JAPAN CUP 2019
大会名
JAPAN CUP 2019
開催日
2019年10月20日(土)〜21日(日)
結果
asia tour hors class 織田 聖 DNF
オープン男子 前田 公平 18位,村田 雄耶 43位,長塚 寿生 DNF
オープン女子 唐見 実世子 3位
使用機材等
フレーム :FELT FR1 DISC,FR FRD DISC
タイヤ・チューブ :Panaracer RACE Evo4Series,RACE EVO 4TEAM
サイクルメーター :GARMIN Edge820J,520J,EDGE130
ブラケット フード部 :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア :Champion system
アンダーウェア :CRAFT
ヘルメット :OGK ZENARD-EX,FLAIR,AERO-R1
シューズ :NORTHWAVE EXTREME
ソックス :NORTHWAVE
グローブ :ROECKL
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
バイクスタンド :リッカルアルミサイクルスタンド
織田 聖レポート
森林公園特設コースを14周するジャパンカップロードレース。昨日の落車の影響で急遽ナショナルチームのブリジストンでの出場になってしまいました。ナショナルチームのオーダーに答えつつ、自分もUCI ポイントを狙うという目標で臨んだ。チームメイトからの助言もあり前の方からスタート。1周目からハイペースが続き2周目に入っても緩まず、ようやく2周目の後半で逃げができペースが緩んだ。しかし2周ほどしたら差が2分以上開いたので再び集団が活性化。1分差まで縮まり次の動きに備えながら集団で位置取りを開始。そしてベルギーのプロコンチームが牽引を開始しさらにペースアップ。その周の古賀志林道で脚を攣ってしまい集団からドロップ。ドロップした選手と前を追いましたが追いつかず残り5周でリタイア。乗り慣れていないバイクだったということもあるが脚の差がはっきりとしたレースだった。ロードレースはこれで終わりシクロクロスシーズンに入りますが、来シーズンのためにしっかりとロード練習に取り組んで戦える選手になりたいと思います。応援ありがとうございました。
長塚 寿生レポート
シーズンを通して最高レースカテゴリーになる「ジャパンカップ」、その本戦にはチームから織田選手が参加し、私はその前日に行われる「オープンロード」に出場した。コースはお馴染みのコースで1周が10.3km、そのコースを7周回する。
レースは台風の影響もあって開催が危ぶまれたが、いざ会場入りするとコースも綺麗になっており、昨年同様ウエットコンディションではあったが、ストレスなくレースに挑むことが出来た。
出走人数も多く、前々で展開することを今回も強く意識しながら、スタートを迎える。レースがスタートして最初の上りを先頭付近で通過し、一気に下る。その後平坦区間で6人の逃げる選手がいたので、私もジョイントしてローテーションを回す。後続から数名が追い付いて、10人程に。そのまま2周回目に入り、頂上付近で集団に吸収される。そこからは単発的なアタックがあるものの、集団の先頭で3周回目に入る。
しかし、その周回の下りで落車した選手を避けきることが出来ずに、突っ込んでしまい落車。怪我もあったために、そこでリタイアとなった。
調子は悪くなかっただけに、残念な結果に。しかし、落車を避けきらなかったのも自分のミスであり、そこのスキルも磨かないといけないと感じた。
これでチームとして参加するレースが全て終わりました。少し休んで来シーズンに向けて、トレーニングを積んでいきたいと思います。今シーズンも本当に様々な面でのサポート、多くの応援ありがとうございました。
今後もどうか宜しくお願い致します。
村田 雄耶レポート
初のジャパンカップオープンロードで、初めて走るコースでした。
レース当日は、朝から雨が降っており、路面はウェットな状況でした。
レースがスタートすると、最初からハイペースでしたが、登りは前の方でクリアできたのですが、下りでビビって後方へ下がってしまい2周目の下りで、またビビっしまいそこで、先頭集団から千切れてしまいました。
