弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第1回JBCF袋井・掛川ロードレースday2

大会名   

第1回JBCF袋井・掛川ロードレース

開催日  

2023年3月26日(日)

結果  

【JFT】  小林 あか里   優勝

【JYT】  野嵜然新            優勝

【JPT】  五十嵐 洸太  4位

            岩田 聖矢   DNF

            内田 宇海   DNF

      細川 健太   DNF

            青島 冬弥   DNF

      藤本 元貴        DNF

使用機材等   

フレーム               :FELT AR FRD DISC ,FR FRD ,FR Advanced DISC

ホイール                      :VISION METRON40SL DISC チューブラー

タイヤ・チューブ      :Vittoria Corsa Graphene2.0

サイクルメーター    :WAHOO BOLT,ROAM

ペダル          :WAHOO SPEEDPLAY ZERO CLIP-IN ROAD BIKE PEDALS

BB :WISHBONEセラミックBB

サドル        :sellesanmarcoSHORTFIT 2.0 Carbon FX

サイクリングウェア   :ekoi

サングラス      :ekoi

ヘルメット            :OGK AERO-2 CV,IZANAGI

シューズ        :GAERNE カーボンG-STL

ケミカル               :和光ケミカル

サプリメント      :グリコ パワープロダクション

日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect 

小林 あか里レポート

自己評価 : 85点 

ロードレース開幕は例年通り、雨の中のスタートとなった。

出走は20人。普段よりも少し多い人数となった。

コースは今年から初開催となった場所であったため、当日朝の試走で初めて走った。コーナーが多く、道幅の変化も激しいテクニカルなコースだというのが第一印象であった。

スタートはローリングスタート。人数の多さと天候、コース状況から落車の可能性も多くあったため、位置取りは前方に取ることを心掛けた。

アクチュアルスタートの後も集団のペースは変化なく、大きな動きがないまま13周のうち、7周回が完了した。途中、何回か他の選手がアタックをしたが集団自体は動かず、かなり大きな集団のままであった。

自分も何度か動きをつくろうと試みたが、決定的な動きにはならなかった。

今回の課題は、逃げたら最後まで踏み続ける事だった。残り5周を過ぎ、コーナーの立ち上がりで一気に踏んだ。前に1人逃げている選手がいたので、気持ち的に逃げやすかった。また、このテクニカルなコースは自分が得意とするものだったので、自信をもって逃げることができた。

前方で引いている時間がレース前半は多かったので、残り30㎞弱をひとりで逃げ切れるかは分からなかった。しかし、踏めるところは踏み、メリハリをつけてレースを行うことを心掛けたことで、独走状態を築き上げることができた。

ロードレース初戦を優勝という形で始めることができて良かった。しかし、まだ強化すべきところや課題は多くあるので、さらに強くなれるよう上を目指していきたい。

応援ありがとうございました。

野嵜 然新レポート

自己評価 : 80点 

今季最初のロードレース。今までオフロード競技をメインに活動して来たからこの3月にロードレースからシーズンインする事は自分にとって初めてだったし、ロードレース自体の経験もほぼないため、今の自分の実力はどれくらいなのかを確かめるくらいの気持ちでスタートした。

コースは全長6キロで、幅的には狭めな上に天候は雨だったので落車などには注意して走ろうと思った。

レースはローリングスタートなので焦らずゆっくり前の方に上がって行った。アクチュアルスタートが切られた後も集団のペースはそんなに上がらず、ときどき散発的なアタックがかかるが逃げは出来なかったので、常に前の方に位置取りして、ローテションを回して行った。10周目の最後の下り手前で2人飛び出した。そのうちの1人はマークしていた選手でもあったのでチェックに入ったら後ろの集団との間隔が開いたので、このままこの人数で抜け出そうと思いレースを進めて行った。

最終周回に入った直後に2人に絞られたのでとりあえず後ろに追い付かれないように出来る限りのハイペースで進めてあわよくば独走したいと思ったが登りで突き放すことが出来ず、スプリント勝負に備えた。最終コーナーを番手で入って一気に仕掛けて1位でゴールする事ができた。

レースが始まるまでは今の自分がどんな走りが出来るかは正直分からなかったが、チームの練習などでベースアップは出来てはいると思っていたから、優勝したいと思っていたので優勝する事ができて良かった。それでも自分から仕掛ける回数は少なかったし実力的にはまだまだ力不足すぎると思っています。でもそれは伸びしろがあるとプラスに考えてまた練習して行きたいと思います。

