弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第18回JBCF 石川サイクルロードレース

石川ロードF1

大会名

第18回JBCF 石川サイクルロードレース

開催日

2019年7月14日(日)

結果

JPT  前田 公平 7位, 織田 聖 20位, 長塚 寿生 30位,村田 雄耶 ,江越 海玖也 ,大場 政登志 DNF

JFT  唐見 実世子 2位

使用機材等

フレーム      :FELT FR1 DISC,FR FRD DISC
タイヤ・チューブ    :Panaracer RACE Evo4Series,RACE EVO 4TEAM
サイクルメーター    :GARMIN Edge820J,520J,EDGE130
ブラケット フード部  :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア      :Champion system
アンダーウェア     :CRAFT
ヘルメット       :OGK ZENARD-EX,FLAIR,AERO-R1
シューズ        :NORTHWAVE EXTREME
ソックス :NORTHWAVE
グローブ         :ROECKL
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント      :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
バイクスタンド     :リッカルアルミサイクルスタンド

石川ロードPスタート

前田 公平レポート

昨年の猛暑とは打って変わって雨で冷える天気となった石川ロードレース。久しぶりのロードレースということもあり、少しビビりながらスタート。
パレード区間を終えリアルスタート。集団の真ん中か少し後ろくらいでオープニングラップをこなしていく。ペースが速く地味にキツいスピード。直角コーナーや鋭角コーナーで集団が伸びることで後ろは不利となるので、下りとコーナリングでポジションを上げていく。そうこうしている内に逃げが決まってしまっており、すぐさまブリッツェンがコントロール。昨年と同じ展開を狙ってあるだろう事は容易に予想できたので、次の展開に備える。逃げが捕まり、6周目の後半の登りで案の定ペースアップ。しっかりと対処し最終ラップへ人数の絞られた集団から抜け出そうとする動きがあり、そこに乗ろうとするも後ろもそれを容認することはなく、最後の登りへ。なんどもゆさぶりのようなペースアップがあり、数珠繋ぎのまま最終コーナーへ。上手く前に位置取りができず7位でのゴールとなった。
まずは全日本MTBを前に無事にゴールできてホッとしている。最後の展開まで残れているので、調子はまずまずといったところ。次週にむけて万全の状態に仕上げたい。

織田 聖レポート

雨の中のレースとなった石川ロードレース。
1周13.6kmのコースを7周と7kmの102.2kmで争われた。コースは全体的にアップダウンで残り4kmからゴールまでは登り基調でとてもハードなコース。
学法石川高校からパレードして周回コースの残り4km地点付近でリアルスタート。逃げたい選手が積極的に動いていたのでペースが速い。自分も逃げに乗りたかったので前で展開するものの決定的なものにはならず。20kmを過ぎた付近でナショナルチームの雨澤選手、シマノの入部選手をはじめとする強力メンバーが入った逃げができた。チームからは誰もいけなかったので少し焦ったがブリッツェンも入っていなかったので次の動きを待った。レース中盤を過ぎてBSの石橋選手が積極的に動き出したので便乗して動いてみるが見事にブリッツェンにまとめられてしまったのでブリッツェンが動くのを待った。6周目の残り4km地点でついにブリッツェンが動いた。ハイペースで登り集団をバラバラに。人数が絞られたがチームからは前田選手と、長塚選手と自分の3人が残ることができた。その後もハイペースの展開が続き残り3.5km。キナンの山本選手が1人で飛び出しそれを追う展開。残り2km手前で捕まえてペースが落ちたのでそこでアタックしてみようとしたが脚も限界ですぐに捕まってしまった。そのあとはなんとか集団にしがみつくようにしてゴール。
今回も逃げに乗るという目標が達成することができなかったので今シーズン中に達成したい。

長塚 寿生レポート

Jプロツアーの第12戦が、福島県石川町特設コースにて行われた。
このコースでのレースは18回目になり、私も何度か走った経験のあるお馴染みのコースである。1周13.6kmで私たちはパレードを含む7周回、102kmで争われた。レース当日は、肌寒い雨模様。パレード区間が長い為にパレード区間でも位置を下げないようにスタートを迎える。
パレードを終えてレースがスタートする。何度かアタックがあった後に数名の逃げが決まる。ここに私自身が乗れれば良かったのだが反応する事が出来ず。その後は前レースの反省を踏まえてチームメイトの近くを走る。
その後レースに動きがあったのは残り3周付近。逃げの吸収が近くなると、何名かのアタックが頻繁に起こる。前半に比べて、かなり足も回ってきており、指示を受けながらアタックに対応する。自分が乗ったアタックも結局は集団に吸収されて、最後の登り区間に入る。ここで私は集団から決定的に遅れてしまい、30位でのゴールとなった。
前回のレースに比べて、位置取りもアタックへの対応も良くはなったが、それでもまだ無駄足を使ってしまう場面が多々あった。それでも良い感触は得たので、次回のレースでは、更に良い結果を残していきたい。今回も沢山の方々に応援の声を頂きました。今後もどうか宜しくお願い致します。

