第1回 JBCF 古殿ロードレース
大会名
第1回 JBCF 古殿ロードレース
開催日
2022年7月18日(月)
結果
【JPT】 入部 正太朗 7位,香山 飛龍,岩田 聖矢,内田 宇海,細川 健太 DNF
使用機材等
フレーム :AR FRD DISC,AR FRD DISC
ホイール :VISION METRON40SL DISC チューブラー
タイヤ・チューブ :Vittoria Corsa Graphene2.0
サイクルメーター :WAHOO BOLT,ROAM
サイクリングウェア :ekoi
ヘルメット :OGK AERO-1 CV,IZANAGI
シューズ :GAERNE カーボンG-STL
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
バイクスタンド :リッカルアルミサイクルスタンド
入部 正太朗レポート
自己評価:80点
福島3連戦最終日は古殿ロードレース。
距離は109.8kmで獲得標高も3000mオーバーの厳しいコースで行われた。
気温も高くサバイバルな展開になる事はスタート前の時点で想像できた。
個人的には登坂力での力勝負は厳しいと感じていたので序盤から攻めて逃げを狙った。
かなり踏んで何人かの選手と抜け出したが足並みも上手く揃わず程なくして3人になってしまった上にマトリックスのコントロールに対して抵抗はしたつもりだが20〜30km逃げてから吸収されてしまった。
ただ単に登坂勝負に身を任せるよりかは隙をついて少しでも更なる可能性を見出したい一心で序盤から攻めてチャレンジしたので結構脚も使ってしまったが、レースはまだ半分にも満たない段階だったので、正直「これはやばい、今日は終わったかもしれない、死ぬ気で粘るが地獄が待ってる」と思った。
厳しいコースで自分よりも登坂力のある選手が何人もいる中で逃げにチャレンジするのは勇気がいる。もし上手くいかなければダメージの代償は大きいものとなる可能性があるからだ。
けど、僕はやっぱり逃げやチャレンジが好きだから一か八かとも言えるかもしれないが自分のスタイルを出せて良かったと思っている。
捕まった後はひたすら粘るレースとなり内田や岩田のサポートも受けながらなんとか走り切って優勝したトマルバ選手からはかなり遅れて単独でフィニッシュした。
結果は7位だった。
完走者は8名という超サバイバルレースになった。
福島3連戦はこれにて終了。
・石川クリテリウム8位
・石川ロードレース5位
・古殿ロードレース7位
今回は3連戦の総合成績の表彰もあり上記の成績から総合3位で締めくくることが出来た。
そして今日でJPT前半戦は終了となり次戦は9月まで空くので一回やすんで、また仕切り直したいと思う。
スポンサー様、ファンの皆様、大会関係者の皆様、スタッフの方々、ありがとうございました。
岩田 聖矢レポート
自己評価: 60点
距離は109km、獲得標高が3000m以上という、厳しいコースレイアウトで争われていた。
役割としては、入部選手と香山選手のサポートをすることになった。
前日までのコンディションも考えると、不安ばかりだったが出来ることはやろうという気持ちで挑んだ。
1周目の登りで複数名の逃げが出来た、そこには入部選手、香山選手を送り込むことが出来て、作戦通りで僕達としては良かった。
しかし、有力チームであるマトリックスが逃げに選手を送り込んでいないこともあり、序盤からハイペースでの牽引が始まった。
これは予想外で逃げ集団とメイン集団のタイム差は大きくなることはなく、3周目辺りで吸収された。
ぼくは内田選手と次の展開へ集団内で準備していた。逃げがキャッチされ落ち着いたかと思うと、4周目は登りの麓からハイペースで集団が進んだ。ここで僕は1度ドロップしてしまったが、登りの頂上まで粘りギリギリ集団に復帰することが出来た。
5周目に入ったところで、内田選手が他チームと3名ほどで飛び出してくれた。この動きによって、僕と入部選手は集団の前の方に位置取ることが出来た。
