弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

THE ROAD RACE TOKYO TAMA

大会名   

THE ROAD RACE TOKYO TAMA

開催日  

2023年12月3日(日)

結果  

【WE】 小林 あか里    3 位 

【ME】  岩田 聖矢   11位

      阿見寺 俊哉     20位

    内田 宇海    33位

使用機材等   

フレーム                 :FELT AR FRD DISC ,FR FRD ,FR Advanced DISC

ホイール                        :VISION METRON40SL DISC ,RIM BRAKEチューブラー

タイヤ・チューブ        :Vittoria Corsa Pro, Corsa Graphene2.0

BB           :WISHBONEセラミックBB

ハンドル・ステム      :FSA SL-K

サイクルメーター      :WAHOO BOLT,ROAM

ペダル            :WAHOO SPEEDPLAY ZERO 、AERO

サドル           :sellesanmarco SHORTFIT 2.0 Carbon FX

サイクリングウェア     :ekoi

サングラス        :ekoi

ヘルメット              :OGK kabuto AERO-2 ,IZANAGI

バーテープ・ボトルゲージ:OGK kabuto 

シューズ          :GAERNE カーボンG-STL,G-Sprint

ケミカル                 :和光ケミカル

サプリメント        :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション    :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

小林 あか里レポート

自己評価 : 50点

約3ヶ月ぶりのロードレース。乗り込みを始めて1週間ほど、コースがフラット基調であることもあり、今の時期には丁度良いコースレイアウトであった。

気温は低く、スタート時の体感温度は1桁であった。

身体を冷やさないよう、いつもより多く着込み、スタート。

マスドスタートであったため、スタート直後からレースは動き出す。

シクロクロスをやっている選手を中心に、積極的なアタックが繰り広げられる。しかし、コースがフラットなことと、登りが短く、アタックをかけても逃げには繋がらない。むしろ、集団で走っている方がスピードが出るため、最後のスプリント勝負がほぼマストになると予想された今回のレースでは、そのスプリントに向けて脚を少しでも温存しておくことが必要となった。

残り20キロ地点で、2名の選手が交互にアタックを仕掛けると集団は大きく割れ、先頭集団7名に絞られた。この7名でのゴールスプリントとなる。

ゴール地点は90度にコーナーを曲がり、約1キロの直線であった。自分は集団の1番後ろ、渡部選手の番手で位置取りをする。今までの経験を活かし、位置取りは上手くできた。ただ、スプリントが苦手な自分にとっては、最後のスプリントでバイクを前に進ませられず、3位でのゴールとなった。

どんな状況になっても勝てる力をつけるため、このオフシーズンは、自分の弱点を強化するトレーニングを積んでいきます。

応援、サポートありがとうございました。

岩田 聖矢レポート

自己評価 : 60点 

12月のロードレース、気温も低く、この時期のロードレースは初めてだった。

2024シーズンへのトレーニングを開始して間もなく、コンディションも仕上がっているとは言えない状態だったが、大勢の観客の前でレースに対して前向きにワクワクしながらスタートした。

コースは細かいアップダウンが続き、終盤は下り基調で、集団有利な事から集団スプリントになることが予想された。3人という少人数で集団スプリントで勝てる可能性は低いと考え、有力な逃げにはしっかり反応していく、スプリントになれば阿見寺選手で狙うプラン。

レースがスタートし、予想通り激しいアタック合戦になる。レース中盤まで逃げが決まらないまま進む。アタック合戦にはチームメイトと交代で反応していたが、反応するだけで精一杯なところもあった。

レース中盤、集団の緩んだタイミングで、ukyo山本選手と、ブリジストン児島選手を含む有力な逃げが抜け出す。抜け出させてはならない2選手で反応したいところであったが、先頭付近に位置出来ておらず、気づいた時には差が開いて閉まっていた。その後も集団前方はukyo,ブリジストンの有力な2チームが抑えに入り、タイム差が詰まらず終盤に入る。ukyo山本選手が先頭から離脱し、児島選手のみとなるが、単独でも強力で逃げ切られてしまった。