江越 海玖也レポート

登り基調のアップダウンが続く1周13,6kmのコースを7周回と7kmのパレード区画をあわせて合計102kmのレースとなった。
当日は朝から雨が降り続き、寒さも感じる天候となった。
長いパレード区画が終わり登りに入ったところでリアルスタート。
何度もアタックがかかり、ハイペースで登っていく。後に数名の逃げが決まるが、集団のペースについて行くのがやっとで何もする事が出来ない。
登りきってもまたすぐに登るようなコースに対応しきれずキツイ状況が続いた。下りや集団が詰まるポイントで位置を上げても登りで後ろまで下がってしまう。
ギリギリの状況で集団についてはいたがレース中盤でペースが上がった際に耐えきれずドロップ。
そのあとはちぎれた選手のグルペットで走ったが残り1周に入ることは出来ず足切りとなった。
やはりフィジカルや無駄のない走り方、位置取りなど大きい課題が目立つ結果となりました。
なんとしても一つ一つ確実にクリアしていこうと思います。

村田 雄耶レポート

雨の中でのスタートとなった石川ロードレース。
パレードスタートで前に位置取り、リアルスタートになると、すぐにペースは上がり、織田選手チェックに入っていたので、カウンターのアタックにチェックに入ろうと思い、動いたのですが、すぐに限界が来てしまい、集団後方まで下がってしまいました。
もう一度、タイミングをみて、前へ上がったのですが、ペースダウンした時に集団で上手く回復できずに、登りでずるずる下がってしまいました。
そのまま周回を、繰り返すうちに集団にも着いて行けなくなってしまい、終了しました。
一度オーバーペースになってしまうと、リズムが狂ってしまい、戻せなくなってしまうのと、やはり雨の下りがすごく恐怖心があるので、練習でしっかりクリアできるよう頑張ります。

大場 政登志レポート

例年とは違い雨で寒い石川。過去にJPT5位になったこともありそんなに苦手だとも感じていないコース。
パレードでの道幅が広がったり狭まったりであとから前に出ようとするのは無駄だと思い少しでも無駄を減らしてリアルスタートを迎えるべく早めに招集エリアで並び前を取りました。
パレードは前でこなし、いざリアルスタートが切られるといきなり逃げを打ちたい連中がペースを上げて行く。そこにどうにか食らい付いて「ここは序盤の耐えどころ、逃げが出来れば落ち着く。」と思いついているだけなのに踏みすぎてしまい1周目完了前に集団から脱落。同じように集団に戻ろうとしている選手たちと協調して追うものの集団からのタイム差によってレースから降ろされてしまいました。
次戦はTTTということなので立て直して少しでもチームに貢献できるように調整して挑みます。

 唐見 実世子レポート
今年は冷たい雨の中での石川ロード。午前中にJPTのレースがあるため、8時には会場入り。疲れが残っているのか、すごく眠い。
フェミニンのレースが始まるまでJPTのレースを見たり、早めの昼食をとりながら時間を持て余す。
気温も20度くらいで、少し肌寒く感じたのでスタートオイルを塗ってもらって、準備万端でスタート。女子のレースは約13kmのアップダウンの周回コースを3周。とても短い。今回はベトナムでも戦ったブリアンナ選手や、いつも遠征などでお馴染みの金子選手もレースに参加しているので、序盤からしっかりと立ち回らなければならなかった。中でも金子選手はマークしなければならない存在だった。
1周目の下りの区間で先頭で走っていたら、集団が中切れしている。なので、緩い部分も直線もお構いなしで先頭で踏み続ける。登り区間に入りしばらくしたら既に4人に絞られていた。大体の予想通り、ブリアンナ選手、金子選手、植竹選手、私。
そこで次の展開を待ってしまって他人任せにしてしまったこと、特にマークしている金子選手とお見合いになってしまって2人で地味に足を削りあってしまったことが失敗だった。
2周回目も同様に下り区間で仕掛けて、体重の少ない自分が先頭で踏む。結構なスピードで走ったつもりだったが、絶対的なパワーが少ないこと、道幅も広くコーナーもあまり多くないことなどから、決定的な差がつくことはなかった。登り区間は相変わらず、中途半端に足の削りあい。あと少しの力と勇気が足りなかった。
3周目も同じ感じになってしまって、無駄に力を使った感じでゴールスプリントへ。トラック選手であるブリアンナ選手はゴール前で大きく伸びて、3位の植竹選手にも良い勢いで差し込まれるところだった。
自分の得意な区間で勝負できなかったことや、まずは金子選手と2人になって、そこから勝負をしなかったことがとても悔やまれたが、逆に言えば、下り区間でもアドバンテージを取れるということもよくわかった。今の状態でしか学べないこともたくさんあるので、色々と試してみたいと思った。
フェミニンのレースは参加者が少なく、レースが単純になってしまうことが多いが、今回は海外からも選手が来てくださったり、国内でも上位の選手が走ってくれてとても楽しいレースになったし、得ることも大きかった。これからも前向きにレース活動したいと改めて感じたレースとなった。

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