弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第26回全日本選手権シクロクロス

全日本ME

大会名

第26回全日本選手権シクロクロス
開催日

2020年11月29日(日)
結果

男子エリート 織田 聖:2位,前田 公平:8位
男子U23 中島 渉:6位
女子エリート 唐見 実世子:4位
使用機材
フレーム : FELT FX Advanced+
ボトムブラケット   : WISH BONEセラミックBB
ホイール      : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム
タイヤ : Vittoria 前田: Terreno Wet,織田: Terreno Wet,中島:Terreno Wet,唐見 :1st Terreno Mix,2nd Terreno Mud TLR
バーテープ : OGK
サイクルコンピュータ :WAHOO BOLT
ウェア       :RAPHA
ヘルメット     :OGK kabuto R1
シューズ     :NORTHWAVE EXTREME XCM,REBEL2
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

全日本MEー2

前田 公平レポート
最後の全日本は飯山。深い泥でのランの割合が半分近いレースとなった。スタートこそ良かったものの、最初のランから足取りが重く、早くも遅れていってしまう。リズムにも自転車にも乗れないまま集中も出来ずに8位という結果となりました。
終始単独でレースをしているとは言えないかたちになってしまいましたが、多大なるサポートありがとうございました。

織田 聖レポート
初のエリートカテゴリーでのレースとなった今回の全日本選手権。
レース前日の雨によりコンディションはマッドでランニング区間が多くとても特殊なコースだった。
ここ数年いい思い出もなく、苦手なマッドコンディションということもあり客観的に考えて表彰台に上がれれば上出来だと思いスタートした。
スタートで少し遅れてしまったが、慌てずに処理し先頭パックで走る。ミスをしないように意識しなが難しいセクションをこなし1周目完了時には沢田選手と2人に。
明らかに沢田選手の方が余裕があり泥のこなしも速く付いていくことに精一杯だった。
最後までも連れ合いスプリントバトルになったが、脚もなくスピードに乗せれず負け2位。
スタート前は表彰台に上がれたら嬉しいと思っていたが、いざ僅差で負けるととても悔しい。
スタッフの皆さん、サポートありがとうございました。
そしてたくさんの応援、サポートありがとうございました。

中島 渉レポート
U23クラス初の全日本選手権は悪天候で路面はマッドコンディションとなり、コースの半分がランニングを要する過酷な大会となった。
スタートはペダルが外れ少し出遅れるもすぐ立て直した。が、ダートに入ってすぐに目の前で落車が起きる。上手く交わし巻き込まれずに済んだが、先頭とは差が開いてしまった。自分はマッドの路面を得意とするため焦らず落ち着いて走ることを意識し、乗車率をあげて行った。1番長いキャンバーセクションでは2番手まで浮上できたが、林間セクションでランニングの遅さが響き後退してしまった。焦りから下りセクションでライン取りをミスしてしまい、杭に激しく接触し転倒してしまった。転倒の衝撃で膝と太ももを強打してしまい思うように力が入らない状況となってしまった。完全にレースのリズムを崩してしまった。周回を重ねるにつれて痛みはますがペースを乱さないように意識し、2つほど順位をあげて6位でのゴールとなった。
最初の転倒によるミスでレース全体のリズムを崩してしまったことによって今回のレースは勝負に全く絡むことが出来なかった。必ずこの経験を忘れず来年、再来年へと繋げたいと思う。
悪天候、マッドコンディションの中サポートをして下さった、スタッフの方々ありがとうございました!!

唐見 実世子レポート
私にとって飯山では2度目の全日本。それ以外でも何度か飯山CXを走った経験があるので、自分のとってとても厳しいレースになる事は最初から分かっていた。自分自身の課題としては、何があっても冷静に処理する事。失敗を恐れない事。自分では気づかないうちにリズムを崩してしまう事がよくあるので、とにかくポジティブシンキングで最後までレースに前向きに向き合う事、だった。
スタートはいつも通りに微妙だったが、大嫌いなキャンパーはものすごくゆっくりだがミスを最小限に抑え、できるだけ乗車率を上げた。林の中のランニング区間が足を取られる事も多かったが、周を追うごとに学習する事ができたと思う。
泥がネバネバで、自転車を押すとフレームとホイールの間に泥団子ができてしまうので、今回は担ぐ事が必須条件だった。これまでのレースはほとんどが押していたので、担ぐ練習ができておらず、担いでランニングする度にヘルメットとサドルがガンガンと当たるので、自然と下を向いてしまい、時々上目使いで前をみるも、先を見て走る事ができなかった。その事で林の中などのドロドロの区間を走る時に足跡を追って走る事ができなかった事がロスにつながった。担ぎ方なんて教わっておけばそこまで難しいスキルではないのに、そこまで想定できなかった自分をくやんだ。これから先も泥レースは必ずあるので、担ぎ方も身に付けたいと思った。
全体的には前回飯山を走った時に比べたら冷静に走る事もできたし、キャンパーへの対応も今の自分の中でのベストの走りができたと思う。そういう意味では少し進歩した全日本選手権だった。
今後は、今まで取り組まなかったオフロードへの理解を深めるための練習を取り入れて一つ一つ細かく取り組む事、そしてメンタル的にもどのように走ればその時のベストが出せるのか、オンロードとオフロードで違いがあるはずなので、そこをしっかりと分析していきたいと思う。
いつもたくさんの応援、アドバイスに励まされています。どんな形であれ、それらにお答えできるように、気を抜かないで取り組んでいこうと思います。これからもどうかよろしくお願いいたします。

 

全日本MU

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