JCX第3戦 関西シクロクロス マキノ(UCI-2)
大会名
JCX第3戦 関西シクロクロス マキノ(UCI-2)
開催日
2020年11月22日(日)
結果
男子エリート:織田 聖 優勝,前田 公平 3位,中島 渉 12位
女子エリート:唐見 実世子 5位
使用機材
フレーム : FELT FX Advanced+
ボトムブラケット : WISH BONEセラミックBB
ホイール : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム
タイヤ : Vittoria 前田:Terreno Dry,織田:1st: Terreno Dry/ 2nd: Terreno Mix,中島:Terreno Mix,唐見 :Terreno Mix
バーテープ : OGK
サイクルコンピュータ :WAHOO BOLT
ウェア :RAPHA
ヘルメット :OGK kabuto R1
シューズ :NORTHWAVE EXTREME XCM,REBEL2
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
前田 公平レポート
久しぶりの参戦となるマキノはコースレイアウトが変わりかなりストップアンドゴーの繰り返しのコースになっていた。2週間前に落車で頭を打った影響がどう出るか不安をかかえた状態でのレース。概ね平気だが、微妙な細かい部分でイメージとバランスがズレてしまうのが気がかりだった。
珍しくスタートが上手くいき、先頭パックでレースを展開。BS沢田選手が最初から速いペースを作り、それに追従する形。2人で若干抜け出る時もあったが決定打にはならない。中盤に先頭争いから脱落してしまい、ペースもかなり落ち込んでしまう。単独5位で先頭2人とは30秒以上、3、4位パックまでは10秒前後という状況。残り3周を切った終盤にペースを取り戻し、3位パックをキャッチ。沢田選手が織田選手から遅れ始め、そこに追いつくべく更にペースアップをはかる。最終ラップで全体の最速ラップを記録するものの2位に3秒届かず3位となった。
走りにムラがあったものの、ここ一番のスピードはあることがプラス要素。次週は全日本選手権。今年は不調に悩まされ続け、改善に向けたあれこれも全て空回りしてきたので、気楽に臨みたいと思う。
織田 聖レポート
今シーズン初のUCIレースになった関西シクロクロスマキノラウンド。
2、3日前の天気予報では崩れる予報が出ていたが、当日は晴れてドライのレースとなった。
スタートで少し出遅れてしまったが慌てずに落ち着いて先頭集団の中で走ろうと心がけるも、慌てて心と身体が噛み合わず苦しい展開だった。
そんな中、リアタイヤをスローパンクさせてしまい、先頭集団の最後尾に。
ここで崩れるかと自分でも思ったが、立て直すことができ、自分のペースで走ることができたことによりリフレッシュすることができた。
シケインのアドバンテージを活かし揺さぶりながらアタックするタイミングを考えながら走った。
自分の決めたタイミングで上手く決まったのでそこまで苦しまずに独走に持ち込むことができた。
今回も勝つことができ、とても嬉しいです。
たくさんの応援、サポートありがとうございました。
ついに来週は全日本選手権。
初のエリートカテゴリーで挑戦者の立場なので気楽に挑みたいと思います。
中島 渉レポート
JCX3戦目となったマキノはパワーを必要とし、またコーナーも多くリズムを掴みにくいコースでした。
前回よりも着実にスタート順位を上げ45番コールで入り、それでもかなり後列からのスタートなりました。スタートは前の選手のミスによりかなり出遅れ前半から無駄に足を使う展開となってしまいました。抜き所も少なく、なかなか順位をあげることができず周回を重ねていきました。序盤から足裏が痛く、いまいち力が入らずいつものような走りが出来ませんでした。後半はペースを維持するように意識し周回を重ね12位でのゴールとなりました。結果としては満足出来ませんがコンディションとしては悪くなかったので、来週の全日本に繋げたいと思います。
唐見 実世子レポート
去年は優勝しているものの、苦手意識の強いマキノ。苦手な区間と向き合いながら試走をしてスタートラインへ。
1周目は前をいく選手を抜きつつ5番手まで上がるが結局上手く走れない。2周目は得意な区間はしっかり頑張って、なんとかやり過ごす。先頭を行く選手とのすれ違う箇所を見てもラップタイムはそこまで悪くなさそう。
3周目。少し砂利の浮いた下りの左コーナーで思い切り転けてしまう。後からその箇所を見ると逆バンクになっていたが、試走の時にそこまで注意深くなれなかった。そこからは全く踏めなくなってしまい、縮みかけた前との差も逆に開く形になってしまった。シクロクロスは本当に難しく、ワンミスからのリカバリーも自分の中ではしっかりやっているつもりでも、全くできていない。出し切ろうと思っても出しきれずにゴールをしてしまう事が一番悔しい。
翌日は関西CXに参加。一晩中雨が降り続き、マッドコンディションに変化してしまい、どうしようもならなくなってしまう。スタートしてから3番手に上がるが、試走で走れていたラインも芝が剥がれて乗れなくなってしまい、一人だけ情けない状況。
踏む区間で挽回しようとするが、それよりも乗車できない部分のロスが大きく、挽回できない。
そのまま2位でのゴールとなった。
2日間を通して、結局はオフロードに対して進歩していない事を目の当たりにする事になった。来年はオフロードに触れさせてもらう機会も多くなりそうなので、オフシーズンは、その知識を深める時間をしっかり作りたいと思う。