そこから千切れてしまったメンバーでペースでローテーションしながら、そのまま周回を重ね43位でのゴールとなりました。
テクニカルな下りで、路面もウェットな状態になっており、自分がとても苦手とする状況となっておりました。
トレーニング中もしっかり下りを意識して、どうにか下りで遅れないように頑張ります。
前田 公平レポート
台風の影響もあるなか、大会開催に尽力して下さった方々のおかげで今年もオープンレースに参戦することができた。昨年の暑いレースとは打って変わり、今年は生憎の雨。無駄な落車は避けたいところ。長らく引きずる不調は相変わらずだが、途中覚醒に期待してスタートした。
1周目の登りではやはり状態は思わしくない。即切れではお話にならないので、前に出てペースを作る。かなり苦しいが悟られないようにやせ我慢。滑りやすい路面に加えフラフラ危ない選手も散見されたので、あまり後ろに下がりすぎないようにレースを進めていく。そしてまた古賀志林道の登りは遅れないように前で登る。無理やり踏もうとして動きもギクシャク、そのせいで無駄なエネルギーを使ってしまっているがなんとか集団にしがみついて走る。特にアクションは起こせないまま、最後は集団の最後尾でゴール。
昨年は逃げて3位に入ったレースだったので、何とか良い成績を残したかったが、立て直すことができないまま終わってしまった。大きくコンディションを崩したまま立て直せずにシーズン後半戦が終わってしまったので、まずは立て直しと、落差を小さく安定させられるよう努めたい。
唐見 実世子レポート
3年ぶりのジャパンカップ。今年は台風被害の影響で、開催が危ぶまれていたが、皆様の尽力のおかげで無事に開催される事となった。当日の朝は雨が降りしきっていたが、それでもたくさんのお客様。宇都宮のパワーにはいつも脱帽です。
11時2分、定刻通りスタート。女子オープンは古賀志の登りや直線の平坦、ゴールまでの登り基調のアップダウンとバラエティに富んだ約10kmのコースを3周回で争われた。1時間弱の戦い。
今年はHIGH AMBITION が3名の選手を送り込んでいるので、とても不安。
予想が的中し、スタートから彼女たちのペースで古賀志の登りを登っていく。私は最後尾からスタートしたので、登りで3人に行かれてしまっているのは分かっているものの、集団が詰まって前に出るのにとても苦労する。少し経ってから前を追って、なんとか前の3人に追いつき、4人で下りに入る。
下り切ってから日本人選手がパラパラと追いついてきて、そのままペースで走って1周回目完了。
2周回目の登りはそこまでペースがあがらないが、それでも集団は小さくなって、下って後ろを見ると日本人3人とHigh Ambitionの3人の6名に絞られる。
平坦区間でHigh Ambitionがアタック。私の目には、3人の中でも登りで一番苦しそうな選手に見えたので、この先の登りで追いつくだろうと思った事と、ここで足を使っても捕まって、波状攻撃されて、足を使ってしまうだけになってしまうのではないか、と思って躊躇してしまった。
タイム差は少しずつだが確実に広がりながら2周回目完了。
3周回目の登りの途中でHigh Ambitionの2人に行かれてしまって、日本人2人で登り切る。下りとその後の平坦でなんとか前を行く2人に追いつくことができたが、その時は既に日本人は私だけ。
今から美味しく調理されるのだろう、と覚悟を決めつつもう一度集中するも、そこまでの攻撃を受ける事なくラスト200mを切る。ゴール勝負は2番手で上がれたので、表彰台だけは獲得する事ができた。
今年はずっと不調が続き、持ち味のはずだった登りもむしろ苦手になってしまった。最近は少し体が動くようになってきてはいるものの、すごく不安な気持ちでレースを走る事になった。現状を考えたら3位にまとめる事ができたのはとても良かったが、しっかりと戦ってその上で勝ちたいレースだったので、早く現状を打破したいと感じたレースとなった。これからはシクロクロスシーズンに入りますが、一つ一つのレースを走ることで、自分自身としっかりと向き合っていきたいと思います。