内田選手が吸収されたタイミングで集団のペースが上がり、登りで散らばった。ぼくは入部選手を少し引き上げることで精一杯だった。
そこからはグルペットで感想を目指したが、残り2周で降ろされることになった。
今回の3連戦では、改善点がたくさん見つかり、少しの収穫もあった。
後半戦に向けては少し時間があるので、もっと力をつけて、後半戦では活躍できるように取り組んでいきたいと思う。
いつもサポートして下さる、スポンサー様、サプライヤー様、ありがとうございます。
後半戦に向けて、精進致しますので、引き続きよろしくお願い致します。
細川 健太レポート
自己評価:10点
今回は初めての古殿ロードレース。登りがキツく、かなりハードなレースになった。
スタートしてアップダウンがある所で、すでに足にきてしまい、下りは前の方で下らなければならなかったけど、集団の中盤くらいで下りに入ってしまった。そして下りきって、登り返しの所で、先頭があっという間に前に行ってしまい、後ろがバラけ始め自分も耐え切れずドロップしてしまった。
本当に何も出来ず、一周も持たないで千切れてしまって本当に情けない事をしてしまいました。
サポートして下さった方、スポンサーの方々、応援して下さった方ありがとうございました。
内田 宇海レポート
自己評価:50点
雨の予報だったが晴れて暑い日になった。
自分はアシストに徹して走ろうと思いスタートから前に行きアタックや逃げへ対応をしようとした。
入部さんと香山が逃げに乗ったのを確認し集団で待機して後の展開に備えて走っていたが
集団での位置取りでシマノの後ろを他チームと争っていた。チームのエースが逃げに乗っている時は乗せていないチーム、アイサンの前くらいを争ってもよかったと反省。
途中香山が逃げから降ってきてしまい
逃げの人数がさらに減る秒差もマトリックスのコントロール下であまり開かなかった。
入部さんの逃げも3-4周目で捕まってしまい振り出しに。
自分も登りで遅れ気味になりながら入部さんを出来るだけサポートして集団から遅れてしまった。
昨日よりは走れたが実力不足でした。
もっと安定して走れるよう努力していきます。
3日間サポートしていただいたGM、マッサースポンサーの皆様ありがとうございました。
香山 飛龍レポート
自己評価 :30点
目標
コースが上り下りのみで力勝負になるので、前待ちを狙い逃げで展開する事。
展開
スタートから岩田選手、内田選手、入部選手と集団前方に位置する事に成功し、逃げの動きに警戒する。
前方で下りを終え、メインの上りで数人が先行していたのでアタック。後ろからも少し時間を置いて追いかけてきたので踏み続け、入部選手と自分を含む8人ほどのパックになった。上りはかなりハイペースで進み、気づくと5人になっていた。
自分としても正直に千切れそうになるくらいキツく、脚の感覚はかなり悪かった。戻る選択肢は無いものの、逃げを決める為の勝負所で率先して牽引出来なかった。
集団が離れない事からハイペースは続き、ドロップ。入部選手含む3人が先行し続けてくれたが集団は容認せず、結果的に振り出しに戻った。
自分はドロップしたタイミングで集団のペースアップに対応できずそこからも溢れてしまう。諦めずに周りの選手や下りを利用して全力で踏み何とか集団に復帰したものの、限界は近かった。
数周回プロトンで走ったが完全に力尽きてレースを終えた。
考察
疲労を感じる。狙いや見極める能力は以前より付いたように感じるが、脚の動きが悪く単純に弱かった。
これでは目指す場所に対してお話しにならないので、今はしっかり休み時間をかけて原因の分析をする。そして経験値にしていこうと思う。
サバイバルレースなだけに生き残れなかった事がとても悔しい。過酷な場面で走り続ける選手が1番かっこいいから。
シーズン前半を終える形となりますが、支えて下さったGM、マッサー、スポンサーの皆様ありがとうございました。後半戦は結果で返せる様努力しようと思います。