日本CSCロード
大会名
日本CSCロード
開催日
2023年6月4日(日)
結果
【JPT】 内田 宇海 優勝
細川 健太 16位
青島 冬弥 DNF
藤本 元貴 DNF
【JFT】 小林 あか里 優勝
【JYT】 野嵜然新 6 位
使用機材等
フレーム :FELT AR FRD DISC ,FR FRD ,FR Advanced DISC
ホイール :VISION METRON40SL DISC ,RIM BRAKEチューブラー
ロックリング :KCNC
タイヤ・チューブ :Vittoria Corsa Pro, Corsa Graphene2.0
BB :WISHBONEセラミックBB
ハンドル・ステム :FSA SL-K
サイクルメーター :WAHOO BOLT,ROAM
ペダル :WAHOO SPEEDPLAY ZERO CLIP-IN ROAD BIKE PEDALS
サドル :sellesanmarco SHORTFIT 2.0 Carbon FX
サイクリングウェア :ekoi
サングラス :ekoi
ヘルメット :OGK kabuto AERO-2 ,IZANAGI
シューズ :GAERNE カーボンG-STL,G-Sprint
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
内田 宇海レポート
自己評価:90点
天気は晴れ。前日まで台風の影響で天気が悪くday1はレースキャンセルとなり不安でしたが、天気は持ち直し晴れに。
コースは全日本で使われる8kmの修善寺
距離も112kmと前哨戦として持ってこいのコースでした。
今日のレースはツールド熊野が被っており、いつものjプロツアーメンバーがおらずE1と混走という感じでした。
しかしマトリックス小林選手、群馬グリフィン金子選手、オープン参加のEF門田選手など有力な選手も参加しているので厳しいレースになると予想。
序盤からマトリックス小林選手、安原選手がペースを上げ続ける。
4周目までペースが落ちず集団はわずか10数名に減った。
途中、中切れを起こしてしまったりしたが何とか喰らいつく。
小林選手の強さがとんでも無く中盤は小林選手を見合いペースが緩む。
千切れた選手も下りや登り返しで追いついてきたりなかなかペースが上がらない。
先頭がわずか7名で後ろの集団とは5分以上差が着き優勝争いへ。
残り2周で自らアタックを試みて周りの選手の脚を確認する。
EF門田選手、マトリックス小林選手が追走してきて脚の残り具合を確認。みんなきつそうだった。
最終周に入るホームストレートで安原選手のアタックからのカウンターで門田選手が抜け出し少し差が空いてしまう。
自分も追うためアタックしたがパンチ力がないため後ろが付いてきてしまい一旦踏みやめる。
なので斜度のきつい坂でアタックして一人で追う事に切り替えた。
計画通り抜け出し一人で追走をかける。
最後まで持つペースを刻んで差が縮むか確認しながら追走。
感覚的に最後の坂で追いつきそうなので焦らず踏む。
残り2kmで追いつく。
頂上でもう一度アタックして逃げ切りを狙うが対応された。
スプリント勝負になると部が悪いと思い残り300mから早がけをしようと思いシューズのダイアルを締める。
門田選手を前に出し渾身のアタックを決め逃げ切れた。
理想的な勝ち方が出来てとても嬉しかった。
また全日本のコースで勝てたのでいい弾みを作れそうだ。
このまま調子を上げて本番の全日本優勝目指し頑張ります。
優勝出来たのはサポートして頂いた佐藤GM、渡辺監督、スポンサーの皆様、のお陰です。
本当にありがとうございました。
細川 健太レポート
自己評価:65点
今日の天気は晴れ、普段より暑い1日だった。今年の全日本の8kmコースだった。
試走の時は少し足が重い程度で体調や調子は悪くはなかった。
今日はチームプレーなどはなく、ただただ耐えるだけのレースだった。個人的な目標は、完走したく、シングルリザルトを出したいと思っていた。
レースが始まり、8kmコースの登りに入った時からマリノ選手のペースアップで集団が半分以上いなくなり、2周目の登りでもペースアップがあり、自分は付いて行くことができ、そこでまた30人弱に絞られ、3周目の登りでまたペースアップがあり、自分はそこで千切れてしまった。そして、3人グループで追っていたが、10秒差が一周した時には1分以上離れてしまい、後ろのグループと合流した。後ろのグループでは20人程度で先頭交代をしながら走っていたが先頭グループとの差がどんどん開き、レースの半分ぐらいが過ぎたあたりで5分以上の差が開いた。
