東北CX ざおうさまC U P(UCI−2)
大会名
東北CX ざおうさまC U P(UCI−2)
開催日
2020年1月19日(日)
結果
女子エリート 唐見 実世子 優勝
使用機材
フレーム : FELT FX F1X
ボトムブラケット : WISH BONEセラミックBB
チェーン : KMC X11SL
ホイール : INDUSTRY NINEハブ & FORMOSAカーボンリム
タイヤ : vittoria TERRENO MIX
バーテープ : OGK
サイクルコンピュータ :GARMIN 530
ウェア :Champion system
アンダーウェア:CRAFT
グローブ:ROECKL
ヘルメット :OGK kabuto R1
シューズ :NORTHWAVE REBEL,REVWL2
ケミカル :WAKO’S
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルウエア用洗剤 :亀の子束子 自転車泥汚れ専用洗剤
輪行箱 : BTB輪行箱
唐見 実世子レポート
寒河江に引き続き、東北へは今期2度目。始めて走るコースなので、前日に入念にコース試走を行なった。コースはグラウンドの中をクネクネと走る部分と河川敷の重馬場の部分と調整池の周りのキャンパーや忍者返しなどの部分があって、頭が混乱しそうになる。
それでも前日試走の時は、ドライコンディションで割と走りやすかったが、レース当日は霜が溶けてしまって、全体的にグチャグチャになり、走れなくなってしまった。がっかりしつつもシクロクロスではよくある事なので、一つでも良い着順が取れるように気持ちを切り替えて走ろうと思った。
スタートは少し出遅れて4番手。そのままグラウンドに入り、先頭を行く選手からどんどんと離される。グラウンドもぬかるんでしまって、コーナリングがとても難しい。河川敷で3番手まで上がって、そのままの勢いで前を追うも、キャンパーなどで手こずってしまう。2周目に入って2番手の選手が離されているのが見え、追いついたが、キャンパー区間で前転してしまったり、うまくいかない。心を落ち着かせながらグラウンドを通過、河川敷に入って1人になる。テクニカルセクションでは離される事はあっても追いつく事は難しいので、とにかく重馬場のところで前を行く選手に追いつけるようにプッシュする。
残り3周に入った河川敷を越えたところで1位の選手をキャッチして、そのままの勢いで抜いたが、忍者返しのところで足がもつれてしまって、抜かれてしまう。そこで渡部選手のチェーントラブルがあって離れてしまって、独走体制に。とにかく大きなミスをしないように気をつけながらゴールまで走って、何とか優勝できた。
今回はグラウンドの中のセクションでの滑りやすいコーナーの処理が前より少しうまくなっていた事が良かった点だったと思った。今までの自分だったらグラウンドでもっと離されていたと思う。自分の中でのタイヤのグリップへの信頼が増した事もあったかもしれない。U C Iレースはこれで3勝目。たくさんの要素がレースを左右するシクロクロスだからこそ、今期の快進撃の裏にはチーム力はもちろんのこと、たくさんの方々のサポートと応援あってこそだというのをものすごく実感しています。次戦はいよいよ最終戦。かなり厳しいレースになりそうですが、気持ちを込めて走ろうと思います。