次のレースも応援よろしくお願いします。

五十嵐 洸太レポート

自己評価 : 85 点 

2日目も昨日に引き続き雨のコンディションとなった。一方で距離は132キロと長くなり、前日とは違う展開になると予想した。

前半から積極的に動き、後手に回らないようにしていきたい。

スタートから2周目の登りで8名の選手が先行しているのが見えた。ほとんどのチームの選手が逃げに乗っており、ブリッジを掛けてチェックに入る。入部選手(シマノ)、今村選手(BS)、小林海選手(マトリックス)、新城選手(キナン)ら有力選手を含む9名の逃げ集団が形成された。メイン集団とは最大で2分程開き、タイム差を維持するように協調体制でローテーションして行く。逃げ集団からドロップしないよう体力を温存し、残り距離は長い為、補給を多く摂ることを心掛けた。

メイン集団はキナンとブリヂストンがコントロール。レース中盤になるとタイム差は40秒前後まで縮まってくる。吸収されないように逃げ集団もペースを上げていく。ここでタイム差が縮まらなければ逃げ切れると思い、脚を貯めつつも、なるべく速いペースで引くようにした。タイム差は再度広がり始め、逃げ切りの可能性が高くなってくる。

残り5周の登り区間で入部選手がアタックし、単独先頭となる。逃げ集団は4名までに絞られ、追走するも差は30秒前後まで広がった。この辺りから脚に疲労感を感じ、余裕がなくなってくる。

残り2周の登りで今村選手が一気にペースを上げていく。反応することはできたが、脚は限界ぎりぎりで、着いていくだけで精一杯だった。入部選手とのタイム差を一気に縮め、最終周に入る手前で吸収する。

最終周では登りでのペースアップに着いていくことができず、千切れてしまった。諦めずにペースで踏んで行き、牽制した集団に復帰した。再度登りでアタックが掛かり千切られるが、先頭は牽制状態に入り、追いつくことができた。残り300メートルまで牽制が続き、スプリント勝負となる。最終コーナーを5番手で曲がり、1人捲っての4位でゴールとなった。

成長を実感し、自信に繋がるレースであった。残り2周から脚は限界であったが、何とか粘り、4位に入ることができてよかった。一方で表彰台に登った選手とは力の差が大きいことを実感し、より一層練習を積んでいく必要がある。目標とするレースに向けて、日々精進していきたい。

最後になりますが、雨の中サポートや応援を頂いた方々、スポンサー様、サプライヤー様、ありがとうございました。

岩田 聖矢レポート

自己評価 : 30点 

6km×22周回の132kmで行われた。

前日に引き続き、悪天候が予想された。

前日の反省を活かして、サバイバルシートの他に胴回りにホットオイルを塗り、その上にサランラップを巻くなど、工夫をした。

前日の装備に追加して、ジャケット、レッグウォーマーも装着し、スタートした。

スタートし、前日より体が動いたものの、思うようには動かなかった。2周目にできた逃げに五十嵐選手が反応してくれて、メイン集団とタイム差が開いていく。

集団で待機し、補給を取りながら次の展開を待ち、周回を消化していく。

そこで雨の影響か自分の機材の調子が悪くなったため、先にレースを降りていた藤本選手のバイクに乗り換えた。サポートカーが集団まで引き戻してくれて集団が見えるところまで行った。

