしっかりつけて追い上げ、最後ゴールラインでのハンドル投げの勝負になったが、わずかに届かず2位でゴールした。

3本目:1位

2本目に後方で起きていた転倒の影響で2人の選手が出走不可となり、5名で3本目を争う事となった。2本目を終えてのポイントの合計で自身の優勝はなくなってしまったが、まだ2位は狙えるポイントである事となによりもこのままで終わるわけにはいかないと望んだ。

1番外側の8コースからのスタートとなったが、スプリントには自信があるため、自信を持ってスタートした。うまく決まって第1コーナーにトップで入る。続くプロセクションも大きなミスなくまとめて第3ストレートへ。少しミスはあったが、差はあまり縮まっていない。最終コーナーを落ちついて回り、最終ストレートは後続を引き離して1位でゴールした。2位に入った選手が自分と総合2位を争っていた選手だったため、総合3位で大会を終える事となった。

1年間この大会でタイトルを獲るためにやってきていたので、3位で終える事となってしまったのは悔しい気持ちでいっぱいだった。来年がU23での最後の年となる。しっかりと勝ってエリートカテゴリーに昇格したいので、気持ちを切り替えてまた1年間トレーニングに励んでいこうと思う。

今大会も多大なるサポートありがとうございました。

今シーズン残り数戦となりましたが、引き続きよろしくお願い致します!

丹野 夏波 レポート

<レースに向けて>

レースの1週間前から現地入りして、ゲートを含むコースでの練習も行い万全の状態に仕上げることができた。レース前日の公式練習では、ゲートから第1バーム出口までのラインを入念に確認した。練習からゲートの調子が良く、他のライバル選手の前に出れていたので自信を持ってレース当日に挑んだ。

<レース> 

1本目:良いゲートが決まり1位でスタートヒルを下ったが、2個目の時点でアウト側の選手と横並びの状態で第1バームに飛び込む形になり、入口地点のラインの内側に入ってしまった。そのまま1位でゴールしたが、ラインカットの反則により8ポイントのペナルティを受けた。

2本目:アウト側からのスタートで3位で第1バームに入ったが、上手くインに切り込み2位についた。加速をつけて1位を狙ったがラインを塞がれ、そのまま2位でゴール。

3本目:ほぼ全員が横並び状態で1個目に入ったが、両側の選手に挟まれる形で接触し、転倒。6位でゴールした。

<レースを終えて>

5月の世界選手権が終わってからはこの大会で優勝することを一番の目標・モチベーションにしてトレーニングをしていたので、このような結果で終わってしまったことは本当に悔しいです。他の選手のレベルも上がっている中で、自分も過去最高の状態を作れている感覚があり、事前の練習でも確実な手応えがあった分悔しさも大きいです。しかしながらこの1年を振り返ると、オリンピック出場を逃し自分に自信を無くしてしまったところから、またこうして日本のトップを目指せるレベルまで戻ってこれたことは自分にとって大きな意味があることだと感じています。ほんの少しのミスが結果を大きく変えてしまったことへの悔しさはありますが、このプレッシャーのかかる大会で自分のベストを出し切れたことには満足しています。改めてBMXレースの難しさとともに楽しさを感じることができた大会になりました。

日頃よりサポート、応援していただきありがとうございました。

引き続きよろしくお願いいたします。

堀江 樹 レポート

1本目:1位

2ゲートからのスタート。

アウトコースに早い選手がいたので、若干よせながら、はしった。第二ストレートではイン側を死守し、コーナーでは自分の加速できるラインで走ることができた。

一位でフィニッシュ。

2本目:1位

3ゲートからのスタート。

コーナーの入りがすこしアウトの方になっていたので、インコースをしめすぎずに、自分の走りができるやうに走行した。

3本目:1位

8ゲートからのスタート。ゲートが上がり過ぎてしまい、ゲートタイムは遅くなってしまったが、そこからリカバリーしてタイムを伸ばしていった。

準決勝:1位

3ゲートからのスタート。ゲートが決てることができた。第二ストレートで、予選でミスをしてしまったところを修正していき、とてもスピードを伸ばすことができた。

一位でフィニッシュ。タイムは全体で2位だった。

決勝:8位(DNF)

2番目のピックで、3ゲートを選択。

スタートがヒットしてしまい、少し遅れ、隣の選手がよろついたのにペダルが止まってしまった。第一ストレートの2つめで、インを死守しようと相手とコンタクトをしたがハンドルが引っかかてしまい、転倒。DNFとなってしまった。

今シーズン1番のビックイベント。この大会のために練習を積んできたので、ベストを出しきれない結果に終わってしまいとても悔しいです。緊張で体が硬くなってしまいました。挑戦者の気持ちを忘れずに1から練習しなおしたいと思います。応援、サポートありがとうございました。

柴田依南 レポート

今大会は前回のJBMXF大東建託シリーズ岩手大会で怪我をしてから復帰するまで少し時間がかかってしまい、あまり練習が出来ずにレースを迎えることになった。

怪我してからコースに乗ったのが前日の公式練習が初だったので、ロールの感覚やゲートの感覚などを忘れてしまっていた。

なので公式練習ではタイミングや感覚を確認しながら走った。

1本目:4位

ゲートのタイミングが合わずみんなとワンテンポ出遅れてしまった。第1バームでは外に膨らんで漕いでスピードをつけた。第2ストレートで前の選手に追いついたが抜かすことは出来なかった。4位でゴール

2本目:4位

1本目でゲートを失敗したのでペダルの位置を変えてスタートしてみたが2本目も出遅れてしまった。1個目のセクションでイン側に寄っていったが寄せきれず4位でバームに突入。第2バームでスピードをつけて

第3ストレートで抜かそうとしたが抜かせず最終バームは何も出来ずそのままゴール。

3本目:4位

今回のレースの中では1番よくスタートが決まったが周りと比べると遅かった。真ん中からのスタートだったのでイン側によっていくことを意識した。第1バームで内側に入ろうとしたがラインギリギリだったので攻めずに前の選手についていった。第2バームで漕ぐ瞬間に後ろにペダルが回ってしまい失速した。ロールでもまくれそうになったりしてミスが多かった。結果は4位となった。

準備が全然できずに迎えたレースだったので悔しい部分は沢山あるが次のレースに向けて頑張っていきたいです。

応援ありがとうございました。

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