今回のレースの足切りは8分だったが、その後先頭グループと自分のいる後方グループとの差が5分辺りで推移し、レースを続けることができた。その後は足がある選手が先頭を引き、先頭集団から遅れを取らないようにした。その後は下りなどで無駄足を使わず、登りのために足を残す事にした。
ラスト2周を過ぎた時に、後方グループでは自分がペースアップをし、3人で抜け出すことができた。そして、5kmコースの登りのところで集団が追いついてきたのですぐに前の集団も捕まるだろうと思い、後ろに戻ってしまった。しかし、3名のその集団はそのまま行ってしまい、付いていけばシングルリザルトを出せた可能性があったので小さな判断ミスで目標にしていたシングルリザルトを出せなかったのは悔しい。次はそういうようなミスをなくしたい。
だが、この前の群馬に比べると成長を感じられたので少し自信がついた。
応援してくださった皆さん、サポートをしてくださったGMの佐藤さん、スポンサーの方々、ありがとうございました。今週末の群馬も頑張ってきます。
青島 冬弥レポート
自己評価 : 5点
全日本と同じコース、距離ということで気合を入れてレースに挑んだ。前回の東日本ロードクラシックでの反省を活かし、しっかりと調整をしてレースに挑んだ。
前にいなくてはレースの動きについていけないので、スタートラインにも早めに並び、前を確保してスタートした。
スタート直後からハイペースでレースが進み、アタックが何度もかけられた。自分は前に位置取っていたもののかなりキツく、そのペースについていけなかった。2周目の登りでは心拍がかなりきつく、早くも遅れてしまった。
その後のグルペットでも心拍が下がらず踏む力もなく遅れてしまった。完全に力不足であった。
今回のレースを走るにあたって、練習も登り中心かつ長時間の練習を行い、その後の調整も考えて行ってきた。前日走った感覚やアップの感覚も悪くなく、今回は自信を持ってスタートできた。しかし、現実は全くと言っていいほど太刀打ち出来なかった。想像と現実があまりにも乖離していた。
今回のレースでは常に心拍が高く、最大心拍付近での我慢が出来なかった。もっと高い心拍を維持するトレーニングを行っていく必要があると考えた。また、前半のハイペースにしっかりついていく為にアップではしっかりと心拍を上げてからスタートしたいと考えた。
沢山の方々にサポート、応援していただいているのにも関わらず、不甲斐ない走りが多い。本当に自分が情けない。何か一つでも走りで恩返しができるように、前を向いてやるべきことを全力でやっていく。
日々考えながら少しでも成長する為に努力していきたい。
藤本 元貴レポート
自己評価 : 5点
今回の伊豆CSCでの大会は全日本と同じコースレイアウト、距離で前哨戦とも言える大会でした。
5月からより一層練習に集中し、体のコンディションも良い状態でレースに挑みました。
レース距離は112kmと長いですが、スタートの1時間前くらいからローラーで体を温めて、
自走でコースの状態等をチェックし、スタートラインに立ちました。
レースはリアルスタートするとペースは一気に上がり、小林海選手を主導に1周目を終えました。その地点で集団は分裂気味で、2周目の登りもしっかりハイペースが続き私はその地点で力尽きてしまい、心拍を落ち着かせる頃にはメイン集団が見えなくなり、集団から落ちてしまった選手たちと3周ほど周回し、タイムアウトとなり降ろされてしまいました。
今大会は前哨戦って言うのもあり、しっかり前々で闘いたい気持ちと日々の練習を少しでも活かす気持ちで挑んだが、現実はそう甘くなくまだまだ実力不足と言うのを思い知らされ本当に悔しいです。
ただ今やっている練習など自転車に乗らないインドアトレーニングなどは間違っていないと思うので、これをもっと精度を上げていくことが大切だと思いました。また、他の選手に比べ体の絞り具合がまだあまいと思うので、筋肉量を減らさず、体調も崩さず今年の一つの目標である全日本優勝に向かって頑張っていきます!