しかし、ヘアピンカーブで焦ってしまい、単独で落車してしまった。

そのまま行けば集団にも追いつき、リザルトも狙えただけに勿体ない。

昨年から何度か落車しており、自分のミスでの落車も多々起こしてしまっている。

落車をして良いことは何も起こらないし、

これは改善していかなければならない。

いつもご支援いただいているスポンサー、サプライヤー様、チーム関係者の皆様、いつもありがとうございます。

不甲斐ない結果で申し訳ありません。

ここで折れず、目標まで頑張ります。

引き続きよろしくお願い致します。

内田 宇海レポート

自己評価:30点

昨日に引き続き雨のレースとなった。

寒さが昨日よりありサバイバルなレースになると予想。

スタートラインへ並んでいたら前輪のスポークが折れてしまう。

幸いスタート前だったので代輪に変える事が出来た。

だがそのせいで前に並んでいたが後ろにいってしまう。

レースがスタートしローリング区間では道いっぱいに選手がおり位置を上げるのが遅くなってしまう。

前の状況がわかる頃には逃げが行ってしまっており五十嵐選手が行っていた。

逃げとの距離がありブリッジはリスクがあると判断して様子見した。

最終的にはこの逃げが逃げ切ってしまう。

そこらはシマノとブリジストンとキナンのコントロールでレースを消化していく。

自分が10周くらいのところでパンクしてしまいニュートラルのホイールをつけてもらいカーペーサーで集団に戻れた。

だが確認を怠り11速スプロケットのホイールをつけてしまい変速がうまく決まらず苦戦。

それで後輪を交換しようとチームのホイール交換して集団から遅れっぱなしになってしまった。

変速に拘らずついて行っていれば完走は出来たかもしれななかった。

判断ミスでした。反省して今後はしないようにします。

2日間雨のレースでサポートしていただいた佐藤GM、渡辺監督、スポンサーの皆様、本当にありがとうございました。

細川 健太レポート

自己評価:20点

今日の天気も雨。

132kmと長いレースのため、昨日より少し着ていくことにした。

スタート直後、広い駐車場に入るところでメカトラが発生、マビックさんにホイールを借り再スタート、車で引いてもらい丸々一周して追いつく事ができた。その時には既に逃げ集団が形成されており、五十嵐くんが乗っていた。

その後集団は落ち着き始め、チームの位置どりをし始め、シエルブルーと位置取り争いをしながらもキナンの後ろを取る事ができた。そこからはチームの位置を守るために少しは貢献できたと思う。10周目くらいから練習量が確保できていないことからキツくなり始めた。12周目、キツくて順番を少し下げたところ、目の前で落車が発生、巻き込まれはしなかったが芝生に突っ込み集団から少し遅れた。なんとか集団に復帰しようと頑張ったが差がどんどん開き遅れてしまった。

力不足すぎるレースだった。これからは体調も回復し始めるので、しっかりと練習を重ねて次のチャレンジロードで最低でも10位以内に入れるように頑張りたい。

応援してくださった皆さん、地域の方々、レース主催者の方々、スポンサーの方々、佐藤GM、平川マッサーありがとうございました。

青島 冬弥レポート

自己評価 : 10点 

昨日と同じく雨の中でのレースとなった。

今日は昨日より距離も倍以上とハードなレースになることが予想された。前で勝負をし、積極的に走ることを目標にスタートした。スタートしてからほどなくして10名程度の逃げができ、五十嵐選手が入った。人数的にもう1人乗せなくてはいけなかったが、自分はこの時前に位置取ることが出来ておらず、逃げに入ることは出来なかった。またしても位置取りをミスしてしまった。そこからは内田選手、細川選手、岩田選手とまとまり周回をこなしていくが、少しペースが上がったところで力がなく、後ろに下がってしまい、集団が伸びた時に千切れてしまった。そのまま1人で走ったが、レースをおりることとなってしまった。

今回のレースでは、自分の技術不足が明確となった。コーナーでは毎回前の選手と離れてしまい、立ち上がりで毎回脚を使ってしまっていた。また、位置取りも完璧に出来ず、前をキープしようとしてもどうしても後ろに下がってしまう。もっと集団走行技術を身につけ、勇気を出してレースを行いたい。また、実力も圧倒的に不足している。集団についていくことが出来ないと話にならない。自分はまだまだスピード域が足りないと痛感した。人よりも倍練習をし、実力をつけていかなくてはならない。やることは練習あるのみと明確なので、頑張っていきたい。また、チーム最上位でゴールしてくれた五十嵐選手は常に先頭で戦い、粘りの走りでチームに成績をもたらしてくれた。同い年ということもあり、良い刺激を受けることが出来た。少しでも早く追いつけるよう努力していく。

雨の中サポートしていただいた佐藤GM、マッサー平川さん、多大なるサポートをしてくださる渡辺監督、スポンサーの皆様、ありがとうございました。

挫けることないよう前を向いて精進して参ります。

藤本 元貴レポート

自己評価 : 20点

 2日目のレースは昨日よりも悪天候で風も吹く中レースはスタートを切りました。

リアルスタートになってから位置取りは少し後ろになってしまったが2周目入ってすぐに番手は前の方に陣取ることができまずは焦らず行こうと思っていた矢先にメカトラによってMAVICさんにフロントホイールを借りてカーペーサーを利用してある程度復帰は出来たがメイン集団には復帰できず3つ目くらいに出来た7人ほどのパックで5周ほど回して回収となってしまいました。

2日間なんとも言えない気持ちでレースを終えてやり遂げた!とは言えないが自分はまだまだやることが山ほどあると言うのが再確認出来ました。レース回収後はチームのアシストに回らせていただいたのですが、チームメイトがこれほど頑張っているのに私もなぜこんなところでレースを降りているのか。もっと踏ん張れと強く思いました。次戦は伊豆CSCで行われるチャレンジサイクルロードレースなのでそこでしっかりと練習の成果を出し、全日本に向けてしっかり頑張っていきます!

最後になりますが、2日間雨の中サポートして下った佐藤GM、平川さん、

いつも走る機会を与えて下さっているチームのスポンサー、サプライヤー様の方々ありがとうございました。

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