2023フランス遠征第6-8戦
[Puy l’Eveque・Biran・CASTELNAUD LA CHAPELLEレース]レースレポート
大会名
ピュイ=レヴック・ヴィラン・カステルノー=ラ=シャペル
開催日
2023年8月5日(土)、6日(土)、9日(水)
結果
【Puy l’Eveque】 内田 宇海 7位
五十嵐 洸太 11位
【Biran】 五十嵐 洸太 6位
内田 宇海 12位
【CASTELNAUD LA CHAPELLE】 五十嵐 洸太 20位
岩田 聖矢 30位
内田 宇海 -2rap
・使用機材等
フレーム :FELT AR FRD DISC ,FR FRD ,FR Advanced DISC
ホイール :VISION METRON40SL DISC ,TRIMAX35
タイヤ・チューブ :Vittoria Corsa Pro, Corsa Graphene2.0、Corsa control
BB :WISHBONEセラミックBB
ハンドル・ステム :FSA SL-K
サイクルメーター :WAHOO BOLT,ROAM
ペダル :WAHOO SPEEDPLAY ZERO ,AERO
サドル :sellesanmarco SHORTFIT 2.0 Carbon FX
サイクリングウェア :ekoi
サングラス :ekoi
ヘルメット :OGK kabuto AERO-2 ,IZANAGI
バーテープ・ボトルゲージ :OGK kabuto
シューズ :GAERNE カーボンG-STL,G-Sprint
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
内田 宇海レポート
【ピュイ=レヴック】
自己評価:70点
天気は曇り
暑くもなく涼しい良い気温
石畳の登りがある3.2kmを25周するレース
スタートからハイペースで登りを利用して振るいにかけようとする選手達
周回賞が毎週あるので登りは常にアタックなどが起こりハイペース
2周目に単独で飛び出した選手が順調にタイム差を稼いでいく
メイン集団は周回賞を狙いペースが上がっては下がって前と詰められる感じではなかった。特に40代のフランスチャンピオンが強かった.毎周アタックしていたと思う。
何人か飛び出したりして追走が出来そうになるが決まり切らない
自分も危なそうな逃げにはブリッジし後手を踏まないように動いた。
だがレース中盤脚のある選手5名の逃げが出来る。
この動きは対応出来る位置にいたが脚がなく実力で置いていかれてしまった。
その後1分以上差が開き絶望的な状況に。
メイン集団ではすぐ側で落車が起こり少し怖かった。
交通整理も完璧ではなく車が入ってきたりとかなり神経を使った。
メイン集団も10人程で数が少なく引けるメンバーも半分くらい
ここから抜け出すため五十嵐選手と協力して追えるメンバーに絞ろうと登りでペースアップ。
しかし自分と地元選手の2名でしか抜け出せずそのまま前を追いかける。
最終的には追い付かず7位でゴール。
石畳のラインを間違えると無駄に脚を使うため終始ラインを考えて走った。
レースの動きは見えていたが実力が足らず悔しい思いをしたレースだった。
明日も似たようなレースなのでしっかりと結果が残せるよう頑張ります。
【ヴィラン】
自己評価:40点
天気は晴れ
コースは1.6kmの短い登りとコーナーがテクニカルで自分が苦手とするコース
レース前のミーティングで今日はメンバー薄くエースを決めてやってみようと浅田さんに提案された。
直近のレースで調子の良い自分が選ばれたがコースの苦手意識があり不安になってしまう。
スタート直後後ろにいってしまいインターバルがかかる最悪の位置でレースを進める
3周経って五十嵐選手の位置まで上がり、前で温存する走りを心がけた。
単独で飛び出した選手がいたがいつ逃げたのか分からずレースの展開を把握出来ていなかった。
2位集団は周回賞だけペースが上がりその他の周回はゆっくりと進む
五十嵐選手と協力し単独での抜け出しにチャレンジするもチェックが厳しく誰も行かせてくれない。
周回賞でペースが上がり集団が少なくなって安定するかと思われたがラップされた選手が集団に混じっており中切れなどが起こり無駄の脚を使う。
レース終盤は集団から少し遅れて戻ってを繰り返し千切れてしまった。
その後は淡々と走り完走。
テクニカルなコーナーでも遅れて無駄に踏んだり付いていく事に集中しても短い登りだと遅れてしまうのは問題なので改善出来るよう頑張ります。
サポートして頂いている皆様ありがとうございました。
【カステラノー=ラ=シャペル】
自己評価:40点
天気は晴れ
一周2.3kmを30周するインターバルがかかる短い周回
上りは1分ほどで後半斜度がキツくなり上りのパンチ力が必要になるコースだと感じた。
前回前々回と同様にパンチャー有利コース、今回はお腹の調子が良くなく体が動かないイメージでスタートした。
ローリングが6周あったがいつ終わるのかわからず位置を下げた状態でスタートしてしまう。