そしてチームメイトである内田キャプテン!
優勝おめでとうございます!
最後になりますが、今回サポートしてくださった佐藤GM、そして渡辺監督、スポンサーの皆様、ありがとうございました。
小林 あか里レポート
自己評価 : 70点
今回のJBCF修善寺大会は3週間後に控えた全日本選手権と全く同じコースが使われた。
そのため、昨年のエリート全日本チャンピオンなど、メンバーも普段より多く、ハイペースのレース展開が予想された。
前日の雨の影響はほとんどなく、スタート時は蒸し暑く感じた。
ローリングスタートで8キロコースに入る。
スタート人数は22名。落車もなく、静かにアクチュアルスタートまで走行した。
アクチュアルスタートと同時に一気にスピードアップを図る。8キロコースで最もきつい登りからのスタートでもあったため、そのスピードアップによって人数は8名ほどになる。そこから、他の選手のアタックによりさらに人数は絞られ、4周完了時には先頭4名になった。
自分は、2周目に一度先頭集団から離れてしまったが、下りのテクニックを活かし、すぐに先頭に追いつく。そこからはアタックにひたすら付いていく状態が続いていた。
4周目後半に一度、自分からアタックを仕掛けた。それにより、一旦は樫木選手と2人になったが、ホームストレートでは再び4人になった。
5周目に入り、残り6キロ付近の登りで樫木選手がアタック。それに反応し、緩んだタイミングでもう一度自分からアタックをした。そこからはテクニカルな下り。下り切ってからの登り返しで、樫木選手と20メートルほどの差があった。登りでもう一度踏み直し、差が更に広がったことを確認。独走状態に持っていくことができた。
1人になってからは、タイムを意識して走る。
後続と4分以上のタイムギャップを生むことができ、トップでフィニッシュした。
8キロコースで3周以上を独走できたことは、全日本に向けて大きな自信となった。一方で、全日本は今回よりも距離が伸びることや暑さも予想されることから、レース前の準備がより一層大切になると感じた。
今回はレース優勝、中間スプリント賞、そして、リーダージャージを獲得することができました。サポートしてくださる方々のおかげです。
本当にありがとうございました。
野嵜 然新レポート
自己評価 : 25点
今回のコースは走った事のない8キロコース。自分の全日本は京都の美山で開催のため、このコースで全日本が行われるわけではないが、ロードレースとしては自分はこのレースが全日本前最後になるため、しっかり攻めた走りをして勝ちたいところ。
コース的に上りが多く人数も少ないのでかなりスローなレース展開になると考えた。
目標としてはレース後半に抜け出して独走優勝することだった。
レースとしては最初はローリングで進み、秀峰亭を曲がって上りに入ったらアクチュアルスタートが切られるが、誰もペースアップしなかったので自分がペースを上げた。そのまま先頭を走り後ろとローテを回しながら進めて行くが、自分が想定していたペースより遅く、後ろで待つ事が出来ずにすぐ先頭に出て前を引いていってしまってた。展開的には時々散発的なアタックがかかるが、どれも決定的な物にはならず、自分もまだ決めるつもりはなかったが、誰かがアタックした後の反応を全部自分が最初に反応してしまっていた。レースとしては中盤になっても心肺的にも余裕があり、残り2周半の登りで一気に仕掛けた。狙いとしてはここから一気に人数を絞って抜け出そうと考えていた。
結果的に6人の集団を3人まで絞り、このまま行けるかと思ったが後ろの3人もローテを回し追い付いてきて、一緒にいた2人と交代したがペースがあまり上がらずで結局じれて1人引きしてしまっていた。その直後のホームストレートで脚が攣ってしまいペダルを回す事が出来ず、集団からドロップ。これで全てが終わってしまった。この後の2周は1人で走り、レースを終えた。
絶対に勝つと思っていたレース。勝てると思っていたし自信はあったが、自分が本当に弱すぎた。全日本前で残り時間がない中でのこの結果は悔しいし不甲斐ない。
次に向けて気持ちを切り替えるのは難しいが、今週末もレースなので強い気持ちを持ってトレーニングして行きたい。
沢山の応援とサポート、本当にありがとうございました。