メイン集団では、内田選手、自分、阿見寺選手の順で先頭付近でトレインを組み、スプリントに備える。しかし、最終局面で阿見寺選手がポジションを落としてしまい、チームとして、最高位は自分の11位となった。

3人ながらトレインを組めたのは収穫であるが、最後まで上手く運びたかったところである。

2024シーズンへの準備をしっかりとして、来シーズンは更なる飛躍をできるように取り組んで参ります。

2023年のロードレースはこれが最後となります。

スポンサー様、サプライヤー様、チーム関係者の皆様、1年間を通してサポートしていただき、本当にありがとうございました。

阿見寺 俊哉レポート

自己評価 : 30点 

 天気は晴れ、気温は10度弱の気温の低いレースとなった。

 今回のレースは登りの時間が比較的短く、尚且つスピードで押し切るようなコースであった。集団スプリントの展開を想定した作戦とした。レース前半はアタックに誰か入るようにし、ラスト15kmからのフラットになる区間からは集団スプリントのための位置取りをした。序盤の着いている場所が良くなく、右京の選手のアタックに反応仕切れなくなっていて良い立ち回りと言えない部分もあった。

 レースの大まかな展開としては序盤はグリフィンの選手や愛三の選手等が入っている逃げが起き、そこには内田選手が入っていたため

 自分が最後に発射されることを想定して後半は内田選手や岩田選手の背後で待機しスプリントに備えていた。残り数キロからは先頭から10番手以内に居るような位置取りを内田選手がしてくれており、ここまではとても理想的な位置に居ることができた。残り2キロからは周りの動きもかなり激しくなり、多少強引にこじ開けるような場面も多くなっていた。終盤はブリジストンのトレインの背後に弱虫ペダルのトレインが付いておりとても良い位置にいたはずであったが、自分が残り1キロの地点のコーナーで付けなくなってしまい上手くスプリントを掛けることが出来なかった。上手くトレインが決まっていたら表彰台に乗れる可能性が高かっただけに、とても勿体無いことをしてしまった。あのような場面でも物怖じせずに行かなければならない。

 東京の都会でこのようなラインレースを走るのは人生で初めてであり、ラストの集団スプリントの展開も初めてで今回のレースはとても勉強になった。

 最後になりますが、サポートして頂いた佐藤GM、渡辺先生、スポンサー様、ありがとうございます。同じ失敗を繰り返さないよう振り返り、これから先のレースの為にトレーニングを積んでいきます。

内田 宇海レポート

自己評価:70点

天気は晴れ。12月と寒い中でのレースになった。

距離は72kmと短いが、ラインレースで都会の中を走れる体験は貴重でした。

東京でのレースは初めてで沿道に観客もいて緊張していた。

レースが始まりローリングで前方を位置取る。

逃げが出来る可能性は少ないがスプリントになっても自分は勝てる可能性が薄いので集団ゴールになった場合は

スプリントが強い阿見寺選手を発射させるプランと後手を踏まないよう逃げへ乗る作戦だった。

各チーム強い選手がアタックするもなかなか逃げが決まらない。

半分を過ぎてもまだ決まらずペースが早いまま進む。

下り基調になった区間で3名の強い選手が飛び出す。

自分は前におらず反応できずに見送った。

逃げは最終的にBS兒島選手のみになった。

残り10kmくらいから阿見寺選手と岩田選手の位置を上げるため風を受けポジションを上げた。

コースの端から上がり後ろに飲み込まれにくい位置を走った。

ラスト2kmは集団前方10人以内の位置でポジションをキープしてスプリンターチームのトレインに遅れないよう注意してポジションをキープ。

BSのトレインが残り1.5kmほどで上がってきたので後ろに着き5番手で最終コーナーを抜けた。

後ろを確認すると阿見寺選手がはぐれてしまい、側には岩田選手だけだった。

岩田選手はトレインを乗り換え何とかもがいたが力不足だった。

自分も位置取りをしていたためもがく足はなく残り200mでどんどん追い抜かれて行く。

チームのトレインは崩壊してしまったが普段はレースでトレインを組まなかったので良い経験が出来た。

東京での貴重なレースの走りを色んな人に見てもらって大変嬉しい大会だった。

サポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサー、サプライヤーの皆さまありがとうございました。

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