上りでのペースが早く前から落ちてくる選手をかわしながら前にいったが自分も脚をだいぶ使ってしまっていて程なくして千切れてしまう。
しかし千切れてもメイン集団で走る分には問題ないので後ろを待ちグループで走りなるべくレースの流れに乗ろうと走った。
しかし周回賞の上りのペースアップでまたも遅れてしまう。
再び後ろに追いつかれた際は集団もバラバラになっており
ペースの合う選手と周回をこなしゴール。
このようなコースでいいレースができていないのでしっかり対応できるよう練習していきます。
・五十嵐 洸太レポート
【ピュイ=レヴック】
自己評価:60点
1周3.2kmのコースを25周する80kmのレース。石畳のある1分半程の登りが勝負所になる。前々で展開し、勝ち逃げに乗ることを目標とした。
スタートから登り坂でペースが上がり、ハイペースな展開となった。
2周目に単独で飛び出した選手がタイム差を広げていく。メイン集団は周回賞を狙った動きで登り坂ではペースが上がるものの、下りや平坦では落ち着いてしまう。追走の動きには反応できるよう前々で展開していった。
レース中盤の登りで力のある5名が抜け出し、追走集団ができた。この動きには反応できる位置にいたが、実力不足で遅れてしまった。
前との差を詰めようと積極的に集団牽引やペースアップをしたものの、タイム差は縮まらない。メイン集団は人数が減り、ローテーションに回れる人も少なくなった。
最終周の登りでペースを上げ、4名で抜け出す。ゴールまで4名で走り、スプリント勝負で3着となった。全体11位でゴール。
先頭や追走集団には実力不足で乗ることができなかった。一方で前々に位置でき、レース展開を見ることが出来たのは良かったと思う。また石畳の登りを初めて走り、ライン取りや走り方を経験することができた。
明日も登り坂を含むレースで同じような展開が予想されるが、上位でゴールできるよう最善を尽くしたい。
【ヴィラン】
自己評価:75点
1周1.6kmを40周する64kmのレース。
平坦はほとんどなく、後半に向けて斜度の上がる登り坂と急な下り坂で構成される。道幅は狭く、位置取りが重要になるコース。
前々に位置し、勝ち逃げに入ることを目標とした。
序盤に1名が飛び出し、タイム差を広げていく。追走集団を作ろうと積極的にペースアップをしたり、アタックに反応していった。
メイン集団は周回賞を狙った動きがあり、登り区間ではペースが上がる。ペースアップによって数人に絞られるが平坦では牽制となり、抜け出すことはできなかった。また逃げている人の仲間がチェックに入り、抜け出しにくい状況であった。
このような展開の繰り返しで逃げとのタイム差は大きく開いていく。終盤にはメイン集団をラップし、優勝を確実にした。
その後、集団は10名程に絞られる。アタックはかかるが抜け出すことは難しく、集団一つで周回を重ねていった。
最後は2位争いのスプリント勝負となり、6位でゴールした。
積極的に動くことができ、レース内容としては良かったと思う。しかし、優勝した選手にはラップされてしまい、力の差を痛感した。
またスプリント力や高強度のパワーが足りておらず、今後の課題として改善していきたい。
【カステラノー=ラ=シャペル】
自己評価 :20点
1周2.3kmのコースを30周する69kmのレース。
1分程の短い登りが勝負所となる。またハイペースな展開になると前に上がることが難しく、位置取りが重要になると感じた。
ローリングスタートとなり、6周パレード走行をした。しかしローリングの周回数を把握できておらず、位置を下げた状態でスタートしてしまった。
スタートからアタック合戦となり、ハイペースな展開となる。集団後方ではインターバルがかかり、着いていくだけで限界であった。
なんとか耐え、集団が落ち着いた頃には20名程に絞られた。ここまででかなり脚を使ってしまい、その後も展開に絡むことはできなかった。
残り10周で登りのアタックに着くことができず、遅れてしまう。
その後は完走を目指し、周回を重ねてゴール。
位置取りが重要と分かっていたのにも関わらず、スタートから位置を下げてしまっていた。集中力が足りておらず、今後同じような事はないよう気を引き締めていきたい。
【カステラノー=ラ=シャペル】
・岩田 聖矢レポート
自己評価 : 55点
2.3km×30周回、1分程の登りとテクニカルな下りを反復するようなコース。
自分は1週間前に落車してしまっており、怪我明けでのレースになった。
落車の痛みも抱えながら、少し不安な気持ちでスタート地点へ。
スタートすると、得意なコースレイアウトで思った以上に体も動いた。
集団前方でレースを進め、緩んだタイミングでは自らアタックもすることが出来た。
しかし、この日は気温も高く、レース序盤から踏めてはいるが、足が吊りかける感覚もあった。
焦って1時間20分時点でボトル3本を飲んでいたが、勝負所で足が吊ってしまい、集団からドロップ。
フランスも日中はそれなりに暑く、レース前からの水分補給を疎かにしてしまった。
レース中の前へ前への意識は良かったが、反省も大きいレースだった。